無職でみじめに感じた体験談とその理由とは?

私自身も、無職で頭がおかしくなりそうだったときがあります。会社を辞めてそのまま無職時代に突入してしまったのですが、当時は家でゆっくりできるのが嬉しいくらいにしか思っておらず危機感の欠片もありませんでした。

しかし、実際に無職になってみると、頭がおかしくなるくらい苦しい瞬間がくるのです。

いま無職でも、将来は分かりません。良い職場で働いているかもしれませんし、好きなことでお金を稼いでいるかもしれません。今はとても辛いかもしれませんが、悩んだその経験がいつか思い出になります。

そんな日はいつかきっと来るので、今は焦らず、自分を責めず、深呼吸してみてください。そして、働く将来の自分を想像しながら、やりたいことを見つけていってください。

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無職でみじめに感じた理由とは?

どうして無職でみじめに感じてしまうのでしょうか?ここでは、無職でみじめに感じた理由を紹介します。

無職で頭がおかしくなりそうになった理由
  • 後悔があるから
  • 周囲の目が気になるから
  • 自己嫌悪になるから
  • 仕事が見つからないから
  • 無職だから
  • 親への迷惑
  • 自分を責めてしまうから

後悔があるから

将来の展望に不安になってしまい、今後、安定的な収入はゲットできるのかと不安でした。年齢的にもアラフォーになり、これから職を探しても、ブラック企業にしか就職できないのではないかと思っています。

転職をしたもの、新卒で入った企業が一番ホワイトな企業だったなと思い、「なぜ辞めてしまったのだろう」と後悔することがありました。

周囲の目が気になるから

仕事をしていないことで近所の人にどう思われているのか不安になりました。私は頑張って仕事を探しています。凄く周りに対する反応が気になります。

無職でいると、このまま仕事につけるのかどうか、とにかく不安になります。こういう時はつい悪い方向に考えがちで、どんどん落ち込んでしまうもとになってしまいます。

また、仕事につけるかどうかわからないのに、今このままの状態でいていいのかと思い、よけい頭がこんがらがってしまうことにもなります。

自己嫌悪になるから

無職の時は実家に頼る人が多いと思いますが、両親や兄弟が元気に仕事に行っているにもかかわらず、自分は体調を崩して満足に働くこともできず、家の手伝いもできないうえに家系にお金を入れることもできず、食事まで用意してもらっていました。

それまでは高卒で懸命に働いてきた自分がこんな風になるとは思ってもみなかったので、なんでも思い立ったらすぐに行動していた自分が自分でないような気分になり、非常に自己嫌悪に陥りました。

仕事が見つからないから

すぐに見つかると思って次の転職先を決めずに退職をしてしまいましたが、職安に行っても希望の仕事が見つかりませんでした。貯金もあったため、数ヶ月はもつだろうと思っていたのですが、冠婚葬祭など急な出費があり、焦るようになりました。

その後もハローワークに行ったり、求人誌を見たりと就職活動はしていたのですが、面接に行く交通費もバカにならず、だんだん足を運ぶのが遠のいていきました。

また、節約のためと外出することも少なくなり、食事も極力食べず、ただただゴロゴロするようになっていき、ダメ人間になっていきました。

無職だから

友達や同年代の親戚は普通に働いているのに、自分だけ働いていないからです。はじめは「いずれ見つかるよ」と励ましてくれていた友達も、無職の期間が長引くにつれ、連絡が途絶えがちになりました。

SNSを見れば、友達は仕事の報告や愚痴を投稿しています。無職になってから、そんな友達の投稿が羨ましく、悔しくて仕方なくなりました。

テレビをつければ、ドラマの出演者たちは普通に仕事をしています。ニュースを見れば、一般人のOLやサラリーマンが取材を受けています。部屋の窓から外を見れば、仕事している人が歩いています。

親への迷惑

私は無職で頭がおかしくなりそうになった時期がありました。それは実家暮らしでしたので、母親が専業主婦でいつも家にいたからです。母親は毎日家事で忙しくしていましたが私は職探しをしていますがなかなか良い職業に巡り会えなかったので再就職がかなり難しかったです。

そんな時でも何も言わずにずっと一緒にいましたので、かなり迷惑かけたなと思う思いと、このまま家にいたらだめだと言う思いでどうしていいのか分からなくて頭がおかしくなりそうになりました。

また、会社を退職した時に会社に通うことが出来なくなってしまいました。今でも理由はよくわかりませんが、ただ、短い期間で完成しなければならない多くの仕事、どうせ会社を辞めるから大きな仕事を任せられない等の中傷、後輩の面倒、先輩社員の嫌がらせ等で私自身がパンクしてしまったのではないかと考えています。

そんな状態だったためか、退職した時には会社に行く時間はずっと眠ってしまい、通えず、昼夜逆転の生活を送っていました。

自分を責めてしまうから

無職になり、外に出るのも怖い、就職活動なんか難しすぎる、新聞の集金もでる事ができないとどんどん引きこもっていきました。実家から仕送りしてもらっているのにも関わらず、外に出ることができないのだからお金のことはなるべく考えないようにしていました。

仕事もまともにできないのに、お金はかかり、そのお金は実家からの仕送りに頼っているその事実も自分を責めることになりました。

自分の将来が良くなる見込みはない、実家に帰りたくても実家からは帰ってきたら困ると言われました。

無職でみじめに感じるときの対処法とは?

無職でみじめに感じそうになったとき、どのようにして心を落ち着かせたらいいのでしょうか?対処法をお伝えします。

無職でみじめに感じたときの対処法
  • 実家で過ごす
  • 自分に渇を入れる
  • お金を得る
  • 1週間以内に仕事を見つける
  • 同じような人を見つける
  • 就職活動をする
  • 読書家になる
  • 簡単なことをする

実家で過ごす

実家に戻ると親が車を貸してくれたので、ときどき車の運転をして心を落ち着かせました。私の地元から車で1時間以内に海も山もあるので、約3か月の無職期間に何度か行って癒されていました。

運転中に好きなアーティストの音楽を聴きながら一緒に歌うのもストレス発散になりました。また、地元の友人に会うことでも心を落ち着かせることが出来ました。

私が東京に出た後も連絡を取り合っていたので、戻ってきたら喜んでくれて一緒にご飯に行ったりしました。

自分に渇を入れる

自分自身に喝を入れました。そして今は仕事を探す時期だから仕方がないんだよと自分に言いきかせました。毎日が葛藤でした。だめな自分もいますし、これから再就職をすればいいんだよと言う自分もいますので日々打ちのめされていたなと思います。

母親が無口な人ですので、余計に悪いと言う気持ちと申し訳ない気持ちが交差していました。毎日自分は何をしているのだろうと自分を責めていました。気持ちの浮き沈みがかなり激しかったように思います。

お金を得る

毎日毎日、鬱状態で朝が特にきつく、人生に後悔していました。

落ち着かせれるようになったのは、軽い気持ちでアルバイトでお金を得たことです。これまで仕事に対して責任感とかやり甲斐とか真面目に考えすぎていました。

仕事なんて、100パーセントお金のために適当にやればいいんだと、独身なんだから年収100万でも生きていけると自己中心的な考えを持つようにしました。

1週間以内に仕事を見つける

仕事をしていなかった時期はとにかく気分転換をするのにカラオケに行って気持ちをかえようと色々、工夫をしてリセットして自分自身を奮い立たせて頑張って仕事を探しました。

まず、1週間以内に仕事を見つけると自分に言い聞かせることです。明日は無理でも1週間以内なら何とかなると言い聞かせれば、いくらか気持ちも治まります。もちろん1週間以内に仕事を見つけるには、行動が伴わないといけません。

ハローワークに行くか、転職サイトに登録するか、様々なアクションを起こしてみるようにしましょう。アクションを起こしたうえで他人のアドバイスを聞いてみると、意外に気分が楽になるものです。

同じような人を見つける

幸いにも実家はWi-Fiもあり、携帯でインターネット検索をする分には通信速度などを考えずに安心して使えました。なので、まずは自分と同じように体調が悪い人の日記のようなものを検索したり、それに対しての徐々に回復していく過程を読ませてもらったりしました。

そのうちに同じような体調不良でどれぐらいの人が苦しんでいるのか、人数なるものの検索をしたりして、しんどいのは自分だけではなく、同じようにつらい人は世の中にたくさんいるんだなと感じるようになりました。

就職活動をする

コンビニなどに置いている無料の求人誌を見たり、インターネットでハローワークの求人を見たりしていました。そこから実際に求人に応募するということは無かったのですが、一応「就職活動をしている」ということで安心するようにしていました。

自主退職したので、開き直って「これは今まで頑張った分のご褒美としての休みだ」と思うようにしていました。そこでインターネットで今まで見る時間のなかったドラマを一気に見たり、持っていた漫画を最初からぶっ続けで読んだりして過ごしました。

読書家になる

このままでは自分が壊れてしまうと思ったので、好きな漫画を読み、ゲームを始めました。遊んでいる間は心が落ち着き、笑顔も出ました。

遊んでばかりいると無職の罪悪感に襲われるので、ネットで仕事探しは続けました。応募はしなくても「ここで働く自分」を想像するのも楽しかったです。お坊さんの言葉や、禅の教えなどの本も読みました。

厳しいことは書いていませんし、心が洗われるようだからです。哲学や心理学の本も読み、無職の間にかなり読書家になったと思います。

簡単なことをする

自分の好きなドラマやビデオを見て暮らしていました。夜中にコンビニに行き好きなだけお菓子を買うということもしました。情報番組やニュースなど自分を思い巡らすような事は一切見ません。とにかく、本、ドラマで自分を楽しませました。

それだけだと、自分が何もできないと思って自分を責めるのですごく簡単なことを一つ一つできるようにしていきました。

  • まずは朝起きられた。(5分起きているだけでもOK)
  • ネットから就職情報のサイトを1度開いた。(眺めるだけでOK)
  • コンビニに昼間に1度出かけた。

これらは自分の行動範囲を少ずつ広げるステップです。このステップは自分のしやすい所から始めて、就職に結びつくような所は最後かもしかしてできなかったかもしれません。

無職でもみじめな状態に陥らないためにはどうする?

無職でもみじめな状態にならないためにはどうすれば良いのでしょうか?対処法をご紹介します。

無職でもみじめな状態に陥らないための対処法
  • 人に会うこと
  • 外に出る
  • 適当に生きる
  • 希望を持つ
  • 無職になる前に手を打つ
  • 無理に頑張らない
  • 誰かと話す
  • 自分を責めない
  • 考えすぎない

人に会うこと

私が思う対処法は、無理のない範囲で人に会うことです。友人、知人で会ってもらえる人がいればその人たちに会えばよいと思いますし、もし無職期間に友人と会うのが気まずかったりするなら、市のサービスなどで無料で話を聞いてくれるところがあるので相談に行っても良いと思います。

私自身ひとりで転職活動を続けることが辛くなって、市のサービスを利用させていただきました。すると他にも同じように転職に対する悩みを持つ方々がいて、話をすることで自分の悩みが少し軽くなりました。

外に出る

無職でも頭がおかしくならない状態になるためには、少し外に出た方が良いと思います。世間体が悪いと言っている場合ではありません。自分自身がおかしくなってしまいますので、私は用がなくてもコンビニに行ったり図書館が近くにあるのでしたら図書館が良いと思います。

少し逃げ道を作っておかないと自分自身がダメになってしまいます。本屋さんに行って本を見るのも良いと思います。別に購入しなくてもいいと思います。

適当に生きる

あまり将来について考えないようにしています。適当に生きていこうと思うことです。将来に向けて頑張ることは大事かもしれませんが、もう起業するかしないと40台では一発逆転の人生はないし、自分自身、それほどアグレッシブな性格ではありません。

だから将来は、貧困は目に見えてますが、悩んでも仕方ありません。現状を理解して、なるようになるさと思い、その日その日を堅実に生きていこうと諦めというか悟りの境地で考えています。

希望を持つ

希望を持つことです。周りに振り回されずに自分の意識を持って、自分を誇りましょう。生まれてきたことだけでもすごいことなんです。

親に貰った命を大切にしましょう。自分の好きなことをして気持ちを上げる事から自分の調子を整えてみてください。機械じゃないから生身の人間なのだから調子を崩すときも誰にだってあります。

無職になる前に手を打つ

無職でしかも仕事が見つからず、おまけに収入もない状態に陥らないようにするには、無職になる前に手を打つことです。

無職になっても3か月間は生活できるだけの貯金をしておき、そのお金がなくなるまでに仕事を決めるようにする、または退職時に他のアルバイトなどに応募しておくといいでしょう。

失業給付を受け取れる場合は、給付が終わるまでに仕事を探す、それに尽きると思います。

無理に頑張らない

私が考えられるのは体調不良だった時の立場での考え方ですが、まず無理に頑張ろうとしないことです。社会復帰しなければ自分に価値はないだとか、自分は体調不良になるなんてダメな奴だとか考えないことです。

人間ですし生きているのですから体調の良し悪しは必ず出てきます。しんどい時ほどそれに逆らわずに体調の感じるままにごろごろしたっていいんです。しんどいなら風呂に入らなくていいんです。

そのうちにそろそろ入りたくなってきた、と思い始めたら入ればいいのです。

誰かと話す

元々心理学などを学んでおり、このまま家でじっとしていたら鬱になると思いました。そこで、そうならないために「一日1回は誰かと話す」ということを目標にしました。

当時、単身だったので家にいると宅配便の人でも来ない限り、人と話すということはありませんでした。そこで、まずは近くのコンビニでご飯を買い、店員と一言二言でも話すことにしました。

また、不規則な生活を変えるようにしました。無職になってから時間があり余っていたので、夜間に映画を見たり、好きなだけ寝ることで夜型生活になっていました。そこで、きちんと朝に起きてご飯を食べ、運動がてらに図書館までウォーキングをするということもやってみました。

自分を責めない

自分を責めないこと、他と比べないことが大切だと思います。無職なのは紛れもない事実なので、どうしてだ!なんでだ!と責めても仕方ありません。

そして、仕事をしている友達や世間の人たちと比べても、やはり意味がないと思います。自分には自分の都合があって無職なので、他人は関係ないんです。

どうしても比べてしまいそうなときは、SNSやテレビを見ないことが一番の対処法です。

考えすぎない

ユング、フロイトなどの心理学の本を読みあさり、自分の心理状態を少し考えてみました。本は買うのがもったいなければ図書館で借りる。

図書館に行ってみるのも自分の行動範囲を広げるステップの1つです。その結果、あまり深く考えすぎないという事も良いのではないかと考え、悪い方向に進む思考をストップ!ととめて、嫌でも楽しいことをしてみました。

全部自分でできるようにというのが理想の姿でしたが、それはあきらめるようにしました。

無職になって最もみじめに感じたこと

無職になって最もみじめに感じたことはなんでしょうか?具体的に紹介していきます。

無職になって最もみじめに感じたこと
  • 友人の報告
  • 兄の存在
  • 逃げ道がなかった
  • 書類選考で落とされる
  • お金がない
  • 家族にお金を借りたこと
  • 追い込まれたこと
  • 欲がなくなったこと
  • 友人に嫉妬したこと
  • テレビの声

友人の報告

高校時代の友だちのホームページの日記に彼女ができました!という報告が載せられたときです。

当時彼女がいたことがなかったですし、できるような気配も全くなく自分は結婚できないまま死ぬんだと思っていたので、嫉妬で頭が狂いそうになっていました。なんど泣いたかもわかりません。

兄の存在

無職になって最もみじめに感じたことは、地元で楽しそうに過ごしている兄の存在でした。

兄が地元で楽しそうにしているのは兄が辛い仕事でも辞めずに続けたからで、友人のことを大切にしているから兄のもとに友人が集まると頭では分かっていたのですが、当時の自分との差が大きくてみじめに感じていました。

また当時実家に戻るのが気まずくて兄のアパートに住ませてもらっていたのですが、兄の彼女がそのことを快く思っていなくて、嫌な思いをした際も「みじめだ」と思いました。

逃げ道がなかった

無職になってみじめだなと思った時は、逃げ道を作らなかったことです。ずっと家にいて母親と二人っきりでしたので会話もほとんど無いですし何か毎日気まずい空気が流れていました。

一刻も早く打破しなければいけないと思えば思うほどうまくいかないものです。昼間家にいると言う事は罪悪感の塊です。

ですので用事がなくてもコンビニに行ったり何か見に行ったり図書館が近くにあるのでしたら、図書館が良いと思います。買い物するのは特に何か買わなければいけないという事はないので気分転換に行くのが良いです。

書類選考で落とされる

就職活動で、ほとんど書類選考で落とされ続けたことです。自分自身、就職活動を舐めていました。20代の頃は、履歴書を出せば、即採用でした。

しかしながら、30代のホワイトカラーの就職は、就職の厳しい現実を見ました。履歴書、職務経歴書を出しても、いつも不採用通知が届くのです。まさか、歳を取ると、就職がこれほど厳しいとは思ってもいませんでした。

お金がない

お金の面です。生活するには働いてお金を稼がないといけません。このままじゃだめだと思ったときが一番苦しかったと思います。自分の中でどうしたら前向きになれるのかと思ったときに、頭が痛くなって頭痛がしたのを覚えています。

自分を変えるには自分から前に進んでいかないと、絶対に何も生みません。自分が何をしたいのかしっかり決めるのも大事ですが、余裕をもてる自分のペースも大事です。人一つは好きなことや趣味を持っていると思います。

家族にお金を借りたこと

一度お金が足りなくて、1週間を数千円で過ごすはめになったことがあります。その時は流石に不安になり、家族から借りたことがあります。

無職なので、カードローンで借りるわけに行かないからです。それからこちらはお金の問題ではありませんが、希望する求人に7件も続けて落ち、いい加減嫌になったこともあります。

そういう時は何を見ても、何を読んでも苛々して来ますし、実際に体調が悪くなったこともあります。この2つが今のところ、無職になって最もみじめだった経験です。

追い込まれたこと

無職にない体調不良も重なって動けなくなると、そのうち自分がダメな奴だというように、自分で自分を追い込むようになっていきます。

そうなってくると、いつのころからか味覚がなくなり痛覚に対しても鈍感になりました。そうなってきた時に自分は生きているのか死んでいるのかさえ分からない時がありました。

そのときにコンクリートを殴って痛みを感じたり、流れた血を見て生きていることを認識した時が一番のピークでした。これ以上進むと自分に戻れなくなると感じてから、夜中の散歩などに出れるようになり、みるみる回復しました。

欲がなくなったこと

食事や睡眠といった人が生きるために必要なことに対して欲が無くなったときに、一番ヤバイと思いました。節約のためとはいえ、食事を摂らないでいたらそのうち空腹感もなくなり、数日食べなくても過ごせるようになりました。

また、好きなだけ寝る時間はあるのですが、眠いという感覚もなくなりました。どちらも感覚がなくなると当然のことながら思考力や運動面にも影響が出てきて、常にマイナス思考になっていた時期がありました。

友人に嫉妬したこと

SNSで、友達が同僚と飲み会している写真を見たときです。友達は普通に働いて、同僚とお酒を飲んで楽しそうにしている。なんで自分はそれができないのだろう!と、頭が沸騰するほどの嫉妬を覚えました。

友達との縁を切ってやろうか、SNSやLINEをブロックしてやろうかと黒い感情でいっぱいになりました。心臓がバクバク鳴って、顔が真っ赤になり、しばらくうずくまって動けませんでした。

テレビの声

自分でも情けなくてダメだと感じているのに、テレビの中から「無断で会社を休んだり、辞めていくやつは人としてだめだ」と言う声が聞こえてきた時、とても辛かったです。

失敗したくないのに、また、行動範囲を広げるステップがダメになった時に、もうダメなのかもしれないと思いました。

無職でみじめだと苦しんでいるあなたへの7つのメッセージ

ここでは、無職でみじめだと苦しんでいるあなたへのメッセージを紹介します。

苦しんでいるあなたへの7つのメッセージ
  • 無理をしない
  • 家にばかりいない
  • なるようにしかならない
  • 自分だけではない
  • 否定しない
  • 小さな目標を立てる
  • 視点を変えてみる

無理をしない

「頭がおかしくなりそう」だと苦しむくらい辛いなら、無理せずにしばらく休んだら良いと思うと伝えたいです。辛い時に頑張ろうと思ってもなかなか頑張れないと思います。

もし精神的・体力的・金銭的に遊ぶ余裕があるなら、ぜひ美味しいものを食べたり、行きたかったところに旅行に行ってほしいと思います。

仕事を始めると長期の休みが取りづらかったりするので、無職期間の時間を有効に使ってほしいです。辛い時は誰かに相談することも大切です。

人に話しても解決しないこともたくさんありますが、話すことはとても大切なことだと思います。

家にばかりいない

もしあなたが頭がおかしくなりそうだと悩んでいたら、家にばかりいないことをお勧めします。家にいるとマイナス思考になってしまうからです。

悪い方向にばかり考えてしまって良い方向に考えられません。昼間外に出歩くのは罪悪感の塊だと思っていました。実際には全然そんな事はありません。

外に出るといろいろな発見もありますし何より気分転換になります。心もリフレッシュしてリラックスもできます。まずは外に出て良い空気を吸った方が良いと思います。

なるようにしかならない

将来について真面目に考えても、なるようにしかなりません。適当に考えたらいいのです。ブルーカラーの仕事でも非正規の仕事でもいいので、ただ単に金儲けのため、サービス残業はしない。嫌になったらさっさと辞める。

そのくらいドライに適当に仕事を探してみてはいかがでしょうか、もしかしたら、まったく畑違いの仕事で、何か新しい目標ができるかもしれません。

もしくは仕事は適当でプライベートの時間で趣味に没頭するものができるかもしれません。

自分だけではない

誰でも調子を崩すことはあるから、苦しい時も、耐えて、寄り道だと思って苦しい人は自分だけではないと思ってください。もっと苦しんでいる同じ境遇の人もたくさんいます。

ここで踏ん張っていければきっとこれからもっと苦しい時も生きて行けばいっぱいあります、その時に今の経験が役立つ時があると思います。

否定しない

まずは辛いという事を否定しません。肯定を程よくします。そのうえで、元気できちんと働くことがすべてではないことを少しずつ訴えます。もちろん社会人として働いてきた経験があれば仕事はしていて当然と考えやすいです。

ですが仕事は二番手三番手でよいのです。まずは自分が楽をしなければなりません。実家に頼ってもよいし、アルバイトや職を転々としてもよいのです。

小さな目標を立てる

無理に動こうとすると焦ってしまうので、自分で「〇日からは就職活動をしよう」など小さなステップで目標を立てると良いと思います。

自分一人で抱え込んでしまうとだんだん辛くなってしまうので、愚痴でもいいので他の人とコミュニケーションを取り、自分の考えを整理することができればきっと前に進めるはずです。

視点を変えてみる

悩んでいる時にマンガを読み、その内容にとても救われました。そのエピソードは、10枚も敷き布団をしていて、一番下の豆が気になって眠れないお姫様がいてなんとか豆を取ろうとしています。

そのお姫様に、別の部屋で寝れば良いんじゃない?と言ったキャラクターを読んで、「そうか」と納得しました。

理想的なやり方ではないけれども、眠れれば良いというのであれば、部屋を出て行くという、自分がやりやすい方法を見つければいいんだと考えさせてくれました。

編集者1

杉田 陸 - キャリアクラス編集部

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新卒で福岡県のメーカー企業に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。一般社団法人プロティアン・キャリア協会が行う『プロティアン・キャリア検定資格』に合格(合格証明)。
※プロティアンキャリア検定は、自身・他者のキャリア開発に活かせる、変化する新時代のための認定資格

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編集者2
千田 究太郎 - キャリアクラス編集部

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新卒でマーケティング支援会社に入社。その後、Web広告を扱う企業を中心に二度転職を経験したのち、ウェブココル株式会社に入社。自身の転職成功経験を踏まえて、主に第二新卒〜若手の転職情報に精通。最新の転職情報をお届けします。

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ファクトチェック
大島 大地 - ウェブココル株式会社取締役

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新卒で東証プライム上場メーカーへ入社。その後上場企業傘下のWebメディア企業へ転職し、ウェブココル株式会社の取締役へ就任。採用の全責任者として、年間100名近くの採用選考を実施し、社員0名→25名へグロース。自社において幅広いなリクルーティングサービスを利用し、多くのサービスに精通。採用側の視点でサービスのファクトチェックや記事内容を精査しています。

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執筆者情報

キャリアクラス編集部のメンバーは全員転職経験者で構成されています。また、転職サービスを複数利用して転職活動を成功させたメンバーです。キャリアに悩んだ経験のある我々だからこそ発信できるキャリアの情報をお届けします。

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