マイナビドクターの評判は?他の医師転職エージェントとの比較してみた

医師という職業の需要は非常に高いため、医師専用の求人サイトも数多く登場しています。「マイナビドクター」もまた、そのような求人サイトのうちのひとつです。

本記事ではマイナビドクターの下記情報について解説していきます。

本記事でわかること
  • マイナビドクターの評判・口コミ
  • マイナビドクターの魅力とデメリット
  • マイナビドクターの利用がおすすめの人

※すべての情報は2023年10月下旬のものです。実際に転職活動を行う際には、必ず最新の情報にあたってください。

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マイナビドクターとは?

マイナビドクター
引用:https://doctor.mynavi.jp/
エージェント名マイナビDOCTOR
求人数公開求人:-
非公開求人:-
(2024年11月14日現在)
今の求人数:公式HP参照
対応雇用形態常勤・非常勤・スポット
対応診療科目内科全般・外科全般・ほか小児科や産婦人科、耳鼻咽喉科や眼科など
対応エリア全国
拠点東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号
公式HPhttps://doctor.mynavi.jp/

マイナビドクターは、大手のリクルートサイトである「マイナビ」が運営しているサイトです。なおここではマイナビドクターのみを取り上げていますが、介護職や薬剤師などの求人を専門に扱っているサイトもあります。

マイナビドクターは、「常勤」「非常勤」はもちろん、「スポット」というかたちでアルバイトの求人も募集しているのが特徴です。また、ほかの医師向けの転職サイトではあまり見られない、「就業希望時期」を選べるのも大きな特徴です。

首都圏から地方、地方から首都圏、両方の転職支援実績があること、また当直なしで年収2000万円などの好条件の求人があることなどが、マイナビドクターの強みだといえるでしょう。

\人材企業大手の「マイナビ」が運営!/

マイナビドクターに関する悪い口コミ

マイナビドクターに関する悪い口コミ

マイナビドクターに限ったことではありませんが、何かのサービスを使おうと考えた場合、そのサービスを使ったことのある人の口コミをみるのも重要です。

マイナビドクターの悪い口コミについて紹介していきます。

マイナビドクターに関する良い口コミ

マイナビドクターに関する良い口コミ

イナビドクターには、悪い口コミもあれば良い口コミもあります。ここからはマイナビドクターの良い口コミについて紹介していきます。

応募したい施設について、キャリアパートナーさん自信が実際に行って感じた印象や、最新の情報を教えていただけたことがよかったです。

引用:マイナビドクター「はじめて転職される方へ

働きながらの転職活動だったので、面談の時間をきちんと取れるか不安でしたが、マイナビさんが日程調整をしてくださったおかげで、無事に転職できました。ありがとうございました。

引用:マイナビドクター「はじめて転職される方へ

口コミから分かるマイナビドクターの魅力・メリット

口コミから分かるマイナビドクターの魅力・メリット

マイナビドクターの求人情報や求人サイトの作り方、また口コミから見るマイナビドクターの魅力・メリットについて整理していきます。

拠点が13拠点もあるので都市部だけではなく地方の求人も広くカバーしている

マイナビドクターは、全国に13もの拠点を持っている求人サイトです。この「13拠点」は関東圏にだけ偏っているのではなく、大阪や名古屋、福岡に埼玉、北海道や仙台、京都に神戸、広島と、日本全国に点在しています。

13の拠点はいずれも面談会場として取り扱われていて、直接対面で相談することが可能です(※電話でも相談できます)。

このため、地方に住んでいる、あるいは地方の病院(クリニック)への転職を考えている医師にとっても使いやすい求人サイトであるといえるでしょう。

登録する前からどのような求人を保有しているのか分かる

転職サイトのなかには、「登録してからでなければ求人情報が見られない」というサイトもあります。しかしマイナビドクターの場合は、登録する前であっても、検索画面で条件を指定すればすぐに求人情報にあたることができます。

そのため、「表示された求人情報のなかで良いと思ったものがあれば登録して、その後で本格的に求職活動をする」という事が可能です。

ただし、登録されているすべての求人情報が登録なしで見られるわけではありません。条件によって多少異なりますが、登録前に見られる求人情報の数は、求人全体のおおよそ3分の2程度です。

開業医支援を行っている

マイナビドクターは転職サイトのうちのひとつではありますが、ほかのサイトとは異なり、積極的に開業支援を行っています。

「開業医」という選択肢は、医師のキャリアを考えるうえで一度は目を向けるべき選択肢です。特に「年収アップ」に重きを置く人の場合は、開業を目指す方がよいでしょう。

マイナビドクターは、勤務医として働く人にとっても、開業を目指す人にとっても、有益なサイトといえるのです。

非公開になっている優良な求人が多数ある

マイナビドクターの求人数のうちの3分の1は、非公開求人です。非公開にされている理由は、「その医療機関の条件が良かったり、その医療機関の人気が高すぎたりするため、公開してしまうと求職者が殺到してしまうおそれがあるから」とされています。

条件の良い求人情報にあたろうとするのであれば、マイナビドクターへの登録が必要になります。

求人紹介以外のサービスもコンテンツも充実している

マイナビドクターは、リクルートサイトの大手企業であるマイナビが運営している求人サイトです。そのため、求人情報以外のサービスやコンテンツも非常に充実しています。

動画ライブラリーや転職ノウハウをレクチャーする記事などが用意されていますし、世界の医療ニュースや先輩諸氏のキャリアに対する考え方なども紹介されています。

転職情報だけでなく、「医師としてのキャリアそのもの」を見つめ直すための有益な情報を手に入れられるのも、マイナビドクターのメリットです。

口コミから分かるマイナビドクターを利用するデメリット

口コミから分かるマイナビドクターを利用するデメリット

マイナビドクターにはメリットもあれば、デメリットもあります。ここからはマイナビドクターを利用することのデメリットについても紹介していきます。

自分の希望する地域・診療科次第では紹介してもらえる求人がない可能性がある

マイナビドクターは全国の求人を幅広く出しています。ただそれでも、地域によって求人数に大きな差があるのは事実です。たとえば「常勤」で調べた場合、東京都なら2000件を超える求人がヒットしますが、秋田県の場合は50件を切ります。

さらに、診療科までを指定した場合、「その県での求人が一件もない」という場合もあります(例として、「秋田県 心療内科」で検索した場合、該当求人がまったくのゼロでした)。

このような状況に陥るのを避けるためには、複数の求人サイトに登録する方法が有用です。求人サイトによって持っている求人情報には違いがあるため、「マイナビドクターにはない求人情報が、ほかのサイトにはある」ということもあるからです。

担当者との相性が悪い可能性がある

これはマイナビドクターに限ったことではありませんが、転職エージェントを利用する場合、しばしば「担当者との相性が悪い可能性がある」という点は留意しておくべきです。

担当者との相性が良くなかった場合、転職活動をスムーズに行えなくなるだけでなく、転職の意欲自体が落ちてしまう可能性も高くなります。

どれほど優秀な担当者であっても、その人が自分と合わなかったというケースは、しばしばあります。これはお互いにとって良くない結果しかもたらさないため、「相性が悪いな」と感じたのなら、担当者の変更を申し出てみるとよいでしょう。

マイナビドクターの利用がおすすめの人

マイナビドクターの利用がおすすめの人

口コミやメリット・デメリットを見ていくことで、「マイナビドクターの利用に向いている人、向いていない人」が見えてきます。

下記の条件に当てはまる人は、マイナビドクターの利用がおすすめです。

それぞれ見ていきましょう。

一都三県で転職を検討している人

全国に求人を出しているマイナビドクターですが、やはり求人数が多いのは「一都三県」です。一都三県にはマイナビドクターのアドバイザーも多くいるため、具体的な相談に進む場合でもアドバイスを得やすいという大きなアドバンテージがあります。

なお、現在一都三県に住んでいない人であっても、「今の県を出て、一都三県に移り住む」という選択肢をとることは可能です。年収アップやキャリアアップを意識しているのなら、思い切って大都市に出てみるのもよいでしょう。

今後のキャリアに関する相談をしたい人

地方の求人数については一都三県に比べると少ないという弱みがあるマイナビドクターですが、「東京以外の11都道府県に拠点があること」はマイナビドクターの持つ大きな強みです。

・「地方に住んでいるが、キャリアに関する相談をしたい」
・「自分の今後のキャリアに悩んでいるが、ほかの転職エージェントだと東京などの大都市に行かなければ対面での相談に乗ってもらえないため悩んでいる」
・「開業医という選択肢も視野に入れて、キャリアに関する相談をじっくり行いたい」
・「現在地方に住んでいるが、一都三県に移住することも視野に入れて転職活移動をしたい」

という人にとっては、マイナビドクターは心強い味方となるでしょう。

マイナビドクターと他の医師転職エージェントとの比較

サービス名マイナビドクター
マイナビDOCTOR
エムスリーキャリア
エムスリーキャリアエージェント

民間医局
医師転職ドットコム
医師転職ドットコム
求人数取引先医療機関20000法人以上常勤・非常勤をあわせて22000件前後+非公開求人常勤・非常勤をあわせて34000件前後+非公開求人常勤・非常勤をあわせて43,080件以上
対応雇用形態常勤・非常勤・スポット常勤・非常勤常勤・非常勤・スポット常勤・非常勤
対応診療科目内科全般・外科全般・ほか小児科や産婦人科、耳鼻咽喉科や眼科など内科全般・外科全般・ほか小児科や産婦人科、耳鼻咽喉科や眼科など内科全般・外科全般・ほか小児科や産婦人科、耳鼻咽喉科や眼科など内科全般・外科全般・ほか小児科や産婦人科、耳鼻咽喉科や眼科など
対応エリア全国全国全国全国
拠点東京東京東京北海道
公式HPhttps://doctor.mynavi.jp/https://agent.m3.com/https://www.doctor-agent.com/https://www.dr-10.com/
※2023年10月18日現在

マイナビドクターと併用がおすすめの医師転職エージェント

転職エージェントは、「1つに登録したら、もうほかの転職エージェントに登録できない」というものではありません。むしろ、複数の転職エージェントサイトに登録することにより、それぞれの転職エージェントだけが持つ非公開求人にあたりやすくなります。

併用がおすすめの医師転職エージェント

ここからは、マイナビドクターと並行して使っていくことが推奨される転職エージェントを3つ紹介していきます。

エムスリーキャリアエージェント

【公式】https://career.m3.com/
エージェント名エムスリーキャリアエージェント
求人数公開求人:45,489件
非公開求人:-
(2024年11月14日現在)
今の求人数:公式HP参照
対応雇用形態常勤・非常勤
対応診療科目内科全般・外科全般・ほか小児科や産婦人科、耳鼻咽喉科や眼科など
対応エリア全国
拠点東京都港区虎ノ門4-1-28虎ノ門タワーズオフィス
公式HPhttps://agent.m3.com/
※2023年10月30日現在

転職希望の医師の登録実績が11年連続で第1位となっているのが「エムスリーキャリアエージェント」です。32万人以上の医師会員を有している求人サイトであり、多くの医師がここを利用しているという安心感があります。

「医療機器・設備充実」「先進的医療・高度な医療・特殊医療」という項目でソートをかけられるため、「もっと医師として勉強を続けていきたい」「最新の設備に触れたい」という人にとっては非常に使いやすいサイトであるといえます。

また、医師に定年はないものの、「60歳を迎えて現役を退いたが、復職したい」という人のために、「60歳以上OK」で調べられる機能もついています。

\医師登録実績11年連続 No1!/

民間医局

民間医局
引用:https://www.doctor-agent.com/
エージェント名民間医局
求人数常勤求人:16,958件
定期求人:8,885件
スポット求人:8,354件
(2024年11月14日現在)
今の求人数:公式HP参照
対応雇用形態常勤・非常勤・スポット
対応診療科目内科全般・外科全般・ほか小児科や産婦人科、耳鼻咽喉科や眼科など
対応エリア全国
拠点16拠点
公式HPhttps://www.doctor-agent.com/

マイナビドクターは日本全国に13の拠点を持っていますが、民間医局はそれよりもさらに多い16箇所の拠点を持っている転職エージェントです。

また、日本全国に広がっている拠点を利用して情報収集に務めているため、転職の際には転職情報に加えてその地域の特徴なども伝えてくれます。UターンやIターンを希望する人にとっては、非常に心強い味方となるでしょう。

常勤・非常勤に加えて、スポット案件も検索できるため、「ちょっとアルバイトをしたい」という人にも向いています。

\日本全国に拠点あり!/

医師転職ドットコム

エムスリーキャリア
引用:https://www.dr-10.com/
エージェント名医師転職ドットコム   
求人数常勤医師求人:28,771件
非常勤医師求人:23,000件以上
非公開求人:20,000件以上
(2024年11月14日現在)
今の求人数:公式HP参照
対応雇用形態常勤・非常勤
対応診療科目内科全般・外科全般・ほか小児科や産婦人科、耳鼻咽喉科や眼科など
対応エリア全国
拠点北海道札幌市中央区北1条西5丁目2番地興銀ビル9F(本社)
公式HPhttps://www.dr-10.com/

43000件以上もの求人を抱える「医師転職ドットコム」は、希望する役職から求人情報を検索できるといった特徴を持っている転職エージェントです。また給与に関しても、「1200万円以上」でソートをかけることが可能です。

2500万円以上の求人情報も1000件以上も抱えているため、高収入を得ることを目的として転職を考えている人にとっては頼りになる転職エージェントだといえます。

また、医師の転職をサポートする数多くの情報やノウハウも紹介しているサイトですから、転職前に一度アクセスしてみるとよいでしょう。

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>>その他おすすめの医師転職サイトを見る

マイナビドクターに関するよくある質問

マイナビドクターに関するよくある質問

最後に、マイナビドクターに関するよくある質問について回答していきます。

ひとつずつ見ていきましょう。

土日祝の対応は行なっている?

現在は土日祝日に対応してくれる転職エージェントも多く見られます。これは転職希望者が土日を定休日としていることが多いからです。

マイナビドクターの場合は、「東京のオフィスでは、土曜日でも面談などができる」としています。ただし相談内容によっては、対応が月曜日以降になることもあります。

退会手続きは簡単にできる?

マイナビドクターは、「退会手続きは当エントリーフォームからできる」としています。なおマイナビドクターでは「退会」と「削除」の2パターンを用意しています。

「退会」を選ぶとマイナビドクターからの連絡は来なくなりますが、登録情報は残ります。なお「削除」は登録情報ごと消えます。

今すぐは転職を考えていなくても利用できる?

転職サイトのほとんどすべてが、「良いところがあったら、そのときにはじめて転職を考え   る」という人でも登録できる仕様になっています。

もちろん、マイナビドクターも例外ではありません。「良いところがあったら応募したいが、今の仕事に不満を抱えているわけではない」という人は、マイナビドクターを使ってじっくりと求人情報にあたっていくとよいでしょう。

マイナビドクターの口コミ・評判まとめ

マイナビドクター」は、大手の転職エージェントであるマイナビが運営している医師専用の求人サイトです。一人ひとりに専任のアドバイザーがつくことや、全国に13もの拠点を持っていることが魅力の転職エージェントです。

「電話がうるさい」などのような口コミはありますが、これはほかの求人サイトにも見られる評価です。

「マイナビドクターに登録したら、ほかの転職エージェントを利用できなくなる」ということもありませんから、ほかの転職エージェントと一緒にまとめて登録するとよいでしょう。

\人材企業大手の「マイナビ」が運営!/

マイナビドクターの運営者情報・会社概要

運営会社株式会社マイナビ 医療・福祉エージェント事業本部
(厚生労働大臣許可番号 紹介13 – ユ – 080554)
電話番号0120-941-655
事業内容転職支援サービスである「マイナビドクター」「マイナビ薬剤師」「マイナビ介護職」などの運営
※2023年10月18日現在

編集者1

杉田 陸 - キャリアクラス編集部

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新卒で福岡県のメーカー企業に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。一般社団法人プロティアン・キャリア協会が行う『プロティアン・キャリア検定資格』に合格(合格証明)。
※プロティアンキャリア検定は、自身・他者のキャリア開発に活かせる、変化する新時代のための認定資格

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編集者2
千田 究太郎 - キャリアクラス編集部

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新卒でマーケティング支援会社に入社。その後、Web広告を扱う企業を中心に二度転職を経験したのち、ウェブココル株式会社に入社。自身の転職成功経験を踏まえて、主に第二新卒〜若手の転職情報に精通。最新の転職情報をお届けします。

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ファクトチェック
大島 大地 - ウェブココル株式会社取締役

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新卒で東証プライム上場メーカーへ入社。その後上場企業傘下のWebメディア企業へ転職し、ウェブココル株式会社の取締役へ就任。採用の全責任者として、年間100名近くの採用選考を実施し、社員0名→25名へグロース。自社において幅広いなリクルーティングサービスを利用し、多くのサービスに精通。採用側の視点でサービスのファクトチェックや記事内容を精査しています。

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執筆者情報

キャリアクラス編集部のメンバーは全員転職経験者で構成されています。また、転職サービスを複数利用して転職活動を成功させたメンバーです。キャリアに悩んだ経験のある我々だからこそ発信できるキャリアの情報をお届けします。

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