「仕事を教えてもらえないのは当たり前?甘い考えなの?放置されて辞めたい時はどうしたらいいんだろう」
仕事を教えてもらえないのは困るだけでなく、居心地が悪く感じるものです。
それでも仕事を教えてもらえないのは当たり前なのか、甘えた考えなのかなど気になることもあるでしょう。
- 仕事を教えてもらえないのは当たり前なのか?
- 仕事を教えてもらえない原因は何か?
- 仕事を教えてもらえない時にすべきこと・辞めたい時はどうしたらいいか?
などについて知ることで、心のモヤモヤを解消する手立てを得たいところ。
そういうわけで今回は、仕事を教えてもらえないのは当たり前なのか?という疑問に回答していきます。
さらに、仕事を教えてもらえず放置されて辞めたい時の対処法もご紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
・自分に何の非もないのあれば、仕事を教えてもらえないのは当たり前ではないので注意。
・とくに、質問しただけ注意されたり、断られたりする会社は、そもそも教える気がない可能性があるので辞めた方がいい。
・まずは転職活動がおすすめだが、本当に辛いなら自分優先で退職した方が良い
仕事を教えてもらえないのは当たり前?甘え?教えてもらえない原因は?
仕事を教えてもらえないと「これが当たり前なのか」「甘えなのか」という疑問が湧いてきます。
実際に教えてもらえないよくある原因は以下の通りです。
- 教育制度が整っていない・教育係がいない
- 上司が忙しくて新人に目を向ける暇がない
- 自分の態度・学ぶ姿勢が悪い
- メモを取らずに同じことを何回も聞いている
というわけでここでは『仕事を教えてもらえない原因』についてそれぞれお話していきます。
さっそく見ていきましょう!
原因①:教育制度が整っていない・教育係がいない
教育制度が整っていない、教育係がいない会社は仕事を教えてもらえません。
もし、教育係がついていても制度が整っていないと、担当者もどう教えていいのかわからず放置されることもあるでしょう。
そもそも教育係がいない会社は「誰かが教えるだろう」「見て学べ」といった考えがまん延しがち。
さらに、このような会社は忙しく、新人に教える余裕や人手が足りていないという側面もあります。
これは、ベンチャー起業や比較的新しい会社に多い原因です!
原因②:上司が忙しくて新人に目を向ける暇がない
上司が忙しいと教育体制があってもうまく活用できず、新人に仕事を教えられません。
教える気がないわけではないのに、忙し過ぎて目が向けられない結果、放置されることもあるでしょう。
資料やマニュアルだけ渡されて、ほったらかしにされることもあるかもしれません。
この場合、手が足りなくて人員を増やしたことも考えられ、「教えたくても時間が取れない」状態になっている可能性もあります!
原因③:自分の態度・学ぶ姿勢が悪い可能性も
仕事を教えてもらえないのは態度や学ぶ姿勢に問題がある可能性もあります。
例えば、以下のような態度や行動に思いあたる節があったら要注意。
- 教えてもらっている間に返事や相槌をしない
- 一切目を合わせない
- 態度が横柄で教わる謙虚さがない
- 席を外している時間が長い
- 教えられたことを忘れ「聞いていない」と堂々と言う
- 調べ方を教わったにも関わらず、聞いて済ませようとする
こういったことをすると、仕事のやる気がないと感じられ、教える側も時間のムダと思うようになるでしょう。
教えてもらうのは当たり前ではなく、謙虚な気持ちも大切です。
ただ、自分にそのつもりがなくても「やる気がなさそう」と見られている可能性もあります。
その場合は、自分のやる気や気持ちが相手に伝わるようなコミニュケーションを心がけると良いでしょう!
原因④:メモを取らず同じことを何回も聞いている
メモを取らずに同じことを何回も聞いていると、だんだん仕事を教えてもらえなくなるでしょう。
こういったことを繰り返していると、教えた側は「覚える気がない」と判断します。
覚える気がない相手に、自分の時間を割いて仕事を教えよう、もっと成長してほしいと願う人はいないでしょう。
その結果、「どうせ覚えない」「教えてもムダ」と思われて仕事を教えてもらえなくなってしまうのです!
仕事を教えてもらえないのは当たり前じゃない!やばいケースは?
もし、自身に何の非もないのに仕事を教えてもらえないなら、それは当たり前ではありません。
特に、以下のケースに当てはまっていたらやばい会社と言えるでしょう。
- 質問をしただけで怒られる・無視される
- 基本的なこともすべて見て学べと言われる
- 質問をすると「私の仕事ではない」と断られる
というわけでここでは『仕事を教えてもらえないやばいケース』についてそれぞれお話していきます。
さっそく見ていきましょう!
仕事の質問をしただけで怒られる・無視される
仕事の質問をしただけで怒られる、無視されるような会社はヤバいです。
新人の頃は、誰でも教わらなければ仕事がこなせません。
聞いたら怒ったり無視をしたりするような上司や先輩も通って来た道のはず。
わからなかった初心を忘れ、新人や部下を育てる気持ちがないと言えるでしょう。
また、単純に新人いじめ・嫌がらせの可能性もあります。
どちらにしてもヤバいことには変わりありません!
基本的なこともすべて見て学べと言われる
基本的なこともすべて見て学べと言われるようなケースもヤバいです。
仕事のやり方を考えさせるのは大切ですが、基本的なことは教えないと基礎ができずその後の成長スピードに影響します。
基本から見て学んでいたらそれだけで時間がかかり、いつまでたっても新人レベルのままでしょう。
また、「苦労して学んだことを簡単に教えたくない」「自分よりできるようになるのは困る」という理由が隠れていることも。
基本的なことすらきちんと教えてくれない会社は、問題があると思った方がいいでしょう!
質問をすると「私の仕事ではない」と断られる
仕事の流れから考えてその人に聞くのが適切なのに、「私の仕事ではない」と断られたらヤバいと思ったほうがいいでしょう。
この場合は「気に入らない」「自分より優秀そう」といった悪意やひがみからくることも多いです。
また、教えるように指示をもらっていないから自分の仕事ではないと考えている可能性もあります。
それでも、健全な会社なら、指示をもらっていなくても質問をされたら教えるのが当たり前です。
このような環境は、いじめに発展する可能性もありヤバいと言えるでしょう!
仕事を教えてもらえない時にすべきことは?退職したいときの対処法!
仕事を教えてもらえない、放置されて辞めたいと思った時は以下の方法を試してみてください。
- 聞きたいことをメモして簡潔に質問する
- 直属の上司外の先輩社員などに教えてもらう
- 人事やさらに上の上司に相談する
- 放置が続いて辞めたいと思った時は退職や転職も検討する
というわけでここでは『仕事を教えてもらえない時や放置されて辞めたい時にすべきこと』についてお話ししていきます!
聞きたいことをわかりやすくメモして簡潔に質問する
仕事を教えてもらえないのは、質問の仕方が悪いからかもしれません。
そこで、質問をする時は、あらかじめ聞きたいことをメモして簡潔に聞くようにしてみましょう。
メモがあれば聞きたいことが一目瞭然で、質問しようとした時に何から話したらいいかわからないといったことも防げます。
また、メモを書くことで自分の頭の中が整理できるので、レベルの高い質問ができるようになるでしょう。
すると、的確で質の高い返答がもらえるので、仕事の能力も上がり一石二鳥です!
直属の上司以外の先輩社員などに教えてもらう
直属の上司に教えてもらえない場合は、他の人に教えてもらうのもおすすめの方法です。
同僚だと間違った情報を共有しかねないので、先輩社員が妥当でしょう。
いろんな先輩に聞いてみれば複数のやり方を学べるメリットもあります。
ただし、自分以外の人に聞いていると怒る上司もいるため、そのあたりは注意が必要です。
周囲の人の様子をうかがいながら実践してみると良いでしょう!
人事やさらに上の上司に相談する
上司や教育担当者に仕事を教えてもらえないのは会社の責任でもあります。
また、新人が仕事を覚えられないと、円滑に業務が回らず会社にとっても損失です。
そのため、人事やさらに上の上司に相談することで解決する可能性があります。
この場合、意欲的に仕事をしたいと考えているが、教えてもらえない状況にあると伝えてみてください。
きちんとした会社であれば、やる気のある人の意見をないがしろにはしないので問題解決に動いてくれるはずです!
放置が続いて辞めたいと思った時は退職や転職も検討する
仕事を満足に教えてもらえず、放置が続いて辞めたいと思った時は退職や転職も検討しましょう。
また、上記で紹介したような方法を試しても改善が見られない場合もその会社からは離れるべきです。
このようなケースは会社に根本的な問題があるため、辞めることでしか解決しません。
仕事を教えてもらえない会社に居続けると、スキルや経験もなかなか身につかないので自身のキャリアにとってもマイナスです。
そのような環境で頑張り続けるより、心機一転新しい場所で頑張ったほうが成長につながるはず。
放置するような会社には見切りをつけて、一歩踏みだすことも考えてみるといいでしょう!
まとめ
今回は『仕事を教えてもらえないのは当たり前なのか?』についてお話ししました。
自分に何の非もないのに、仕事を教えてもらえないのは当たり前ではありません。
それでも教えてもらえないのは、以下のような原因があると考えられます。
- 教育制度が整っていない・教育係がいない
- 上司が忙しくて新人に目を向ける暇がない
- 自分の態度・学ぶ姿勢が悪い
- メモを取らずに同じことを何回も聞いている
このように、会社と本人どちらかに原因がある可能性が高いです。
もし、以下のようなやばいケースに当てはまっていたら要注意。
- 質問をしただけで怒られる・無視される
- 基本的なこともすべて見て学べと言われる
- 質問をすると「私の仕事ではない」と断られる
このような会社はそもそも教える気がないため、自身のキャリアのためにも離れたほうがいいでしょう。
また、仕事を教えてもらえない時にすべきこと・放置されてやめたいなら以下の方法を試してみてください。
- 聞きたいことをメモして簡潔に質問する
- 直属の上司外の先輩社員などに教えてもらう
- 人事やさらに上の上司に相談する
- 放置が続いて辞めたいと思った時は退職や転職も検討する
これらを試してみても改善が見られない、放置が続いて辞めたいと思ったら退職や転職を検討しましょう。
仕事を教えてくれない会社に長くいると自身の成長スピードも落ちるため、新たな場所で心機一転するのは悪くない選択です!