- 職場をダメにする老害社員の特徴
- 職場をダメにする老害社員への6つの対処法
- 老害社員と関わりたくないなら転職するのが一番良い理由
あなたの職場でも老害と感じる社員や上司が存在するでしょうか。
自分本位な考え方や言動で周囲に迷惑をかけ、不快な思いをさせる老害は、組織の若返りを妨げる要因にもなります。
本記事では、老害と呼ばれる人の特徴を説明し、さらに老害社員への対処法も紹介しています。もしあなたが困った状況にあるならば、円滑に仕事をする際の参考にしてください。
職場をダメにする老害社員の特徴
職場で老害と呼ばれる人にはどのような特徴が見られるのでしょうか。おもな特徴を以下でくわしく解説します。
自分は常に正しく、間違いを認めない
老害社員は、これまでの経験や裏付けから自分の考え、方法は正しいと信じています。
自分のやり方で成功し、実績をあげてきた場合、それを周囲にも押し付けがちです。
時代が移り変わり、常識が変化しても受け入れられず、周囲のほうが間違っていると思い込んでいます。
そのため周囲から間違いを指摘されても、素直に認めません。
職場にいるおかしい人、いわゆる老害って性格悪いの治らないよね。
俺は正しいんだ!という固定概念があるからか、非常に頭が硬い。
もちろん新人いじめとかも平気でやる。口癖は””最近の若者は!!”だそうです。🙄
今まで約50年間何を学んできたのか☹️— 颯汰@ZF1 (@souta_CRZ) February 17, 2021
午前で帰ろう〜と思った矢先
この道ウン十年の職人(笑)が仕様書にない仕事していた事発覚、巻き添え確定😭謎の「俺の仕事だから大丈夫」理念どうにかなりませんか?時代にマッチしてません?そうゆうの老害っ言いますの。
みんなの職場にも居ませんか?年だけ食ってたお子様。
— れーさん(アルアリ追悼中😭) (@mutsuki_FB_) February 22, 2021
上記のツイートのように、柔軟な考え方ができないことで若い社員との間にギャップが生じます。
感情的になりやすい
人は老化が進むと、怒りの感情をコントロールすることがしにくくなるといわれています。
そのため感情的になりやすいのは、歳のせいでもあるのかもしれません。
だからといって、感情に任せた言動をしてもいいという理由にはならないはずです。
気に入らない、思い通りにならないからといって怒鳴り散らし、職場のチームワークや雰囲気を壊すのは、老害以外の何者でもありません。
昼勤の老害、片付けすらまともにしないから片付けして注意書きをメモに残してたんやけどまさかの逆ギレして、使ったら片付けてと返された
なお一切使ってない
昼の後輩にも注意してくれと頼んだけどこれでまた逆ギレされたら職場長言うてもらう— コウ (@konomi323) February 17, 2021
上記ツイートでは、親切心による行為すらも逆ギレされています。
古い価値観から抜け出せない
老害と呼ばれる人の多くは、能力にかかわらず、勤続年数の長い人や年齢が上の人間がえらいという価値観のなかで働いてきました。
成果や能力で評価される現代であっても、その価値観は染み付いており、部下や若い世代から意見されることに慣れておらず、素直に聞くことができません。
多様性の時代であっても自らの信念を曲げず、今までの方法を押し通そうとします。
新しいシステムやツールが広まってもデメリットばかりに目を向け、学ぼうとしないのです。
その結果、若い世代の社員に負担が増えても、苦労を美徳と考えているため気にも止めません。長時間働くことは、仕事熱心なことだとさえ考えています。
老害の提案や意見がすべて基準、採用される職場環境に嫌気がさしてる。それで窮屈になるしフロー変更されてストレス溜まる。課で一番年上だから社員も逆らわないしむしろ讃える。非正規で役職ランクも同じなくせに。ほんと黙って大人しく目の前のことだけやっててほしい。おせっかい甚だしい。
— サンユタ@HSP繊細さん (@runoa34621530) February 16, 2021
職場で新しい機器が導入されて色々覚えることが多くて大変なんだけど
新しいことを受け入れられない、目下の人間に指図されることに耐えられない老害客が多くて疲れた
お客様ご自身でこうやって下さいって言ってもろくに聞かないで知るか!!客にやらすなお前がやれ!!って☺️しんでくれ☺️— mox (@mox88810847) February 19, 2021
パワハラやセクハラを気にしない
一昔前まで、パワハラやセクハラといった単語は存在していませんでした。
年功序列が当たり前で男女平等という価値観も今ほど浸透していなかったことから、老害社員はパワハラやセクハラへの認識が乏しい場合があります。
過去に自分が上司にされてきたことを疑問を持たずに部下へ行います。
しかも、根性論や感情論が大好きで、努力や気合い、根性が足りないと若者を批判するのです。
老害医師のパワハラのせいで、また看護師が休んだ。この老害は何人の看護師を飛ばしたら気が済むのか。看護師に検査結果の判断も、注射のオーダーもさせて、処方薬の判断もさせる。Noを言った看護師は、「あいつはバカだからわかってない」と、パワハラをする。こんな医師早くクビにしてほしい。
— みな (@mina3352) February 15, 2021
職場にいながらできる老害社員への6つの対処法
価値観がまったく異なる老害社員ですが、同じ職場である以上、関わりを持たないわけにはいきません。
うまく対処する方法を6つご紹介します。
なるべく距離を置く
老害社員にはできれば距離を置き、近寄らないのが得策です。
とはいえ、上司であれば避けられない場合もあります。
老害社員とは、必要最低限の挨拶やコミュニケーションだけで済むように工夫してみましょう。
聞き役に徹する
老害社員が話を始めたら、聞き役に徹することをおすすめします。
余計なことはいわずに、適度に相づちを打って聞きましょう。
老害社員の自慢話に延々と付き合わされるのは正直苦痛です。
しかし、早く終わらせようと話をまとめようとしたり、口を挟んだりすると話がさらに長くなります。
プライドの高い老害社員は、ほめられると承認欲求が満たされます。
うまく受け流す
老害社員の理不尽な怒りや主張には、反論せずに受け流します。
自分の価値観のなかで生きている老害社員には、正論を説いても届きません。
老害社員は意見を否定されると、自分のすべてを否定されたように感じます。
そのためストレートに反論することは避けてください。
逆ギレされ、こちらが消耗するだけです。
相手を変えようとしない
老害社員は頭が固く、人の意見には耳を傾けない人が多いので、老害社員の考えや意見を変えようとするのは、徒労に終わる可能性が高いです。
老害社員自身が、考えや仕事のやり方を変えようと思わない限り、変わることは期待できません。
第三者へ相談する
さまざまな対策を講じても我慢の限界はきます。
また、パワハラやセクハラといった深刻な問題は、回避するのが難しい場合もあるでしょう。
そんなときは一人で何とかしようとせず、第三者への相談や法に訴えることも検討しましょう。
さらに役職の高い上司や勤務先の相談窓口などに相談をすれば、老害社員も聞く耳を持つかもしれません。
もし、職場内で解決しない場合は、労働局や弁護士への相談も検討するべきです。
ストレスを発散する
老害社員への対応は、基本的には受け流すのが得策ですが、とはいえ毎回毎回受け流すのはストレスはたまるものです。
ストレスを発散する方法も持つことが大切です。
スポーツで身体を動かしたり、好きな趣味に没頭したりとストレスの発散方法は人それぞれです。
負の感情を吐き出せる仲間を作り、お互いに愚痴や不満をいい合うのもいいでしょう。
老害社員がいる職場に居続けるリスク
老害社員がいる職場に居続けるリスクとして次のようなことが挙げられます。
- 老害社員が原因で優秀な人材が辞めてしまう
- 老害社員から悪影響を受けてしまう
- 老害社員の対応に追われてキャリア的に成長できない
- 老害社員から受けるストレスで鬱になる
老害社員は常に自分のやり方・考え方が正しいと思い込んでいます。社会の変化に合わせて柔軟に考え方をアップデートするようなことはないでしょう。
新しい取り組みに対してもデメリットばかりを指摘するため「意見を出さず大人しくしておいた方が良い」という空気が職場に蔓延します。
前向きに仕事に取り組めない職場からは優秀な人材が去っていきます。老害社員が影響力を持つ会社の将来に期待すべきではありません。
また、そのような環境に身を置いていると、知らず知らずのうちに自分も染まってしまうケースがあります。スキルアップ・キャリアアップできないだけでなく、自分自身が老害社員になってしまう可能性があるのです。
最悪の場合、老害社員から受けるストレスで鬱になり、会社を続けることは愚か社会活動そのものが困難になってしまうリスクさえあります。
うつ病は治療に時間がかかるだけでなく非常に再発率の高い疾患です。転職も年齢が上がれば上がるほど難易度が高まります。理不尽な環境に身を置き続け自分のキャリアを棒に振ることだけは避けるべきです。
老害に悩むなら職場を変えてもいい
老害社員に正論を説いても、素直に聞き入れてくれるとは思えません。冷静な話し合いができない限り、周囲の我慢が少なからず必要になります。
もし、そんな職場で仕事を続けることに不安を感じていたら転職を視野に入れてはどうでしょうか。
老害社員のせいであなたの成長が妨げられるのはもったいないです。しかも、老害社員が多い職場にいたら、その会社に将来はないかもしれません。今のうちに転職活動は始めてみましょう。
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まとめ:老害社員にはとにかく刺激せずに関わらないのが良い!
老害社員に悩むのであれば、とにかく関わらないことでストレスを軽減できます。
とはいっても業務上どうしても関わらざるを得ない人もいることでしょう。そんな人はぶっちゃけ今の会社にこだわる理由が特にないなら転職した方が良いと言えます。
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