転職面接で第一志望に絶対受かりたい!転職の面接合格率を80%以上に上げる方法

転職の面接が苦手な人、多いですよね。ただ、最初にこれを言っておきます。

面接は、数をこなさないと上手くなりません。

単純に理論を知っただけで面接がうまくなれば、誰も苦労しませんよね?自転車は、あなたが乗る時に理論だけで乗れるようになった訳ではないと思います。例えば、水泳もそうです。

理論に加えて、実体験、経験がたくさんあって、転びながら体で覚えてできるようになったわけですよね。面接も同じなのです。

この記事では、普段は面接を数多くこなせないけど、面接の合格率を上げたいという人に向けて、「転職の面接合格率を80%以上に上げる方法」をお話しします。

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面接は理論では上達しない!面接に受かるためのポイント

面接は理論では上達しない

家族・知人に模擬面接をしてもらう

まずは、これは絶対にやってもらいたいのですが、家族や知人に模擬面接をしてもらってください。

模擬面接をした人ならわかると思いますが、すごく緊張します。緊張するということは、実は、とても練習になるということです。

質問は何でもいいのです。志望動機など基本的なことを質問してもらってください。

これをやるとやらないでは、全然違ってきますよ。必ず協力してやって、もらうようにしてくださいね。

常に肯定語を使う癖をつける

次は、肯定語を使う癖をつけるということです。

肯定語というのはどういうことかというと、例えば面接のときに、否定的な言葉ではなくて肯定的な言葉を使ってください、ということになります。

日常生活でも、肯定的な言葉をなるべく使うように心がけておくといいですね。ネガティブな言葉を使わないようにすると、印象が180度変わるので必ず意識してください。

セルフイメージに気をつける

次は、セルフイメージに気をつけるということです。

セルフイメージというのは、自分自身に対する評価です。例えば、あなたが営業マンとしてAという商品を売りに行くとしますよね。その時に、自分自身がAという商品が嫌いだったら、売れないということです。

そうですよね?商品に自信があるから売り込みができるわけじゃないですか。

これは、自分自身に対しても同じことなんです。面接というのは自分を売り込むことです。

セルフイメージが低く、「自分なんか価値がない」と思っている人は、それが面接官に伝わるしその人を雇いたいと企業は思いません。

これだけは忘れないでください。絶対にあなたは、価値があります。価値がない人なんていません。あなたを求めている企業は、絶対にあるということを忘れないでください。

セールスを勉強する

次は、セールスを勉強するということです。

面接は、セールスです。自分を売り込むわけですね。そのために必ず、セールスの勉強してください。

面接の本を10冊読むより、営業の本のコーナーに行って、セールスの仕方が学べる本を読んだほうが10倍効果があります。

面接の本に書いている受け答えの事例集などは、実際に面接の場に行ったら緊張して言えないですよね。

それに、もしそっくりそのまま言ったとしても、感情が伴っていないので全くオリジナリティーもないし、面接官にも気持ちが伝わりません。

あなたを売り込むためには、セルフイメージを上げ肯定的な言葉を使い、セールスを勉強してあなたを売り込むことです。

一番重要なのは、さきほども言いましたがあなたには絶対に価値があるということです。あなたに来て欲しいという企業は必ずありますから、自分を信じ、転職に成功することを必ず信じてください。

◆ポイント
  • 家族・知人に模擬面接をしてもらう
  • 常に肯定語を使う癖をつける
  • セルフイメージに気をつける
  • セールスを勉強する

転職のプロに模擬面接をしてもらう

最後に面接に受かるためのポイントを押さえるだけでなく、転職のプロに模擬面接をしてもらいましょう。いくらコツを知っていても、それが実践できなければ意味はありません。

模擬面接を繰り返すことで自分の得意不得意を明らかにし、弱点を克服して万全の状態に仕上げましょう。模擬面接は転職エージェントを利用しておこない、合格率を上げるためのフィードバックをしてもらってください。

転職エージェントを利用すれば、例え本番で不合格でもフィードバックをもらえるので、次の面接にも活かせます。

特におすすめなのはイナビエージェントです。マイナビエージェントは転職に関するノウハウが豊富で、合格するための客観的なアドバイスをしてくれるため、自信を持って面接に挑めます。

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「この企業の面接には絶対受かりたい」ときにやるべきこと

志望企業を洗い出していると、「この企業の面接には絶対受かりたい」と思う求人が1社あるいは複数出てくるはずです。そんな時にやるべきことは、次の2つです。

「この企業の面接には絶対受かりたい」ときにやるべきこと

どちらも転職活動においては必須事項ですが、志望度が高い場合は特に入念におこないましょう。

徹底的に企業について調べる

まずは、志望企業のことを徹底的に調べましょう。普通の応募企業であれば企業研究にかかる時間は3~4時間ですが、第一志望は1~2日かけるのがおすすめです。

また、企業研究は日程に関わらず第一志望の企業から先におこない、滑り止めの企業はその後で構いません。あくまでも第一志望の企業に集中しましょう。

半日程度ではライバルたちの企業研究と比較してもあまり差がつきませんが、1~2日じっくり調べれば、調べる効率に関わらずある程度の差別化ができます。

調べてきているかいないかは面接で話していれば面接官に伝わります。そのうえで、逆質問をして熱意をアピールすることも重要です。

企業に合わせた面接対策を行う

志望企業について徹底的に調べたら、企業に合わせた面接対策をおこないましょう。企業研究の過程で企業の特徴や選考方式については調査が済んでいるはずです。

自己PRや志望動機の作成が済んでいたとしても、企業に合わせて少しは寄せた方が有利にはたらく可能性はあります。とはいえ、無理に自己PRを曲げたり、噓をついたりする必要はありません。

例えば、「自分の強みは○○の業務で活かせます」など、保有するスキルの範囲内でよりアピールできるポイントを工夫するのがおすすめです。企業に合わせた面接対策のやり方に迷ったら、転職エージェントを利用してプロに客観的なアドバイスを受けましょう。

面接官の第一印象良くする2つの方法

面接官の第一印象良くする2つの方法

ここからは、第一印象を良くする2つの方法についてお話しします。

第一印象は重要なんですが、第一印象をそこまで気にしている面接官は実はそこまでいないんです。

第一印象で全部わかると言っている人もいるかもしれませんが、周りが言っているほど、第一印象を面接官は重要視していないということです。ただし、重要であることは間違いありません。

重要視はしていないけど、無意識で好き嫌いを判断しているということですね。

たちが悪いのは、無意識で判断されているということは論理ではないので、面接官の心の底に残ってしまうということです。これを払拭するにはどうすればいいでしょうか?

第一印象を良くする方法は、2つしかありません。

第一印象を良くする方法
  • 謙虚すぎる姿勢を持つ
  • 相手の言葉のトーンに合わせる

この2つです。

笑顔というのもあるんですけど、笑顔を入れなかったのは、人によって笑顔作ることが苦手な人もいると思うからです。

私もすごく笑顔を作るのが苦手です。鏡の前で笑顔を作る練習をしましたが、恥ずかしくてなかなか上手くできませんでした。

それでどうしたかというと、謙虚すぎる姿勢を持つということを決意しました。

とにかく謙虚にします。頭を下げまくって、よろしくお願いしますと言うふうに。面接前に、自分のマインドを「謙虚」というマインドに徹底的にするのです。そして、自分なりに笑顔も頑張って作ってみる。

謙虚にするという姿勢・マインドをあなたが持つだけで、面接官の印象は大きく変わります。

第一印象を良くしなければ!と意気込みすぎる必要はありません。謙虚な姿勢を持てば、第一印象は勝手に良くなります。もちろんオドオドしているということとは別ですよ。

謙虚な姿勢を持った人には、あなたも好感を持ちますよね?このポイントを押さえるだけでも、面接が変わってきますよ。

そして2つ目です。

これは、面接で話し始めてからのことですが、相手の言葉のトーンに合わせるということです。これだけです。細かい心理学のテクニックはいりません。

面接では、相手の言葉のトーンに合わせることが超重要です。

静かな面接官だったら、静かに話す。自己主張が強いような面接官だったら、負けじと自分も大きな声を出してアピールしていく。とにかく声のトーン合わせるということです。

もう一度言いますね。おとなしく喋る人には、あなたもおとなしく喋る。元気な声を出す人には、あなたも元気な声を出す。これだけです。

声のトーンを合わせれば合わせるだけ、無意識に好意を持たれます。

いろいろやろうとすると、やることが多すぎて面接で実力を発揮できないので、この2つだけを覚えてください。

第一印象を良くする方法
  • 謙虚すぎる姿勢を持つ
  • 相手の言葉のトーンに合わせる

この2つです。

そうは言っても、面接では、かなり緊張してしまうと思います。あがってしまいますよね。

そこで次からは、面接前のあがりをなくす方法を紹介します。

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第一志望の面接に受かる人と受からない人の違い

第一志望の面接に受かる人と受からない人には、次のような差があります。

些細な差であることもありますが、選考である以上、その差が合格と不合格の命運を分けることになります。少しの対策で不合格にならないよう、違いについて理解し実践しましょう。

面接に挑む準備の差

面接で合否を分けるもっとも大きなポイントは、面接に挑む際の準備の差です。企業研究や自己PRなどの準備が不足していると、想定していなかった質問に答えられなかったり、アピールに矛盾が生じたりする可能性があります。

模擬面接が足りず面接慣れしていない場合は、緊張してうまくアピールできなかったり、マナーにミスがあったりする可能性があります。

面接官は多くの応募者を見ているので、準備不足だとすぐに見抜かれてしまい、それだけで印象が悪くなることも少なくありません。面接が進むとより難易度は上がるので、より入念に対策をおこなった人だけが生き残ります。

コミュニケーション能力の差

面接ではコミュニケーション能力の有無を見られています。面接官の質問を正しく理解し、的確な受け答えをできているかは重要です。また、限られた時間で自分の話をまとめる能力も見られています。

面接は自分をアピールする場ではありますが、ただプレゼンをしているだけでは一方的な発言でしかなく、コミュニケーションに長けているとは言えません。特に、コミュニケーション能力をアピールしているのに、受け答えに失敗すると、説得力が下がってしまいます。

コミュニケーション能力に自信のない人は、模擬面接を繰り返して話すことに慣れておきましょう。

愛想の良さの差

面接の内容も重要ですが、与える印象が違うと評価に大きな差が出ます。面接室はもちろんのこと、企業との応対の際から愛想良くしておきましょう。

愛想を良く見せるためには元気良く挨拶し、相手の目をみてハキハキと話すことを意識しましょう。特に若手なら素直さがかなり重要です。

素直さを持っている人材は、「さまざまな刺激を受け入れる力」「自分を変えていける力」があります。ここで言うさまざまな刺激とは、環境や変化、他人からのアドバイスなどです。

素直な人はそれを受け入れて成長していけるため、企業からの需要の高い人材です。

面接前のあがりをなくす方法

面接前のあがりをなくす方法

あがりをなくす4つのステップ

面接前のあがりをなくすステップをご紹介します。面接前にこの4つをやると、あがらなくなります。

面接のあがりをなくす4つのステップ
  • ステップ1. 正直になる
  • ステップ2. あがっていることを認める
  • ステップ3. 何を伝えたいかを考え明確にする
  • ステップ4. うまくいったときを思い出す

一番重要なのはステップ1ですね。正直になるということです。

どうして面接であがるかというと、どうしてもその会社に入りたいからですよね。どうしてもその会社に入りたいから、自分のことをよく見せようとしすぎてしまうのです。

自分を必要以上に良く見せようと思った時に、人はあがります。

ですから、まずは正直になってください。カッコつける必要はありません。

「でも、正直になって面接で落ちてしまったらどうするの?」

と、あなたは言うかもしれません。覚えておいてほしいのは、その会社に入れなかったとしても、それはあなたのせいではない、ということです。

よく転職は「縁」だと言いますよね?これは間違いないのです。

ある会社では全く評価されなかった人が、別の会社では、ものすごく100%以上の評価を受けて入社に至るということは数多くあります。

たとえ落ちたとしても、あなたのせいではなく、「縁」なのです。たまたまその採用担当者と合わなかっただけかもしれませんよ。どんなことをしても、100%人に合わすことは不可能ですよね。

不採用になったとしても、自分の実力とは関係ないということを認識することが大事です。それがわかれば、正直になれると思います。

ステップ2は、あがっていることを認めるということです。

認めないから、感情が大きくなってしまいます。これは、どんなことでも同じことです。辛い時に辛くないと思うから、もっと辛くなるのです。そのギャップが、ストレスになってしまいます。

あがっているのなら、自分があがっていることを認めてあげてください。これで、変わってくると思います。

ステップ3は、何を伝えたいかを考え明確にするということです。

言葉がまとまっていない、考えがまとまっていない、ということもあがる原因です。面接では、何を伝えたいかということをあらかじめ考えておくのが基本となります。

今日はこのことを絶対に伝えようと、あらかじめ考えておいてください。何を伝えたいかを、明確にしてください。

ここを明確にすると落ち着いてきます。落ち着いてくると、あがりにくくなるはずです。

ステップ4は、うまくいったときを思い出すということです。

うまくいった時の面接を思い出してみましょう。面接官が笑顔になってくれて、自分の良さも認めてくれたような面接を思い出してください。

この4つをすればあがらなくなるし、仮にあがったとしても、だんだん落ち着いてきますから安心してくださいね。

会社周辺の環境に慣れる

次のポイントは、会社周辺の環境に慣れるということです。

なるべく早めに面接会場に行って、その周辺の環境に慣れておきましょう。近くの喫茶店などに入ってもいいですね。早めに行って、その周辺の環境に馴染んでおくと、気持ちの余裕が全然違います。

例えば、あなたがスキーをやるとしますよね。雪山に入ると、とても寒いと思います。でも、その環境にいて時間がたつと、だんだん寒さも慣れてきますよね。

これと同じように、会社の周辺に早めに行くことで、環境に少しずつ馴染んできますから騙されたと思ってぜひやってみてくださいね。

転職は「縁」である

繰り返しになりますが、転職は「縁」であるということを、忘れないようにしてください。もし不採用になっても、あなたのせいではないということを絶対に忘れないようにしましょう。

不採用になって1日中落ち込んでいたら、モチベーションは下がってしまいますよね。転職は「縁」ですから、落ち込む必要はないのです。

面接官を感動させる話し方とは?

面接官を感動させる話し方とは?

面接は物語で勝負する

「面接官を感動させる最高の話し方」がありますから、この概念を理解してほしいと思います。

ひとことで言うと、面接は物語にするのです。あなたのエピソードを、物語にしてください。人間というのは、物語が一番好きなのです。

あなたも小さなころから物語、昔話などを聞いて育ったと思います。ドラマや映画もたくさん見ますよね。人は皆、物語が大好きなのです。

面接は、物語にしないといけません。そして、その物語にもルールがあるのです。シンプルな物語を語ることによって、人は無意識にその人の経験を感じられて、そのストーリーを疑わなくなります。

実は、全てハリウッドの映画もこの3ステップで成り立っています。

物語のルール3ステップ
  • 旅立ち(決断)
  • 試練(行動)
  • 帰還(結束)

まずは、旅立ちがありますよね。例えば仕事で言えば、辛い状況があるとします。仕事でプロジェクトを始めるときに、非常に困難なプロジェクトがあった。これに立ち向かう決断をしたというストーリーを話すことです。

次は、試練です。行動してみたら、いろんな試練が襲いかかってきた。それを乗り越えていくストーリーを話します。

そして最後に、帰還です。あなたは、決断して行動した。その結果はどうなって、自分の価値観はどう変わったのかというストーリーを話しましょう。

行動の結果+自分の視点がどう変わったのか、という事まで含めての帰還にストーリーを語ってくださいね。そうすることで、あなたが成長したということが伝わります。

旅立ち試練帰還。この3つの流れを意識してください。とてもシンプルですよね。

人は、苦労したという試練の物語が大好きなのです。苦労した話は人を惹きつけます。転職の面接では、試練を乗り越えたストーリーを語ることが、超重要です。

話に引き込まれた面接官は、身を乗り出して聞いてくるはずです。そして、その結果、自分の価値観や感情はこのように変わり成長しました言えば、面接官は納得してくれます。

あなたが最も伝えたいコアな経験やスキルを、ストーリーに落とし込んで話してください。そうすると、ぐっと面接官の共感を得られるはずです。

物語にすると、面接官もあなたの言っていることを信じてくれやすくなります。面接は、物語で勝負してください。

この意識を身に付ければ、あなたは面接が怖くなくなります。これをやっている人は、ほとんどいません。素晴らしい経験なのに、淡々と語ってしまう人が多いのです。

3つのステップを意識してストーリーとして話すことで、あなたは面接官を感動させて、採用を勝ち取ることができるでしょう。

面接官にあなたの入社後のイメージを持ってもらう

面接の時の注意点ですが、面接官に入社後のイメージを持ってもらうことがすごく重要です。あなたが、実際に入社しているイメージを面接官に持たせる必要があります。

実際にどうやるのかというと、面接では「前提」の言葉を使ってください。前提というのは、例えばセールスの場合も全てこの「前提」の言葉を使っています。

例えば、ジャパネットたかたなどのTVショッピング番組を思い出してほしいのですが、

「ご購入の前に…」
「ご購入いただければさらに…」

などと言っていますよね。購入することが「前提」になっているのです。

言葉というのは強烈で、購入することが前提になっていると思わず購入してしまいます。

あなたの家の近くに家電屋さんがあったら、是非行ってみてください。店員さんはこういう言葉を使っていますから。

このようなテクニックを、面接でも応用して使ってください。具体的にはどのようにするかと言うと、自分が入社している「前提」で話すということです。

「ご入社させていただいた際は・・」
「良いご縁を頂いた際には・・」

このような言葉を多用してください。面接官に、あなたが入社しているイメージを無意識に想像させるのです。これはかなり使えるテクニックですから、必ずやってくださいね。

面接では20%嘘をつく

面接では20%嘘をつく

面接では、全て本当のことを言う必要はありません。なぜなら、企業側も全て本当のことは言わないからです。

会社も嘘をついています。「人を大事にしていない会社だ」とか「法律を守っていない会社だ」なんてことは絶対に言わないですよね。

「人を大切にしている会社です」「残業はなく定時で帰れます」などと、堂々と嘘を求人サイトに載せているわけです。

ですから、こちらも全て本当のことを言う必要はありません。面接では、多少の嘘は必ずついてください。

とくに退職理由は、ネガティブな印象にならないように「キャリアアップのためです」「やりたい仕事が見つかったからです」と、無難な嘘を付く必要があるでしょう。

間違っても馬鹿正直に、「上司が嫌いで辞めました」「仕事がつまらなくて辞めました」などと言わないように。

全部本当のことを言う必要ありません。感覚としては20%くらいは、嘘をついてください。

1次面接と2次面接の違いとは?

1次面接と2次面接の違いとは?

転職の相談を受けていてよく聞かれることなんですが、「1次面接受かるのですが、2次面接が通らないです…どうすればいいですか?」という人が結構多くいらっしゃいます。

あなたは、1次面接と2次面接はどのような違いがあるのか分かりますか?実は、1次面接と2次面接の違いを知れば、おのずと対策は見えてくるのです。

まず、1次面接というのは大体、人事採用担当者や配属先の責任者が面接をしているため、実務レベルの話がすごく多いです。

どのぐらいの経験があるか、そのスキルはうちの会社に役に立つのかとか、コミュニケーションに問題はないか、など、実務的な部分を主に見られると思います。

一方で、2次面接というのは役員など会社で地位の高い人と面接をおこないますよね。そして、役員や会社で地位の高い人というのは、抽象的な概念が強いレベルの人たちなのです。

わかりやすく言うと、会社の経営理念や、会社のミッション、会社のビジョンみたいな話題がすごく大好きです。会社にプライド持っていますからね。

ですから、1次面接では実務的なレベルのことをしっかりと話す。2次面接では、実務レベルのことよりも、抽象的な概念をいかに持ち出すかということが大事です。ここでは、あなたが経営感覚を持っているかということが問われます。

そのために、経営理念や会社のビジョン、会社のミッションに話を持っていくことを意識してください。

どのようにすれば、そのような抽象度の高い視点で喋れるのかといえば、名著と呼ばれるようなビジネスを読むのがいいですね。例えば、「ビジョナリーカンパニー」などがお勧めです。

面接ではしゃべらない方が得をする?

面接ではしゃべらない方が得をする?

あなたは、人の一番根源的な欲求は何だと思いますか?それは、自分のことを理解されたいということです。

自分を理解してもらいたいということが、人の一番の根源的な欲求なのです。ですから、面接官があなたに向かって話し始めたら、とてもチャンスです。ラッキーです。

その時は、聞き役に徹してください。必ずこの3つの言葉しか言わないようにしましょう。

「おっしゃるとおりです」
「理解できます」
「私も同じような経験があります」

というこの3つの言葉です。

中でも、「おっしゃるとおりです」という言葉はすごく効きますよ。1つ言っておきますが、面接官が自分からあなたに喋り始めたら、あなたは相当気に入られているということです。この時は本当にチャンスなのです。

「おっしゃるとおりです」
「理解できます」
「私も同じような経験があります」

この3つの言葉を連呼してください。それだけで、相手の無意識にあなたのプラスの印象が必ず入りますから、この3つの言葉を忘れないでくださいね。

「退職理由」のポイントとは?

「退職理由」のポイントとは?

「退職理由がうまく説明できません…」という方が本当に多いのですが、伝え方にはポイントがありますので説明していきますね。

一番のポイントは、先程も言いましたが「前提」の言葉を使うということです。その前提というのは、

「自分が甘かったと思っていますが…」
「自分が未熟だと思っていますが…」

といった言葉を退職理由の前につけましょう。この時に「人間関係の理由で退職した」などとは絶対に言わないようにしましょう。

前の会社の満足していた部分をあげつつ、

「自分が甘かったと思っていますが…」
「自分が未熟だと思っていますが…」

という言葉の後に、「キャリアアップのために退職しました」「やりたい仕事ができたため退職しました」と話すようにします。そうすることによって、退職理由がマイルドになります。

採用担当者も、退職する・転職活動するということは、何かしらの理由があるということはわかっているはずです。ただ、彼らはその退職理由をうまくいってほしいと思っているのです。

それでは、例を出しますね。

例文

今の会社の人間関係には満足していて、現在やっている担当業務においては結果も出し評価もいただいております。
ですが、現在の会社では、私の次の目標の○○ができない環境ですので、自分のわがままだとは思いますが、現在〇〇を目指すべく転職活動をしております。

このように、退職理由と志望動機がつながっていると、より説得力が増します。この例を、あなたに当てはめて利用してみてください。

80%以上の企業で通用する志望動機とは?

80%以上の企業で通用する志望動機とは?

会社の企業理念(ミッション)・価値観(ビジョン)・目標(バリュー)に共感する

ここからは、ほとんどの企業で通用する最強の志望動機を教えます。ここまで記事を読んでいただいて、わかってきたと思うのですが、実は単純なことなのです。

「企業理念に共感しました」と言いましょう。企業理念や会社の価値観・目標に共感したので、会社に入りたいということを言えば、志望動機はほぼOKです。

なぜなら、会社は「企業理念」が大好きだからです。「企業理念に共感しなさい」ということは、新卒採用の際にも同じことを言われたと思います。しかし、新卒者が言うのと中途採用者が言うのでは受ける印象が全然違います。

新卒者が言っても、「社会に出てすぐの君には分からないだろう」と思われてしまう可能性があるのですが、社会に一度出たことのある中途採用者が言うと、ものすごく説得力が増すわけです。

実は、新卒の時に指導されたことが中途採用のときの方が使えてしまいます。会社はあなたの予想以上に「企業理念」を大事にしていますから、これはすごく効きますよ。

面接官に興味を持つ

もうひとつ大事なことは、面接官に興味を持つというのがすごく大事です。

ということを言い切ってしまうことも、凄く効果的です。

あなたの上司になる予定の方が面接してくれるなら「あなたから学びたい」「あなたと働きたい」という姿勢を持って面接に臨んでください。

面接官に敬意を持って接するようにします。そして、面接官に興味を持つようにしましょう。

面接官も人間ですから、個人的に興味を持たれると、とても嬉しく感じます。興味を持たれると、人間というのはその人に興味を持ってしまうのです。ですから、あなたのことが印象に残るでしょう。

仮に、2人の応募者でどちらにするかを悩んでいるとします。その時に、2人が同じような経験やスキルだとしても、より自分に興味を持ってくれている方を選んでしまうのです。

あなたもそうだと思いますが、自分に敬意を払ってくれて、興味を持ってくれている人を嫌いにはなれないですよね?それと一緒なのです。

「面接官に敬意を払う」「面接官に興味を持つ」ということを意識して面接に臨みましょう。

転職先での年収交渉術とは?

転職先での年収交渉術とは?

最低希望年収は低くしない

面接の場で、希望年収を聞かれることもあるかもしれません。その際には最低希望年収を低くしないということが大事です。

あなたが高めの希望年収を伝えたとしても、どうしてもあなたに入ってもらいたいと思う企業ならギリギリの上げられる限界の線を提示してきてくれます。

希望年収は、自信を持って言ってください。そのことで選考に影響はありません。

そしてもうひとつ年収交渉で大事なことは、「入社後にあなたが与えられる価値」を明確に話すということです。

「年収は500万円を希望します。私が御社に入った際には〇〇を与えられますし、〇〇の問題点を改善することができます」と言うようにしましょう。

年収にこだわるならベンチャー企業も狙い目

どうしても年収にこだわるなら、ベンチャー企業も狙い目です。なぜなら、年収が大きく上がる可能性があるからです。

特に、上場前に上場の可能性のある企業に入ってうまくその企業が上場すれば、あなたは大きなリターンを得ることができます。

キャリアチェンジの場合は、市場価値より低めにする

キャリアチェンジの場合は、希望年収を市場価値より低めにする方が無難です。

例えば、職種を営業から経理に変わりたいとします。経理の経験が無くて入社することができたという場合は、希望年収を市場価値よりも少し低めに言うということが必要です。

ここを高めにしてしまうと、選考に影響してしまいます。俯瞰的に物を見ることができない人だと捉えられてしまう可能性がありますので気をつけてください。

「最後の質問」はどうする?

「最後の質問」はどうする?

「最後に何か質問ありますか?」ということは、面接で必ず聞かれますよね。

その際には、質問は最低3つは言ってほしいと思います。あまり多すぎても時間がかかってしまうので、3つがベストでしょう。

3つの質問は、企業理念や会社のミッション・会社のビジョンなど、会社が喜ぶ質問をすると好印象です。具体的には、以下のような質問です。

◆「御社の企業理念はどのように作成し(従業員が作ったのか、上層部で作ったのか)浸透させているのですか?」

この質問をすると、企業理念に興味を示すとともに、会社の本質的な風土を知ることができます。

◆「〇〇様(面接官)はどのような形で御社に入社されたのでしょうか?」

この質問をすると、面接官への興味を示し、好感度上げることができます。

◆「御社の沿革を拝見すると、今後〇〇のような会社の方向性を目指されていると認識したのですが、いかがでしょうか?」

この質問をすると、会社の将来性に興味を示し、志望動機が高いことを認識させることができます。

これで全て網羅している質問になりますので、この3つを質問すればベストです。

転職面接に絶対受かりたい人は転職エージェントを利用しよう!

ここまでの項目を全て押さえて面接に臨めば、面接の合格率が見違えるほど向上するでしょう。

「でも、それでもやっぱり面接は苦手だ…」という人もいるはずです。そんな人に裏ワザを紹介します。それは、転職エージェントに協力してもらうことです。

転職エージェントに協力してもらえば、その企業に受かるための面接対策を丁寧におこなってくれます。ひとりで不安を抱えるよりも、安心して面接に挑戦できるはずです。

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※無理な求人紹介はありません。

編集者1

杉田 陸 - キャリアクラス編集部

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新卒で福岡県のメーカー企業に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。一般社団法人プロティアン・キャリア協会が行う『プロティアン・キャリア検定資格』に合格(合格証明)。
※プロティアンキャリア検定は、自身・他者のキャリア開発に活かせる、変化する新時代のための認定資格

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編集者2
千田 究太郎 - キャリアクラス編集部

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新卒でマーケティング支援会社に入社。その後、Web広告を扱う企業を中心に二度転職を経験したのち、ウェブココル株式会社に入社。自身の転職成功経験を踏まえて、主に第二新卒〜若手の転職情報に精通。最新の転職情報をお届けします。

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ファクトチェック
大島 大地 - ウェブココル株式会社取締役

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新卒で東証プライム上場メーカーへ入社。その後上場企業傘下のWebメディア企業へ転職し、ウェブココル株式会社の取締役へ就任。採用の全責任者として、年間100名近くの採用選考を実施し、社員0名→25名へグロース。自社において幅広いなリクルーティングサービスを利用し、多くのサービスに精通。採用側の視点でサービスのファクトチェックや記事内容を精査しています。

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執筆者情報

杉田陸のアバター 杉田陸 キャリアクラス編集者

宮崎県宮崎市生まれ。福岡大学経済学部を卒業。新卒でVC工業株式会社に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。現在はキャリアクラスのディレクターとして、キャリアに関するニュースでの情報収集や転職成功者へのインタビューを行い、キャリアや転職への知見を増やしている。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。プロティアン・キャリア協会が行うプロティアン検定資格を取得
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