求人情報や転職エージェントへの登録ができる転職サイト。情報戦が命とも言われる転職活動では、いかに多くの情報を手にできるかが成功の鍵といっても過言では有りません。
今回は、私が実際に登録していた転職サイト以外のサイトを紹介します。企業研究はもちろん、自己分析にも役立つツールを提供しているサイトです。基本使用料は無料のため、すべて登録しておいて損はありません。
第二新卒は転職サイトと転職エージェントだと情報収集としては不十分
選考情報や求人情報が網羅されている転職サイト。書類添削や選考対策まで何もかも行ってくれる転職エージェント。どちらも非常に便利で、有効活用しない手はありません。
しかし、第二新卒の転職活動に使い倒すサイトとしては不十分。転職活動は情報戦とも言われ、転職エージェントの利用だけでは、手に入りにくい情報もあります。
具体的に以下の2点が、入手しにくい情報です。
- 自分の市場価値
- 働いている社員の生の感想
何回か転職をしている人は、自分の市場価値をある程度理解していますが、転職活動が初めての第二新卒の方は自分の市場価値を知る必要があります。
市場価値とは、自分の職務経験や資格などを客観的に判断し、価値を知ること。市場価値を知ることで、自分自身の適正年収などが分かります。
また、転職業界に精通している転職エージェントでも取りにくいのが社員の生の口コミ。社員一人ひとりにインタビューをするわけではないので、細かな口コミまではわかりません。
今回紹介するサイトは、足りない情報を補える、転職サイトと必ず合わせて使いたいサイト。定食のお漬物、納豆でいうネギのようなサイトです。
メインで使い倒すわけではありませんが、なければ物足りない。ぜひ参考にしてみてください。
第二新卒が転職サイト以外で登録すべきサイト
さっそく第二新卒が転職サイト以外で使いたいサイトを見ていきましょう。
ミイダス
自分の市場価値を知ることができるアプリ、『MIIDAS(ミイダス)』。今までの経験や資格などを答えていくだけで、自分の現在の市場価値と適正年収を出してくれます。
適正年収を企業に突きつけるわけではありませんが、転職活動の最後に行う条件面談の際の目安としては使えます。
自己分析ツールである『コンピテンシー診断(行動特性診断)』が無料で受けられるのもポイント。ストレングスファインダーなど有名な自己分析ツールはありますが有料なので、無料なのはありがたいですね。
実際の適正年収と診断結果をもとに、企業からオファーも来ますので、登録しておいて損はないと思います。さらに、シンプルに診断が楽しいです。
\ 無料で自己分析をする/
転職会議
社員の実際の口コミが見れるサイト『転職会議』。実際のはたらきやすさや、年収の昇給ペース(30歳で年収がいくら等)を口コミから知ることができます。
企業研究でも積極的に活用したいページのため、ぜひ登録したいサイトです。
会員登録してから48時間は口コミ見放題、また自分がいる企業の口コミを書けば90日間は口コミを見れるので、転職活動期間中にはぴったりでした。
特に注目したいのは退職理由のページ。今から受けようとしている会社の社員が、なぜ会社を辞めるに至ったのかを見ることができます。
あまりにもネガティブな意見が多い場合、注意してみたほうがいいかもしれません。しかし、退職理由なので少なからずネガティブな理由は書かれる傾向にはあります。
探せばベンチャー企業の口コミも見つかります。(もちろんないのもあります。)
\ 退職理由を見てみる!/
OpenWork(旧Vokers)
Vokersの名前で知られる口コミサイトが『Openwork』に改称。『転職会議』と並んで有名な口コミサイトです。
『転職会議』と異なり、登録後に口コミ投稿が必須なのが少し面倒。しかし、転職会議にない口コミも、Openworkにある場合があり、両方必ず登録しておきたいサイト。年収面の口コミ数が多い印象です。
自分が30歳まで転職先の企業ではたらくとして、「中途採用、正社員、30歳、営業」といった職種やシチュエーションが同じ社員が、年収をいくら貰えるか分かるので、今後のキャリアパスの設計に役立ちます。
en Lighthouse(旧カイシャの評判)
転職サイト「en転職」が運営する口コミサイト。「カイシャの評判」から改称しました。個人的には前の名前の方が馴染みがあるし、分かりやすい気がします。
「カイシャの評判」時代は、会員登録なし、口コミ登録なしで全口コミが見られたので重宝していましたが、改称してからは仕様が変わった模様です。
『転職会議』と『Openwork』にない口コミは、こちらも当たってみるのもおすすめ。口コミを書いている人は、契約社員や派遣社員の方の口コミが多い印象。
派遣社員や契約社員として転職する方はもちろん、正社員の方も職場環境を知る上で、さまざまな口コミを見ることは大切です。
みん就(みんなの就職活動日記)
新卒の就活時にお世話になった方も多い「みんなの就職活動日記」、通称「みん就」。大学生以外でも登録可能なので、目を通しておきましょう。
転職活動と直接的な関係はありませんが、新卒採用を行っているベンチャー企業を受ける際に参考になります。
厳密には新卒の就職活動と転職活動では内容は異なりますが、参考になる情報も多いです。
- 面接で聞かれた質問事項
- 適性検査の内容
上記の2点は、私自身の転職活動時にも参考にしていました。
ガセネタも多いことで有名ですが、内定者レポートなどある程度信頼性の高い情報を取捨選択して、転職活動に役立てましょう
第二新卒が登録したい情報収集サイトまとめ
第二新卒が転職活動の情報収集で登録したいサイトを5つ紹介しました。
特に『転職会議』『Openwork』『en Lighthouse』の3つは、面接対策に必須な企業研究でも存分に使うので登録必須です。
企業研究の詳しいやり方については、「【第二新卒向け】内定が近づく転職の企業研究のやり方まとめ」にて解説しています。
情報量がモノを言う転職活動を有利に進めるためにも、ぜひ登録してみてください。