退職の踏ん切りがなかなかつかずに、悩んでしまっている人は多いです。
転職した方がいいのか、このまま今の会社にとどまった方がいいのか…。このように気持ちが揺れてしまって身動きが取れずに悩んでしまっています。
あなたが退職の踏ん切りがつかないときに、試してみてほしいことがあります。もちろん、退職をするかどうかを最終的に決めるのは、当の本人であるはずです。
しかし、「退職したい」「転職したい」と考えた理由を、今一度思い返すところから始めてもらいたいのです。
本記事では、決意が揺らぐときに踏ん切りをつける8つの方法を紹介します。
退職の決意が揺らぐのはみんな同じ?
どれだけ固く退職を決意していても、いざ退職を目前にすると決意が揺らぐものです。
実際に上司から引き止められて「自分を頼りしてくれているのでは?」感じる方は多いでしょう。また、転職先への不安から決意が揺らぐケースもあります。
しかし、退職を取りやめて会社に残っても、待遇が良くなるわけではありません。
今の会社に不満があるから退職を決意したはずです。誰でも引き止められれば決意が揺らぐものと理解して、気持ちを切り替えましょう。
退職の引き止めに揺らぐ?気持ちが揺らいでも辞めるべき理由
まず、退職の引き止めに揺らぐとしても意志を貫いてやめることをおすすめいたします。
なぜなら、引き止められて残っても以下のような理由から後悔する可能性が高いからです。
ということでここでは『引き止めにあって気持ちが揺らいでも辞めるべき理由』についてそれぞれ詳しくお話していきます!
会社をやめたくなった原因は解消されない可能性が高い
引き止められて会社に残ったとしても、辞めたくなった原因が解消されるわけではありません。
例えば、人手不足や長時間残業・休日出勤で休みが取れないなどの問題は、すぐには改善しがたいはず。
「改善に努める」と引き止め時に言われたとしても、口約束になる可能性が高いです。
残った結果、辞めたくなった原因が解消されないのであれば、再び退職したくなる可能性もあります。
そのため、気持ちが揺らいだとしても辞めるべきと言えるでしょう!
「やめたい」という意思表示をした後なので職場に居にくい
一度退職を申し出ると職場に居づらくなることも、気持ちが揺らいだとしても辞めるべき理由です。
たとえ、引き止めに応じて残ったとしても周囲からは「退職しようとした人」と見られてしまうんですね。
そのため、職場の居心地が以前より悪くなる可能性があります。
さらに、「また辞めたいと言いだすのでは」と警戒され、新しい仕事や重要な業務を任せてもらえなくなることも。
そうすると、仕事のやりがいが失われるのは明白でしょう。
居心地が悪く、やりがいも感じられない仕事は余計に退職したくなる可能性が高いので、引き止められても辞めるべきです!
引き止めているのは、上司が自分の評価を気にしているだけ
本人のためを思ってではなく、上司が自分の評価を気にして引き止めているだけの可能性もあるので注意が必要です。
厳しい会社では、部下が退職した上司は責任を問われ管理職から外されるケースもあります。
そのため、退職者が多く出ている場合や、上司の昇進が近い大事な時期は引き止めにあいやすい可能性があるんです。
実際に、上司の保身のために引き止められた人の体験談をご紹介します。
僕も辞めると言ったら、今までパワしていた上司が自分の評価が下がるのを恐れて、手のひら返しで
「新しい仕事がある。そこならきっと力を発揮できる」
と引き止めにかかってきましたが、
「誰がお前の言うことなんか信じるか!バーカ!!💢」
と言って辞めてやりました。
人生で最もスッキリしました。 https://t.co/oWDYy4vjVs— 元転勤リーマン大家ユキ@マイホーム×転勤×不動産投資=卒サラ (@tenkinsalaryman) December 22, 2020
元上司がやけに引き止めに熱心なのはどうせ、同じ部署から二年連続で新人が辞めると上から目をつけられて上司の評価が落ちるんだろうなぁという感じがする
— Noel (@noel_S_nu) January 5, 2021
また、上司の引き止めに注意を促す人もいます。
金のために働く人間になりたくないですね。
あと、上司の引き止め文言によくある
・行きたい部署に行かせてあげる。
・もうちょっとだけいてほしい。→この理由は自分の部署にいる時に辞められると上司の評価が下がるからです。他の部署に行かせてから転職してもらおうという戦法が比較的多い。 https://t.co/uyJHpJQ0K8
— ばたけん (@Bataken777) February 29, 2020
このように、上司が自分の評価を気にして引き止めるのはよくある事と言えるでしょう。
「行きたい部署に行かせる」「もう少しいて欲しい」などという言葉は鵜呑みにせず、退職するべきです!
決意するのにはパワーがいるので何度もするのは大変
退職を決意するのはパワーがいるので、気持ちが揺らいでも退職するべきです。
なぜなら、引き止めに応じて会社に残ってもまた辞めたくなる可能性があるから。
引き止められて残ったものの、後悔している人の体験談をご紹介します。
過去にも退職する意向伝え、そのときは何とか我慢して、会社に残ったけど、過去と今回で2回目なので、流石にわかれよ。
引き止めはもう通用しない— Taka (@TEmdUkAOZx18iNW) March 8, 2020
あと3ヶ月って決めたけど絶対半年は辞めさせてくれない。
すごく後悔してる。— ,,廿_廿,, (@hi_i_ro_noyume) April 4, 2017
残っても辞めたくなるのは、前述したような退職理由がなかなか解決しないからでしょう。
体験談からわかるように、一度引き止めを受け入れると辞めづらくなる部分もあります。
このように、やっぱり辞めたいと思っても再び退職を伝えるのはパワーがいるので、引き止めには惑わされないようにしましょう!
残った途端、減給されたケースもある
引き止めに応じて残った途端、減給される可能性があることも気持ちが揺らいでも辞めるべき理由です。
実際に減給された人の体験談をご紹介します。
出たでこのパターン
温情とか恩義とか引き合いに出して退職引き止めコース
法定外の減給処分+契約不履行
誠実さの欠片も無いオッサン程「お前より社会人として上やぞ〜」てマウント取りながら説教しだすの何なんやろホンマ
(30歳)— もにゅめんと (@monuments44) April 19, 2020
意志を曲げて会社に残ったのに、給料が減っては何の意味もありません。
このような目に遭うと「迷わず退職して転職すればよかった」と後悔するはず。
退職の決意が揺らぐときに踏ん切りをつける8つの方法
退職をしたいと思った理由を思い出してみる
あなたは、1度でも「退職をしたい」と思ったからこそ、退職の踏ん切りがつかないことで悩んでいるのです。
「退職をしたい」と1ミリも思わなければ、退職の踏ん切りがつかないということもないわけですからね。つまり、今の時点で退職の踏ん切りがついていないとしても、「退職をしたい」と思った理由を思い出すことはできるはずです。
「今の会社に不満があるから」「給料の高い会社に転職をしたいから」など、人それぞれ「退職をしたい」と思った理由があるはずです。そんな、「退職をしたい」と思った理由を思い出してみることで、退職を考えた当初の気持ちを取り戻すことができるはずです。
人間というものは、実際に行動を起こそうとすると、踏ん切りがつかなくなることが多々あるものです。一方で、踏ん切りがつかなくなったときには、初心に戻ることで、道を切り開いていくことができるものです。
転職や退職についても、同じことが言えるのではないでしょうか。つまり、転職や退職をしようと実際に行動を起こしたはいいものの、踏ん切りがつかなくなることは当たり前のことなのです。
現職に留まった場合の未来を思い描いてみる
なんとなくでいいので、現職に留まった場合、未来の自分はどのようになっていくのかを考えてみてください。
社会人生活においては、未来が明るくないと、なかなかモチベーションを保つことはできませんよね。一方で、未来に明るさを感じていれば、難しい仕事であっても、一生懸命に取り組むことができるはずです。
つまり、「自分の未来を明るく感じられるか」ということは、退職をすべきかの指標にもすることができるのです。
現職に留まった場合の未来が明るいと感じられるときは、今の仕事を続けるという選択肢もアリですね。(もちろん、より未来を明るくするために転職をするという選択もアリです!)
一方で、現職に留まった場合の未来が暗いと感じられる場合は、やはり退職を検討すべきなのではないでしょうか。おそらく、現職に留まった場合の未来が暗いと感じられるのなら、仕事においてのモチベーションも保つことができません。
退職の踏ん切りがつかない理由をまとめてみる
「転職先がいい会社であるとは限らないと思える」「退職をしたら経歴に傷がついてしまう」など、退職の踏ん切りがつかない理由も、人それぞれあるはずです。そんな、退職の踏ん切りがつかない理由を、まとめる作業をしてみてはどうでしょうか。
退職の踏ん切りがつかない理由がたくさんあると、頭のなかはグチャグチャになりがちです。
一方で、退職の踏ん切りがつかない理由がまとまっていれば、頭のなかを整理することができます。また、退職の踏ん切りがつかない理由を解決する為の、対処法を考えてゆくこともできます。
ノートなどの紙に、退職の踏ん切りがつかない理由を箇条書きにしていくと、うまくまとめることができますよ。理由をまとめて、頭を整理した状態にしておきましょう。
自分の将来ビジョンを立てる
定年までのビジョンを立ててみるのも重要です。例えば、「○○歳までに結婚したい」「出世して部下を育ててみたい」など、さまざまな角度から自分の将来のビジョンを考えてみるのです。
将来ビジョンがはっきりとしていると、「今なにすべきか」ということも理解しやすくなります。つまり、将来ビジョンをはっきりさせることで、「退職すべきか」の選択もしやすくなるということです。
また、目標が定まっていると、充実した人生を送ることができますよね。そんな、「目標」を定めさせてくれるのも、将来ビジョンなのではないでしょうか。
先述したように、将来ビジョンを立てることで、「退職すべきか」の選択をしやすくなります。しかし、それ以上に、将来ビジョンを立てることで、自分の人生を豊かにすることができるのです。
適職診断を受けてみる
「どのような仕事に就けばいいのかわからない」という悩みが、退職の踏ん切りがつかない原因となっていることもあります。仮に、自分に合わない職種へ転職をしてしまったら、活躍することは難しいですからね。
「どのような仕事に就けばいいのかわからない」と悩んでいるのなら、適職診断を受けてみることをおすすめいたします。
ただし、適職診断を受ける際には、「厚生労働省編一般職業適性検査」など、信頼のおけるものを受けるようにしましょう。
言うまでもなく、信頼のおける適職診断を受けることで、自分の適職を知ることができます。適職診断で出た結果は、主観が入っていないため、とても参考にすることができるのではないでしょうか。
実際に、適職診断で自分の適職を知ってから、自信を持って転職活動に挑むことのできた例はたくさんあるものですよ。
また、「どのような仕事に就けばいいのかわからない」と悩んでいないとしても、信頼のおける適職診断を受けてみてもらいたいものです。
適職診断を受けることで、「こんな仕事も適職なんだ」という発見をすることができるかもしれませんよ。つまり、適職診断を受けるということは、客観的な立場から自分を知るとともに、自分の将来の可能性を広げることにもつながるのです。
なお、適職診断の所要時間は、だいたい1時間程度です。
周りの人に相談をしてみる
自分1人で悩んでしまうと、そのまま悩みこんでしまうという場合もありますね。一方で、誰かに相談をすることで、悩みが薄れるということも多々あることでしょう。
だからこそ、退職の踏ん切りがつかないことで悩んでいるのなら、周りの人に相談をすることも考えてみてもらいたいのです。
もちろん、信頼のおける人に相談をするようにしましょう。例えば、親・友人・上司などでしょうか。ただし、自分の会社関係の人に相談をする場合は、「相談をすることで空気が悪くならないか」という点を考えることが大切です。
例えば、「会社の同僚に転職の相談をしたら、冷たい目で見られるようになった」なんて話も、よく聞かれますからね。
退職や転職などの相談をする場合は、「本当にこの人に相談して問題ないのか」と考えることが大切だということです。
専門スタッフに相談をしてみる
また、転職に精通したスタッフに相談をしてみるのも、1つの手であると言えるでしょう。おすすめは、ハローワークや転職エージェントのスタッフとなります。
ハローワークや転職エージェントのスタッフは、毎日のように転職希望者の支援をしてきています。そんな、転職支援の実績が豊富である、ハローワークや転職エージェントのスタッフに相談をすれば、きっといいアドバイスをもらえることでしょう。
もちろん、退職を決意できていない状態でも、ハローワークや転職エージェントのスタッフに相談をして問題ありません。
「退職の踏ん切りがつかないこと」「転職はしたいが気持ちが揺れていること」などを、正直に相談してみましょう。
ただし、ハローワークや転職エージェントのスタッフに相談する前には、「相談したい内容」をまとめておくようにしましょう。
相談をしたい内容がたくさんあるときには、実際の相談のときに、「なにを相談すればいいんだろう」と戸惑ってしまいがちですからね。また、相談をしたい内容がたくさんあると、「相談のし忘れ」も生じてしまいます。
なんとなく転職活動を進めてみる
退職の踏ん切りがつかないとしても、転職活動を進めることは可能であるはずです。もちろん、退職の踏ん切りがつかないわけですから、「転職先の決定」までは行えないでしょう。しかし、求人票閲覧・応募書類の作成・面接練習などは、退職の踏ん切りがついていなくても、問題なく行うことができるはずです。
もし仮に、退職の踏ん切りがつかないがために、転職活動を一切行わないとしましょう。この場合、「やっぱり転職をしたい」と決意したときには、1から転職活動を進めなければいけないことになりますよね。
一方で、退職の踏ん切りがつかないとしても、転職活動は進めていたとしましょう。この場合は、「やっぱり転職をしたい」と決意したときには、すんなりと本格な転職活動に移行することができるはずです。
退職の踏ん切りがつかないときには、「なんとなくの転職活動」でも問題ありません。「なんとなくの転職活動」でも進めていれば、「やっぱり転職をしたい」と決意したときには、問題なく本格的な転職活動に移行することができるでしょう。
退職を引き止められた後、会社と揉めずスムーズに辞めるには?
退職を引き止められた後、会社と揉めずにスムーズにやめるには以下の方法を試してみてください。
これらの方法であれば、引き止める同僚や上司も居ないのでスムーズに辞めることができるはずです。
という事でここからは、『引き止め後に会社と揉めずにスムーズに辞める方法』をそれぞれ詳しくお話していきます!
そのまま休みに入り、会社に行かない
退職の意を伝えたものの引き止められるのが苦痛な場合は、有休を使って退職日まで休むのがおすすめです。
民法には「退職を申し出てから2週間経過したら退職できる」と明記されていて、有休の取得も労働者の権利なんですね。
そのため、2週間以上の有休が残っていれば退職を申し出てから1度も会社に行かずに退職することが可能です。
引き止めにあい会社に行くのが嫌になった場合は、有休を使うと必要以上揉めることなく辞められるでしょう!
すぐに退職代行に連絡し、残りの手続きを依頼する
退職を引き止められた後は、退職代行に依頼するのが最もスムーズに辞められる方法です。
なぜなら、退職代行に依頼すれば、本人に代わって退職に関するあらゆる手続きを行ってくれるから。
そのため、会社と一切関わることなく退職が可能です。
退職代行を使えば、専門家が面倒な退職手続きも請け負ってくれるので会社と揉めずにスムーズに退職できるでしょう。
また、それ以上引き止めにあうこともないので精神的負担も軽減されるはずです!
退職の決意が揺らいだときに注意すべきこと
退職の決意が揺らいだときに注意すべきことが2つあります。
注意点を押さえて、退職すべきかどうかを判断しましょう。
決意が固まらずに上司に報告しないようにする
退職の決意が固まっていない状態で、上司に報告しないように注意してください。
上司の前で一度でも退職を口にすると「退職する可能性がある人」とみなされてしまいます。退職する可能性がある人には、重要なプロジェクトやポジションを任せられません。
今後も今の職場で働き続けると決めた場合、将来的なキャリア形成に悪い影響を与える可能性があります。
自分の中で決意を固めるまでは、退職をほのめかす発言はしないようにしましょう。
周囲の意見だけに左右されない
退職の決意が揺らいでいるときは、周囲の意見だけに左右されないように気を付けてください。
今の会社を辞めたいと思ったときに、信頼できる周囲の人に相談する方は多いでしょう。しかし、周囲の意見だけで決意を固めてしまうと、後悔する可能性があります。
誰かに相談すること自体は良いですが、最終的な決断は自分で下すことが大切です。周囲の人に相談する場合は、あくまでも客観的な意見のひとつと捉えて、自分の気持ちを優先しましょう。
退職の決意が揺らぐパターン
退職の決意が揺らぐパターンを2つ紹介します。
自分の決意はどのパターンで揺らぎそうかを把握しておきましょう。
好条件で提示され引き止められる
好条件で提示され引き止められた場合に、多くの方は転職の決意が揺らいでいます。
- 会社に残ってくれるなら希望部署に異動させてあげられる
- 退職を撤回するなら年収をもう少し上げてあげよう
このような条件を提示されれば、退職の決意は揺らいでしまうでしょう。
しかし、いくら好条件を提示してきても、本当に実行してくれる保証はありません。上司の甘い言葉につられずに、退職を決意した理由をもう一度見直してみてください。
異動や昇給などのタイミングと重なった
今の会社を退職したいと考えていても、異動や昇給のタイミングと重なることで決意が揺らぐケースもあります。
確かに、異動や昇給が実現することで、退職する必要がなくなる場合もあるでしょう。
しかし、異動や昇給が希望通りに行われても、働く会社自体は変わりません。働いているうちに新たな不満が出てくる可能性があります。
退職を決意した原因を異動や昇給のみで解決できるのかを、改めて考えてみましょう。
こんな人は要注意!退職引き止められやすい人の特徴とは?
スムーズに退職するためにも、可能な限り引き止めにあわないようにすることが大切です。
そのために、以下の引き止められやすい人の特徴を抑えておくと良いでしょう。
ここでは上記の引き止められやすい人の特徴についてそれぞれ詳しくお話していきます!
相手に流されやすく、ついYESと言ってしまう
相手に流されやすく、ついYESと言ってしまう人は引き止められやすいと言えます。
上司は気の弱い部下を見抜いているので「少し押せば辞めない部下」と思って引き止め交渉をしてくるからです。
そのため、普段からあまり自分の意見を主張しない、何でも引き受けてしまう人は要注意。
こういった人は上司に「今は辞めるべきタイミングじゃない」などと言われると、つい応じてしまうはず。
心当たりのある場合は「退職したいのですが……」と相談するのではなく「退職します!」と強く宣言すると良いでしょう!
退職理由を正直に話してしまっている
「給料が低い」「残業が多すぎる」といった退職理由を正直に話してしまう人は引き止められやすいです。
なぜなら、給料や残業といった問題は「上に交渉する」「改善する」と交渉されると退職する理由がなくなってしまうから。
ちなみに、引き止められやすい退職理由は以下の通り。
- 給料に関すること
- 残業や休日出勤が多い
- 人間関係
これらの退職理由は会社が交渉しやすい内容なので、引き止め交渉にあいやすいんですね。
退職理由を伝える時は「やりたい仕事がある」「家族の介護」など辞めざるを得ない内容を伝えるのがおすすめです。
本音と建前を使い分けて、引き止められやすい退職理由は正直に話さないようにしましょう!
お人よしで「周囲の人の迷惑」と言われると弱い
つい自分より他人を優先してしまうお人よしタイプも、引き止められやすい人の特徴と言えるでしょう。
「周囲の人の迷惑」「いなくなられたら困る」といったことを言われるとつい応じてしまうはず。
しかし、罪悪感で残っても退職したい理由が解消されるわけではないので、ガマンして働くことになるでしょう。
退職の意を固めたら引き止めにあわないためにも、自分を優先するべきです!
転職活動を進める際には、転職エージェントに登録をしよう
また、転職活動を進める際には、転職エージェントに登録をすることをおすすめいたします。
転職エージェントに登録をすることで、転職に関する相談をすることができます。また、転職エージェントに登録をしてあれば、求人紹介・応募書類添削・面接練習など、さまざまな転職に関する支援を受けることができます。
しかし、できれば転職を少しでも考えている段階で、転職エージェントを利用してもらいたいものです。
たとえ、退職の踏ん切りがつかず、気持ちが揺れているとしても、転職エージェントに登録をしてみることをおすすめいたいます。
先述したように、「退職の踏ん切りがつかないこと」「気持ちが揺れていること」も、転職エージェントに相談することができますからね。
おそらく、退職の踏ん切りがつかず、気持ちが揺らいでる状況ですと、心では不安を感じているはずです。そんな、心では不安を感じているのにも関わらず、1人で悩んでしまうのはよくないでしょう。一方で、転職エージェントに登録をすれば、1人で悩むことはなくなるため、心に余裕が出てくるはずです。
本格的に転職を目指す場合に、転職エージェントを活用してもらいたいのは言うまでもありません。ただ、それに加えて、退職や転職をしようか迷っている段階でも、転職エージェントは大いに活用することができるのです。
退職の踏ん切りがつかず、気持ちが揺らいでいるとしても、悲観的にはならないでください。そして、ぜひとも気軽な気持ちで転職エージェントに登録をして、今の気持ちを相談してみてください。