IT業界で仕事をしようとしている私。OracleMasterBronzeという資格をとっておくのが良いと言われたけど、何のことかわからない。詳しい人に教えてほしい!
そんな疑問を解決します。
結論から言うと、OracleMasterBronzeとは「データベースエンジニアの基本的な知識と技術を証明できるグローバルな資格」です。
世界最大のデータベース製品メーカーであるOracle社が主催しています。
本記事では、OracleMasterBronzeの試験概要や試験対策方法、難易度について徹底解説していきます。
また、資格を取得したら転職エージェントに登録してエンジニアキャリアのステップアップを目指しましょう。
一番のおすすめはワークポートです。
ワークポートは老舗転職エージェントで、2003年より長きに渡りノウハウや実績を積み重ねてきました。
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【2021年度版】OracleMasterBronzeとは?IT未経験でも取得可能?難易度は?
OracleMasterBronzeとは「データベースエンジニアの基本的な知識と技術を証明できるグローバルな資格」です。
Oracle社の製品であるOracleDatabaseに関する技術の証明だけではなく、データベース関連技術(RDBMS)の基礎力証明にもなります。
世界共通基準の資格であり、データベースの世界では最も有名な資格でもあります。
OracleMasterBronzeを取得すれば、データベースエンジニアとしての入り口に立ったと言えるでしょう。
OracleMasterBronze試験の概要
項目 | 概要 |
---|---|
試験名称 | 1Z0-085 BronzeDBA2019 |
試験科目 | ・Oracleデータベース管理の概要 ・Oracleデータベースのインストール及びデータベースの作成 ・OracleEnterpriseManagerDatabaseExpressおよびSQL管理ツールの使用 ・OracleNetwork環境の構成 ・Oracleインスタンスの管理 ・データベース記憶域構造の管理 ・ユーザおよびセキュリティの管理 ・スキーマ・オブジェクトの管理 ・データベースの監視およびアドバイザの使用 |
試験時間 | 120分 |
試験費用 | 32,340円(税込) |
問題数 | 約70問 |
出題形式 | CBT(コンピューター)方式 |
合格点 | 65% |
年齢制限 | あり |
試験言語 | 日本語版あり |
試験時間
試験時間は120分とかなりの長丁場です。
水分補給やトイレ、事前に試験形式に慣れておかないと時間を無駄に使ってしまいます。
しっかり準備してから臨みましょう。
出題形式
CBT(Computer-Based Testing)方式とは、テスト用のアプリケーションを用いて、問題表示・解答入力を行う方式です。
項目 | 概要 |
---|---|
選択問題 | ラジオボタンもしくはチェックボックスを選択して回答する形式です。答えが1つの単一問題と複数回答する問題があります。 |
出題内容
<参考>
管理者ではないユーザーがOracle Enterprise Manager Expressにアクセスするには、次のどのロールが付与されている必要がありますか。2つ選択してください。
1. EM_EXPRESS_BASIC
2. EM_EXPRESS_OPERATOR
3. EM_EXPRESS_MONITOR
4. EM_EXPRESS_ALL
出題内容のイメージです。
初めて見た方は意味がわからないと思いますが、勉強すれば理解できるようになります。
また、一部だけ無料ですが、Ping-tというサイトでも問題を公開しています。
Ping-Tではテストの雰囲気が味わえます。また、受験体験記がたくさん掲載されていて、私も当時はよく参考にしました。
Oracle認定資格におけるBronzeの位置付け
Bronzeは、OracleMasterのエントリーにあたります。
OracleMasterBronzeの取得メリット
スキル証明できて就職や転職に有利
試しにDODAに登録して求人を見てみてみましたが、公開求人だけで「OracleMasterBronze相当」歓迎するスキルとして「OracleMasterBronze」という記載が公開求人だけで24件ありました。(2021/6/12段階)
どんな企業があるのか、取得後の転職活動のイメージを持つために見ておくのをおすすめします。
私も未経験で無料ITスクールに入ってCCNAを取得し、1部上場企業に入社後、OracleDatabaseで上位資格を取得して年収UPに成功しました。
何より自分のスキルとして身に付く
OracleMasterは、データベースの基礎知識として網羅性がとても高いです。
そのため、今後仕事を上でベースとなるようなスキルがきちんと身につくことが、とても大きなメリットです。
OracleMasterBronzeを取ってしまえば、上位資格であるSilverやGoldも射程圏内です。なぜなら、勉強の仕方がほとんど同じでコツを掴めば横展開できるからです。
OracleMasterBronzeの取得難易度
OracleMasterBronzeの取得難易度はIT未経験者にとっては難易度は普通です。
1〜2ヶ月くらいの学習で取得可能と言われています。
学習時間は80〜100時間くらいが目安です。
IT系の仕事をしていた方なら簡単に取得できるでしょう。
OracleMasterBronzeの合格率と合格点は?
OracleMasterの合格率は非公開です。
一方で、合格点は65%となっています。
参考:Ping-t最強WEB問題集OracleMasterBronze(一部無料)
Ping-tの掲示板に合格した人の合格点や落ちた人の点数が掲載されています。
気になる方はそちらをご参照ください。
OracleMasterBronzeの勉強法
OracleMasterBronzeの勉強方法は2つあります。
項目 | 独学 | プログラミングスクール |
---|---|---|
勉強方法 | 参考書と問題集を購入 | カリキュラムに従う |
勉強期間 | 自分で選択 | おおよそ1月 |
コスト | 書籍代約1万円 | 10〜20万円 |
メリット | 自分のペースでできる | 短期で成果が出やすい |
デメリット | だらだらしてしまう | 高額 |
私は独学で取得できました。私の体験からは、高額なスクールに通う必要は全くない!と思います。そのため、今回はITスクールの案内はしません。検索すれば出てきますが、本当にやめたほうがいいと思います。
独学(OracleMasterおすすめの参考書と問題集)
市販の参考書や問題集を買って独学で勉強する方法です。
私が実際に購入して勉強した手順を説明します。
しっかり実践してやれば、試験問題の対策はバッチリだと思います。
・基礎を学ぶ
・参考書を徹底的に繰り返す
まずは参考書で基礎を学びます。基本的な用語の理解や構造を理解しましょう。すべての問題で100点になるように徹底的に繰り返して問題をやりこみます。全問やり続けるのがポイントです。覚えることが多いので、間違った問題だけやっていると忘れてしまうためです。
OracleMaster試験参考サイト
Ping-t
<参考:Ping-T>
CCNA/CCNP、LinuC、LPIC、HTML5プロフェッショナル認定資格、OSS-DB、オラクルマスター、ITパスポート、 ITILファンデーション試験の合格を目指す人を応援する学習サイトです。(登録ユーザ数25万人超)
Ping-tは、合格体験記をよく読んで利用していました。他の人の実践内容はとても参考になります。
OracleMasterの試験日と試験会場
OracleMasterは、ピアソンVUEというCisco公認の試験会場でいつでも受験可能です。
自分にとって都合の良い場所や日時を選びます。
試験日や試験会場の概要
申し込み | ネットからいつでも |
試験会場 | ピアソンVUE公認試験会場 |
試験日 | いつでも可能(但し祝日除く) |
合格発表 | 即時(終了ボタンを押すと合否が画面表示されます) |
受付期間 | 試験希望日の前日 |
OracleMaster資格の受験の構造
OracleMasterのようなベンダ系資格と呼ばれるものは、ベンダから委託を受けたテストセンターで受験することが多いです。
OracleMasterの受験料、支払い方法、申し込みの流れ
OracleMasterの受験料
CCNAの受験料は以下の通りです。
試験科目 | 試験費用 |
---|---|
1Z0-085 BronzeDBA2019 | 32,340円(税込) |
支払い方法
・試験予約時に、ピアソンVUE社へ直接お支払い
・オラクルユニバーシティが発行する「受験チケット」でのお支払い
申し込みの流れ
受験当日の流れと準備
試験当時は、15分前までに会場に到着しておく必要があります。
試験時間に遅れると受験資格がなくなり、高い受験料も返金が行われませんので、計画的に準備しましょう。
また、受験には本人確認のための身分証明書(1つは免許証やパスポート、マイナンバーカードなど、公的機関が発行し顔写真が入ったものであること)が必要となります。(詳細はピアソンVUEにて確認)
再受験ポリシー
不合格になった場合も再度受験は可能です。
但し、5日以上空けて受験が必要となるため注意が必要です。
OracleMaterはキャンペーンもある
OracleMaterはタイミングによって色んなキャンペーン(再受験無料等)を行っています。
Oracleの公式サイトをチェックしてみましょう。
OracleMasterBronzeに合格してキャリアップを目指そう
OracleMasterBronzeは難易度はそんなに高くないですが、受験料は高いです。
ただし、グローバルで認められいる資格ですし、転職の際にも評価される資格です。
また、勉強すれば必ず取得できる資格です。
資格を取得すれば自信にもなりますし、あなたの人生を変えてくれるきっかけになるはずです。
私のおすすめは、独学で勉強後、自分で選んだ転職エージェントを利用して転職することです。
参考書や問題集を見て難しいと思うようであれば、IT業界は向いてないので、やめたほうがいいと思います。少しでも理解できる、問題集をやっていて点数が上がってきたという人は、IT業界で活躍できる可能性が高いです。