今の会社でソリの合わない人がいて、人間関係を理由に転職を考えているけど、それをそのまま企業に伝えていいのかな?面接官の悪い印象にならないような伝え方があれば教えて欲しい!
そんなお悩みを解決します。
結論から言うと、人間関係をそのまま理由に伝えるのはNGです!
本記事では、その理由とともに面接官が「イイね!」と納得する言い換え方を解説いたします。
- これから転職を考えている
- 転職理由が人間関係だった場合に素直に伝えていいかわからない
- 転職理由が人間関係だった場合の言い換え方が知りたい
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転職エージェント | 概要 | おすすめ度 |
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転職理由が人間関係だった場合に注意する事【大手企業採用担当が解説】
実は、人間関係が理由で転職される方は、全体の理由に対して4割弱を占めます。
だからといって、人間関係を転職理由として説明するのはオススメしません。
人間関係をそのまま転職理由として伝えてはいけない理由
- 他責性が強いと思われる
- 悪口になってしまう場合がある
- 人間関係の良し悪しは一方的な意見だけでは判断しづらい
①他責性が強いと思われる
他責性とは、何か問題が発生しても「自分は悪くない、あの人が悪い」と他人のせいにすることです。
これは、会社で起こった問題であり私の問題ではないと視座感が低く評価される可能性が高くなります。
面接する人からすると、本当にその人に問題があったとしても、他責性が強く主体性や当事者意識が低く見えてしまいがちです。視座間や視野感確認のためにあなたはどうするべきだったと思いますか?という視座感を問われる質問が飛んでくるので、対応難易度を自ら上げることにもなります。
②悪口になってしまう場合がある
人間関係を理由に話している際に、感情的になって「年功序列で上がっただけの上司が」とか「要領の悪い同僚しかいない」などの悪口になっていく人が多いです。
中には「頭が悪い」などといった人格否定をする人も本当にいます。
悪口や人格否定をする人を入社させると、チームワークを乱して全体の生産性を低下させます。そんな人は誰も入社させたくないですよね。
③人間関係の良し悪しは一方的な意見だけでは判断しづらい
あなたが喧嘩した人の仲裁に入る時のことを想像してください。
人間関係のような人と人との関わり合いで問題が起きた場合、基本的には両方の言い分を聞いて判断する事が多いと思います。
一方だけの話を聞いて誰が悪いかなんて判断しませんよね?
判断しづらい情報を伝えられても、こちらとしては正しい理由としてとらえられません。
じゃあどう伝えればいいの?と疑問に思われると思うので解説していきます。
転職理由が人間関係だった場合の言い換え方法
結論から言うと、ネガティブな情報を具体化し、「逆に自分がどういう環境だったらいいのか」を言語化しましょう。
人間関係をポジティブに言い換える例
ネガティブ | ポジティブ言い換え |
---|---|
指示が細かい、信頼して仕事を任せてくれない | 裁量を持って仕事をしたい |
非協力的な部署やメンバーいて仕事が進めづらい | 仲間と協力しながら目的志向で仕事をしたい |
社長が言った事をやっているだけ | ボトムアップに現場から提案して仕事を作りたい |
何をやるにも係長、課長、部長、事業部長、他部署など全ての部署に確認が必要 | フラットな職場と関係性でスピード感を持って仕事をしたい |
基本的な言い換えイメージが理解できるようになると、どんなパターンでも応用が効きます。
ハラスメント系は正直に伝えても大丈夫?
事実であるなら、転職理由として伝えても大丈夫です。
ただし、悪口にならないようにだけ気をつけましょう。
言い換えを考えることは自身の価値観を確認することにつながる
新しい環境で実現したいことを言語化すると、副次的な効果が発生します。
それは「採用する側と候補者との認識ギャップを埋められる」ことです。
採用する側にとっても、応募者が希望する環境が与えられるか、採用した後のアンマッチが発生しないかの確認をする事ができます。
応募者にとっても自分が本来求めている環境を実現できることに繋がります。
転職で一番不幸なのか「思っていたのと違うぞ」とお互いなることです。それを回避して転職を成功させる上でも自分の価値観の棚卸しはとても大事です。
人間関係を理由に転職する場合の注意事項
転職理由が人間関係だった場合の注意事項が1点だけあります。
採用面接の現場でお伝えするのは、上のページでお伝えした通りポジティブな言い換えをすれば嘘をついているわけでも無いので、問題ありません。
但し、注意して頂きたいのは「会社のような多くの人間が集まる場では、どうしても合わない人が存在してしまう」と言う事実です。
私も何度か転職しています。
ただ、どこの会社に行っても「うわ、この人仕事しづらい。一緒になるべく仕事するのを避けたい」と、思うような人はいました。
つまり、転職したとしても「人間関係が全て良好な環境になるかと言うとそうでは無い可能性が高い」ということにご留意ください。
とは言っても、会社の雰囲気・カルチャーは似た価値観の人が集まって形成されています。自分が新しい環境で実現したいことが明確で、それを採用する側も理解し、ちゃんとマッチングしていれば、人間関係で悩むリスクは相当低減できると思います。
転職理由が人間関係だった場合の言い換えまとめ
- 転職理由が人間関係だった場合は、基本そのまま伝えない
- 転職理由の人間関係は、ポジティブに言い換える
- 転職したとしても、必ずしもずっと良好な人間関係を維持できるとは限らないが、自身が求める環境を明確に伝えマッチすることで、良好な人間関係を維持できる確率が上がる
転職時の人間関係悪化の状況などをうまく面接時に伝える言い方は転職エージェントに相談しないと一人で考えて進めるとかなりの可能性で失敗すると考えます。
転職のプロである転職エージェントの力を借りて、辛い社会人人生を送らないように転職を成功させましょう。
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