大学に入ってから遊びすぎました…就活どうしよう…。
1つずつ就活の準備を整えていくといいよ。
同じ学生でも中学高校とは違い、大学生は自由時間が増えます。「人生の夏休みきたー!!」と勉強よりも遊びやバイトなどを優先してしまいますよね。
でも、大学2年生の後半や3年生になったあたりから「もう遊びつくした、、、」と疲れてしまったり、「そろそろ就活しなきゃ間に合わない!!」と不安になったりすることもあるでしょう。
今回は、将来について真面目に考え始めたときにまず何からはじめるべきか、また遊んでいたことで就活に活かせることについてご紹介します。
まずはじめるべきこと
大学に入ってから遊びすぎた人がまず始めるべきことは、以下の3つです。
単位がきちんと取れているのか確認
本気で就活をし、上手くいき内定をもらったとしても、単位が取れておらず卒業できないとなると意味がありません。
自分が今どのくらい単位が取れていて、残り何単位必要なのかを確認しましょう。
また企業によっては選考の際にGPA(大学の成績)を見るところもあるので、ただ単位が取れていればいいということではありません。
そして、これは就活のためとは違いますが、今まで遊んでばかりで授業にあまりでていなかったという人は一度真面目に授業に出てみましょう。授業に参加することで、新しく興味のあるものができたり、今まで自分が持っていなかった価値観に触れることができたりします。
大学生として勉強できるのは今だけですし、授業に出るのもいい思い出になるかもしれませんね。
自己分析をする
「自己分析」となると”就活のため”というイメージが強いかもしれません。確かに自己分析は就活においてとても重要なものです。ですが自分の将来について考える上で、自己分析は”自分のため”に必要なことです。
今までは「今が楽しければOK」「やってみたいことは何でもやってみる!」という感じだったと思います。ですが将来のことに関してはそうはいきません。
「一時的なものではなく自分が長く好きでいられることは何か」「自分が本当にやりたいことは何なのか」について、自分自身で把握した上で行動しなければいけません。自分の本当にやり続けたいことは、実は自分自身でも分からない人が多いです。
将来「この選択をしてよかった」と思えるように、しっかり自分と向き合おう。
インターンに参加してみる
インターンには短期と長期があり内容も様々ですが、自分のやりたいことが明確になったなら長期のインターンに参加することをオススメします。理由は以下の通りです。
社会人との距離が近い
長期インターンでは、実際に社会人の方と協力して業務をしていきます。そのため会社のことや仕事内容に触れられるだけでなく、社会人としての基本的なマナーも身に付ける良い機会です。
今まで学生同士で遊んでばかりいたため、社会人の方と関わりがないかもしれません。若者言葉で話していたり、社会人としてはふさわしくない立ち居振る舞いだったりを無意識でや行っているでしょう。
本選考本番や入社してから学生の時のままの話し方や行動では、マイナスなイメージを持たれそうです。今のうちから社会人とたくさん関わるのが良いですね。
ガクチカができる
今まで遊んでばかりいた人の多くが不安に思っていることとして、「ガクチカ(学生時代に頑張ったこと)がない」ということがあります。
短期インターンに参加したことをガクチカとしたとしても、1日や長くても2週間のことです。企業側からしたら学生時代に頑張ったのたった2週間だけ?となります。また、ガクチカとして語れるほどの経験ができない可能性もあります。
ですが長期インターンだと様々な経験もできますし、最低でも3ヵ月は参加するものとなるのでガクチカとしてしっかり話すことができます。
ここで注意してほしいのは、ただ参加するだけではダメ!ということです。面接で「長期インターンに参加していました」と言っても「だから?参加したからどうしたの?」となります。
「参加したことで何を考え、どう行動して、何を得たのか」をしっかりと伝えられるようにしよう。
遊んでいたことだってプラスに使えることもある!
「遊んでいたことなんて、就活じゃ何も役に立たない」と思っていませんか?でも実はそんなことはありません。
ではどんなことなら就活でもプラスに使えるのでしょうか?
たくさん旅行をしていた
国内でも海外でも、旅行していると普段とは違う価値観に出会い、さまざまな経験ができますよね。また旅中トラブルに巻き込まれたという方もいるでしょう。
先程インターンをガクチカとして話す際には、何を考え、どう行動して、何を得たのかを伝えることが大切と述べましたが、旅行の場合も同じです。
初めて訪れた場所で新しい経験をして、そこで自分なりに得たものや、変わるきっかけなどがあれば自己PRに十分使えるよ。
サークルに力を入れていた
ただサークルに参加していたというだけでは活動内容によっては遊んでいただけとなるでしょう。ですが、幹部として数十人をまとめていたことやサークル活動中のトラブルを解決したという経験があるならば就活に使えます。
できるだけ具体的に伝えるのが大切ですね。
趣味に没頭していた
1つのことに夢中になれるのはすごいことです!スポーツでも映画でもオシャレでもなんでもいいのです。好きなものがあってそれについてたくさん練習したり、調べたり、それに関するイベントに参加したりと、好きだからこそ努力できたことはたくさんあると思います。その「努力」を就活で使えるようにきちんと言語化できるかが重要です。
選考で話せるネタにならなかったとしても、この趣味がこれからも自分がやりたいこと、仕事としてやりたいこと、となったのであれば、とてもいいことだよ。
遊んでいたことは決して悪いことじゃない
今みなさんは就活を目前に控え、焦りがあるからこそ遊んでばかりいたことに後悔しているかもしれません。
ですが遊んでもいいのです!なぜなら社会人になると、忙しくなったり、友達とも時間が合わなかったりと遊べなくなるからです。大学生という自由な時間がたくさんあるうちに、自分のやりたいことをして、楽しむのは実はとても大事なことです。
今まで遊んでいた皆さん、不安なこともたくさんあるかと思います。ですが、就活をする上で不安を抱えるのは誰にでも共通してあることです。
今、この記事を読んで、将来について真剣に考えようと思ったのであれば決してスタートが遅いなんてことはありません。自信を持って就活に挑みましょう!