転職エージェントのキャリアアドバイザーも人間なので、見捨てる可能性はあります。ただ、求職者がなにか悪いことをしない限り見捨てられることはありません。
見捨てられないためには、社会人として当たり前のマナーを徹底することです。マナーを徹底していても「連絡が来ない」こともあります。
そのときは、転職エージェント側が悪いので別の転職エージェントへ乗り換えましょう。
今回は、転職エージェントに見捨てられた場合の影響と見捨てられる人の特徴、そして見捨てられた際に取るべき行動をご紹介します。ぜひ最後まで読んでみてください。
▼手厚いサポートで大人気▼
\若手の転職サポートが強み!/
転職エージェントに見捨てられているときの状態は?
転職エージェントに見捨てられている可能性がある方は、主に3つの状態にあります。どれかに当てはまった場合は、見捨てられているかもしれません。
- 返信が遅くなる
- 連絡がこなくなる
- 求人を紹介してくれなくなる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
返信が遅くなる
転職エージェントからの返信が遅くなるのは、転職エージェントから見捨てられている状態と言えます。
もちろんキャリアコンサルタントにもよりますが、1回の問い合わせに対して3〜4日以上返信期間が空くのは危険な状態です。このままフェードアウトして欲しいと思っているかもしれません。
しかし、コンサルタントが返信を忘れている場合もありますので、催促のメールを送った上で判断するのが良いでしょう。
連絡がこなくなる
連絡がまったくこなくなるのも、転職エージェントから見捨てられている状態です。
「登録当初は頻繁に連絡がきたのに連絡がこなくなった」「進捗確認の連絡がなくなった」など、徐々に連絡がこなくなるのが特徴です。なかには、登録したっきりでまったく連絡がこないパターンも報告されています。
こちらも転職エージェントが忘れているだけかもしれないので、何度か催促の連絡を入れてみるのもおすすめです。
求人を紹介しない・後回しにされる
転職エージェントに見捨てられると、求人の紹介が減るか、まったくなくなります。
登録してからまったく求人が紹介されない、もしくはほかの選考に何度か落ちてしまったあとに代わりの求人が紹介されないなど、さまざまなパターンがあります。
ただし、時期が悪く、単純に紹介できる求人数が減っているだけかもしれません。不安な場合は、別のエージェントにも同じ条件で求人を紹介できるか聞いてみましょう。
求人が紹介されない理由の詳細を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
また、おすすめの転職エージェントは、こちらの記事で紹介しています。
私だけ?転職エージェントに見捨てられる人は多いの?
転職エージェントに見捨てられる人は、実は少なくありません。
Twitterや5ch(2ch)を見ても、転職エージェントに見捨てられたと感じている方は多いのが特徴です。
このように転職エージェントに見捨てられることは、決して珍しいことではなく、自分だけではありません。
転職エージェントに見捨てられた場合の影響は?
転職エージェントに見捨てられた場合の影響はありません。ただ、転職活動が終わる時期が後ろにずれるだけです。
各転職エージェント同士で情報共有していることはなく、ブラックリストなどもないので、別の転職エージェントを使用するだけでリセットできます。
あまり気にせずに転職活動を続けていくのが重要です。
転職エージェントから見捨てられていないパターン
転職エージェントに見捨てられたと思っていても、実は見捨てられていないパターンもあります。
- キャリアコンサルタントが微妙
- 返信を忘れているだけ
キャリアコンサルタントがイマイチなので連絡が遅い場合があります。スピード感が命の転職エージェントでは致命的なので、担当変更か別の転職エージェントを利用しましょう。
また、キャリアコンサルタントが返信を忘れている可能性もあるので、催促のメールを入れてみましょう。人間なので忘れてしまうことも、たまにはあります。
転職エージェントに見捨てられる人の特徴4選
転職エージェントに見捨てられる人の特徴をご紹介します。見捨てられると転職時期がずれ込むので、キャリアコンサルタントとは良い関係を築くのがおすすめです。
転職意欲が低いと思われている
転職意欲が低い方は後回しにされる傾向にあります。なぜなら、転職エージェントは、求職者が転職に成功して初めて報酬が発生するビジネスモデルです。
最初の面談で「転職は今は考えていない」といった主旨の発言をしていた場合は要注意。例え半年や1年以上先の転職を見据えていたとしても、転職意欲は高いことはしっかりと伝えましょう。
希望条件が高すぎる
自分の経歴やスキルに対して希望条件が高すぎる場合も、転職エージェントに見捨てられる人の特徴です。
紹介できる求人がないのももちろんですが、転職エージェントも下手に希望条件未満の求人を紹介して「話と違う」といったクレームを受けたくないのが本音です。
自分の経歴・スキルでの適正年収がいくらなのかを知るためには「ミイダス」の利用がおすすめ。簡単な質問に答えるだけで、無料で自分に合った年収や仕事をAIが診断してくれるサービスです。
私も実際にミイダス診断してもらいました。
自分の適正年収が分かると、転職エージェントにも相談しやすいため、一度診断してみましょう。
\優良企業のスカウトも届く/
提出期限を守らない
職務経歴書や履歴書などの提出期限を守らない方も、転職エージェントに見捨てられる人の特徴です。
転職エージェントは、企業との間に立って選考の仲介を行います。書類の提出の遅れなどの調整をするのも転職エージェントの仕事です。そのため、あまりにも連絡が取りにくい人は見捨ててしまうのが現実です。
提出期限は必ず守り、良好な関係を築きましょう。
連絡をしない
転職エージェントへの連絡をしない人も、転職エージェントに見捨てられる人の特徴です。
企業の面接日程調整メールに返信をしない、電話にまったく出ずにメールも返さない、といった方は転職エージェントから見捨てられてしまいます。
せめてメールくらいは返信をしておきましょう。転職エージェント側も企業との調整がありますし、次のタイミングで同じ転職エージェントを利用したくなった際に何かと不都合が起きるかもしれません。
転職エージェントに見捨てられたときの対処法
転職エージェントに見捨てられたかも?
そう思ったら、時間がもったいないので迷わずに行動することが大切です。転職エージェントに見捨てられたときの対処法をご紹介します。
複数の転職エージェントに相談する
諦めて別の転職エージェントを利用するのが一番おすすめです。イチからリセットできますし、別の非公開求人を紹介してくれる可能性もあります。
あまり時間を掛けすぎると、転職時期がずれ込んでしまうため、早めに次の登録を済ませることが大切です。見捨てられた理由を分析して、次の転職エージェントとは良好な関係が築けるように立ち回りましょう。
転職に成功している人は、平均2〜3社の転職エージェントを利用しています。あまり気にせずに切り替えて転職活動を進めましょう。おすすめの転職エージェントは、こちらで紹介しています。
転職意欲をアピールする
転職意欲をアピールしてみるのも有効な手段です。転職エージェントに「3ヶ月以内に転職したい気になった」など、具体的な期間を設けてメールしてみましょう。
もし転職成功となれば、転職エージェントも報酬がもらえますので全力でサポートをしてくれるはずです。
希望条件を下げてみる
適正年収を診断するサービス「ミイダス」の結果が、自分の希望する条件よりも下回っていたら、素直に転職エージェントに相談しましょう。
自分の持っている希望や夢は、将来的に達成する目標としておくのがおすすめ。次の転職で少し低めの条件で転職し、夢や目標に向かって必要なスキルや経歴を身につけていきましょう。
\年収診断はこちら!/
転職エージェントに見捨てられたときのまとめ
転職エージェントに見捨てられたとしても、転職活動に直接影響はありません。
しかし、転職エージェントと良好な関係を築くことで、非公開求人を優先的に紹介してもらったり、より手厚いサポートが受けられたりとメリットが多くあります。
もし見捨てられた場合は、諦めて別の転職エージェントをすぐに登録して、転職スケジュールに影響がでないようにしましょう。複数の転職エージェントを利用して、スムーズに転職活動を進めていきましょう。
▼手厚いサポートで大人気▼
\若手の転職サポートが強み!/
『転職プロセス』というサイトの「【ニーズ別】転職エージェントおすすめ121選!転職サイトとの使い分け・裏事情も解説【プロ厳選】」も転職エージェント選びの参考になります!