無職生活を満喫したいと思っていますね。
無職を満喫するために必要なのは、「発想の転換」だと思います。職を失う…失業は「社会との接点」、「自分の必要性」が否定されたと感じる人もいるかもしれません。
しかし、これまで拘束されていた「平日、日中」がまるまる使えるようになるというポジティブな側面もあります。無職になってしまったことは辛いことですが、くよくよしても仕方がありません。
むしろ開き直って、「無職生活を満喫しよう」と決意するほうが建設的だといえるでしょう。無職生活を満喫するために大事なのは、生活のリズムをしっかり整えることです。
- 朝はちゃんと起きて夜更かしはしないこと:人間らしい生活を意識することです。
- ご飯はしっかり食べること:ジャンクフードや偏った食生活になることで体も心も不健康になってしまいます。
- 趣味はほどほどに:仕事辞めて無職になると、お金のかかる趣味を貯金で思う存分できると勘違いしがちです。最初はストレス発散として良いかもしれませんが、必ず現実は付きまとうので、きちんとした調整を付けることが必要になります。
この3点を意識すれば、無職生活を有意義に過ごしつつ新しい職も見つけていけるはずです。せっかく無職で時間があるのですから、満喫しながら好きなことに取り組みましょう。
無職生活を満喫する12の方法
それでは、ここから「無職生活を満喫する方法」を紹介していきますね。ぜひ参考にしてみてください。
無職生活を満喫する方法1.趣味を満喫する
無職生活を満喫することは、趣味を満喫することだと思います。私の場合は、読書に励みました。読んだのは、勉強のための本ではなく、楽しむための本です。
シリーズものや長編を1巻目から最終巻まで間を開けることなく読み返すことが出来るのは、ずっと家にいるからこそです。読んだのは手持ちの本だけではありません。徒歩圏に図書館があるので、持ってないけど読んでみたいという本は、借りて読みました。
図書館で借りれば、お金はかかりません。借りて読んでみて、手元に置いて何度も読み返したいと思った本は、それから購入しました。これなら、読んでガッカリして、本代を無駄にしたと落ち込む心配も要りません。
購入には主に、ポイントの貰えるネット書店を利用し、貯まったポイントは次に本を買う時に利用しました。無職生活を送っていると、現実に不安などを覚えることは多々ありますが、本を読みふけっている間はそんな現実を忘れることが出来ました。
このような感覚は、おそらく、読書に限られたことではないと思います。自分が夢中になれること。それに夢中になっている間は、その時間を満喫しているのです。
そして、無職であることは、有職であった時に比べて、趣味に使える時間がたくさんあります。ですから、無職生活を満喫する方法は、なるべくお金のかからない範囲で、夢中になれる趣味を持つことだと思います。
無職生活を満喫する方法2.資格の勉強を始める
何らかのアルバイトや会社勤務をしていると、ある程度の時間が拘束されます。その点、無職の人は比較的自由に時間を使えます。
無職の人のなかには、一時的に仕事を離れ、その時間をリフレッシュにあてる人もいるでしょう。金銭的にゆとりのある人の場合だと、しばらく地元を離れて長期間の旅に出る、というのも一つの方法です。
見知らぬ土地で得た経験が、今後の人生で役立つ時もあるでしょう。しかしながら、たいていの無職の人は金銭的なゆとりはないと思われます。
たとえ手元に貯金があったとしても、無職の身で無計画に浪費するのはリスクがありますよね。そこで私がオススメしたいのが、『資格勉強』です。
試験日までにスケジュールを設定し日々勉強して過ごすことで、生活リズムも整います。また新しい知識を習得し資格を得ることで、自身への自信につながります。今後に就職活動する上でも、履歴書の資格取得欄に記入でき、自分のアピールポイントができます。
無職生活を満喫する方法3.規則正しい生活を崩さない
日常生活を朝起きて夜寝るというサイクルは、基本崩さないことです。朝日を浴びて、「今日は何をしようかな」と考えるだけで楽しい一日が始まります。天気が悪ければ「今日は外に出ないでおこう」など考えることも、満喫しているうちの一つです。
一日のリズムが決まってしまえば後は、それに沿っていけば問題ありません。このリズムを作ることが、無職生活を満喫するために必須になります。
無職生活を満喫する方法4.音楽を堪能する
無職の人には時間がたくさんあります。1日中好きなことができるわけです。無職は良くないことですが、満喫してしまうという方法もあります。私にも無職の期間がありました。
そんな時に満喫したのは、音楽を聴くということです。私は音楽がとても好きで、1日中でも聴いていられるくらいでした。そのため、1日の中でかなりの時間を音楽を聴くことに使っていました。とても楽しい時間を過ごすことができましたよ。
無職生活を満喫する方法5.自分の気持ちに正直になる
とにかく自分の気持ちに正直になってみることです。いわゆるストレスフリーの生活、今まで周囲からの抑圧によって我慢していたことから解放された瞬間、その無職生活は成功したも同然でしょう。
もちろんお金の問題ではありません。そんなものは手段であって絶対必要ではないのです。もう明日の仕事に備える必要はありません。
平日から夜遅くまで起きているとか、昼まで寝ているとか、愛犬の散歩をちょっと長めにするとか、そういう小さな自由から始めるだけで良いのです。あくまで「お金」ではなく「時間」をぜいたくに使うこと、それだけで世界は大きく変わってきます。
すでにハローワークで失業保険の手続きを済ませ、不労所得とも言えるような失業給付金が90日分入ってくるので当分は生活費に困ることもありません。ぜいたくな暮らしをしなければ、そこそこ優雅で自由な時間を満喫できるのです。
前職を退職する事を決めて、実際に退職するまでの1ヶ月間と言えば、「あれもやってみたい!ここにも行ってみよう!」とワクワク感や希望に満ち溢れていました。
何事も準備が大切と言いますが、本当にその通りで、無職生活を満喫する為に必ず必要な物である金銭は退職前に確保しておくべき最重要な点で間違いありません。また、この金額は多ければ多いほど自身の無職生活を充実した物にしてくれることでしょう。
無職生活を満喫する方法6.小さなことに満足する
無職生活を満喫する方法で大切なことは心構えです。仕事をしていないので、もちろんお金は入りません。ですので欲しいものも買えません。ありとあらゆることに制約がかかります。
食べたいものも食べれません。コンビニで、欲しいと思った飲み物も買うことができません。もちろん、無職の人間には彼女などできません。ありとあらゆることに苦渋をなめなければなりません。
しかし、そんな無職生活を楽しく送る方法があります。それは心の持ちようです。小さなことに感謝して、少し楽しいことがあれば舐めるようにして味わいましょう。
私の場合は、ペットボトルのお茶が買えなかったので、ドラッグストアで安物のお茶の茶葉を買っていました。これは飲み物を飲む際にかなり安く済みます。それでいて、ペットボトルのお茶などより断然おいしいのです。
もちろん手間暇がかなりかかり面倒なのですが、そういった一連の作業も心の持ちようによっては楽しいものです。私は色々な茶葉のお茶を楽しみました。「小さなことに満足する」それが、無職生活を楽しむ秘訣です。
無職生活を満喫する方法7.お金の余裕を作っておく
無職生活を満喫する方法はずばり、お金の余裕を作っておくことです。例えば会社員から無職になると、収入が断たれることを意味します。
私は実際に会社員から無職になった経験がありますが、無職生活を満喫しました。無職生活を満喫できたのも、お金があったからに他なりません。
貯金、退職金、持株会を脱退した際のこれまで積み立ててきたお金がありました。また、会社員のうちにクレジットカードを3社契約しておいたことも、お金の余裕につながりました。
無職になると、社会的信用がなくなると言いますが、会社員のうちにクレジットカードを作っておいたのは良かったと思います。お金に余裕があれば、会社員と違って、毎日好きな時間に起きて好きな時間に寝ることが出来ます。
一日も自分の好きなように生きることが出来ます。好きな人と好きな場所で過ごすことも出来ました。会社員では実現できなかった人間らしい生活というものも取り戻せた気がします。
「お金の余裕なんかないよ」という人は、副業を始めてみましょう。無職の時間を利用できるのでおすすめです。
無職生活を満喫する方法8.運動する
外に出て歩きましょう。たった5分でも良いですよ。無職の時に気分転換で行っていたのは簡単な運動です。
無職でいると社会から隔絶されている錯覚を持ちやすく、外の世界との接触や他者とのコミュニケーションに恐怖を感じるようになります。そのような状態を改善するのに「散歩」が役立ちました。
ただし、人によっては外に出るのが怖くて仕方ない、と言う場合もあるでしょうから、部屋の中ででも何か気分を変えられる方法を見つけると良いと思います。軽いストレッチや筋トレといったもので体を動かすと、心も明るい方向に向かいやすいためおすすめです。
意外に一番効いたのが、香(かおり)でした。Amazonで安いアロマポッドを購入して、ラベンダーやひのきの香りで部屋を満たしました。無職になると癒されることがないので、香で癒しをしていましたね。
その結果、だんだん気分が乗ってきて、国道を10キロほどジョギングしていました。呼吸のリズムを作り走っていると、自分の気持ちが整理できたり、本当の自分に気づいたりできます。
ジョギングが終わった後は、公園の鉄棒で懸垂をしたり、芝生でストレッチをしたりすると思考がクリアになりいい気分転換になりますよ。
無職の間は家に閉じこもることが多いかと思います。体が縮こまって、猫背で過ごしていると自信のなさがにじみ出てしまいます。
ジョギングはハードルが高いという人へのおすすめは、NHKのラジオ体操です。6時30分に始まるので、規則正しい生活ができるいいきっかけになるかと思います。血行がよくなり、肉体的な気分転換になりますね。
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無職生活を満喫する方法9.身近な人に近況を聞いてもらう
身近な人に近況を聞いてもらうのも良いでしょう。誰かに自分から連絡するのは勇気がいるかもしれませんが、自分が思っているより私を軽蔑していないことに気づきました。
また、今の状況を冷静に考えて、就職する実力があるのかどうか、先に資格を取ったほうがいいのではないかなど具体的なアドバイスをもらいました。1人で考えるよりも選択肢が広がり、心がクリアになるのを感じました。
無職の間はどうしようもない孤独感が襲ってきますが、人と話すことにより自分も社会の一員であると感じることができました。
明るい人、会うと元気の出る人に会うのがいいと思います。会うことを考えたとき、気が重くならない人と会いましょう。
無職生活を満喫する方法10.図書館に通って学ぶ
無職の間は新しいことを学習するチャンスです。会社の代わりになる場所として、図書館を活用することをおすすめします。
図書館は一般書だけでなく、専門書の宝庫でもあるからです。私は、会社員時代に学びきれなったことを、閲覧室を利用して就職活動に活きる分野の勉強しています。
特定の分野の書架を眺めるだけでも、学んでも学びきれないことがわかります。また専門書をノートにアウトプットして覚えることは自信につながると思いますよ。
無職生活を満喫する方法11.リストアップする
やってみたいことを、出来るかできないかに関係なくリストアップしてみましょう。その中で今すぐにできそうなことがあればやってみてください。
すぐにできそうにないことは、ただ妄想して楽しみましょう。妄想は、実現していなくても妄想して楽しい気分になることで、人生に良い影響をもたらしてくれます。
また、無職になってよかったと思えることをリストアップしてみましょう。「良かったことなどない」と思ってしまうかもしれませんが、搾り出してください。
- 時間ができた
- 観たかった映画をたくさん観ることができた
- 節約を考えるようになった
など、どんなささいなことでも構いません。自分の気分が少しでも良いほうへ向かえば、時間差はあっても現実が良い方向へ向かっていきます。
無職生活を満喫する方法12.好きなことをする
無職でいるとストレスが多くなります。そのため、無職生活では、気分転換も必要になるでしょう。気分転換にオススメの方法は、好きなことをするということです。
何でもいいので、自分が好きなこと、やりたいことをやればいいのです。注意しなければならないのは、時間を決めてやるということです。
そうしないと、ダラダラ長時間続けてしまうからです。好きなことが特にないという場合は、軽い運動がオススメです。これはお金が全くかかりませんし、健康にも良いので、メリットだらけです。
「無職生活」を満喫し有意義に過ごすために最も大切な6つのこと
さいごに、「無職生活」を満喫し有意義に過ごすために最も大切なことをお伝えします。
無職生活を満喫し有意義に過ごすために1.バランスの取れた生活リズムを維持する
まずは心身ともに健康に過ごすために、食事・運動・睡眠とバランスの取れた生活リズムを維持することが一番重要です。
その上で、資格取得など目に見える目標を設定し、日常にメリハリをつけましょう。無職は不安点が多いですが、向上心を忘れずに活動すれば、その後の人生にとって大切な経験になると思います。
無職生活を満喫し有意義に過ごすために2.常にプラスに考えること
無職生活では、常にプラスに考えることが重要です。
無職生活は、働いているときよりも大幅に自由な時間があります。その時間を使って色々な体験ができるというように考えれば、煮詰まりがちになる生活から抜け出せると思います。
そして、「いつかは必ず就職できる」という強い信念が必要になるでしょう。諦めたらそこで競争する資格を失うことから、「絶対に幸せをつかみとる」という信念が必要だと思います。
その信念があれば、「就職後のことを考え、生活の乱れはいけない」と思い、生活も改善すると思います。信念、目標は見失わないようにすることが最も大切だと思います。
無職生活を満喫し有意義に過ごすために3.お金の余裕
無職生活を有意義に過ごすために最も大切なことは、ずばりお金の余裕です。これがあるかないかで、精神的な安定が全く違います。
無職の間は浪費を控えなければいけません。貯金があまりないなら、贅沢を謹んで、倹約に励みましょう。そして、せっかく無職になったのだから、無職生活を楽しもうという気持ちも大切かも知れません。
実際に私は無職生活を1年程いたしましたが、金銭的なストレスはあったものの、無職の状況を楽しむことが出来たと思います。無職生活ではお金の余裕がなくなるものですが、それを逆手にとって副業を始めるのもおすすめです。
無職生活を満喫し有意義に過ごすために4.焦らないこと
仕事のない生活を有意義に過ごせるかどうかは、焦らないことだと思っています。そもそも焦っても何も解決しませんし、せっかくの無職生活を楽しむこともできないからです。
もうひとつ大事なのは、無職生活の期間を決めておく事だと思います。人生の中でリセットする機会や、自分を見つめ直す時間はとても大切な事だと思います。
金銭面も計算して準備する事が出来、残高が0になるまでストレスフリーで使い切る事が可能です。また、他人と比較し不安になる事もありません。
だって無職生活は最初に決めた期間で限られているのだから。ただただ、無職期間を自分なりにenjoyするだけなのです。
無職生活を満喫し有意義に過ごすために5.目標を持って生きる
無職は良くないことですが、無職生活を有意義に過ごすことは可能です。そのために大切なことは、目標を持って生きるということ。
無職になってしまったことは仕方ないことですから、今後どうすればいいのかを本気で考え、何でもいいから目標を設定して生きるのがとても大切です。そうすれば、無職生活からの活路を見出すことができるでしょう。
無職生活を満喫し有意義に過ごすために6.「いつかこのような状況から抜け出せる」と信じる
無職生活を有意義に送るために一番重要なことは、「いつかこのような状況から抜け出せる」と信じて、様々な資格の勉強などをしておくことでしょう。
私の場合は彫刻にも没頭したおかげで、彫刻の技術がかなり上がりました。今はまだお金にはなりませんが、将来的にはネットなどで自分の作品を販売したいと考えています。こうしたことができるのも、無職中に将来のことを考え手を打っていたおかげです。
しかし、将来のことを考えてそれだけに没頭するのでは息が詰まってしまいます。せっかく自由な時間があるので、ダラダラ過ごすのも有意義な使い方だと言えます。
私は図書館で小説を読むのが好きでした。図書館は公共の施設なので、無料です。税金は消費税しか払っていませんが、そんなことは職員は鑑みません。堂々と利用しましょう。
勉学に励む女子高生の足などを眺め、時間を無駄に費やしましょう。なんの役にもたちませんが、こうした行為が無職生活のだいご味です。また、仲間を作っていくということも大切でしょう。
無職の人間はたくさんいます。例えば、パチンコ屋でパチンコも打たず、新聞だけを読んでいくおじさんなどです。そうした人達と交流を持つことも無職生活を楽しむ秘訣になります。しかし、人間はいずれ一人でたちあがらなければなりません。
遅いということはありません。その時がくれば必然的に導かれるように、社会に出ていけることは間違いないでしょう。