キャリアクラス転職は、20代〜40代の男女176人を対象に「転職して上京したかった理由」などのアンケート調査を実施しました。
上京転職に関するアンケート調査概要
| 調査対象 | 上京転職を検討したことのある20代〜40代の男女 |
| 調査対象人数 | 176人 |
| 調査方法 | インターネットアンケート調査 |
| 調査期間 | 2023年11月29日〜2023年12月4日 |
上京転職に関するアンケート調査結果
【質問1】上京したいと思ったときの年齢は？
キャリアクラス編集部のコメント
6割以上の方が20代のときに「上京したい」と感じたと答えています。やはり、20代のうちに上京しておきたいと考える人は多いようです。
【質問2】上京したいと思った理由はなんですか？
上京を検討した理由を一部抜粋して紹介します。
35歳〜39歳のときに上京転職を検討した男性
仕事を探す上で東京であれば、自分のやりたい仕事があるだけではなく、給料面や福利厚生といった面でも好条件の職があったため、上京したいと考えました。プライベートにおいても、私はスポーツ観戦が好きなため、休日や仕事終わりに、スポーツ観戦を身近に楽しみたい考えたためです。また、学生時代の友人も多く、東京であれば、すぐに会って相談したり、話しができるという面においても、上京したいと考えた理由です。
25歳〜29歳のときに上京転職を検討した女性
九州の田舎育ちなもので、東京への憧れが高校のときからあって、成人しても諦めきれなかったので。おしゃれが大好きで、東京では、雑誌で見ているファッションブランドのお店に行って、思う存分おしゃれを楽しみたいと思っていました。
20歳〜24歳のときに上京転職を検討した女性
自身の出身地が地方でインフラが整っておらず、生活をするのに不便だと感じたり、遊びに行くにも不自由を感じたり、また、エンタメ業界の玄関口からも遠かったのでチャンスが多そうな都会に行きたかったため。
20歳〜24歳のときに上京転職を検討した男性
地元での仕事に限界を感じたため。給与が低いのに家賃などの水準は関東と変わらず、仕事にも伸びしろがなく、一生ここにいるのかと思うとうんざりしてしまった。
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35歳〜39歳のときに上京転職を検討した男性
過疎地域に住んでいて、とにかく生活が不便で給与水準も低いので、この場所で一生を過ごすことに不安と絶望感を覚えたため。
25歳〜29歳のときに上京転職を検討した男性
就職先の選択肢が多いことと、職業柄セミナーや勉強会に行くことが多いが、大きな物の場合開催地の多くが東京、大阪といった大都市が多いため。
40歳〜44歳のときに上京転職を検討した男性
上京したいと思った理由は上京した方が能力が活かせる企業や業界も多く、技術も向上して可処分所得も増えると考えたからです。
25歳〜29歳のときに上京転職を検討した女性
やりたい仕事が地元ではどうしても見つからなかったため。 また、趣味がコンサートへ行ったり舞台鑑賞をすることなのですが、会場が都心部がほとんどなので毎回の交通費や時間がもったいなく感じていたため。
【質問3】実際に転職を機に上京しましたか？
キャリアクラス編集部のコメント
断念した方が50％もいるのはかなり驚きの数字です。中には「このまま地元にいるのに絶望を感じた」という方でも結局断念してしまった方もしました。
今回は176人へのアンケートで、88人も断念した方がいるので、全国民で考えれば上京転職を断念した方はかなり多くいると推測できます。
【質問4】上京を断念した人に質問です。なぜ断念しましたか？
上京転職を断念した理由を一部抜粋して紹介します。
25歳〜29歳のときに上京転職を検討した女性
当時実家暮らしだったので、猛烈に両親に反対されました。また、旅行と称して1週間程度ウィークリーマンションを借りてみましたが、外に出れば人だらけで息が詰まりますし、田舎も山川の風景が続きますが都会もビルの風景が続くので結局見飽きました。あと、日用品は気になりませんでしたが食品関連の価格が地元の倍ほどして生きていく自信がなくなりました。以外に坂道も多く移動が大変そうでした。
30歳〜34歳のときに上京転職を検討した女性
上京した場合の一人暮らしにかかる費用と給料が見合わないため断念しました。田舎の方が家賃も物価も安く、やっすい給料でも何とかなりますが、都会は給料が低いとお金への不安が尽きなくなりそうでした。
20歳〜24歳のときに上京転職を検討した女性
東京の空気が肌に合わなかった。田舎の方がのんびり歩いても迷惑がかからないし、空気がきれいなので体調も安定するということに気がついたから。
20歳〜24歳のときに上京転職を検討した女性
家族から猛反対され、押し切って上京する勇気がなかったから。
その他の上京検討理由を見る
25歳〜29歳のときに上京転職を検討した女性
家族の健康状態が不安定なのですぐに戻れる範囲でいたほうがいいと判断したため。
20歳〜24歳のときに上京転職を検討した男性
何度も求人に応募し面接を受けに行ったりもしたのだが内定をもらえなかったため。
35歳〜39歳のときに上京転職を検討した男性
子供や妻がいたため、家族と離れて単身で上京することが出来ませんでした。また、戸建ての住宅も構えたため、家族みんなで引っ越すという選択もありませんでした。
40歳〜44歳のときに上京転職を検討した男性
断念した理由は実家で同居していた両親の体調が悪く介護が必要だったためです。
20歳〜24歳のときに上京転職を検討した女性
上京して何がしたいか具体的に決められなかったからです。ただ都会に憧れて遊びたくて上京しても、結局確たる目的が無いと生きてはいけないんだよなあと思いました。あれから20年、今はのんびり田舎暮らしでも十分幸せです。正に住めば都、ですね。
35歳〜39歳のときに上京転職を検討した男性
仕事を続けたままで転職活動をすることが現実的に難しかったから。いったん退職して、そこから仕事を探そうかとも考えたが、確実に職にありつける保証がなかったので、そこまで踏み切れなかった。
30歳〜34歳のときに上京転職を検討した女性
結婚したので、仕事を求めて上京できなくなりました。将来的にはいつか上京したいですが、現実的ではないと思い、断念しました。
番外編①：各年代の上京の断念率
番外編②：男女別の上京の断念率
