退職代行を使うと荷物はどうする?私物を取りに行けないときの対処法!

「退職代行を使ったら荷物はどうなるんだろう?私物の引き取りや会社に返却する荷物について詳しく知りたい!」

退職代行は上司や会社への連絡することなく退職できるため、最近ではかなりメジャーなサービスになりました。

ですが、退職代行を使う場合、自分の荷物はどうすればいいのか気になりますよね。

そこで今回は、退職代行を使った時、荷物の引き取りや返却はどうすればいいのかご紹介していきます。

さらに、退職代行を使って辞めた後に受け取るべきモノもお伝えしているので、ぜひ参考にしてみてください!

この記事のまとめ

・自分の荷物は退職代行業者に依頼して、自宅に郵送してもらうことができる。

・私物以外にも、離職票雇用保険被保険者証源泉徴収票年金手帳も受け取ろう。

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退職代行は荷物を取りに行かなくていい!私物の引き取りの流れは?

退職代行を使うと荷物はどうする?私物を取りに行けないときの対処法!

結論から言うと、退職代行を使った際は会社に荷物を取りに行く必要はありません。

そして、私物は以下の流れで引き取るとスムーズです。

  • 退職代行を使う前日までに会社にある私物をまとめておく
  • 荷物を自宅へ郵送してもらえるよう代行業者から会社へ依頼する
  • 会社からの貸与物や保険証などを会社へ返送する
  • 郵送されてきた私物を受け取り中身を確認する

というわけでここでは『退職代行を使った時の私物の引き取りの流れ』についてお話していきます!

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退職代行を使う前日までに会社にある私物をまとめておく

退職代行の利用を決めたら、依頼する前日までに会社にある私物をまとめておきましょう。

というのも、退職代行業者は依頼人の代わりに退職の意思を伝えてくれますが、荷物をまとめに会社に出向くことはしないからです。

それでも、会社に本人に荷物を送付するよう伝えることはしてくれます。

そのため、荷物を送ってもらいやすくするために、私物をまとめておくとスムーズに対応してもらえるはずです。

ただし、送り漏れや配送中に破損する可能性もあるため、大切なものは持ち帰るのがおすすめです!

荷物を自宅へ郵送してもらえるよう代行業者から会社へ依頼する

退職代行に、荷物を自宅へ郵送してほしい旨を会社に伝えるよう依頼しましょう。

なぜなら、荷物に関することは本人が希望しないと、退職代行業者から自発的に伝えることはないからです。

そのため、本人からきちんと退職代行業者に依頼する必要があります。

伝達がスムーズにいくよう、「どこに荷物があるのか」「何を送ってほしいのか」を明確に伝えましょう。

退職の意思と一緒に伝えてもらうようにすると、ムダなやり取りをしなくて済みます!

会社からの貸与物や保険証などを会社へ返送する

退職手続きが完了したら、会社からの貸与物や保険証などを会社へ返送する必要があります。

返却すべきものを返さないと、会社へ出向くことを求められたり、電話がかかってきたりするかもしれません。

最悪、横領罪などに問われることもあるのでご注意ください。

そういった面倒なことにならないよう、返却すべきものは必ず速やかに返送しましょう。

その際、会社から借りているものを返す立場なので配送料は自己負担になります。

スムーズに事を終えるためには、まちがって着払いで送らないようご注意を!

郵送されてきた私物を受け取り中身を確認する

会社から私物が届いたら、必ず中身を確認することをおすすめいたします。

というのも、事前に伝えても依頼したものが入っていない可能性も十分あるからです。

時間がたってからだと、言いづらくなったり、荷物がどこにあるかあやふやになったりすることもあるでしょう。

そういったことにならないよう、会社から私物が届いたらすぐに中身を確認するのがおすすめです。

もし、何か足りないものがあれば、退職代行業者を通じて会社に伝えてもらいましょう!

退職後に必ず会社に返却すべき荷物は?一覧で紹介!

退職代行を使うと荷物はどうする?私物を取りに行けないときの対処法!

ここからは、退職代行を使って退職した後に必ず会社に返却すべき荷物をご紹介していきます。

結論から言うと、以下のモノは必ず会社に返却すべき荷物です。

  • 健康保険証
  • 社内のIDカードや社員証
  • 会社の鍵
  • 名刺
  • 社用のパソコンや携帯電話
  • 制服やそれに準ずるもの
  • 会社が購入した備品(贈与物は除く)

これらを返却しないと、前述したようなトラブルのもとになってしまう可能性もあります。

せっかく退職代行を使って退職できたのに、返却物が原因で会社と接触するのは本意ではないはず。

嫌な思いや、想定外のトラブルにならないよう、ひとつひとつ整理しながら送るようにしましょう。

会社に返却すべき荷物一覧のチェック表を作って、ひとつずつ確認しながら返却準備をするのもいい方法です!

私物の荷物以外にも!退職代行で辞めた後に受け取るべきものは?

退職代行を使うと荷物はどうする?私物を取りに行けないときの対処法!

以下が、退職代行で辞めた後に受け取るべきものです。

  • 離職票
  • 雇用保険被保険証
  • 源泉徴収
  • 年金手帳

どれも退職後に必要で、ないと困る書類ばかりなので、確実に受け取りましょう。

というわけでここでは『退職代行で辞めた後に受け取るべきもの』についてお話していきます!

離職票

離職票は会社を退職したことを証明する書類で、ハローワークで失業手続きをする際に必要です。

退職後10日以内に会社から交付され、自宅に郵送されます。

離職票がないと、失業保険を受け取れません。

もし期間を過ぎても届かない時は、ハローワークに申し出れば会社に催促してくれます。

ちなみに、転職先が決まっている場合は必要ありません!

雇用保険被保険者証

雇用保険被保険証は雇用保険の加入者であることを証明する書類で、ハローワークで失業保険給付の手続きの際に必要です。

また、転職先が決まったら新しい会社に提出する書類でもあります。

離職中も転職後も必要な書類となるため、必ず受け取りましょう!

源泉徴収票

源泉徴収は年末調整に必要です。

転職先に提出しないと、年末調整で正しい源泉徴収等が計算できないため、還付金に影響が出ることもあります。

もし、退職した年内に再就職しなかった場合、自分で確定申告をする時にも必要です。

ちなみに、源泉徴収は最終給与が計算された後に発行されます!

年金手帳

年金手帳は公的年金の加入者であることを証明します。

勤務先が変わっても同じものを使うため、会社が保管している場合は必ず受け取りましょう。

退職時に転職先が決まっていない場合は、国民年金への切り替え手続きを市区町村の役所で行う必要があります!

退職代行を利用する際の荷物に関する注意点

退職代行を使うと荷物はどうする?私物を取りに行けないときの対処法!

退職代行を利用する際の荷物に関する注意点は以下の通りです。

  • 代行業者が荷物の郵送依頼をしてくれるか事前に確認する
  • 事前に利用が決まっている時は自分で持って帰るorまとめておく
  • 会社のものはすべて残らず返却する

これらに留意することで、スムーズに荷物の受け渡しが完了し、思わぬトラブルも避けられるでしょう。

というわけでここでは『退職代行を利用する際の荷物に関する注意点』についてお話していきます!

代行業者が荷物の郵送依頼をしてくれるか事前に確認する

退職代行業者に料金を支払う前に、会社に荷物の郵送依頼をしてくれるか確認しましょう。

というのも、中には荷物に関しては対応不可の退職業者もあるからです。

最近はほとんどの退職代行業者が無料相談を実地しているので、利用前に質問してもいいでしょう。

その際、追加料金が発生しないかについても確認しておくとより安心です!

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事前に利用が決まっている時は自分で持って帰るorまとめておく

退職代行の利用をすでに決めている場合、荷物は持って帰るかまとめておくようにしましょう。

というのも、退職代行を利用して会社を辞めた腹いせに荷物を捨てられる可能性があるからです。

また、会社が郵送を承諾しても、どこに何があるかわからないと必要なものが送られてこないことも十分あり得ます。

まとめておけば退職代行業者も会社に伝えやすく、郵送漏れも防げるはず。

不要なトラブル・やり取りを避けるためにも、退職代行の利用が決まっているのであれば、荷物は持ち帰るかまとめておきましょう!

トラブルの恐れあり! 会社のものはすべて残らず返却する

退職代行を利用して退職する時は、会社のものはすべて返却する必要があります。

たかが備品と軽く考えて返却せずにそのまま使ったり、勝手に処分したりするのはやめましょう。

というのも、下手をすると横領罪や器物破損といった罪に問われる可能性があるからです。

最悪、損害賠償請求などのトラブルにも発展しかねません。

もし、失くしたり壊したりしてしまった場合は正直に上司に報告しましょう!

まとめ

退職代行を使うと荷物はどうする?私物を取りに行けないときの対処法!

今回は『退職代行で辞めた後の私物の引き取りや返却方法』についてお話ししました。

退職代行で辞めた後、会社へ荷物を取りに行く必要はありません。

私物の引き取りは以下の流れで進めると良いでしょう。

  • 退職代行を使う前日までに会社にある私物をまとめておく
  • 荷物を自宅へ郵送してもらえるよう代行業者から会社へ依頼する
  • 会社からの貸与物や保険証などを会社へ返送する
  • 郵送されてきた私物を受け取り中身を確認する

このように、事前準備をしておくとスムーズに荷物の受け渡しが完了します。

会社が荷物の郵送に応じてくれない場合も想定して、大切なものはあらかじめ持ち帰っておくのも良い方法です。

退職後、会社に返却すべき荷物は以下の通り。

  • 健康保険証
  • 社内のIDカードや社員証
  • 会社の鍵
  • 名刺
  • 斜陽のパソコンや携帯電話
  • 制服やそれに準ずるもの
  • 会社が購入した備品(贈与物は除く)

これらを返却しないと、横領罪などに問われることがあるため必ず返却しましょう。

また、退職後に受け取るべき一覧は以下の通りです。

  • 離職票
  • 雇用保険被保険証
  • 源泉徴収
  • 年金手帳

これらを受け取らないと、失業保険の受給や転職先での手続きが円滑にいかなくなる恐れがあるため、必ず受け取りましょう。

今回は、退職代行を利用する際の荷物に関する以下の注意点もご紹介しました。

  • 代行業者が荷物の郵送依頼をしてくれるか事前に確認する
  • 事前に利用が決まっている時は自分で持って帰るorまとめておく
  • 会社のものはすべて残らず返却する

これらは、荷物に関するトラブルを防ぐために重要です。

余計な揉め事が起こらないよう、荷物は持ち帰るかまとめておくのが最も現実的な安全策でしょう!

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編集者1

杉田 陸 - キャリアクラス編集部

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新卒で福岡県のメーカー企業に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。一般社団法人プロティアン・キャリア協会が行う『プロティアン・キャリア検定資格』に合格(合格証明)。
※プロティアンキャリア検定は、自身・他者のキャリア開発に活かせる、変化する新時代のための認定資格

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編集者2
千田 究太郎 - キャリアクラス編集部

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新卒でマーケティング支援会社に入社。その後、Web広告を扱う企業を中心に二度転職を経験したのち、ウェブココル株式会社に入社。自身の転職成功経験を踏まえて、主に第二新卒〜若手の転職情報に精通。最新の転職情報をお届けします。

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大島 大地 - ウェブココル株式会社取締役

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新卒で東証プライム上場メーカーへ入社。その後上場企業傘下のWebメディア企業へ転職し、ウェブココル株式会社の取締役へ就任。採用の全責任者として、年間100名近くの採用選考を実施し、社員0名→25名へグロース。自社において幅広いなリクルーティングサービスを利用し、多くのサービスに精通。採用側の視点でサービスのファクトチェックや記事内容を精査しています。

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執筆者情報

キャリアクラス編集部のメンバーは全員転職経験者で構成されています。また、転職サービスを複数利用して転職活動を成功させたメンバーです。キャリアに悩んだ経験のある我々だからこそ発信できるキャリアの情報をお届けします。

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