「少人数の職場だとなんだか仕事辞めづらいなあ…どうすれば円満に退職できるんだろ?」
社員の数が少ない職場で働いていると、仕事を辞めづらいと感じる人は多いです。
少人数だからこそ人間関係が密接になり、退職を切り出すのは勇気がいるのではないでしょうか。
- 少人数の会社だと辞めづらいと思ってしまう原因は何か?
- やっぱり少人数の会社で働くのは辞めた方がいいの?
- 人数ギリギリの会社でも円満に辞めるにはどうしたらいい?
など、小さな会社での辞め方に悩んでいるのだと思います。
そこで今回は、少人数の職場が辞めづらいと悩んでいる人のために、小さな会社でも円満に辞めるコツをご紹介していきます。
仕事を辞めたいけれど決心がつかないという人は、自分の状況に当てはめながらご覧ください!
・少人数の職場をスムーズに退職するには、『退職の意を早めに伝える』、『同僚・後輩など周りには伝えない』こと。
・最後は気持ち良く退職できるように、職場に対する感謝の気持ちを忘れてはならない。
・24時間対応、即日退職OK、お金も後払いできるなどサービスも充実していて安心!
仕事が辞めづらい!少人数の職場が辞めづらい理由とは?
少人数の職場だと辞めづらいと感じている人がいる一方、スムーズに辞めている人が存在するのも事実です。
では、なぜ辞めれない人は仕事が辞めづらいと感じてしまうのでしょうか。
結論から言うと、辞められない理由は以下のパターンがほとんど。
- 残される社員に対して罪悪感で動けない
- 上司に引き止められそう
- 退職を切り出すタイミングがわからない
という事で、1つずつ詳しくみていきましょう!
理由1:残される社員に申し訳ない
少人数の職場が辞めづらいと感じる理由1つ目は、残される社員に申し訳ないという感情から。
このような気持ちになってしまうのは、少人数で仕事を回していて職場がアットホームで和気あいあいとしている場合ですね。
自分が辞めたら残される人の仕事が大変になってしまうことが分かっている場合、なかなか辞めたいと言いづらいものです。
お世話になった人や親しくしていた人に迷惑をかけてしまうのは忍びないですよね。
逆に人間関係があまり良くない職場の方が、辞める時の感情はとてもアッサリしています。
人間関係が悪い職場だと残される人に対して罪悪感も湧かないため、自分のタイミングで遠慮なく「辞めたい」と言えるでしょう。
アットホームな職場で働いている時は非常に居心地が良いのですが、辞める時に気を遣ってしまうのが難点。
関係が密であれば、それだけ切り出しにくくなってしまうという事ですね。
理由2:上司に引き止められそう
少人数の職場は常に人手が足りない状況か、またはギリギリで仕事を回しています。
そのため上司から引き止められてしまうケースも考えられます。
少人数の職場は1人でも退職すると、すぐに新しい人を募集しなければいけません。
しかも新人が入っても即戦力になれるかは分からないため、しばらくの間は周りの社員にシワ寄せがいくでしょう。
上司からすると、そのような事態を回避するために今いる社員には少しでも長く働いてほしいと考えるものです。
恐らく退職の申し出ても「新人が入るまで」「新人が育つまで」と引き止められる可能性もあります。
このようなケースを考えると、気軽に「辞めたい」とは言い出しにくいですよね。
職場の状況をよく理解しているベテラン社員ほど気を遣って悩んでしまうのではないでしょうか。
しかし、職場を辞めたい時は人それぞれ事情があるはずです。
次の仕事が既に決まっている人もいるでしょう。
自分の今後の人生を考えると、職場や上司に気を使い過ぎるのも良くありません。
少人数の職場は上司との距離が近いのはメリットですが、馴れ合いになって都合よく使われないように注意が必要です。
理由3:退職を切り出すタイミングがわからない
さらに少人数の職場となると、1人1人に対する仕事の責任も重くなっていきます。
そのため退職を切り出すタイミングが分からないと悩んで、時間が過ぎてしまうこともあるでしょう。
悩んでいるうちに次の仕事がドンドン回ってきて、その忙しさにタイミングが分からなくなってしまう人も少なくありません。
自分が仕事をしなければ進まないことも多く、なかなか手を止めることもできませんよね。
退職を切り出すタイミングは非常に難しいもの。
例えば、今すぐに辞めたいと思っても「仕事が落ち着く時期まで辞められない」というケースはよくあります。
辞めたい理由が体調不良などやむを得ない場合は別ですが、それ以外の場合は希望する時期に退職できるかどうかは分かりません。
気付けば辞めたいと考え始めて1年経っていた、といった話もよく聞きます。
また自分が職場のリーダーや責任者の場合は、アルバイトやパートよりも辞めるタイミングはかなり難しくなると思った方がいいです。
少人数の職場はやめたほうがいい!少人数のデメリットとは?
少人数の職場はさまざまな理由から「辞めづらい」と感じてしまうのは、すでにご紹介した通り。
少人数の職場はアットホームで楽しそうなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、あまり選ばないほうがいい理由は他にもあります。
具体的には、以下のようなポイントが「デメリット」なんです。
- 簡単に部署移動できない
- 一人が担う仕事の幅が広くなる
- 人間関係が悪くなると逃げ場がない
という事で、さらに少人数の職場のデメリットについて確認していきましょう!
デメリット1:簡単に部署異動できない
少人数の職場は、基本的に採用された時点で部署が固定で決まっていることが多いです。
他の仕事をしたいなと思っても、簡単に部署の異動ができないのは大きなデメリットになるでしょう。
少人数の職場はたとえ仕事の内容が合わなくても他の仕事に変わることは難しいです。
大きな会社なら部署の異動も自由にとはいきませんが、ある程度の要望が通る可能性があります。
したがって、いろんな仕事を経験したい人には特に少人数体制の職場は絶対におすすめできません。
デメリット2:一人が担う仕事の幅が広くなる
先ほどからお話ししているように、少人数の職場は1人が担う仕事の幅が広くなるのもデメリット。
少人数の職場はギリギリの人数で仕事を回すので、さまざまな仕事を掛け持ちで任される可能性が高いです。
そのため必然的に仕事量も多くなります。
しかも他の同僚にも仕事のサポートをお願いすることは厳しいため、有給を取るのも難しい部署もあるでしょう。
たとえば子育て中の女性などが働くには条件が厳しくなりそうです。
また少人数の職場では1人1人がしっかり責任を持って仕事をしている間は順調ですが、何かあると途端に仕事が回らなくなります。
このような状況を考えると、長期的に仕事をするのは精神的にも体力的にも厳しいと言わざるを得ませんね。
デメリット3:人間関係が悪くなると逃げ場がない
また少人数の職場はたとえ忙しくても人間関係が良い場合はまだモチベーションを保つことができます。
しかし人間関係が悪くなると最悪ですね。
簡単に部署の異動もできないため、逃げ場がありません。
少ない同僚たちの中で自分1人だけが孤立してしまうのは想像以上に辛いものです。
これは少人数の職場最大のデメリットと言えそうです。
人間関係が悪くなると仕事も今までのようにはいかず、支障が出てしまうでしょう。
精神的に不安定になると鬱病などを発症して体調が悪化する恐れもあるので注意が必要です。
実際に職場の人間関係で悩んでいる人はとても多いと思います。
大人数の職場であっても人間関係が悪くなる可能性は変わりませんが、少人数の職場ではさらにリスクが高くなるでしょう。
人数ギリギリの会社で辞めづらいけど円満退職するポイントとは?
ここからは、人数がギリギリな少人数の職場でも円満に退職する方法をご紹介していきます。
結論から言うと、以下のポイントを抑えてください。
- 退職の意を早めに伝える
- 同僚や後輩など、周りには伝えない
- 職場に対する感謝の念を持つ
なるべく職場に迷惑をかけないように、自分の評価も下げずに辞めるポイントを確認していきましょう!
ポイント1:退職の意を早めに伝える
少人数の職場を退職したいと思った時は、できるだけ早く上司や先輩に伝えることが大切。
先ほどからお話ししている通り、少人数の職場は1人あたりの仕事量が多くて自分の代わりになる人はほとんどいません。
そのため「今週いっぱいで辞めたい」と言ってもそれは恐らく不可能でしょう。
職場によっては代わりの人が入るまでは仕事を続けてくれと懇願される場合もあります。
したがって「退職したいな」と思ったらできるだけ余裕を持って話をすることが大切ですね。
職場の事情にもよりますが、新しく求人を出して人を雇い、その人が業務を覚えるぐらいの期間があれば職場にとっては有難いはず。
だいたいの目安になりますが、少人数の職場の場合は1ヶ月ほど前に申し出ると比較的スムーズに退職できると考えてください。
ポイント2:同僚や後輩など、周りには伝えない
少人数の職場を退職する場合は、同僚や後輩には早めに伝えたほうが良いと考える人も多いですよね。
しかし、同僚や後輩にはあまり早く伝えないほうが良いこともあります。
なぜなら、同僚や後輩などに伝えてしまうと、職場によっては退職するまで気まずい雰囲気の中で残務処理をすることになるから。
さらに残される同僚や後輩からは、仕事が忙しくなることで不平や不満が出る恐れがあります。
その矛先を自分に向けられるのも辛いですよね。
最後まで気持ち良く仕事をしたいなら、最後の挨拶の日まで周りには伝えないのも1つの方法です。
どうしても不義理に感じてしまう場合は、職場の中で一番親しくしていた人やお世話になった人だけには話しても良いかもしれません。
ポイント3:職場に対する感謝の念を持つ
そしていざ退職する日が来た時は、職場に対して感謝の念を持って挨拶することが大切です。
「立つ鳥跡を濁さず」という言葉がありますが、最後にしっかり挨拶をして終えることでお互いに気持ち良く新たなスタートを切ることができます。
少人数の職場であれば1人ずつに挨拶をして回るのが良いですね。
上司、同僚、後輩にそれぞれ挨拶してもそれほど時間はかからないでしょう。
最後にきちんとお礼を言って挨拶しておくと、もし何かの事情で職場に復帰したい時があっても、また快く受け入れてもらえるでしょう。
人間関係でトラブルがあった場合はいろいろ思うところはあると思います。
でも、「これで最後だ」と思うと清々しい気持ちになれるので、社会人として筋は通して退職することをおすすめいたします。
まとめ
少人数の職場は仕事の負担が大きいなど、いろんなデメリットがあります。
逆に、同僚と仲良くなりやすいなどのメリットもありますので、向いているかどうかは人それぞれ。
そして働いていてデメリットのほうが大きくなってしまった時は、あまり無理をしないで退職を考えてみるのも良いでしょう。
職場は1つだけではありませんし、他にも自分の能力を活かせる仕事はたくさんあります。
ただし少人数の職場をスムーズに退職するためには、以下のポイントを抑えてください。
- 退職の意を早めに伝える
- 同僚や後輩など、周りには伝えない
- 職場に対する感謝の念を持つ
最後は気持ち良く退職できるように、少人数の職場ならではの状況をよく考えて身の振り方を考えましょう!