就活の闇について、僕自身の経験を話すよ
リアルな話が聞きたいです!
就活中は、社会や企業について今まで知らなかったことを知る機会がたくさんあります。
時には良い面だけでなく、理不尽なことや見苦しいことなど、就活の闇に触れることもあるでしょう。
編集者自身も22卒として実際に1年半の過酷な就活をし、逆境を乗り越えて複数の企業から内々定を得るという経験をしました。
本記事では、就活の闇について編集者の実体験も踏まえてお話しします。
心の準備があれば前向きに乗り切れるので、就活中の人はぜひ参考にしてください。
【前提】就活の闇を感じる箇所は個人差あり
はじめにお断りしておきたいのは、就活の闇はごく一部の企業・就活生に存在するものであって、全員が経験するわけではないということです。
世の中のほとんどの企業は公平な採用活動をしていますし、就活生も真面目に就活をしています。
これからご紹介する事案が全てではないので、決して就活を悲観することなく「中にはこういう企業(就活生)もいる」という例だと思ってご覧ください。
就活の闇を知って回避するということも、大事な経験だよ
就活の闇|説明会参加・エントリー
説明会やエントリーの段階で直面する就活の闇として、次のようなものがあります。
これらは実感する人も多そうですね
学業や部活が忙しすぎて時間が取れない
就活を攻略するためには、スケジュール管理が大きなカギになります。
会社説明会や就活イベントは基本的に平日開催なので、学業や部活が忙しくて両立に苦戦する人は多いです。
欠席が単位取得に響く授業があったり、ゼミの教授が厳しかったりすると、思うように就活の時間が取れず板挟みになることもあります。
特に長期間の実習や、研究室への泊まり込みが必要な人にとっては、時間の確保が最大の課題になるでしょう。
私は実習が休めなかったので、選考を辞退したことがあります。
>>「就活の時間ない…」就活生が忙しい時期を乗り切る方法を紹介
説明会で好印象な側面だけを話す
説明会では、企業は自社の良い面だけをアピールします。
特に最近は「働き方改革が進んでいる」「福利厚生が手厚い」などのうたい文句が人気です。
しかし、実態としては制度を作っただけで活用されていなかったり、別の大きな問題を抱えていたりすることはよくあります。
担当者の言葉を鵜呑みにせず、内定承諾前にオフィス訪問やOB訪問、インターンなどをして、できる範囲で実態を確かめておきましょう。
ネットの書き込みだけを鵜呑みにするのも危険だから、総合的に判断しようね
説明会の参加社員がやたらと印象がいい
説明会に登場する社員は、基本的に会社の顔となる選ばれた社員たちです。
具体的には、見た目に華がある社員や話がうまい社員、実績を挙げている社員などが抜擢されています。
就活生に対して、キラキラした企業を印象付けるための方法です。
実際の職場には、地味な人や成績が振るわない人も一定数いるのが普通ですから、表に出ている人だけで判断しないようにしましょう。
担当者の人柄も大事だけど、説明会の中身にも注目ですね
入社1年目が人事を担当
企業の中には、入社1年目の人が人事を担当していることもあります。
新卒の採用担当には深い企業理解・業務理解と人を見る目が求められるため、入社1年目の社員には無理がある高度な業務と言えます。
「就活生と年の近い先輩」として採用アシスタントをするのはいいですが、採用担当として重要なポジションを任されている場合は、人事体制に不安のある企業かもしれません。
年齢が全てじゃないけど、新卒採用は経験値が求められる高度な業務なんだ
学歴がない学生は説明会が満席になる
説明会のネット予約では、一定の学歴がないと無条件で「満席」「受付終了」と表示される企業があるようです。
Twitterでも「さっき検索したら満席だったのに、試しに東京大学所属で検索したら空席がたくさん表示された」などの投稿が見られました。
このような企業に執着しても就活は進みませんから、割り切って自分の価値を認めてくれる企業を探しましょう。
学歴フィルターはあると思うけど、なんだか露骨でイヤな感じですね…
就活の闇|ES・面接等の選考中
エントリーシートや面接などの選考段階では、次のような就活の闇があります。
厳しい現実ですね…
平気で嘘をつきまくる就活生
私が就活中に衝撃を受けたのが、エントリーシートや面接の内容で嘘をつく就活生がとても多いということです。
特に部活やサークルの実績、アルバイト経験などでは、事実と異なるエピソードを披露する人が大勢います。
仮に嘘がバレずに評価されたとして、自分を偽ってまで入社することに価値があるのかどうかは疑問です。
場合によっては身の丈以上の環境に置かれてしまい、後で自分が苦しむことになるかもしれません。
就活の時期になると「副部長や副サークル長が多く出現する」という話もあるよね
友達と協力する前提のWebテスト
Webテストを受験する際、テストセンターの場合は不正が難しいですが、自宅受験の場合は友達と協力したり代行サービスを使ったりする人がいるのも事実です。
もちろん、Webテストの注意事項に「第三者や他人の力を借りて受けることを禁止する」と書かれていますが、実際のところは不正が横行しているように感じます。
特に「玉手箱」と言う形式のテストでは、回答が出回っているのを目にする機会が多いです。
Webテストは「友達がいるかどうか、人脈があるかどうかのテスト」と揶揄されることもあります。
自宅受験のWebテストを、一人で真面目に受けている人は果たして何人いるんだろうか?
面接官の採用基準がバラバラ
面接も人と人のコミュニケーションなので仕方がないかもしれませんが、面接官の採用基準がバラバラだと感じることもあります。
私自身、もしかしたら面接官との相性が良かっただけで内々定をもらった企業があったかもしれませんが、逆のパターンもあるとしたら就活生としては複雑です。
面接官との共通の趣味があって内定に直結したり、話が面白いからと言う理由だけで内定をもらったりした友人もいたよ。
大学による就活の有利不利
就活では大学による有利不利があり、ある意味入学した時点で競争が始まっていることになります。
自分の行きたい企業に、大学のOB・OGがいるのであれば情報が入手しやすいですし、大学によっては特別選考ルートまで存在することもあるのが現実です。
これは断言するよ。大学によって就活に有利不利があるのは事実だ。
学歴フィルターでESの合否が決まる
学歴フィルターとは、一定の学歴(院卒・大卒・高卒など)や大学のレベルを選考基準にして、学生をふるいにかけることを言います。
学歴フィルターを設けることにより、企業側は大勢の応募者を効率良く選考できるため、大手企業や人気企業の書類選考ではよく用いられる手法です。
もちろん学歴だけでは人物を評価できませんが、難関大学に入れたという事実から、努力を積み重ねて競争に勝ち残ってきた優秀な人物だと判断しています。
大学名で落とされると、アピールする余地がないですね
GDの結果はメンバー次第
選考にグループディスカッションがある場合、結果はメンバーによってかなり左右されるのが現実です。
コミュニケーション能力が高いメンバーが揃うと活発な議論ができ、グループ全員が次の選考に進むこともよくあります。
反対に、クラッシャーと呼ばれる空気が読めない人がいたり、口数が少なすぎるメンツだったりすると、自分がどれだけ頑張っても共倒れになってしまいます。
ただの目立ちたがりの人がいると、キツイですよね…
地方学生の出費が大きすぎる
地方学生が地元以外で就活をすると、多くの交通費・宿泊費がかかります。
場合によっては数十万単位で必要になるため、時間が無い中でさらにアルバイトもしなければいけない、応募を諦めざるを得ない、という事態も起きがちです。
1回の移動でなるべく多くの企業を回れるように、日程を調整するなど計画的に動かなければなりません。
ここ数年はオンライン面接が普及してきたので、少しずつ改善されてきていると言えます。
夜行バスやネットカフェを使う人も多いよね
面接(GD選考)を外注する
最近は採用方法が多様化しているため、面接やグループディスカッションを企業の人事が実施するのではなく、外部の業者に委託していることがあります。
外注することにより、企業側は人手不足の解消や採用活動の効率化ができるのがメリットです。
一方で就活生にとっては、企業で実際に働く人の雰囲気が分からなかったり、テンプレ通りの評価しか受けられなかったりするのが、デメリットと言えます。
私は企業の人と直接会って話したいし、自分のことも見てほしいな…
就活の闇|内定前後~入社
内定前後から入社の時期にかけては、次のような就活の闇を見ることがあるかもしれません。
内定後に嫌な部分は見たくないですね…
内定先でのマウンティング合戦
就活生の中には、「〇〇(有名企業)で内定が出た」「何社の内定が出たけど全部蹴った」などと自慢をする人もいます。
実際、私の周りでもインターン先や内定先の企業名でマウントを取る人がいましたが、それを私に言って何がしたいのかさっぱり理解できませんでした。
私自身が就活生の相談を受ける立場のときは、聞かれたら企業名も答えますが、あえて自分から知らせることはしません。
就活は社会人として活躍するための通過点であり、内定がゴールではないということを忘れないようにしたいね
未だに存在するコネ入社
令和になった今でも、コネ入社は存在します。
コネ入社とは、企業役員などの身内や、取引先に関係する人などが優遇されて入社する、というものです。
私が選考を受けていた企業でも、実際にコネ入社があったという情報を耳にしました。
企業も組織である以上、上からの圧力で従わざるを得ないのかもしれませんが、真面目に選考を受けている就活生から見れば、納得がいかないものです。
僕はコネ入社には反対だね
面接の手応えと結果が相関しない
就活をしていると、面接の手応えに結果が伴わないことがあります。
面接の場ではうまく受け答えができ、面接官とも意気投合して「とても盛り上がった」「絶対に次もある」と思ったのに、不採用通知が来るというパターンです。
期待が高まっていただけに落ち込みますし、興味を持ってくれたのは嘘だったのかと人間不信になります。
あなたに非があったわけではなく、たまたま強力なライバルがいただけかもしれないよ。必要以上にネガティブにならないようにしよう。
内定を出す前後の囲い込みが激しい
企業側は内定を出した学生の辞退を防ぎたいため、内定通知の前後で囲い込みをすることがあります。
具体的には、他社の選考状況を探って就活を終わらせるよう圧力をかける、内定承諾書などのサインを強要する、内定者研修などで過剰に拘束する、などです。
はじめは自分が入社を希望していた企業でも、あまりに必死で囲い込みをされると、逆に不安になって逃げだしたくなることもあります。
内定承諾書や懇親会はどこでもやっているけど、やり方に学生への配慮があるかどうかが問題だね
就活の闇に悩まされないための注意点
ここまで、さまざまな就活の闇についてご紹介してきました。これらに悩まされないためには、次のような点に注意が必要です。
自分の頭でしっかり考えて行動することが大事だね
就活や企業の情報は多方面から取り入れる
就活や企業の情報は、いろいろな情報源から仕入れることが大切です。
人事担当者や就活エージェント、就活仲間にはそれぞれの立場があり、その人が語ることが全てとは限りません。
また、ネット上の情報も出所が確かなものか、偏った意見ではないか、といったことに注意が必要です。
誤った情報に流されると後で自分が痛い目を見るので、冷静に判断しましょう。
「給料が高い=業務量が多い」「職場の仲が良い=距離感が近い」など、1つの事実も表裏で考えてみると良いよ
必ず自分で判断基準を設けて決断する
就職活動を経て、実際にこれから毎日働くのはあなた自身です。
「親に勧められたから」「周りに自慢できるから」など、他人軸で就職先を決めてしまうと、入社後にミスマッチを起こして後悔したり、闇落ちしたりする可能性があります。
自分でしっかり考えて決めた道であれば、多少の困難があっても覚悟を決めて乗り越えられますから、判断基準をしっかりと持つようにしましょう。
後から人のせいにしても仕方がないから、自分でしっかり考えよう
”常識”がすべて正しいと思わない
社会や就活市場の変化はめまぐるしく、日々「常識」も変わってしまいます。
「大手企業なら安定」「〇〇業界はキツイ」など、昔から言われてきたことも通用しない可能性があります。
特に親世代の人たちは、あなたの将来を心配するがゆえに進路について色々な意見をくれることでしょう。
社会人の大先輩として正しいこともありますが、今の就活事情に詳しいとも限らないので、自分で常識や価値観をアップデートして判断することが必要です。
別に、無理して常識に合わせる必要もないしね
就活の闇を避けるならエージェントに相談しよう
就活の闇を避ける方法として、就活エージェントに相談することも有効です。
エージェントは就活のプロですから、多くの企業や学生を見てきた経験に基づいて、的確なアドバイスをくれます。
もちろんエージェントの情報だけが全てではありませんが、効率良く信頼のおける情報が集められるので、ぜひ活用しましょう。
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まとめ:就活の闇は改善されてはいるがまだ深い
就活中は、学歴フィルターや理不尽な選考、内定の囲い込みなど、社会の嫌な部分を目にすることがあります。
最近は企業もSNSなどの評判を気にしているため改善されつつありますが、それでも就活の闇が完全になくなることはありません。
なるべくこうした闇を回避するためには、エージェントを活用するのがおすすめです。
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