Googleと聞いて超一流企業のイメージを思い浮かべる方も多いでしょう。
実際Googleは、福利厚生が充実しており、公正・公平な評価を受けれるだけでなく、評価に見合った給料をもらえることで転職では非常に人気があります。
本記事では、Googleの営業職へ転職したい方に、具体的な転職活動方法や必要なスキル・経歴などを分かりやすく解説します。
- Googleの営業職に転職する方法
- Googleの営業職の仕事内容
- Googleの営業職に転職した際の平均年収
Googleの営業職への転職は、公式HPからの応募かリファラル採用がベストです。ただGoogle転職はハードルが高いので、Googleに準ずる優良なSaaS系営業転職が狙い目です。SaaS系のハイクラス転職ならビズリーチへの登録をおすすめします。
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Googleの営業職への転職は超狭き門!
Googleの営業職への転職は非常に狭き門です。
転職市場ではトップレベルの難しさと言っても過言ではありません。
Googleは転職サービス「doda」が2022年に発表した「転職人気企業ランキングTOP300」で第2位に輝いています。
このようにGoogleは、人気を誇るIT企業であり転職をするうえで最難関の企業と言えるでしょう。
Googleの営業職への転職に人気が集まる理由
Googleの営業職への転職に人気が集まる理由は下記の3つです。
福利厚生が充実している
Googleは下記のように福利厚生が充実しています。
- 有給休暇制度(長期休暇、病気休暇、育児休暇など)
- 社員や家族向けの医療保険、歯科保険、眼科保険
- メンタルヘルスに特化した社員支援プログラム
- 社員や家族に、医師によるセカンドオピニオンの提供
成績次第で報酬の急激な上昇が狙える
Googleは成績次第で急激な報酬の上昇が狙えます。
Googleは外資系の企業なので、成績に対して非常にシビアな観点をもっています。
そのぶん営業職でも成績を上げれば、報酬のアップが見込めます。
昇給に関しても、日系企業のように年功序列制で上がっていくわけではありません。成績がよければ昇給、逆に成績が悪ければ降給になってしまいます。
公正・公平な評価を受けられる
Googleの営業職は、公正・公平な評価を受けれることも人気の理由です。
Googleは世界中で統一した評価基準をもっているので、管理者はその評価基準に従って従業員を評価しています。
年齢や性別など関係なく評価され、公正・公平な評価に応じて報酬を手にすることができるのが魅力の1つです。
Googleの営業職に転職する方法5選
Googleの営業職に転職する方法は下記の5つです。
Googleの公式HPから応募
Googleは公式HP「Google人材募集」から応募が可能です。
公式HPにはさまざまな営業職の求人が掲載されているので、自分の実績やスキルに合った求人に応募しましょう。
Googleの公式HPから応募するメリットは、確実性の高い応募ができることです。
転職サイト経由で応募する場合、転職サイトに記載されている内容と実際の労働条件が異なる可能性があります。
転職エージェント、サイト経由で応募
Googleの営業職への転職は、転職エージェントや転職サイト経由でも応募が可能です。
ただGoogleの求人を保有している転職エージェントや転職サイトは希有で、もし保有していたとして多くの応募が殺到することから競争確率が高くなってしまいます。
こうした背景から、Googleの営業職へ転職する場合は公式HPから応募するのがおすすめです。
ヘッドハンティングをされる
Googleの営業職への転職は、ヘッドハンティングという方法もあります。
世界中には多くのヘッドハンティングの会社が存在しており、ヘッドハンティングの会社はGoogleに対して優秀な人材を紹介することが仕事です。
ヘッドハンティング会社は、有名企業や同業他社で営業成績の良い社員をヘッドハンティングしている傾向があります。
実際にGoogleでは、ヘッドハンティングで社員を採用していると公言もしています。
採用担当からスカウトを貰う
Googleの営業への転職は、採用担当からスカウトを貰うケースもあります。
スカウトの場合は、LinkedinというSNS経由でGoogleの採用担当から直接声がかかるケースが多いです。
ただLinkedin経由でスカウトを貰いたい場合は、しっかりと実績を積み上げ、Linkedinのプロフィール欄を充実させることが重要となります。
知り合いからのリファラル採用
珍しいケースかもしれませんが、Googleの営業職への転職はGoogleで働いている知り合いから紹介してもらうケースもあります。
「いやいや、そもそもGoogleで働いている知り合いなんていないから!」という声が聞こえてきそうですが、LinkedinなどでGoogle社員と繋がりをもつことは可能です。
実際にLinkedin経由でGoogle社員と繋がった方が採用されたケースもありますし、Googleが開催しているイベントなどで社員の方と繋がりをもつこともできます。
要は積極的に動き、自らコネクションを作っていく動きが大事ということです。
Googleの営業職の仕事内容
Googleの営業職の仕事内容は下記の通りです。
インサイドセールスが基本
Googleの営業職は、現在ほとんどがインサイドセールスです。
インサイドセールスとは、直接訪問はせず電話やビデオ通話などでセールスをする営業の手法です。
インサイドセールスという言葉は、コロナが流行りだしてから世の中へ急激に浸透してきました。
ただGoogleでは6年以上前からインサードセールスの仕組みを取り入れていたようです。さすが世界技術の最先端を走るGoogleと言わざるをえません。
徹底的なデータ収集も業務の一部
Googleの営業職では、営業に関するデータ収集を徹底的に行っています。
Googleは意思決定の効率化や、業務の自動化を積極的に推進している企業であり、そのうえで最も重要にしていることはデータの裏付けです。
営業に関する数値の根拠や改善方法などのデータ収集を徹底し、さまざまな営業データを蓄積していきます。
そのためGoogleでは、データを活用して売れる方法を仕組化し、それをマネジメントする能力が必要です。
Googleの営業職への転職に必要なスキルと経験
Googleの営業職への転職には、下記のスキルと経験が必要です。
- データの活用や仕組化できるスキル
- Web業界や広告業界での法人営業経験
- ビジネスレベルの英語力
データに対する会社の姿勢は非常に高く、データの活用や仕組化のスキルなどは全社員に求められています。
Googleの営業職は、Google広告(ディスプレイ広告・リスティング広告)の営業が主な仕事です。そのためGoogleへ転職するなら、Web業界や広告業界での営業経験が必須です。
Googleはグローバル企業で、社内の公用語・ツール・全体共有などが全て英語を使用しており、面接も複数回英語で行われるため、ビジネスレベルの英語力が必要となります。
Googleの営業職に転職した際の平均年収
Googleの営業職に転職した際の待遇や平均年収などを、下記にまとめました。
Googleの営業職が受ける待遇
Googleの営業職に転職すると下記のような待遇が受けれます。
- 有給休暇制度
- 週2日は在宅勤務
- リモートワークが可能
- 年4週間はどこからでも勤務が可能
- ワークシェアリングやパートタイムが可能
- 社員や家族向けの医療保険、眼科保険、歯科保険
- メンタルヘルスに特化した社員支援プログラム
- 健康上の不安を抱える社員に職場で特別な配慮を提供
- 職場にウェルネスセンター完備
- 社員や家族に医師によるセカンドオピニオンを提供
- 定期的賞与と株主所有権の更新機会
- 学費ローンの返済
- マンツーマンのファイナンシャルコーチング
- 社員食堂で朝昼晩の食事がいつでも無料
好待遇が受けれるだけでなく、給料も高いという点から、Googleへの転職を希望する人は非常に多いです。
年収レンジはジョブレベルで変動
Googleの年収レンジは、個人の職務レベルに応じて設定された「ジョブレベル」によって変動します。
ジョブレベルは1~10の10段階に分かれており、日本法人に存在するレベルは2~8の7段階です。
ジョブレベルのレベル感は下記を参考にしてください。
- 新卒の営業職:ジョブレベル2からスタート、年収600万円~
- 新卒エンジニア:ジョブレベル3からスタート、年収800~900万円・ボーナス100万円~
- 日本法人のトップマネージャークラス:ジョブレベル8、年収2,000万円~
レベル9以上の方は、Google本社のVIPレベルの方なので日本法人の現場で出会うことはありません。
このジョブレベルは、同じレベル4が付与されている社員でも、職種によって収入が大きく異なります。またレベルを1つ上げる難易度も職種によって異なります。
Googleの営業職に転職した人の年俸実績
Googleの営業職に転職した人は、ジョブレベル3からのスタートし、年俸は営業職だと600~800万円、エンジニアだと1,300~1,400万円あたりになります。
ただ実際は個人の前職によって年収アップ率はさまざまで、各転職エージェントにヒアリングした転職・年収実績は下記の通りです。
年齢 | 前職 | 前職の年収 | Google転職後の年収 |
28歳 | 楽天 | 650万円 | 800万円 |
33歳 | IBM | 750万円 | 850万円 |
35歳 | ソフトバンク | 900万円 | 1,100万円 |
こちらはGoogle転職時の年収ではなく、転職してから時間が経過しての年収となります。
そのため、Google転職時の年収がいくらか分かりませんが、Google在籍中に年収が大きくアップしていることが分かります。
Googleで年収を上げるためのポイント
Googleで年収を上げるには、ジョブレベルを上げていく必要があります。
レベルを1上げるための共通条件は下記の通りです。
- 毎クオーターごとの個人評価が、3回連続で期待値を上回っているか
- 所属部署ごとに定められている達成条件を満たしているか
- 部署構成員に昇進先の枠が空いているか
これらの条件を満たすと昇進候補にノミネートされ、マネージャー会議で昇進可否の判断が下されます。
Googleは上長から評価だけでなく、現場で一緒に働く者同士がお互いを評価し合う「360°評価」という仕組みが存在します。
360°評価は昇進に直接的な影響はないものの、データとしてオープンになり上長の目にも留まることから、少なからず昇進に影響はあると言えるでしょう。
Googleの年収とボーナス・ストック
Googleの年収は下記のような内訳になっています。
- ベースの年俸(月々の支給は年俸÷12ヶ月)
- ボーナス
- ストック
Googleのボーナスは、営業職は年2回、エンジニアやバックオフィスの部署は年1回支給され、個人のベース給に業績係数と個人係数が加味された数値が支給されます。
業績係数とは、Google全体の実績によるもので日本支社一律です。
Googleのストックとは自社株のことで、入社時に4年分支給されます。個人の成績によって毎年追加で支給されるケースもありますが、こちらは必ず支給されるとは限りません。
早期退職を防ぐ仕組みとして、入社して4年間は1年につき25%しか引き出せないことになっています。
Googleの営業職の転職、採用、選考評価基準などの情報を集める方法
Googleの営業職への転職・採用・選考評価基準などの情報を集めるなら、スカウトの場合は採用担当者に、社員紹介のリファラルなら紹介してくれた人に頼るのがベストです。
前提として、Googleは選考を受けるのも難関な企業なので、社風や選考情報を知るよりも先に、スカウトを貰うための行動やコネクション作りをしたほうが良い選択だと言えます。
どうしても採用選考の情報や、労働環境・社風・働き方について詳しく知りたい方は、Googleの人事制度や採用基準について書かれている「ワーク・ルールズ!」を読むのがおすすめです。
この本はGoogle本社の人事トップが、採用・評価・育成について書いた本なので、信憑性も高く、評価方法や選考の際にチェックしている点など包み隠さず書かれています。
Googleの営業職に転職した後のキャリアパス
Googleの営業職に転職した後のキャリアは、今までと全く違ったものになるはずです。
さまざまな部署に異動が出来ますし、多くのプロジェクトに関わることができるので、未経験のことにチャレンジできる環境なのは間違いありません。
Googleで働いていた人から聞いた話ですが、Googleの退職理由で多いのは、「居心地が良すぎて逆に不安になる」ということでした。
それぐらい魅力的なキャリアがGoogleでは待っています。だからこそ下記の点には注意が必要です。
Googleの営業職への転職を最終目標にするのは危険!
Googleの営業職への転職を最終目標にするのは危険です。
GoogleはAIによる自動化を進める企業ですので、営業職の転職を最終目標にしていては、企業の成長速度に取り残されてしまいます。
Googleへ入社する前に、「自分はGoogleでどんな仕事がしたいのか」「今のスキルで何ができるか」を考え、明確なビジョンストーリーを持って選考に挑みましょう。
Googleの営業職に転職したい人からよくある質問
Googleの営業職に転職したい人からよくある質問をまとめました。
IT業界未経験でも転職できますか?
IT業界未経験でGoogleに転職するのは至難の業です。
Googleは最先端のIT技術を扱うグローバル企業で、営業職といえどそのIT技術を駆使したGoogle広告を利用してもらうため、顧客に対して論理的に説明できなければなりません。
IT業界が未経験の方は、Googleの技術ノウハウを上手く説明できない可能性が高いと言わざるをえません。
ただ前職の実績や経験次第では採用の可能性も0ではないので、「これだけなら誰にも負けない」というものがある方は、応募を検討してみてもいいかもしれません。
Google Japanの採用基準は?
Google Japanの営業職の採用基準は下記の通りです。
- 学士号を取得、または同等の実務経験があること
- パートナー、セールス、またはチャネル管理者として9年以上の実務経験があること
- 英語・日本語での、口頭および文書での優れたコミュニケーション能力
Googleは各部署によって採用基準が異なります。こちらの採用基準はエンタープライズセールスの採用基準です。
英語ができないと入社できない?
Googleの営業職に転職したいなら、英語は必須です。
Googleの採用基準でも、「英語・日本語での、口頭および文書での優れたコミュニケーション能力」が必要と記載されています。
社内の公用語も英語ですし、仕事に関係するツールや資料なども英語なので、Googleに転職するならビジネスレベルの英語が必要です。
Googleのような一流IT企業の営業職に転職したいならビズリーチに登録
Googleの営業職への転職は超難関ですが、Googleへの転職を目指すなら公式HPからの応募かGoogle社員の方とのコネクションを作り、リファラル採用を目指すのがベストです。
「Googleは難しそうだし諦めようか…」と思われた方は、ビズリーチでGoogleに準ずるようなSaaS系の営業転職を目指すことをおすすめします。
年収1,000万円以上のSaaS系求人を多数保有しているビズリーチに登録をして、一流企業の営業転職を成功させましょう。
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