35歳で年収600万円を得ている方は順調にキャリアを築いており、一般的に見て高いレベルと言えます。しかし、現状に満足しておらず、もっと高みを目指したい方は多いでしょう。
35歳・年収600万円以上の方がさらなる年収アップを目指すためには、戦略的な転職活動が必要です。
現時点で上位層に位置しているだけに、方法を間違えると「転職しなければ良かった」と後悔する可能性もあります。
本記事では、35歳・年収600万円以上の方が年収アップを目指すためのポイントや、ハイクラス転職におすすめのサービスについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
35歳で年収600万円以上を目指す方は、doda Xに相談してみるのがおすすめです。求人紹介、ヘッドハンティング、スカウトという3つのサービスで、あなたにぴったりの企業と出会えます。
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35歳で年収600万円の人の割合
厚生労働省の調査によると、年収600万円以上を稼ぐ労働者の割合はわずか4.7%です。35歳で年収600万円を稼ぐ方の割合はさらに少なくなります。
35歳の平均年収が442万円であるため、年収600万円以上の割合が少ないことは納得できるでしょう。35歳で年収600万円の方は、周りと比べて高いキャリアを歩んでいると言えます。
参考:doda「平均年収ランキング(年齢・年代別の年収情報)【最新版】」
35歳年収600万は転職に注意と言われる理由は?
35歳年収600万は転職に注意と言われるのには、次のような理由があります。
それぞれ詳しく見てみましょう。
現時点で高給取りで年収アップの難易度が高いから
転職に注意が必要になる1つめの理由は、現時点ですでに「高給取り」と言われる立ち位置にあるためです。
35歳という年齢を踏まえると、20代で入社して、ある程度の時間をかけながら、役職と年収を上げてきたという方も多いのではないでしょうか。
転職すると、当然ながら新しい企業での実績はゼロからのスタートになります。
そのため、いま以上の年収が得られる求人を探すこと自体、難易度が高くなるのです。
高いスキルが求められるから
年収600万円以上の求人では、高いスキルが求められることも注意が必要な点です。
一般的に、年収300~400万円台のポジションでは、「指示されたことをきちんと遂行できる」「相談しながら判断できる」といったレベルが求められます。
これに対し、年収600万円以上になってくると「自分で情報収集して正しく判断できる」「チームをマネジメントできる」といったスキルも求められがちです。
そのため、現職の企業が年功序列で、年齢とともに自然に年収がアップしてきた人は、要注意です。
一般的に30代前半までと違って求人が少なくなるから
一般的に、35歳以降は求人が少なくなることも、転職で注意が必要な理由です。
企業の仕組みとして、手を動かすプレーヤーは何十人と必要になりますが、戦略を立てたり、数字を管理したりするマネージャーはせいぜい数名で事足ります。
プレーヤーには人件費の安い若手人材が、マネージャーには経験豊富なベテラン人材が募集されるため、必然的にベテランの求人は少なくなるというわけです。
ただ、現時点で年収が600万円以上ある人は、それに見合ったスキルさえあれば、過度に心配する必要はないでしょう。
20代とは違って求人へ求める条件が多くなるから
35歳以降の転職では、20代のときとは求人に求める条件も違ってきます。
20代のときは、給料さえ良ければ、多少の残業や休日出勤を許容できることもありますが、35歳になると、結婚して子どもがいる場合もあり、家庭との両立も考えなければなりません。
体力的にも、20代のころのように、毎日睡眠時間を削って働くような生活は難しくなってきます。
また、自分はやりたい仕事であっても、勤務地や企業の安定性などで、家族に反対されてしまうこともあります。
このように、35歳前後になると給与や仕事内容以外にも求める条件が増えることが、転職の難易度が上がる理由です。
転職先のミスマッチのリスクがあるから
35歳年収600万からの転職に注意が必要な理由として、ミスマッチのリスクがあることも挙げられます。
35歳で一定のキャリアを築いている人の多くは、豊富な経験や自分なりの仕事観を持って仕事に臨んでいるのが特徴です。
そのため若手社員に比べて、転職先で仕事の進め方に納得できなかったり、期待される役割に齟齬が生じたりしてしまう可能性があります。
特に、家庭を持っている場合や、住宅ローンを組んでいる場合は、ミスマッチを感じても簡単には辞められないため、注意が必要です。
35歳の転職で年収アップを叶えるには?
35歳の転職で年収アップを叶えるためには、以下の点が重要です。
①まずはキャリアプランを明確にし転職先に求める条件整理をする
転職する際は、まずキャリアプランを明確にすることが大切です。
何のために転職するのか、10年後・20年後にどうなっていたいのかなど、長期的な視点で考えましょう。
また、転職先に求める条件の整理も必要です。
給与、仕事内容、勤務地、福利厚生など理想を言えばきりがありませんが、全てを満たす求人はまずありません。
そのため、自分の中で「絶対に譲れないこと」「できれば叶えたいこと」「妥協できること」などを分けて、優先順位をつけておくと、失敗を防げます。
②年収600万円以上の求人が多い転職サービスに登録する
転職先に求める条件が整理できたら、年収600万円以上の求人が多い転職サービスに登録しましょう。
最近はさまざまな転職サービスが登場していますが、サービスによって得意分野が異なります。
ハイクラス転職には、特有の事情や攻略法もあるため、なるべく特化型のサービスを利用すると効果的です。
例えば、現職が忙しい人の場合はスカウトサービスが利用できるdoda X、転職活動にしっかり時間を割ける人の場合はJACリクルートメントがおすすめです。
次の章では、それぞれのサービスの特徴も紹介していますので、あわせてご覧ください。
③企業研究を念入りにして、入社後の役割や職務を正確に把握しておく
ハイクラス転職に限りませんが、念入りな企業研究により入社後の役割や職務を正確に把握することが大切です。
企業が人材を募集する際には必ず背景があるため、徹底した企業研究を行えば、企業が求める人物像を深く理解できます。
明確な人材像がわかっていると、自己PRに落とし込む際にも役立ちます。
また、転職後のミスマッチを防ぐ意味でも企業研究は大切です。自分が求められる役割をよく考えて、ハイクラス転職を成功させましょう。
④過去の実績・経験やスキルを整理し、自分だけの強みをアピールする
35歳でハイクラス転職を成功させたい方は、自己分析を徹底して過去の実績・経験やスキルを整理しておきましょう。
ハイクラス向けの求人は専門性が高いものばかりです。あなたと同じように、経験や実績が豊富な人材が集まってきます。
ライバルたちとの競争に勝たなければ、ハイクラス転職を成功させられません。競争に勝つためには、自分だけの強みが必要です。
競合応募者に埋もれてしまわないように、自分だけの強みをしっかりアピールしましょう。
35歳で年収600万円の状況を打破したい人におすすめの転職サービス
ここからは、現状を打破したい人におすすめの転職サービスを紹介します。
一般的に、35歳で年収600万円は高い水準と言えるため、転職は時間をかけて慎重に進めるのも良い方法です。
その場合は、doda Xのようなハイクラススカウトサービスに登録して、良い条件のスカウトが来るのを待ってみましょう。
また、すでに転職の意志が固まっていて、早く実現したいという方は、JACリクルートメントで積極的に応募しつつ、doda Xでスカウトを待つというように、併用するのがおすすめです。
ほとんどの求人が年収600万円以上のスカウトサービス『doda X』
名前 | doda X |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:約60,000件 非公開求人数:- (2024年11月19日現在) ヘッドハンター数:約7,000名 (2024年11月19日現在) ※今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20〜50代 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | △ |
得意分野・業界 | IT・Web・メーカー・営業 |
公式HP | https://doda-x.jp/ |
詳細を見る
運営会社名 | パーソルキャリア株式会社 |
拠点 | 東京都千代田区丸の内2-4-1 |
書類添削の有無 | △ |
面接対策の有無 | △ |
スカウト機能の有無 | △ |
連絡手段 | メール、電話 |
-
- 求人数の多さ
- 4
-
- 取り扱い
業種数 - 4
- 取り扱い
-
- 4
- 利用者満足度
-
- 5
- サポート
対応
-
- 利用実績
- 5
- 人材大手パーソルグループが運営
- 外資系・日系大手からベンチャーまで幅広い求人
- 求人紹介・ヘッドハンティング・スカウトの3つのサービス
doda Xは、人材大手のパーソルキャリアが運営するハイクラス転職サービスです。
最大の特徴は、求人紹介・ヘッドハンティング・スカウトという3つのサービスを利用できる点です。
ご自身の状況に応じて、希望条件で求人を検索して積極的に応募したり、まずは企業からのスカウトを待ったりできます。
また、外資系・日系大手からベンチャー企業まで、幅広い求人を取り扱っていますが、そのほとんどが年収600万円以上となっていることも特徴です。
年収1,000万円を超える非公開求人もあり、利用した方の中には200万円以上の年収アップを実現した例もあります。
まずは登録してスカウトを待つことで、自分の市場価値も確認できます。
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- 年収アップできた
- 他のエージェントよりスカウト率が高かった
- ヘッドハンターの対応が早かった
ハイクラス特化の転職エージェント『JACリクルートメント』
名前 | JACリクルートメント |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:21,594件 非公開求人:- (2024年11月20日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20~60代 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | 可 |
得意分野・業界 | 管理職クラス、外資系企業、海外進出企業など |
公式HP | https://www.jac-recruitment.jp/ |
詳細を見る
運営会社名 | 株式会社 ジェイエイシーリクルートメント |
拠点 | 東京都千代田区神田神保町1-105番地 神保町三井ビルディング14F |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | あり |
連絡手段 | メール、電話 |
-
- 求人数の多さ
- 4
-
- 取り扱い
業種数 - 4
- 取り扱い
-
- 5
- ハイクラス
求人
-
- 5
- サポート
対応
-
- 利用実績
- 5
- オリコン顧客満足度調査で5年連続No.1を獲得
- 国内大手や外資系、海外進出企業の求人が豊富
- 各業界・企業に精通した転職のプロによるサポート
JACリクルートメントは、ハイクラスに特化した転職エージェントです。オリコン顧客満足度調査で5年連続No.1を獲得しており、初めてのハイクラス転職をサポートしてくれます。
年収800万円以上の求人を多数取り扱っているため、35歳で年収600万円超えを目指す方におすすめです。各業界・企業に精通したプロが在籍しており、あなたに合った求人を紹介してくれます。
また、国内大手や外資系、海外進出企業など豊富な求人がそろっているのも強みです。ハイクラス転職で年収アップを目指す方は、ぜひ相談してみましょう。
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- 丁寧な対応で、納得のいく転職ができた
- 面接対策もしてもらえた
- 外資系に強いと感じた
エンジニアのキャリアアップであれば『Direct type』
エージェント名 | Direct type |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:1,600件以上 非公開求人数:- (2024年11月14日現在) ※今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20代~ |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | ‐ |
得意分野・業界 | ITエンジニア |
公式HP | https://directtype.jp/ |
詳細を見る
運営会社名 | 株式会社キャリアデザインセンター |
拠点 | 東京都港区赤坂3-21-20 赤坂ロングビーチビル |
書類添削の有無 | なし |
面接対策の有無 | なし |
スカウト機能の有無 | あり |
連絡手段 | メール、電話 |
-
- 求人数の多さ
- 3
-
- 取り扱い
業種数 - 4
- 取り扱い
-
- 5
- 利用者満足度
-
- 5
- サポート
対応
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- 利用実績
- 5
- ITエンジニア専門のスカウトサービス
- エンジニアに特化した登録項目でスキルをマッチング
- 年収アップも狙える!
Direct type(ダイレクトタイプ)は、転職サービス「type」で有名なキャリアデザインセンターが運営するスカウトサービスです。
自分のプロフィールや職歴をしっかり登録しておくことが、優良企業からスカウトを受けるためのポイントです。
登録して待つだけなので、自分で検索したり、何度も面談に出向いたりする必要が無く、現職で忙しい人が利用するのにも向いています。
スカウトサービスなら、今まで自分では見つけられなかった企業に出会えることもメリットです。
フルリモート求人も600件以上扱っているので、働き方を見直しつつ年収アップを狙いたいという人は、ぜひ登録しておきましょう。
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- 登録する項目がエンジニア用で分かりやすい
- スカウトで効率よく転職活動ができた
- 職務経歴書も簡単に作れた
営業のキャリアアップであれば『SQiL Career Agent』
名前 | SQiL Career Agent |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:非公開 非公開求人:2,000件以上 (2024年8月19日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20代~30代 |
対応エリア | 東京メイン |
オンライン面談 | 可 |
得意分野・業界 | IT・SaaSの営業職 |
公式HP | https://sqil-career.com/contact_06 |
企業情報を見る
運営会社名 | 株式会社セレブリックス |
拠点 | 東京都江東区有明3-7-18 有明セントラルタワー7階 |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | なし |
連絡手段 | LINE、電話、メール |
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- 求人数の多さ
- 3
-
- 取り扱い
業種数 - 3
- 取り扱い
-
- 5
- 利用者満足度
-
- 5
- サポート
対応
-
- 利用実績
- 4
- 営業に特化した転職エージェント
- 経験豊富なアドバイザーによるサポート
- 営業スキルの視える化により自分のアピールポイントがわかる
SQiL Career Agentは、営業会社として有名なセレブリックス発のSaaS・法人系営業職転職に強い転職エージェントです。
営業スキルをデータ化する手法を独自に開発しているため、あなたのスキルを棚卸して、強みを言語化してくれます。
これにより、自分でもまだ気づいていないアピールポイントを発見したり、効果的な選考対策ができたりするのがメリットです。
また、選考対策では、営業の総合支援会社として得た知見を活かし、求人票には記載されていない企業情報まで考慮してサポートしてくれるため、高い通過率を実現しています。
営業としてのキャリアアップを目指す人は、ぜひ登録しておきましょう。
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- 本当に転職すべきかどうかも考えてくれた
- 自分の強み・弱みを客観的に把握できた
- サポートが非常に手厚かった
35歳のハイクラス転職に必要な経験・スキル
35歳の方がハイクラス転職を目指すには、以下のような経験・スキルが求められます。
市場価値が高い分野の専門的な知識・スキル
35歳の方がハイクラス転職を目指す場合、市場価値が高い分野の専門的な知識・スキルが求められます。
ハイクラス転職の中心は管理職や専門職であり、企業が求めるのはプロフェッショナルな人材です。特に専門職のポストでは、知識・スキルを有することが優先されます。
年収600万円以上の企業に転職したい方は、特定の分野でのスペシャリストを目指すことが大切です。
マネジメント能力
ハイクラス転職では、ある程度のポストに就くことが前提となっています。そのため、転職を成功させるにはマネジメント能力が必須です。
管理職以上のポジションに応募する場合には、マネジメント能力が特に重視されます。どのくらいの規模のチームを統率し、どんな結果を残してきたのかが重要です。
これまでのマネジメント実績について、数値を用いてアピールできれば説得力を高められます。
優れた語学力、海外市場に関する深い知識
ハイクラス向けの転職では外資系求人が多いため、優れた語学力や海外市場に関する深い知識が必要です。
近年ではあらゆる企業でグローバル化が進んでおり、日系企業であっても英語力を求められるケースが増えています。一般的に、円滑に仕事を進めるにはビジネスレベルの語学力が必須です。
すでに英語を習得している方であれば、高い語学力を武器に転職成功を目指せます。
35歳で年収600万円超えを目指す転職以外の方法
転職以外の方法で年収600万円超えを目指す方は、以下4つの方法を押さえておきましょう。
現在の会社で昇進や昇格を目指す
35歳の時点で年収600万円を得ている場合、現在の会社で昇進や昇格を目指せば、年収600万円超えを狙えます。
ただし、今のまま昇進を目指すのであれば、ポストの空きが必須条件です。
同じポストを目指す同僚と競争が発生する可能性もあります。もし競争に負けてしまえば、昇進が遅くなることも考慮しておきましょう。
副業をする
年収600万円の方がさらなる年収アップを目指すなら、副業に挑戦するのがおすすめです。
副業であれば本業の昇給が見込めなくても、収入を増加させられます。また、本業からは得られない経験やスキルを獲得できるのも魅力です。
ただし、副業はメリットだけでなく、デメリットも存在しています。本業の時間外に取り組むため、労働時間が長くなるので体調管理に注意が必要です。
起業・フリーランスとして独立する
年収600万円超えを目指すなら、起業やフリーランスとして独立するのもひとつの選択肢です。
フリーランスであれば、自分の頑張りや実力次第でどんどん年収アップを目指せます。また、会社員とは違って仕事の内容や場所など、自由な働き方ができるのもメリットです。
ただし、独立してすぐに収入を安定させられるとは限りません。年収アップを目指していたつもりが、収入が減ってしまう可能性もあります。
35歳の平均年収はどれくらい?【男女・学歴・都道府県別】
ここでは35歳の平均年収について、以下5つの項目別にチェックしていきましょう。
男女別
年齢 | 男 | 女 |
35~39歳 | 328.3万円 | 258.5万円 |
引用:厚生労働省
35~39歳の平均年収を男女別に見ると、男性の平均年収は328.3万円です。一方、女性の平均年収は258.5万円であり、69.8万円も差があります。
平均年収から見ると、35歳で年収600万円というのはかなり稼いでいる方であるといえるでしょう。
学歴別
性別 | 大学院 | 大学 | 高専・短大 | 専門学校 | 高校 |
男 | 435.9万円 | 365.2万円 | 325.7万円 | 299.8万円 | 285.2万円 |
女 | 364.7万円 | 298.2万円 | 249.5万円 | 256.8万円 | 216.1万円 |
引用:厚生労働省
学歴別の統計によると、35~39歳の男性は大学卒で365.2万円、女性は298.2万円です。高校卒の男性は285.2万円、女性は216.1万円であり、学歴によって差が開きます。
また、高専・短大卒と専門学校卒の間では、平均年収に大きな差はありませんでした。
一般的には高学歴な方ほど平均年収が高くなっています。
都道府県別
都道府県 | 男女計 |
北海道 | 272.8万円 |
青森 | 240.5万円 |
岩手 | 245.9万円 |
宮城 | 281.9万円 |
秋田 | 246.7万円 |
山形 | 251.9万円 |
福島 | 267.3万円 |
茨城 | 301万円 |
栃木 | 291.5万円 |
群馬 | 286.2万円 |
埼玉 | 301.5万円 |
千葉 | 302万円 |
東京 | 373.6万円 |
神奈川 | 335.2万円 |
新潟 | 259.4万円 |
富山 | 287.9万円 |
石川 | 285.2万円 |
福井 | 274.2万円 |
山梨 | 287.4万円 |
長野 | 283.5万円 |
岐阜 | 289.1万円 |
静岡 | 290.4万円 |
愛知 | 314.1万円 |
三重 | 294.4万円 |
滋賀 | 301.5万円 |
京都 | 310.8万円 |
大阪 | 320.4万円 |
兵庫 | 301.5万円 |
奈良 | 296万円 |
和歌山 | 277.6万円 |
鳥取 | 257.9万円 |
島根 | 257.3万円 |
岡山 | 277.4万円 |
広島 | 294.5万円 |
山口 | 279.7万円 |
徳島 | 270.3万円 |
香川 | 281.5万円 |
愛媛 | 260.5万円 |
高知 | 254.5万円 |
福岡 | 282.9万円 |
佐賀 | 255万円 |
長崎 | 255.2万円 |
熊本 | 262.4万円 |
大分 | 262.1万円 |
宮崎 | 248.5万円 |
鹿児島 | 256.3万円 |
沖縄 | 252.5万円 |
引用:厚生労働省
都道府県別で35~39歳の平均年収を見てみると、373.6万円の東京がトップでした。以下の2府7県も300万円を超えており、平均年収が高いエリアです。
- 茨城
- 埼玉
- 千葉
- 東京
- 神奈川
- 愛知
- 滋賀
- 京都
- 大阪
- 兵庫
都道府県別の平均年収では地域による格差が見られました。都市部から地方に離れるにつれて、平均年収が低くなる傾向があります。
産業別
産業 | 男 | 女 |
建設業 | 334.1万円 | 249万円 |
製造業 | 307.1万円 | 222.5万円 |
情報通信業 | 374万円 | 310.2万円 |
運輸業、郵便業 | 289.7万円 | 234.9万円 |
卸売業、小売業 | 325.9万円 | 248.9万円 |
金融業、保険業 | 483.5万円 | 287.6万円 |
学術研究、専門・技術サービス業 | 412.1万円 | 328.7万円 |
宿泊業、飲食サービス業 | 281.6万円 | 226.4万円 |
生活関連サービス業、娯楽業 | 313.2万円 | 237.8万円 |
引用:厚生労働省
産業別で確認すると35~39歳の平均年収は金融業、保険業がトップです。次いで学術研究、専門・技術サービス業が2位でした。
年収が低い産業には運輸業や郵便業、宿泊業、飲食サービス業などがあります。このことから、年収アップを目指すには業界選びも大切な要素です。
企業規模別
企業規模 | 男 | 女 |
大企業 | 363.8万円 | 278.7万円 |
中企業 | 321.1万円 | 257.6万円 |
小企業 | 294.3万円 | 234.3万円 |
引用:厚生労働省
企業規模によっても35~39歳の平均年収には大きな差が生まれています。大企業の男性は平均年収が363.8万円、女性は278.7万円です。
対して、小企業では男性が294.3万円、女性が234.3万円と格差があります。特に男性の平均年収は大企業と小企業で大きな開きがありました。
年収600万円以上を目指すなら、企業規模もチェックする必要があります。
35歳で年収600万円の人の生活レベル
35歳で年収600万円の方が手取りで月収38万円を得ていると仮定して、以下の生活レベルについて紹介します。
家賃相場は手取り額の33%
家賃相場は手取り額の33%が一般的です。35歳で年収600万円の方は、月収から125,400円を家賃に充てられます。
家賃12万円台であれば、東京都内で1LDKの賃貸が借りられます。地方に在住している場合は、ファミリー向けのマンションにも手が届くでしょう。
食費の目安は手取り額の15%
食費の目安は手取り額の15%であり、月収38万円の場合は57,000円です。一人暮らしでは食費の平均額が約40,000円なので、十分に足りるでしょう。
しかし、幼児・小学生を含む4人家族の一般的な食費は約80,000円です。家族を持つ方の場合は、家賃や生活費を抑えて食費に回す必要があります。
生活費の目安は手取り額の60%
生活費の目安は手取り額の60%であり、年収600万円の方が生活費として使えるのは228,000円です。
生活費の中には水道光熱費や通信費、衣服費などが含まれています。一人暮らしの方であれば、生活費として22万円も使うことがないため、一部は貯蓄に回せるでしょう。
貯金の目安は手取り額の30%〜35%
一般的に貯金の目安は手取り額の30~35%と言われています。そのため、年収600万円の方は月に114,000~133,000円の貯金が可能です。
月に11~13万円の貯金ができるため、年間で100万円以上の貯金を目指せます。ただし、子どもがいる仮定の場合は単身世帯と比べて貯蓄が難しくなるでしょう。
よくある質問
35歳で年収600万円を目指す方からよくある質問を紹介します。
35歳の年収中央値はどれくらい?
35歳の年収中央値は380万円前後です。一方、35歳の平均年収は442万円でした。
平均年収は高年収の方が数字を上げているので、35歳がどれくらい稼いでいるかを知るには年収中央値もチェックしておきましょう。
平均年収600万円に到達する年齢は何歳?
国税庁の調査によると、40~44歳の平均年収は629万5,000円です。一般的に平均年収が600万円に到達するのは40歳以上と言えます。
参考:国税庁
平均年収が高い企業はどこ?
「DIAMOND online」が実施した調査によると、平均年収が高い企業のTOP10は以下のとおりです。
M&Aキャピタルパートナーズ | 2,688.4万円 |
キーエンス | 2182.7万円 |
ヒューリック | 1803.3万円 |
伊藤忠商事 | 1579.8万円 |
三菱商事 | 1549.1万円 |
三井物産 | 1549.1万円 |
丸紅 | 1469.3万円 |
TBS HD | 1449.5万円 |
野村 HD | 1440.6万円 |
ストライク | 1432.8万円 |
35歳で年収600万円の状況に不満があるならハイクラス転職エージェントを活用
35歳で年収600万円の割合は非常に少なく、有能なビジネスマンであると言えます。しかし、現状に満足していないのであれば、年収アップを目指して転職するのがおすすめです。
まずは情報収集したいという方は、ほとんどの求人が年収600万円を超えるdoda Xに登録しておきましょう。
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さらなる高みを目指す方は、プロのサポートを受けてハイクラス転職を成功させましょう。
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