営業からエンジニアへの転職は難しい？転職を成功させるコツやエンジニアになって失敗するポイントを解説

「営業からITエンジニアに転職したい」「未経験でも転職できるのだろうか」と、考えてはいませんか。

エンジニア未経験の場合でも、営業から転職はできます。しかし、未経験転職を成功させるのは難しいです。

営業から未経験でITエンジニアへ転職を成功させるには、選考対策を徹底的に行う必要があります。個人での対策だけでは難しいので、転職のプロであるマイナビエージェントを利用しましょう。

マイナビエージェントは各業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しており、異職種への転職に強いです。営業からITエンジニアへ転職を考えているなら、マイナビエージェントに登録してみてください。

営業からITエンジニアへ転職するならマイナビエージェントがおすすめです。マイナビエージェントなら独自の求人を紹介してくれるため、優良企業に出会える確率が上がります。

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営業からITエンジニアへの転職は可能？

営業からITエンジニアへの転職はできます。ITエンジニアは将来性が高い業界であるにもかかわらず、人材不足の規模が年々増加しています。

IT人材の不足は2023年現在で約37万人とされています。年々不足の規模は拡大していき、2030年には最大で約79万人の人材が不足すると予想されています。

IT業界は人材が不足しているため、未経験の人でもエンジニアへ興味がある場合は採用に積極的です。

また、プログラミングのスキルは未経験からでも努力次第で身につけられます。営業から将来性の高いITエンジニアを目指すのは、良い選択肢だといえます。

未経験からでも採用してくれる企業がある

営業からITエンジニアへ転職する場合、未経験からでも採用してくれる企業はあります。ただし、未経験転職では年齢が若いほど有利です。

20代の若い世代は未経験だとしても、体力があるので知識を吸収しやすく、将来的に会社の貢献してくれるメンバーになる可能性が高いです。

また、一般的に転職では年齢が上がるにつれ、即戦力の人材が求められます。30・40代になってくると前職でどのような経験・実績を残してきたかが重要になります。

給付金など利用すれば手頃にプログラミングを学べる

営業からITエンジニアへ転職する前に、給付金をもらいながらプログラミングを学べる制度があります。

厚生労働省は労働者のスキルアップを支援するため「教育訓練給付金」を支給しています。主な教育訓練給付金制度は3つあり、以下のとおりです。

制度を受給する条件は「雇用保険の加入期間を一定以上満たしていること」「厚生労働大臣が認定した教育訓練を受講すること」の2つです。

それぞれの制度によって対象の講座や受給の条件が異なります。

引用：教育訓練給付制度(厚生労働省)

ITエンジニアへの転職が難しいと言われている理由

ITエンジニアへの転職が難しいといわれている理由を紹介します。

それぞれについて解説します。

プログラミング学習者の9割が挫折を経験している

オンラインプログラミング塾を運営する「株式会社侍」が実施したアンケート結果では、学習者の87.5%が挫折を経験しているという結果になりました。

約9割がプログラミングの勉強を挫折してしまった理由では、「不明点を気軽に聞ける環境になかった」「エラーが解決できなかった」という意見が多いです。

プログラミングの学習を始める人は独学が多く、行き詰まったときにだれにも相談できず、そのまま辞めてしまう傾向にあります。

未経験からITエンジニアを目指すのであれば、給付金制度を利用しながら、塾やオンライン講座を受講すると挫折せずに学べます。

引用：PR TIMES

忙しくて勉強する時間がない

ITエンジニアは忙しく、勉強してスキルアップをはかる時間を確保しにくいです。業界として人材が不足しているため、一人ひとりの作業量が多くなり、忙しくなる傾向にあります。

未経験から転職する場合は勉強する時間がなかなかとれず、実践のなかでプログラミングを覚えていく必要があります。わからない部分も仕事のなかで覚えなくてはならず大変です。

ITエンジニアへの転職では、個人の勉強時間を確保してスキルアップがなかなかできず、「周りに迷惑をかけているな」と感じ、苦労するかもしれません。

営業からITエンジニアに転職するメリット

未経験でITエンジニアへ転職するのは難しいと紹介しましたが、メリットもあります。営業からITエンジニアに転職するメリットは、以下のとおりです。

それぞれのメリットについて解説します。

市場価値が高いプログラミングスキルを身につけられる

ITエンジニアへ転職するメリットは、市場価値が高いプログラミングスキルが身につけられることです。国内のIT市場規模は、年々拡大していくと予想されています。

「株式会社矢野経済研究所」が実施した調査では、国内のIT市場規模は2023年度で前年度比2.2%、2024年で1.4%増とされており、上昇傾向にあります。

よって、IT市場は今後も拡大が続く見込みなので、プログラミングスキルの習得により、キャリアの幅が広がりやすいです。また、プログラミングスキルは独立・開業との相性が良いメリットもあります。

引用：国内企業のIT投資に関する調査を実施(2022年)

技術的な部分を自分でいじることができる

ITエンジニアは営業とは違い、「こうしたい」を自分で叶えられます。

営業では「こんな機能を実装したい」と思っても、自分自身で叶えることは難しいです。しかし、ITエンジニアであれば、スキルさえあれば叶えたい機能を実装できるため、業務にやりがいを感じられる人も多いはずです。

自分で何かを作りたいと考える人にとっては営業よりITエンジニアがおすすめと言えます。

取引先や顧客など外部の人間との付き合いが減る

ITエンジニアへ転職すると、取引先や顧客など外部の人間との付き合いが減ります。営業は社外の顧客に対し、自社の製品やサービスを販売する仕事です。

そのため、飲み会や接待など、仕事に関する付き合いの場があり、苦手な人にとっては気疲れする場面は多いです。

一方、ITエンジニアは社内で進める仕事がほとんどで、社外の人との関わりは少ない傾向にあります。社内の人間とチームを組み、プロジェクトを進めていくため、社交的な場での気疲れは営業よりも少ないです。

営業からITエンジニアへの転職を成功させるコツ

営業からITエンジニアへの転職を成功させるコツを紹介します。

それぞれのコツについて解説します。

営業からITエンジニアに転職したい理由を明確にしておく

転職を成功させるコツは、営業からITエンジニアに転職したい理由を明確にしておくことです。異職種転職になるので、転職先の企業にとって「なぜ職種を変えたいのか」理由が気になります。

面接のときに「なぜエンジニアになりたいのか」「なぜこの会社を選んだのか」をしっかり説明できるようにしておくと選考突破率が上がります。

面接でしっかりと回答できるよう理由を明確にするには、徹底的な自己分析が必要です。自己分析を行い見つけた特性が、なぜIT業界とマッチしているか説明できるよう、業界研究もあわせて行いましょう。

基礎的なプログラミングスキルを身につけておく

ITエンジニアへ転職するコツは、基礎的なプログラミングスキルを身につけておくことです。ITエンジニアへの転職では未経験採用を実施していますが、企業としてはなるべく早く戦力になってほしいと考えています。

未経験でも基礎的なプログラミングスキルが身についていると、「少し育てればすぐに戦力になる」と思ってもらえ、採用確率が上がります。

また、面接で「未経験だけど基礎的なプログラミングスキルは学んでる」と意欲の高さをアピールでき、選考に受かりやすいです。基礎的なプログラミングスキルであれば、参考書やスクールなどを利用し独学でも身につけられます。

未経験転職に強い転職エージェントに登録する

未経験転職に強い転職エージェントに登録することで、営業からITエンジニアへの採用確率が上がります。

営業とITエンジニアでは求められる人物像が変わり、面接や履歴書によってアピールの仕方などを工夫する必要があります。

個人でアピール方法を考えるのは限界があるので、キャリアのプロである転職エージェントを頼りましょう。

転職エージェントは求人紹介や面接対策、履歴書添削など転職における全般のサポートをするサービスです。採用確率が上がるアピール方法を一緒に考えてくれます。

営業からITエンジニアに転職したい人におすすめの転職エージェント

営業からITエンジニアに転職したい人におすすめの転職エージェントを3つ紹介します。

気になる転職エージェントがあれば登録してみてください。

マイナビエージェント

名前	マイナビエージェント
料金	無料
求人数	公開求人：- 非公開求人：- （2023年12月14日現在） 今の求人数：公式HP参照
対象年代	20代～30代の若手向け求人が多い ※年齢制限なし
対応エリア	全国
オンライン面談	可
得意分野・業界	全業界、全職種
公式HP	https://mynavi-agent.jp/

マイナビエージェントは、2023年オリコン顧客満足度で総合1位を獲得した転職エージェントです。人材業界大手のマイナビグループのため、各業界の公開・非公開求人を豊富に扱っています。

マイナビエージェントの保有求人は未経験OKのものが多く、営業からITエンジニアへの異職種転職を狙う人におすすめです。

各業界に精通したキャリアアドバイザーが各職種の転職事情を熟知しているため、興味のある業界からあなたに合った求人を厳選して紹介してくれます。

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▼マイナビエージェントの口コミ

キャリアクラス転職独自調査

＼未経験転職に強い／

ジェイック就職カレッジ

名前	ジェイック就職カレッジ
料金	無料
求人数	公開求人：- 非公開求人：- （2023年12月14日現在） 今の求人数：公式HP参照
対象年代	18～35歳
対応エリア	全国
オンライン面談	可
得意分野・業界	20代、女性、中退者の転職支援
公式HP	https://www.jaic-college.jp/

ジェイック就職カレッジは、第二新卒や未経験の転職支援に特化した転職エージェントです。手厚いサポートにより、ITエンジニア未経験でも正社員の内定を獲得できます。

紹介してくれる求人は、ジェイックの社員が実際に足を運び、厳しい審査基準をクリアした企業が多いです。

ジェイック就職カレッジを利用しての転職後の企業定着率は、91.5%と高い数値を誇ります。転職後に安定して働けるので、安心して利用できます。

ジェイック就職カレッジでは「集団面接会」を案内しており、書類選考なしで20社と面接可能です。経歴を気にせずに選考に参加できるので、未経験でも安心して利用できます。

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▼ジェイック就職カレッジの口コミ

引用：みん評

＼採用後の定着率が高い／

ハタラクティブ

名前	ハタラクティブ
料金	無料
求人数	公開求人： 3,372件 非公開求人：- （2023年12月14日現在） 今の求人数：公式HP参照
対象年代	20代
対応エリア	全国
オンライン面談	LINEビデオ面談可
得意分野・業界	フリーター・既卒・ 第二新卒の支援に特化
公式HP	https://hataractive.jp/

ハタラクティブは、未経験者の転職支援に強いエージェントです。保有求人の約8割が未経験OKのため、営業からITエンジニアへの転職を検討している人でも利用しやすいです。

面談をとおしてあなたの性格・経歴を考慮した上で、適職を紹介してくれます。転職サポートは手厚く、書類通過率は96％、内定率は80％の実績を誇ります。

ハタラクティブでは内定まで最短2週間というスピーディーな転職活動が行えるため、仕事がなくなる心配が少なくなり安心です。

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▼ハタラクティブの口コミ

キャリアクラス転職独自調査

＼内定率80％以上の実績／

営業からITエンジニアに転職して失敗する原因

営業からITエンジニアに転職して失敗する原因は、以下のとおりです。

ITエンジニアの仕事はプログラミングスキルが必須です。ただし、プログラミングスキルを学ぶことは挫折しやすく、習得できずにITエンジニアを諦めてしまう人は多くいます。

また、採用後に参加するプロジェクト次第では、不具合によって急な復旧対応を行うことも珍しくありません。深夜に急な連絡が来るのがしんどいと感じ、辞めてしまう人もいます。

営業からITエンジニアへの転職で活躍・後悔する人の特徴

営業からITエンジニアへの転職で活躍・後悔する人の特徴を紹介します。

それぞれの特徴を紹介します。

活躍する人の特徴

営業からITエンジニアへの転職で活躍する人の特徴を紹介します。

ITエンジニアの仕事を行うには、プログラミングの構造をしっかりと理解し、正確なコードを書く必要があります。正確なコードを構造から理解できる論理的な思考力が必要です。

また、コードに間違いがないか確認しながら進められる、地道な作業が得意で楽しいと思える人だと活躍できます。

後悔する人の特徴

営業からITエンジニアへの転職で後悔する人の特徴を紹介します。

そもそもITの技術に興味がない人では、仕事でのやりがいを見つけられません。転職前にITの分野に興味があるかどうかは判断しておきましょう。

ITの業界は将来性が高く、人材が不足していることから、給与水準が高い傾向にあります。簡単に稼げるからという理由で転職すると、プログラミングスキルを習得できず仕事についていけない可能性が高いです。

営業からITエンジニアに転職するときの志望動機【IT業界で役立つ例文】

営業からITエンジニアへ転職するときに使える志望動機を例文として紹介します。

私が貴社を志望した理由は、日々の業務をサポートしてくれるサービスの制作に携わりたいと感じたからです。

私は前職で、◯◯を販売する営業を行っていました。営業を担当しているときに、業務をサポートしてくれる貴社のサービスを利用しており、日々の仕事が楽になったと実感しております。

貴社のサービスを利用していくなかで、私自身も「多くの人の手助けになるシステム開発に携わりたい」と感じるようになり、エンジニアへの転職を決意しました。

私は営業職時代、お客様が「どのような商品を求めているか」「どんなことに困っているか」に目を向けて仕事をしていました。

結果として所属する営業部門での年間売上1位を獲得できました。常にお客様ファーストで物事を考えたことが結果につながったと考えています。

営業時代に培った常にお客様のことを考える能力を生かし、システム利用者のニーズを汲み取り、使いやすいと感じるサービスを提供していきます。

志望動機を考えるときは、「同業他社ではなく貴社を選んだ明確な理由」「前職までの経験で自分が提供できる価値」を伝えることを意識しましょう。

ITエンジニアの仕事についておさらい

本記事では営業からITエンジニアへ転職するメリットや選考のコツを紹介してきました。本章では、ITエンジニアの仕事についておさらいします。

それぞれについて解説します。

ITエンジニアの仕事内容

ITエンジニアの仕事内容は、オンライン上のサービスやソフトウェア、アプリケーションなどのシステムを設計する仕事です。

ITエンジニアでは、「システムエンジニア(SE)」「Webエンジニア」「インフラエンジニア」「上流工程担当エンジニア」の4つにわけられます。

それぞれの専門分野によって、職種がわかれており仕事内容が異なります。

ITエンジニアの職種

ITエンジニアの職種についてまとめました。

職種	概要
システムエンジニア(SE)	・クライアントへ直接ヒアリングを行い、要求に応じて最適なシステムを開発します。 ・システム設計やプログラミングなどの業務も担当します。
Webエンジニア	・WebサイトやWebサービスのシステムに特化したエンジニアです。 ・システムの設計・構築・運用・保守まで担当します。
インフラエンジニア	・ITにおけるインフラとは、システムやインターネットを使用するためのサーバーやネットワークのことです。 ・システムの設計・構築・運用・保守まで担当します。
上流工程担当エンジニア	・エンジニアの上流工程とは、クライアントの要求に応えるためのシステム設計図を作ることです。 ・クライアントへのヒアリング、システム開発の納期や予算の調整を担当します。

ITエンジニアではそれぞれの職種にわかれており、どの分野で仕事をしていきたいか考えておきましょう。

営業からITエンジニアに転職したい人からよくある質問

営業からITエンジニアに転職したい人からよくある質問を紹介します。

それぞれの質問に回答します。

SEと営業職は兼任することもある？

SEと営業職を兼任することもあります。特に中小企業やベンチャー企業の場合は、比較的多いです。

SEと営業を兼任する場合、自分で見つけたクライアントのヒアリングを行い、要望に沿ったシステムを開発できます。そのため、営業職経験があり、ヒアリング能力に長けているエンジニアは重宝されやすいです。

営業職とエンジニアの平均年収はいくら？

求人ボックスによると、営業職とエンジニアの平均年収は以下のとおりです。

営業職は歩合制を用いている企業が多く給与にばらつきがあるため、平均でみると低い傾向にあります。一方、エンジニアでは業界的に人材不足であり、将来性が高いため、給与水準が高くなっています。

引用：求人ボックス(営業)
引用：求人ボックス(エンジニア)

営業職とSEは仲が悪いと言われるのはなぜ？

必ずしも仲が悪いわけではありませんが、強いていうならコミュニケーション不足が原因であることが多いです。

エンジニアが求めていることと、営業が考えていることがマッチしないと仕事での不満が生まれやすいです。

積極的にコミュニケーションをとることで、どのようなことを考えているか理解でき、お互いの仕事に対してリスペクトが生まれます。

営業とSEのそれぞれの橋渡しをできるような人材になると、市場価値や社内評価が高くなります。

営業からITエンジニアへの転職を成功させるには転職エージェントの活用が大切

営業からITエンジニアへの転職は異職種転職となるため、対策が必要です。個人での転職対策は難しいため、キャリアのプロである転職エージェントを利用しましょう。

数多くある転職エージェントのなかでも、マイナビエージェントの利用がおすすめです。マイナビエージェントは、取り扱っている求人数が豊富で、あなたに合う企業が見つかりやすいです。

また、各業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しており、営業からITエンジニアへの異職種転職を狙っている人の力強い味方になります。

マイナビエージェントは、2023年度オリコン顧客満足度No.1を獲得している実績のあるサービスです。営業からITエンジニアへの転職を狙っている人は、マイナビエージェントの登録だけでもしておきましょう。

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