職場の上司が、業務について聞かないと教えてくれない。どうすれば良いのだろう。
こんな疑問を解決します。
上司がいちいち聞かないと教えてくれないのは、あなたが嫌われているのが理由とは限りません。現状の把握や対処法を知ることから始めてみてください。
そこでこの記事では、上司がいちいち聞かないと教えてくれない理由と対処法を解説します。
本記事を読み対処法を実践して、働きやすい職場を目指しましょう。
「いちいち聞かないと教えてくれない」と悩むのは甘え?
仕事のやり方や注意点などをいちいち聞かないと教えてくれない上司に悩むのは、甘えなのでしょうか。
ここでは実際に悩んでいる方の口コミや、考え方について紹介します。
上司の指導に悩んでいる人は多数
実は部下から都度聞かないと教えてくれない上司に、悩む方は多くいます。
以下が、上司の指導に悩む方の口コミです。
社の仕事を教えてくれない上司
えりぃ (@rokinyaNnyaN) April 18, 2023
教わる姿勢や意思を見ているのか、本当に教える気が無いのかの二択だな……
ワイの上司Y、あんまり仕事教えてくれないなぁと思ってたけど新人Bが同じこと言ってたからやっぱそうなんだと思う
ぎがんと (@kv2____) April 23, 2023
会社が嫌いというより、配属してる部署が嫌い……
先輩は優しいけど忙しいせいか教えてくれること少ないし、上司は楽しそうに難しそうな仕事渡してくるし…渡した後は自分から頑張ってスタイルだから何も教えてくれないし……
まじで終わってるうちの部署。
ちきん (@bibiri1182) April 23, 2023
潰れろ。
会社の社風や上司の性格などによって、色んな職場があることが分かります。
度が過ぎるとブラック企業になりかねませんね
上司が仕事を教えてくれない理由を知ろう
色んな職場があって色んな上司がいるので、明確な解決法はありません。
ただなぜ上司が仕事を教えてくれないのか知れると、対処法が分かったり納得して仕事に取り組めたりします。
よほど合わない職場であれば転職や部署異動を検討するべきですが、まずは現状を解決するために今できることを実践してみましょう。
いちいち聞かないと教えてくれない上司の心理
ここからはいちいち聞かないと教えてくれない上司の心理を紐解いていきましょう。
あなたの職場の上司は、以下の5つのパターンである可能性があります。
- 仕事は見て覚える指導スタイル
- 忙しくて話す時間が取りづらい
- 部下の成長の機会を作っている
- 部下への接し方が分からない
- 悪意を持った上司に注意
1つずつ確認していきましょう!
①仕事は見て覚える指導スタイル
その上司は、仕事で見て覚える指導スタイルを貫いている可能性があります。
上司は自分が指導されたやり方で、あなたにも指導をするでしょう。
今あなたの上司の年齢の人たちは、その上の上司に見て覚える指導をされてきた可能性があるのです。
代々受け継いできた指導方法は、今の時代に即していないとも感じます。
②忙しくて話す時間が取りづらい
上司は忙しくて、指導の時間が取れないのが理由かもしれません。
上司は自分の仕事と並行して、部下の指導を行います。
顧客を待たせるわけにはいかず、どうしても業務優先になり指導に手が回らないのです。
③部下の成長の機会を作っている
部下の成長の機会を作るために、上司があえて積極的に声を掛けていない可能性があります。
少しくらい失敗しても、自分で考えて動いてみることを重視する職場があるでしょう。失敗が成長に繋がることもあります。
また部下から質問することも、仕事の一環と捉えている上司がいます。
特に上下関係に厳しい職場は、上司にお伺いを立てて丁寧に質問することが大切です。
④部下への接し方が分からない
上司は部下への接し方が分からず、話しかけられない可能性があります。
上司は40代以上になることが多く、部下とのジェネレーションギャップを感じているかもしれません。
例え仕事ができる上司でも、部下とのコミュニケーションが得意でない方もいるでしょう。
⑤悪意を持った上司に注意
上司の心理としてこれまで紹介してきた4つのパターンならまだ良いのですが、中には悪意を持った上司がいます。
例えば部下を指導する気がない、責任を負いたくないと逃げる上司もいるでしょう。
出来の良い部下を見て上司自身の立ち場が危うくなると懸念し、教えない人もいるかもしれません。
いちいち聞かないと教えてくれない時の対処法
いちいち聞かないと教えてくれない上司の心理を5パターン見てきましたが、それらを改善する対処法が必要です。
上司との関係に悩む方は、以下の5つの対処法を試してみてください。
- 忙しくない時間を見計らい質問する
- 話しかけられた時にまとめて質問する
- 上司と良好な関係性を築く
- 教育担当者以外や役職者に相談する
- 改善しないなら転職を視野に入れる
1つずつ確認していきましょう!
①忙しくない時間を見計らい質問する
待っているだけでは仕事が進まないので、上司が忙しくない時間を見計らい質問しましょう。
上司の状況を読みつつ、積極的に質問するのが最善です。
特に定時以降なら業務が落ち着いている職場が多く、丁寧に質問に答えてくれる可能性が高くなります。
②話しかけられた時にまとめて質問する
上司へ質問するのに躊躇する方は、話しかけられた際にまとめて質問できるようにメモしておきましょう。
急ぎの質問ではない場合、この方法を使えば質問のハードルが下がります。
③上司と良好な関係性を築く
上司と良好な関係性を築けば、仕事のコミュニケーションも取りやすくなるでしょう。
相手もあなたに壁を作り、話しづらいと思っているだけかもしれません。
他の人も交えて話したり休憩で話せるタイミングを探したり、気軽にコミュニケーションを取れるタイミングを見つけましょう。
④直属の上司以外に相談する
上司がいちいち聞かないと教えてくれないことで仕事に支障が出ている場合、他の先輩や役職者に相談するのもひとつの手です。
例えば仲良くなった先輩には相談しやすいでしょうし、また役職者と面談があればその時に話しても良いでしょう。
ただ上司が悪いと強い言い方をし過ぎない様に、相談相手の空気や状況を見て話すことが重要です。
⑤改善しないなら転職を視野に入れる
さまざまな対策を取っても現状が変わらずストレスが溜まるようであれば、転職や部署異動を視野に入れるのもひとつの手です。
我慢するべき所と働く場所を変える所の判断は難しいですが、他の先輩や役職者に相談しながら最善策を決めましょう。
まとめ:いちいち聞かないと教えてくれない時は工夫して質問しよう
いちいち聞かないと教えてくれない上司には、部下が自ら質問するのが早期の解決策です。
質問するタイミングを見計らい、話し掛ける時は「今お時間大丈夫ですか?」と一言添えると、上司は嫌な気がしません。
上司の指導や職場環境がよほど合わない場合は、転職や部署異動を視野に入れても良いかもしれません。
働きやすい環境を探して、ぜひ行動してみてください。