「JACリクルートメント」は、株式会社ジェイエイシーリクルートメントが運営するハイキャリア層向けの転職エージェントです。キャリア・年収アップを目指せるため、転職を考える人たちから高い注目を集めています。
一方で、「JACリクルートメントは登録拒否される」「求人を紹介されない」という評判を目にしたことはありませんか?
結論から述べると、JACリクルートメントは登録拒否しません!ただし、求人を紹介されないことはあります。
当記事では、JACリクルートメントの実態について解説します。
\ オリコン顧客満足度で3年連続No.1 /
JACリクルートメントから登録拒否されることはありません
「JACリクルートメントで登録拒否される」一部このような口コミを目にしますが、実際に登録を拒否されることはありません。
JACリクルートメントは、登録や申込を断りません。なぜなら、職業安定法において「登録拒否」は禁止されているからです。
第五条の五 公共職業安定所、特定地方公共団体及び職業紹介事業者は、求人の申込みは全て受理しなければならない。
参考:職業安定法
一部の例外はあるものの、基本的に求職者の登録希望は断れません。
登録拒否はないので、安心して申し込みましょう。素敵な企業との、出会いの可能性が広がります。
JACリクルートメントから求人を紹介されないことはある

JACリクルートメントを利用するにあたって「求人を紹介されないことはあるのか」と気になる方もいるでしょう。そこでここでは、X(旧Twitter)のなかから、実際にJACリクルートメントを利用した方の口コミ・評判をみていきます。
▼JACリクルートメントに関する口コミや評判
口コミを見る限り、求人を紹介してもらえないケースがあるようです。はっきりと言われることもあれば、徐々に疎遠になっていく場合もあります。
JACリクルートメントからのお断りサインは?

JACリクルートメントには、「お断りのサイン」が存在します。
他の転職エージェントでも、共通する部分があります。予め理解しておき、お断りのサインを受け取った場合は、切り替えて転職活動を進めましょう。
「紹介できる求人がありません」
JACリクルートメントから「紹介できる求人がありません」と言われたら、お断りのサインです。
理由や次にすべき行動は後述しますが、上記のセリフを言われた場合は、少なくとも現時点での求人紹介は難しいでしょう。
またJACリクルートメントは、リクルートエージェントやdodaと比べて保有する求人も多くありません。
さらに、JACリクルートメントは1人の担当者が企業との橋渡し役も担っています。そのため、一気に大量の求人を紹介してもらえるケースも少ないのです。
1週間以上も連絡が来ない
JACリクルートメントへの登録・面談が済んだあと、「1週間以上も連絡が来ない!」という場合も、残念ながらお断りのサインです。
通常は面談のあと、「次回の面談日程」もしくは「求人紹介お断りメール」が届きます。次回の面談日程に関するやり取りがあるなら、求人紹介に進める可能性が高いです。
一方、1週間以上も連絡が来ない場合は、2つのパターンが考えられます。
- 求人お断りのサイン
- 担当者が忙しく連絡が遅れている
連絡が来ず不安な場合は、1度連絡を入れ、緊急性をアピールするのがおすすめです。
「現職の退職時期が決まりました」や「いくつか応募している求人がありますが、貴社の求人の様子はいかがでしょうか?」など、アクションを起こすのがよいでしょう。
JACリクルートメントへの登録後や面談後に連絡が来ない方は「JACリクルートメントから連絡が来ない!原因と対処法について徹底解説」を参考にぜひアクションを起こしてみてください。
「電話面談のみ」と言われた場合
JACリクルートメントへの登録を申し込んだ際、「電話面談のみ」と言われた場合もお断りのサインです。
本来、キャリアアドバイザーは対面での面談を推奨しています。なぜならコミュニケーションや人柄をしっかり把握するためには、対面の方がよいからです。
しかし、下記の場合は「電話面談」を勧められます。
- 求人における経験やスキルが不足している
- 他に有力候補の応募者がいる
これらのお断りサインは、実は人材業界ではよくあることです。
「電話面談のみ」で求人紹介を受けられる可能性は低いので、後述する方法で、転職活動を効率的に進めましょう。
\ オリコン顧客満足度で3年連続No.1 /
どんな人がJACリクルートメントから求人を紹介されないの?
JACリクルートメントから求人を紹介されない人には、いくつかの特徴があります。
JACリクルートメントはハイキャリア層向けのため、上記に該当する人は求人を紹介してもらえない可能性が高いです。
現職・前職の年収が500万円未満の人
JACリクルートメントはハイキャリア転職の支援に特化しているため、現職・前職の年収が500万円未満の人は求人紹介を受けられない可能性が高いです。
実際に、JACリクルートメントの公式HPで紹介されている「転職実績」でも、年収500万円未満の人はいません。
ちなみに、求人検索の際にも「前職500万円未満」の選択項目はありません。
年収については、少しでも印象をよくする方法を後述しています。参考にしてみてください。
ただし年収の基準をクリアしていても、求人を紹介してもらえないケースもあります。こちらも以下で詳しく解説するので、読んでみてください。
20代前半の人
そもそもJACリクルートメントは「30代〜50代の管理職・専門職層」をターゲットにしています。
20代前半は経験やスキルや浅く、企業が求める基準をクリアできないケースがほとんどです。
現時点で20代前半、かつ「今すぐ転職したい」という人は、他の転職エージェントを併用しましょう。
若年層の転職には、「若年層に特化した転職エージェント」が最適です。自身の年齢やスキルに合わせて、転職エージェントを選ぶ必要があります。
マネジメント経験がない・少ない人
JACリクルートメントでは課長やマネージャー、部長や幹部候補の求人が多いため、マネジメント経験が重要となります。
つまり、JACリクルートメントが求めるのは「マネジメント経験が豊富かつ仕事の能力が高い高収入」という人材です。
ハードルが高いように見えますが、自身にアピールできるポイントがないか?を再度、棚卸ししてみてください。
専門的なスキル(語学含む)がない人
JACリクルートメントでは、専門的なスキルがない人は求人を紹介してもらえません。
例えば語学やプログラミング、転職に役立つ資格や経験がなければ、JACリクルートメントの利用は難しいでしょう。
「未経験」や「ポテンシャル採用」を狙うなら、JACリクルートメントはおすすめしません。
反対に、専門的なスキルを持っていれば、優遇してもらえる可能性があります。
JACリクルートメントが持つ求人数が少ない場合も紹介されない

前述した「求人を紹介してもらえない人」に該当しなくても、紹介されない場合があります。それは、JACリクルートメントが持つ求人が少ない場合です。
例えば、下記のような特殊な職業の取り扱いは非常に少ない傾向にあります。
- 運転手やパイロット、郵便配達など
- 自営業の経験を生かせる求人
- 自衛官や警察官
- 医師
- 公務員
上記は一例ですが、その他パート求人や未経験求人もほとんど取り扱っていません。
JACリクルートメントで充実している求人は、管理職やスペシャリスト、外資系企業などです。
\ オリコン顧客満足度で3年連続No.1 /
JACリクルートメントに求人紹介を断られたくない!登録時のポイントは?
JACリクルートメントに求人紹介を断られたくない場合は、登録時のポイントを押さえておきましょう。
先に述べますが、求人を紹介してもらいたいからと嘘の記述はNGです。詳しく解説するので、参考にしてみてください。
基本情報の年収の欄に「手取り」でなく「総支給額」を記入
JACリクルートメントへの登録時のポイントは、基本情報の年収欄に「総支給額(税引き前の額面)」を記入することです。
年収が低いと、求人を紹介してもらえなくなります。

記入するのは、会員登録時の基本情報「直近の年収」欄です。
手取り額と総支給額では、大きな差が生まれます。印象が変わるので、記入時は必ず総支給額を入力してください。
総支給額は、源泉徴収票に記載されています。確認してみましょう。
履歴書・職務経歴書を漏れなく記入
JACリクルートメントの登録時のポイントは、履歴書・職務経歴書を漏れなく記入することです。
登録時には、持参しているデータがあれば提出できます。また、入力画面の右上に設置されている「ファイルをお持ちでない場合はこちら」をクリックすれば、直接記入が可能です。
履歴書・職務経歴書に隙間があると、コンサルタントに「適当な人かもしれない」という余計な印象を与えます。
履歴書などを記入する場合は、下記に注意してください。
- 嘘を書かない
- 長過ぎるアピールは逆効果
- 伝えたい内容を簡潔に書く
- 記入漏れがないかチェックする
以上を意識し、上質な履歴書・職務経歴書を提出しましょう。
「伝えておきたいこと」の欄にて緊急性をアピール
JACリクルートメントの登録時には、緊急性をアピールするのもポイントです。

「伝えたいこと」欄は、基本情報と職務経歴を入力後の最後に出てきます。
「今すぐに転職可能です」や「よいところがあれば、早急な転職を考えています」など、緊急性をアピールしましょう。
転職に対する意欲や温度感を、コンサルタントは見ています。少しでも有利に転職活動を進めるために、実践してみてください。
JACリクルートメントに門前払いされたときの対処法【相手にされない時のコツ】

JACリクルートメントに門前払いされた後の対処法としては以下の通りです。
担当者に提示条件の緩和を申し出る
担当者から連絡が来ない場合は、転職に求める条件が厳しい可能性があります。一度提示した条件を見直して、緩和を申し出てみるのがおすすめです。
条件を緩和することで、担当者も紹介できる求人数が増え、対応しやすくなるでしょう。転職意欲が高いこともアピールできるので、定期的に提示した条件を見直してみてください。
JACリクルートメントから連絡をもらいやすくするには「JACリクルートメントから連絡が来ない!原因と対処法について徹底解説」をぜひ参考にしてください。
JACリクルートメントで紹介されないなら他の転職エージェントの利用がおすすめ
どうしてもJACリクルートメントから求人を紹介してもらえないなら、他の転職エージェントを活用しましょう。
JACリクルートメントはハイクラス転職向けのサービスのため、断られたとしても他のサービスであればしっかりとサポートを受けられます。
なかでもおすすめの転職エージェントは以下のとおりです。
カウンセリング力が高く基本的にどんな転職者でも受け入れる『doda』

名前 | doda |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:244,734件 非公開求人:- (2025年5月8日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20代~60代 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | 可 |
得意分野・業界 | 全業界、全職種 |
公式HP | https://doda.jp/ |
企業情報を見る
運営会社名 | パーソルキャリア株式会社 |
拠点 | 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | あり |
連絡手段 | メール、電話 |

-
- 求人数の多さ
- 5
-
- 取り扱い
業種数 - 4
- 取り扱い
-
- 3
- ハイクラス求人
-
- 5
- サポート
対応
-
- 利用実績
- 5
- 転職エージェントと求人サイトが利用できる
- 無料で自己分析が受けられる
- 転職活動を効率化できるツールがある
dodaでは転職エージェントと求人サイトが利用できます。キャリアアドバイザーから求人を紹介してもらうことはもちろん、自分でも求人を見つけられるのです。
自分で見つけた求人をキャリアアドバイザーに相談することも可能です。気になる求人を検索し、募集要項や社風などをキャリアアドバイザーに聞いてみましょう。応募する企業とのミスマッチを少なくできます。
無料で自己分析ツールが利用できるのも、dodaの特徴です。たとえば「自己PR発掘診断」では、16の質問に答えるだけで自分の強みがわかります。自分の強みを理解したうえで転職活動ができるので、ぜひ利用してみてください。
またdodaには、職務経歴書を簡単に作成できる「レジュメビルダー」や、会員登録時に入力した情報をWeb履歴書に出力できる機能が搭載されています。履歴書の書き直しや購入する手間が省けるので、忙しい方でも効率的に転職活動を進められるでしょう。
- 求人数が多い
- 自己分析ができる
- エージェントと転職サイトが利用できる
- キャリアアドバイザーの質に差がある
- ハイキャリア求人が少ない
- 担当者が企業と求職者で分かれている
▼dodaの口コミ


引用:キャリアクラス独自調査
\求人数20万件以上!/
ハイクラスサービスに拘るなら『ランスタッド』
名前 | ランスタッド |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:- 非公開求人数:- (2025年5月8日現在) ※今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20代~60代 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | 可 |
得意分野・業界 | 外資系企業に特化 |
公式HP | https://www.randstad.co.jp/ |
詳細を見る
運営会社名 | ランスタッド株式会社 |
拠点 | 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート21F |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | なし |
連絡手段 | メール、電話 |

-
- 求人数の多さ
- 4
-
- 取り扱い
業種数 - 4
- 取り扱い
-
- 5
- ハイクラス求人
-
- 5
- サポート
対応
-
- 利用実績
- 5
- グローバル企業とのつながりがある
- 海外転職に強い
- バイリンガルのコンサルタントが在籍している
ランスタッドは、派遣事業や転職支援事業を世界38ヶ国で展開しています。グローバルに活躍している企業や、外資系企業などのハイクラス転職を実現できます。
海外に拠点を持つ企業に転職を希望する場合、英語でのやり取りが必要なので、不安を抱えている方もいるでしょう。しかしランスタッドには、バイリンガルのコンサルタントが多数在籍しているので、海外企業とのやりとりもスムーズです。
国内のベンチャーや大手企業の求人もあるので、日本での転職もできます。国内外問わずハイクラス業界の求人を見たい方にはランスタッドがおすすめです。
- 海外転職に強い
- 専門性の高いエージェントが在籍している
- ハイクラス求人が多い
- 知名度が低い
- 求人数が少ない
- 一般的な転職には向いていない
▼ランスタッドの口コミ
\グローバルに活躍したい方向け!/
JACリクルートメントの登録方法から転職の流れ

JACリクルートメントの登録から転職までの流れを紹介します。まずは公式HPから、新規登録ページへ移動しましょう。
新規登録には、メール認証が必須です。メールアドレスを入力して送信すると、登録フォームへのURLが届きます。
登録フォームに「基本情報」と「職務経歴」を入力します。このとき、年収の欄には「手取り」でなく「総支給額」を記入しましょう。
会員登録が完了すると、数日以内にコンサルタントから連絡が来ます。日程調整後にキャリアカウンセリングへ参加し、専門領域に特化したコンサルタントから求人を紹介してもらいましょう(ただし、経歴やスキルによって「お断り」される可能性あり)。
JACリクルートメントでは、書類添削などのサポートを受けられます。好みの企業に出会えれば、応募段階へ進みましょう。
面接の日程などは、すべてコンサルタントが代行してくれます。面接対策を経て、当日に挑みましょう。内定後も同様に、入社時期などはコンサルタントに一任できます。
入社前に、不安なことは相談可能です。アフターフォローとして入社後のサポートも受けられるので、安心して利用できます。
まとめ:JACリクルートメントから登録拒否されることはない!でも求人紹介されないことはある!
JACリクルートメントは、職業安定法を遵守し「登録拒否」はしていません。ただし、経験やスキルによっては「求人を紹介してもらえない」というケースがあります。
JACリクルートメントは、30代以上のハイキャリア転職に最適なエージェントサービスです。
直近の年収500万円未満や20代前半、マネジメント経験が浅い場合は、複数の転職エージェントと併用しましょう。自分に合った転職エージェントを活用し、理想の企業を探してみてください。