接客業から営業職へ転職するなら、志望動機は非常に重要です。内容が薄ければ書類選考に通過することができません。
一方、熱意が伝わり、採用担当者が必要な人材だと感じる志望動機を作成できれば、転職成功の可能性はグッと高まります。
本記事では、接客業から営業職へ転職する際の志望動機の書き方を詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
- 接客業から営業職への志望動機の書き方・構成
- 接客業から営業職への志望動機で採用担当者が見るポイント
- 接客業から営業職への転職!志望動機の例文
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接客業から営業職への志望動機の書き方・構成
接客業から営業職への志望動機の書き方や構成は、以下の内容を盛り込むと書類選考に通過できる確率が上がります。
営業職に興味を持ったきっかけ
まずは営業職に興味を持ったきっかけが何だったのかを考えます。
営業職は、「お客様と関係を構築してコミュニケーションを図る」「売上を上げることで成果が得られる」といった魅力があります。
接客業でお客様と関係を構築する楽しさを学んだ、売上を上げることにやりがいを感じた、など営業職に興味を持ったきっかけと具体的なエピソードを入れましょう。
自分を採用するメリット
自分を採用するメリットは志望動機に必須です。採用するメリットを提示できない人材に採用担当者は魅力を感じません。
「自分を採用するとどうなるのか」「会社にどんな利益をもたらすのか」を考え、これまでの経験やスキルで営業職に活かせるものを交えて自分を売り込みましょう。
具体的なメリットを提示できれば、採用の可能性は上がります。
応募企業への転職を希望する理由
たくさんある企業の中で、なぜ応募企業への転職を希望するのか、熱意を持って書きましょう。
応募企業が展開しているサービスへの共感、社風や企業理念など、応募企業にしかない特徴や魅力を伝えることが大切です。ホームページに記載されている情報以外に、会社説明会に参加し、実際に応募企業で働く人の声を取り入れることも効果的です。
応募企業を徹底的に研究すれば、応募企業ならではの社風やサービスの特徴などが見えてきます。
接客業から営業職への志望動機で採用担当者が見るポイント
接客業から営業職への志望動機で採用担当者が見るポイントは、以下の3つです。これらの要素を志望動機や自己PRに盛り込むと印象が良くなり、転職成功確率が上がります。
柔軟な顧客対応の経験
接客業での柔軟な顧客対応の経験は営業職に活かせます。営業職は接客業と同様、さまざまな顧客に合わせて対応しなければならないため、柔軟な対応が必要になります。
ありとあらゆる顧客対応が必要な接客業なら、必ず柔軟性を習得しているはずです。具体的なエピソードを交えながら話すと説得力が増します。
傾聴力や説明力などのコミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルは接客業と営業職に共通して求められるスキルです。なかでも営業職では、傾聴力や分かりやすく伝える能力が求められます。
- 顧客が何を伝えようとしているのか
- 顧客が求めているものは何なのか
- 顧客に対して分かりやすく説明するにはどうしたらいいか
接客業で顧客の要望に対して変化させたことや過去のエピソードを踏まえてアピールできれば、転職が成功する確率は高まります。
将来性やキャリアプラン
未経験の転職では将来性が重視されます。応募企業でどのように成長していきたいか、熱意やチャレンジ精神をもとにまとめます。
また採用担当者は、あなたのキャリアプランも注視しています。自分の経歴やスキルが応募企業でどう活かせるか、応募企業に入社してからどんなキャリアアップを目指したいのかを考え、志望動機に盛り込みましょう。
接客業から営業職への転職!志望動機の例文
接客業から営業職への転職を目指すための志望動機の例文を紹介します。
私は接客業で得たスキルや経験を活かし、自分がより成長できると感じた営業職へ挑戦するため御社を志望いたしました。
前職ではお客様のお困りごとをヒアリングし、店舗の満足度向上に努めてきました。
満足度が向上した結果リピーターも増え、繰り返し来店してもらえることにやりがいを感じていました。
営業職に興味を持ったのは、お客様とより深い関係構築ができると感じたからです。
今後は接客業で得た傾聴力やコミュニケーションスキルを活かし、多くのお客様と関係構築したうえで喜んでもらいたいと考えています。
御社の営業職を希望した理由は、御社の商品に感銘を受けたからです。実際に御社が発売している○○を私も利用し、〇〇することができました。より多くの方に御社の素晴らしい商品を届けたいと思い、御社を志望させていただきました。
志望動機は、「結論」「営業職に興味を持ったキッカケ」「前職で活かせるスキル」「その会社を希望した理由」の構成で考えるといいですよ。
接客業から営業職への志望動機を面接で答えるときのコツ
接客業から営業職への志望動機を面接で答えるときのコツを3つ紹介します。
- 結論からロジカルに話す
- さまざまな質問パターンから志望動機につなげられるよう準備しておく
- 転職エージェントに面接対策をサポートしてもらう
結論からロジカルに話す
接客業から営業職への志望動機を面接で答える際は、結論からロジカルに話しましょう。そうすることで、採用担当者から「結局、何を伝えたいのか分からない」と思われることを防げます。
「志望動機を教えてください」の質問では、「〇〇であるため御社を志望しました」というように結論から伝えるのがベストです。その後、結論に至るまでの根拠や背景を話すことで、分かりやすく論理的な説明ができます。
さまざまな質問パターンから志望動機につなげられるよう準備しておく
志望動機は必ずしもストレートに聞かれるとは限りません。企業選びについての話題や、転職活動の状況の話題などから聞かれることもあります。
いかなる質問が来ても志望動機につなげられるよう、常日頃から応募企業との接点や応募企業との関係性について考えながら行動しましょう。
転職エージェントに面接対策をサポートしてもらう
未経験から営業職への転職を成功させるには、応募企業ならではの対策が必要です。
ただ独力では、情報収集をしたり面接対策をしたりするのは容易ではありません。在職中で時間のない方なら尚更です。
転職エージェントを利用すれば、非公開求人を紹介してもらえたり、面接傾向についての最新情報も入手できたりします。面接対策のサポート以外に志望動機についてのアドバイスももらえるので、利用しない手はありません。
接客業から営業職への志望動機でやってはいけない注意点
接客業から営業職への志望動機でやってはいけない注意点を3つ紹介します。
応募企業の待遇や勤務地、安定性のみを志望動機としてしまう
応募企業の待遇や勤務地、安定性のみを志望動機とした場合、応募企業側は採用メリットが見えてこず、いい印象も持ちません。
「働きやすい環境が整っている」程度にして、営業職に興味を持ったきっかけ・自分を採用するメリット・他社ではなくなぜ応募企業へ転職したいのか、など熱意をもって伝える必要があります。
学習・スキル向上面で受け身過ぎる姿勢を示してしまう
学習面やスキル向上面で、受け身すぎる姿勢を示してしまうのもよくありません。自主性がないと判断されてしまいます。
「会社で必要な知識だから仕方なく勉強した」「昇給のために資格を取得した」という理由ではなく、「新たな事に挑戦するために勉強している」などの表現を使えば、熱意を伝えられます。
接客業の退職理由にネガティブな内容を書いてしまう
接客業の退職理由に、ネガティブな表現や愚痴などを書いてしまうのはNGです。例えそれが本当の理由だったとしても、ネガティブな内容を書いてしまうことで、あなた自身の印象も悪くなってしまいます。
以下のように、ネガティブな退職理由をポジティブな内容に置き換えるか、それができないのなら書く必要はありません。
- 「給料が安い」は「努力や実績を正当に評価してくれる企業で働きたい」
- 「人間関係が悪い」は「周りと連携しながらチームとしていい仕事がしたい」
- 「ノルマがきつい」は「顧客一件一件としっかり向き合いたい」
ネガティブな内容を聞くと採用担当者は、「うちでも不満を漏らしそうだな」「すぐやめそうだな」という印象を持ってしまいます。
接客業から営業職に転職したい人におすすめの転職エージェント
接客業から営業職に転職したい人におすすめの転職エージェントを2つ紹介します。
リクルートエージェント
名前 | リクルートエージェント |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:362,851件 非公開求人:231,843件 (2023年12月14日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20代~60代 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | 可 |
得意分野・業界 | 全業界、全職種 |
公式HP | https://www.r-agent.com/ |
詳細を見る
運営会社名 | 株式会社リクルート |
拠点 | 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | あり |
連絡手段 | メール、電話 |
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- 求人数の多さ
- 5
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- 取り扱い
業種数 - 5
- 取り扱い
-
- 5
- 利用者満足度
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- 4
- サポート
対応
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- 利用実績
- 5
- 業界トップクラスの求人数
- 営業職の公開求人7万件以上
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初めての転職 面接編
— マイルド@転職・就職・お悩み相談 (@mild_mens5) December 17, 2022
面接時質問したらイメージが悪くなる質問
・給与の事
・福利厚生の事
・ネガティブな質問
ポイントは面接官がどう思うかを考え質問しましょう
求人に書いてある事を面接時に質問する事は絶対NGです
初めて転職は「リクルートエージェント」に頼みましょう
私も利用してます
リクルートエージェントを使ってみてGoodと感じた内容3選
— おいさん (@overtime0127) December 13, 2022
●過去の面接質問を教えてくれた
●メンタル面を支えてくれた
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残業80時間で転職できたのはリクルートエージェントのおかげ。ただし、悪い担当者だと上手くいかないので要注意。ひとまず話だけでも聞く価値ありです。
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— リチャ🇬🇧主夫@妻のロンドン駐在に帯同中 (@tiedfamily244) November 30, 2022
それでも古巣のリクルートエージェントはお勧めできます。
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マイナビエージェント
マイナビのプロモーションを含みます
名前 | マイナビエージェント |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:- 非公開求人:- (2023年12月14日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20代~30代の若手向け求人が多い ※年齢制限なし |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | 可 |
得意分野・業界 | 全業界、全職種 |
公式HP | https://mynavi-agent.jp/ |
企業情報を見る
運営会社名 | 株式会社マイナビ |
拠点 | 東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 パレスサイドビル |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | あり |
連絡手段 | メール、電話 |
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- 求人数の多さ
- 4
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- 取り扱い
業種数 - 4
- 取り扱い
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- 5
- 利用者満足度
-
- 5
- サポート
対応
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- 利用実績
- 5
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接客業から営業職への転職希望者からよくある質問
接客業から営業職への転職希望者からよくある質問を3つ紹介します。
履歴書に書いた志望動機を暗記して面接で話すのはNG?
履歴書に書いた志望動機を暗記して面接で話すのはNGです。話の筋を覚えておいて話す分には特に問題はありません。
履歴書に書ききれなかった内容やエピソードを、深掘りして話せるようにしておくと好印象を与えれます。
どうしても志望動機が思いつかないときはどうすればいい?
どうしても志望動機が思いつかないときは、対象の評価や査定の際に利用するアセスメントツールを活用してもいいのですが、正直信ぴょう性に疑問が残ります。
本気で転職を成功させたいなら、転職エージェントを活用しましょう。キャリアアドバイザーが接客業で得た経験やスキルをもとに、志望動機思案の手助けをしてくれます。
志望動機の中で競合他社の名前を出して比較することはNG?
志望動機の中で、競合他社の名前を出して比較することはNGではありません。むしろ応募企業への入社意欲をアピールできます。
ただし、「A社は〇〇である。これに対して御社は〇〇だから御社を志望しました」などの断定表現はNGです。認識が間違っているかもしれませんし、採用担当者に高圧的な印象を与えてしまいます。
「〇〇という認識でおります」くらいの姿勢で臨むようにしましょう。
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