圧迫面接をされたらどう対処すれば良いですか?
圧迫面接では、面接官のペースに乗せられないよう冷静に対応することを心がけよう!
就活の面接では、圧迫面接をしてくる企業がたまに存在します。もし、自分が圧迫面接にあったらどう対処したらいいのかわからない方もいるでしょう。
しかし、圧迫面接への対策法はいくつかあります。
本記事では、圧迫面接の質問例と切り返し方、対策法を紹介しています。また、面接中にキレて帰るのはありなのかについても解説しているので、圧迫面接の正しい対策法を知りたい方はぜひ参考にしてください。
- 圧迫面接では「ストレス耐性」と「対応力」を見ています
- 面接官に高圧的な態度を取られても落ち着いて回答しましょう
- 圧迫面接をされたからといってその場でキレて帰るのはNG!
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圧迫面接とは|面接官の「演出」です
圧迫面接ってそもそも何ですか?
圧迫面接とは、面接官が就活生に対して高圧的な態度を取ったり、難しい質問を何度も投げかけたりすることを言います。
実際に筆者も就活をしていたとき、何度もしつこく質問をされて、答えても全く反応されないといったことがありました。
しかし、圧迫面接は面接官の演出にすぎないので、就活生は惑わされないよう注意が必要です。
就活生が悪いわけではありません
圧迫面接をされたからといって落ち込む必要はないよ。
圧迫面接をされたからといって、就活生が悪いわけではありません。圧迫面接をされやすい人、されにくい人がいるわけでもなく、もともと企業側で圧迫面接をすることが決まっている場合がほとんどです。
圧迫面接をされても落ち込まず、企業の方針だと捉えていつも通り面接に臨むようにしましょう。
圧迫面接では「ストレス耐性」と「対応力」を見ている
なぜ、企業側が圧迫面接をするのかというと、就活生の「ストレス耐性」と「対応力」を見るためです。厳しい態度や質問をされても、臆することなく普段通りの対応ができるのかを面接でチェックしています。
仕事の場では、クライアントや上司から理不尽な対応をされる場面が稀にあります。そういったときに、取り乱さずきちんと冷静な対応ができるのかを面接の場で確かめているのです。
圧迫面接は、面接官からの嫌がらせではなく、仕事で嫌なことがあっても乗り越えられるかを見極められていることを押さえておきましょう。
最近では、圧迫面接は減ってきている
パワハラなどの規制が厳しくなった現代では、圧迫面接をする企業が減ってきています。また情報網の発達により、圧迫面接をしている企業は、就活生の間でも話題になるため、企業ブランドの低下にもつながります。
もし、選考で圧迫面接をされたときは、一度企業についてネットで調べてみるのがおすすめです。しっかり調査をしたうえで、次の選考に進むのか、それとも辞退するのかを判断しましょう。
選考中でも、受けたくなければ辞退しても良いんだね!
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圧迫面接の典型的な特徴
ここでは、圧迫面接の典型的な特徴について解説していきます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
「なぜ」「どうやって」と何度もしつこく深掘りする
圧迫面接では、自身の答えに対して「なぜ」「どうやって」と何度もしつこく深掘りをされます。
筆者も、質問に答える度に「それはなぜだと思いますか?」「そのとき何を考えてどうやって行いましたか?」といった返しを何度もされたことがあります。
面接官は、自分のことを知りたいがゆえに聞いていたのだと思いますが、粗探しをするかのように何度も深堀りをされるのは苦痛です。
面接で、一方的に何度もしつこく深堀りをされたら圧迫面接と言えるでしょう。
面接官が否定的な発言をしてくる
圧迫面接では、面接官が否定的な発言をしてくることがあります。例としては以下のようなものが挙げられます。
- 君はうちの会社に向いていなそう
- それやって何か意味ある?
- 入社してもどうせすぐ辞めるんじゃない?
- 君はどこの会社受けても内定もらえないよ
- もう帰ってもらっていいよ
話を聞いた上での否定であれば、真摯に受け止めるべきですが、こちらの話も聞かずに頭ごなしに否定してくるときは、圧迫面接だと捉えて良いでしょう。
もし、上記のようなことを面接官から言われたときは、真に受けずに何もなかったかのように受け流しましょう。
面接官の態度が高圧的で、表情がかたい
面接官がずっと無表情で怖かった…
圧迫面接では、面接官が高圧的な態度を取ってきます。例としては以下のような感じです。
- ほおづえをつきながら話を聞いてくる
- 激しい貧乏ゆすりをする
- 話をすると舌打ちをする
- 話終えても反応しない
- ため息をつく
どれも人の話をするときにやると失礼ですよね。しかし、圧迫面接をする面接官は、わざと就活生がいやがるような態度を取ってきます。
面接官の態度が高圧的だと萎縮してしまいがちですが、わざと高圧的な態度をして就活生を試しているだけなので、気にせず堂々と受け答えすることに集中しましょう。
もし圧迫面接にあったら?適切な対処法を紹介
ここでは、圧迫面接にあったときの適切な対処法を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
感情的にならず落ち着いて回答する
もし圧迫面接にあったら、冷静に落ち着いて回答しましょう。面接官の高圧的な態度に対して感情的になってしまうと、ついボロが出てしまい面接官の思うツボになります。
筆者自身も、圧迫面接っぽいなと感じたときは、面接官の仕草や表情には意識を向けずに、聞かれた質問に対して淡々と答えるよう意識していました。
面接において、熱意を伝えることは大切ですが、悪い意味で感情的にならないよう注意しましょう。
不愉快になるようなことを言われても冷静に対応しよう!
一旦受け止めたうえで自分の意見を述べる
すぐに自分の意見を言い返すのは良くないよね!
面接官から否定的なことを言われたときは、一旦受け止めたうえで自分の意見を述べましょう。もし、すぐ反論をするように自分の話をしてしまうと、面接で口論になってしまう恐れがあります。
筆者は「〇〇様のおっしゃる通りです。ただ、私は〜〜については〇〇と考えております。」と面接官の話を理解したということを伝えてから、自分の意見を話すようにしていました。
面接官から否定的な言葉を言われても、まずは冷静に受け止めてから話をしましょう。
常に前向きな回答をする
面接ではポジティブな印象を作るよう心がけよう。
圧迫面接では、ネガティブな言葉を面接官から言われがちです。しかし、面接官の言葉につられて、自身もネガティブになってしまうと、せっかくのアピールチャンスが台無しになります。
もし、面接官から後ろ向きなことを言われたら、ポジティブな言葉に言い換える工夫をしましょう。
例えば面接官から「君って学生時代に色々やっていたみたいだけど飽きっぽい性格?」と聞かれたときには、以下の返し方がおすすめです。
「私は、1つのことを極めた経験は少ないですが、好奇心旺盛な性格であるため新しいことに挑戦する行動力は人一倍あります。」
面接は自分を売り込む場であるため、常に前向きな発言をするよう心がけましょう。
その場でキレて帰るのはNG
面接官から否定的なことを言われたからといって、その場でキレて帰るのはNGです。帰ってしまうと間違いなく不合格になります。
もしその場で帰るのなら、自分の主張を堂々と伝えてからにしましょう。面接はだいたい1時間前後でそこまで長くはないので、理不尽な対応をされたとしても必ず最後までやり遂げましょう。
最後まで誠意を持って面接を受けよう!
悪質な質問が続く場合は、訴訟も考える
圧迫面接で、悪質な質問が続く場合は訴訟も視野に入れましょう。性的な質問や、人格を否定するハラスメント的な質問は違法になります。
面接官の質問が就活生に精神的苦痛を与えた場合には、刑事上では、侮辱罪や名誉毀損罪、民事上では損害賠償請求訴訟の対象になります。
とはいえ、訴訟を起こせるかどうかを判断するのは難しいですよね。面接で悪質な質問をされて耐えられなくなったときは、学校の就職支援課や周りの大人に相談をしてみましょう。
いざというときは周りの方に助けを求めよう。
圧迫面接でよくある質問と適切な切り返し方の例
圧迫面接でよくある質問は以下の通りです。
それぞれの質問への切り返し方を解説します。
その志望理由だったら別の会社に行ったほうが良いよ
その志望理由だったら別の会社に行ったほうが良いよ」って言われました。
なるほど、じゃあ以下を参考にしてみて。
「私は〇〇を成し遂げるために御社を志望しておりました。確かに別会社でも実現できそうですが、御社は〇〇という強みを持っており、別会社よりも競合優位性が発揮されると感じました。そのため、私がやりたいことを実現できるのは御社しかないと考えております。
回答のポイントは、他の企業にはない志望企業の強みを並べたうえで、志望企業でしかできないことを述べることです。また、自分の発言内容に矛盾を生じさせないよう、一貫性を持って話すことを心がけましょう。
うちの会社の社訓を全部言ってみて
「うちの会社の社訓を全部行ってみて」って言われました。
なるほど、じゃあ以下を参考にしてみて。
「申し訳ございません、存じ上げません。御社のホームページなどに書かれているようでしたら、帰ってから再度確認したいと思います。
回答のポイントは、自身の確認不足だということを正直に伝えることです。
面接官も就活生が社訓を全て答えられないのは最初からわかっています。面接官は、この質問を投げかけることで、わからないことを素直にわからないと言えるかどうかをチェックしています。
また、わからないと言うだけでなく、再度社訓を確認するという一言を添えて、企業への興味が高いことをアピールしておきましょう。
どうせ結婚したら辞めるんでしょ?
「どうせ結婚したら辞めるんでしょ?」って言われました。
なるほど、じゃあ以下を参考にしてみて。
「いえ、結婚後も辞めずに御社で働き続けたいと考えております。私は、御社の〇〇という部分に惹かれ、結婚後も御社で貢献できるよう努めてまいります。また、結婚して家庭を持ったとしても、自分の力で生計を立てていきたいと考えているため、結婚後に辞めるつもりはありません。御社では、結婚や出産などのタイミングで、退職をされる女性が多いのでしょうか?」
回答のポイントは、自身が思い描くキャリアビジョンを話しながら、結婚後も続けて働きたいという気持ちを見せることです。
また、面接官に対して女性の働き方についての質問を投げかけることで、自分の理想にあった働き方かどうかを見極めることができます。
圧迫面接であったとしても面接官からの質問に答えるだけではなく、自身が聞きたいことを質問し、入社後のミスマッチはないかチェックするようにしましょう。
圧迫面接のより効果的な対策法
圧迫面接に対する切り返し方を知っていたとしても、いざ圧迫面接をされたら、思うような回答ができるか不安ですよね。そのため、うまく乗り切るためには、事前に対策をしておく必要があります。
圧迫面接のより効果的な対策方法は以下の通りです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
就活エージェントと圧迫面接の対策をする
多数の就活生をサポートしてきたプロがいると安心ですね!
1つ目方法として、圧迫面接を想定して就活エージェントを相手に対策をしましょう。就活エージェントを利用すれば、面接する機会がなかなかない方でも、面接慣れしておくことができます。
就活エージェントの中には、1度面談を行い、おすすめの企業を紹介するのみのところも少なくありませんが、JobSpring(ジョブスプリング)はサポートが丁寧なことで有名です。
筆者も、JobSpringを利用し2社から内定をもらいました。面接前には、必ず面談の時間をとってもらい、本番を想定した厳しい雰囲気で面接練習を行ってくれました。
また、担当者から面接官目線でのフィードバックもあり、本番の面接で活きるアドバイスをしてくれるので、圧迫面接がきたとしても落ち着いて対応できるでしょう。
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適性診断ツールを利用して自己分析を深める
キミスカでは適性診断も受けられるんですね!
次に、適性診断ツールを利用して自己分析を深めるやり方です。圧迫面接では、就活生のことを詳しく知りたいがために、何度も深堀りで質問をされます。
自信を持って質問に答えるには、自分自身のことを深く知っておくことが重要です。
キミスカの適性診断では、自身の長所・短所がわかるだけでなく、他の就活生の平均値と比較した数値がグラフで表示されるため、診断結果が見やすくなっています。
他の就活生の平均値との比較ができれば、より客観的な視点で自己分析ができるでしょう。
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過去の企業の選考体験談を見て、対策を練る
実際の社員による口コミや選考に関する情報が赤裸々に書かれています。
3つ目の対策として、過去の企業の選考体験談を見るのもおすすめです。OpenWorkには、社員の生の口コミや選考に関する情報が豊富に掲載されています。
選考を受けて入社をした理由や、入社前と後でのギャップについて詳しく書いている方もいるので、自分がその企業の選考に進むべきかどうかの判断材料にもなるでしょう。ただし、あくまで口コミであるため、全てが正しい情報とは限りません。
掲載されている情報はうのみにせず、主観的な意見も含まれるということを理解して、参考程度にチェックすることをおすすめします。
まとめ:面接対策を万全にして圧迫面接を乗り切ろう!
圧迫面接を乗り切るには、事前に面接対策をしておくことが重要です。
今回ご紹介した回答例や対策方法を参考にしてみてください。
また、圧迫面接をされて嫌な気分になり、その後の就活に支障をきたす場合は、無理せず学校の就職支援課や周りの人に相談しましょう。
一人で面接対策をするのが不安という方は、就活エージェントを活用してみるのがおすすめです。
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