内定辞退をした企業にやっぱり行きたい!
企業側が納得できないと厳しいかな…
就活も山場を迎えている今、複数内定を持っている就活生も多いでしょう。
最終的に入社先は1社なので、内定辞退は避けられません。納得できる就活にするために内定承諾する企業は吟味してください。
そして、内定辞退の撤回は可能な限り避けるべきです。
それでもなお「どうしても内定辞退の撤回がしたい」という方に向けて、どう対応すべきかお伝えします。
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内定辞退を後悔したことがある人は全体の2割
マイナビ学生の窓口フレッシャーズの記事によると、内定辞退を後悔したことがある若手社員が約2割います。
その理由は待遇面・職場の環境面の2つに分かれています。
待遇面については、「給料が今より高い」「今思うと他の企業のほうが良い労働環境だった」といった声があります。
一方職場の環境面では、「今の職場の人間関係がよくない」「第二希望だった企業の雰囲気が良くて迷った」など今の職場と比べて後悔したと答える人が圧倒的です。
(参考:マイナビ 学生の窓口 フレッシャーズ)
内定辞退は非常識?撤回は無理ではないが採用の確率は低い
伝える自由はあるけど、企業がそれを受ける義務はないからね
内定辞退の撤回は法的にNGではありません。内定辞退を撤回したい気持ちが強いなら、企業側に伝えることはできます。
ただ、それが受け入れられるかどうかは別です。ほとんどの企業は内定辞退の連絡を受けた段階で新卒募集を再開します。
内定辞退の連絡を受けた後に良い学生に出会い、採用予定人数を満たすことも十分あり得ます。
よほどのことがない限り、内定辞退の撤回は受け入れられないと考えてください。
内定辞退の取り消しが認められる条件
なかなか受け入れられない中で、取り消しが認められるパターンもあります。
ただし条件は厳しいです。以下の4点に当てはまるなら受け入れられる可能性があります。
採用枠に空きがある場合
枠がないのに受け入れることはできないからね
採用予定人数に達していないことが最低条件です。
もし内定辞退の連絡からすぐ撤回すれば通る可能性はまだあるでしょう。
しかし、連絡してから期間が空いていれば企業側も別の学生を探し、内定を出しています。
また採用予定人数は研修や各部署の受け入れ体制、新人にかけられる予算などを考えて設定しています。
その枠以上の採用は難しいと考えましょう。
元々の自分への評価が高かった場合
評価がよかったらまたほしくなるかもしれないけど…
内定を出したということは、その学生をある程度評価しています。
その評価が高かったら撤回しても通る可能性が残っています。
ただし評価があまり高くなければ希望は通りません。
また採用予定人数が多く、内定辞退の連絡に慣れている企業だと辞退連絡の際に引き留めすらしないこともあります。
こういった企業の場合、連絡をしても評価にかかわらず意味がありません。
内定辞退の撤回に誠意が感じられる場合
もう一度働きたいというからには誠意がないとね
なぜ一度した決断を覆すことになったのかという経緯と謝罪、そして熱意をしっかり伝える必要があります。
企業側はなぜこのようなことになったのか、実際の思いがどうなのか気にします。
どうして今回の結論を出したのかを包み隠さず伝えましょう。
そして、「一度辞退したものの、改めてこちらで働きたい」という熱意もしっかり伝えてください。
この2つの条件がそろわないと、撤回が通る可能性がさらに低くなります。
撤回の理由が止むを得ないものだった場合
どうしようもない時は仕方ないよね…
撤回したい理由が自分の力で何とかできない場合は相談する価値があるでしょう。
25卒ではあまり耳にしなくなりましたが、かつてはコロナの影響で内定取り消しが多発していました。
また、ニュースになるような不祥事が発覚し、企業経営が継続できずに就職ができなくなったパターンも少なからずあります。
社会情勢や企業側の都合での内定取り消し、そして内定辞退の撤回は理由として納得されやすいです。
内定辞退を撤回する際に注意するべきポイント
伝えるとき、いろいろなことを気にしないといけなさそうだね
内定辞退の撤回を伝える権利はありますが、リスクは多いです。
そのリスクや話す際の注意点についてお伝えします。
撤回ができても評価が下がる可能性がある
まずは撤回することで発生するリスクを話すね
事情は人それぞれですが、話が二転三転する時点で意思が弱いと評価されます。
実際に働くとなったとき、話がコロコロ変わる人は信頼されにくいです。
社外の人からはもちろん、社内で一緒に仕事をする人も不信に思います。
そうなると、企業側にメリットがありません。
社会人として働く前からその予兆があるとして、あまりいい評価はされないので注意しましょう。
撤回の理由は正直に伝える
嘘をつくのはもってのほかだよ!
前の項目で説明したリスクは納得しましたか?
その上で、注意点をお伝えします。
内定辞退の撤回理由は正直に伝えてください。
撤回を伝える時点で評価が低くなるのに、ここで嘘をつくと信頼はなくなります。
評価が下がるという自分にとって嫌なことに真摯(しんし)に向き合い、事実をすべて伝えることは社会に出てからも役立つのです。
理由は偽りなく、正直に話しましょう。
内定辞退の撤回を成功させるためのポイント
よし、話してみよう
この時の対応が明暗を分けるかもしれないからね
では、内定辞退の撤回を成功させるための3原則をご紹介します。
速やかな連絡
時間を空けるのはよくないよ!
まずはできるだけ速い連絡です。
先ほども説明しましたが、企業側の採用予定人数の兼ね合いもあるので、時間がたつほど状況は悪くなります。
「すでに採用活動を終えていますので…」とならないよう、決めたら即動きましょう。
誠意のある謝罪
最初は最大限の誠意と謝罪を伝えよう
内定辞退の撤回は非常識な行動です。
誠意が伝わらないと、ただの自己中心的な人として話を聞いてもらえないこともあり得ます。
理由にかかわらず、まずは「自分が悪い」というスタンスで始めてください。
撤回したい理由についての説明
謝罪の後に理由を伝えていこうね
やむを得ない理由ならスムーズに話せるかもしれませんが、「公務員試験に受かった」などよくある理由の場合はそれを覆せる内容を出さねばなりません。
そのため、この理由で企業側が納得できるかという考えも取り入れて伝えましょう。
自分よがりな内容での撤回は難しいです。
内定辞退の撤回は電話とメールの両方での連絡がおすすめ
非常に大事な内容だから、確実に伝わるようにしよう
連絡手段にもこだわりましょう。
内定辞退の連絡はメールのみ・電話のみで済ませることもありますが、内定辞退の撤回は必ずメールと電話で行います。
メールの文章、特にビジネスメールの文面では自分の感情を伝えることが難しいです。
どんな感情を抱いているか、きちんと伝えるために電話連絡は必須です。
ただ、急に電話で内定辞退をしたいと話しても企業側は対応に戸惑います。
電話する前にメールを1通送ることで、企業側も考える時間ができます。
そのためメールを送る際は内定辞退を撤回したいこととその理由、この話について改めて電話する旨の文章を入れると親切でしょう。
内定辞退の取り消しはエージェント経由でも可能
プロの力を借りるのも手かもしれないね
「内定辞退を撤回したいけれど、直接言う勇気がない」そんな時は、エージェントを通して話してみましょう。
ただし、エージェントが取引していない企業の場合は対応が難しいこともあります。
まずは相談して、事情を受け入れてくれるかどうか確認しましょう。
相談先は多いほうがよいです。まずはこれから紹介する3つのエージェントに相談してください。
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JobSpring(ジョブスプリング)はエージェントによる丁寧なサポートが売りです。
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就活生の思いだけでなく、担当者の思いもよく理解しています。
内定辞退を撤回すると企業側はどんな印象を持つのか、どう話せば理解されるのか、リアルな声を聞くことが可能です。
内定辞退の撤回ができなかった場合は、どう就活を再開すべきか一緒に考えてくれます。企業側の本音を知りたい人は一度相談してください。
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まとめ:内定辞退の撤回を成功させるために誠意のある対応を心がけよう
難しいだろうけど、一度話してみてね
その時は真摯(しんし)な姿勢を忘れないで!
内定辞退の撤回は本来あり得ないお願いです。
そのため、伝える際には誠意ある謝罪と真摯(しんし)な姿勢は欠かせません。
嘘をつかず、本当のことを丁寧に伝えてください。就活エージェントを通した連絡も可能です。
ただ確実に事情を受け入れてくれるところを探すためにも、複数登録してみましょう。中でも、JobSpring(ジョブスプリング)に相談するのがおすすめです。
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