無職になって落ち込んでいませんか?
たとえ無職でも、無職期間を謳歌する方法はあります。無職期間を謳歌する方法は、卑屈にならないことです。次の就職先が決まっており、有給消化している人とは心の余裕が違います。
無職の期間がどのくらい延びるか分からないなら、開き直って無職を楽しむべきです。周りと比べ出したら、きりがないし無職の期間が本当に辛いものになってくるからです。無職になると気持ちが沈んで、以下のような理由で人生を謳歌できなくなってしまうかもしれません。
- 仕事をしていないという自己嫌悪
- 収入が途絶えてお金がないから
- お金が無いと支払いに困り、出来る事も減るから
- 仕事をしていないと、社会との関わりがなくなり孤独だから
- 仕事をしている周囲の人たちと比べて落ち込むから
では、どうすればそんな状態でも無職を謳歌できるのでしょうか?今回は、無職期間を「謳歌」するための方法を徹底的に解説します。ぜひ参考にして、無職を謳歌してみてください。
無職になると気持ちが沈んで楽しめない理由とは?
「無職」になると気持ちが沈んで楽しめなくなってしまうのはなぜでしょうか?まずは、その理由をみていきましょう。
社会とのつながりがないから
無職になると気分が沈むのは、社会とのつながりを感じることが少なくなるからです。在職中は、職場の仲間と相談しあったり、お客様から感謝されたりすることがあり、社会や人とのつながりを感じることがあるでしょう。
しかし無職になると、その機会はなくなります。外出すると、いきいきと働いている方々を見る機会も増え、よけいに自分が無職であることを感じさせられるはず。
家にいても、テレビ等で仕事をしている場面にふれるたびに、自分の働いていない現状をつきつけられ、孤独感やあせりを感じてしまいます。
お金がないから
無職になって一番謳歌出来ない事と言えば、やっぱり経済的な問題ではないでしょうか。なんといってもお金の問題が一番でしょう。住宅費、光熱費、食費、最近では通信費も馬鹿に出来ない額になっています。
これが親と同居、結婚されていてお嫁さんがバリバリ働いているとか退職金が1千万以上あるとかなれば別でしょう。しかし、零細企業とかで退職金も300万未満とか家のローンがまだまだ残っているととかなれば、いささか無職の無力さを思い知る事になるはずです。
無気力になるから
先行きの不安で不眠になります。無職になって楽しいのは、最初の一週間位ではないでしょうか。とにかく、暇になりますね。今まで勤務で拘束されていた時間に通勤時間、残業時間が丸々自由時間になります。
暇になるほど、ぼんやりと考え事をしたり、昼から寝たりどうしても昼夜逆転ぎみになるでしょう。お金を使う趣味がなかなか出来なくなったりするので、家で過ごす事も増えると思います。
食事も自炊している人は、食費を削ろうとしますし、体力が有り余るので眠れなくなったりと良くない状態が続くのです。代わり映えのしない毎日に、無気力になってしまうでしょう。
自己否定をしてしまうから
無職になると、自己否定が激しくなるかもしれません。自分がどこにも所属していない状態になるので、独りぼっちのような気持ちになります。
社会的に居場所が認められていないような、宙ぶらりんで拠り所のない不安定さに、気持ちが沈んでしまいがちでした。働いていないことで、「自分は生産性のないダメな人なんだ」と自分を責めてしまいます。
生産性の有無は人間性に関わることではないのですが、それすらも分からないくらい自己否定に走ってしまったと思います。周りの友人や家族と比べて、大人として自立できていないような気持ちになり、恥ずかしくなるのです。
世間の目が気になるから
無職になると、どうしても世間の目が気になってしまうものです。生産性ゼロの自分なんかが、人並みに楽しんだりして良いのだろうか…。そんな風に自己否定をして、外に出ることさえ嫌になってしまうのです。
周りの評価に敏感になってしまい、時には被害妄想じみたことにとらわれて、ますます人生を謳歌しようなんて気持ちは湧いてこなかったのかもしれません。
漠然とした将来への不安もあるので、絶望感みたいなものにとらわれて人生を謳歌しようだなんて、傲慢だと感じてしまうこともありました。
喪失感があるから
無職の喪失感は大きいです。ぽっかりと穴が開いたような、ふわふわ浮いているような、何者でもない気分になってきます。無職になると「これまで一生懸命働いてステップアップしてきたのに」といった喪失感で人生謳歌ができなくなりました。
「自分は無職である」という自信の無さが謳歌できなくさせます。何もやる気がでなくなり謳歌できない状態となってしまうのです。
人との接触がないから
今まで定期的にあった、「他人との接触」が一気になくなることが主な原因だと思います。今までは仕事であっても、毎日「やらなければならないこと」(毎日のタスク)があり、「行くべき場所」(会社のオフィスなど)がありました。
「対峙する相手」(取引先の相手や同僚・上司など)があったのに、無職になると急にそれがなくなるため、気持ちが沈んでしまいます。
そして、無職期間を謳歌できなくなってしまうと思います。また、他人は働いているのに自分だけ職がないことで、後ろめたさを感じてしまうことも原因の1つでしょう。
無職だから楽しめない
「無職の人間が楽しんでいていいのか」と考えるようになってしまうからです。しっかり仕事をしている中で気分転換に楽しむならいいですが、仕事もしていないのに好きなことをするなんていいのかと考えてしまいます。
無職を謳歌しようと思っても常にこのことが頭の中にあり、謳歌することができなくなってしまうわけです。自分を客観的に見れば見るほど苦しくなり、気持ちが沈んでしまうでしょう。
無職期間を楽しむ10の方法とは?
無職を謳歌するにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは、無職期間を楽しむ方法を紹介します。
予定を入れないこと
無職を謳歌するには、予定をなるべく入れないことです。在職中の一番のストレスは、次の日に予定がある、ということでした。予定を入れないことにより、就寝前、ゆったりした気持ちで眠りにつくことが出来ます。
どうしても予定を入れないといけないときは、午後に入れるようにしましょう。何時に起きなければいけない、という制約がなくなります。
また、1日に入れる予定をひとつに限定するのもおすすめです。少しでも精神的な負担をかけないことが、無職期間を謳歌することにつながると思います。
趣味を極める
私にとって無職を謳歌する方法はいくつかありましたが、一番有効だったのは、趣味を究める事でした。仕事をしていた時は趣味に時間を割けずなかなか上達出来ませんでしたが、無職期間で趣味に没頭する時間が出来ました。
趣味のスノーボードに平日に行ってみたり、今まで撮ってきた写真をフォトコンに出してみたり。一番ハマッた趣味は、「太鼓」でした。
次の就職活動への意識が低く、何もせずに過ごす毎日も辛く、とあるクリニックでデイケア活動というのを始めたのきっかけです。無職という枠というよりは、挫折を経験した人達が集まって、奉仕活動であったりグループ活動をしていました。
その中に太鼓がありました。部活動のようなものです。その太鼓にハマり、30代でしたが、学生時代を思い出させてくれるような体験ができました。
それまでにも楽しい、嬉しい、幸福、等の感情を感じてこなかったわけではありませんが、謳歌できたのはその太鼓だと思っています。始めたてのうちは、綺麗な格好、格好いい姿で太鼓を叩くこともできず、ひたすら基礎練習に明け暮れました。
初公演は太鼓を始めて1ヶ月くらいだったと思います。野外イベントでのライブでした。練習とは異なり、資材の搬入や舞台のチェック、段取りのチェック等、分からないことだらけでした。
でも実際にライブ公演が始まってしまうと、先輩方が的確に動いてくださり、分からなければ聞きながらでも進められたので、公演自体あっという間に終わっていました。
終わった後の”やりきった感”、総勢13~4名ほどでしたが、この人達と共に太鼓が出来てよかったと思いました。公演後、太鼓をやってみないかと誘ってくれたメンバーに感謝の意を述べました。20代前半の女子でしたが、今でも師匠と呼んでいます。
以降、数年程、太鼓を続け、その中で変わっていく太鼓メンバーとも切磋琢磨し、苦難を乗り切え達成感を味わってきました。個人的には病みつきになるレベルでした。
病気で職を失いましたが、趣味に没頭することで病状の回復が早くなり、しかも、趣味で少しずつですがお金を稼ぐ事が出来るようになりました。
時間を有効活用する
無職の間は時間がありますよね。そのため、時間を有効活用することをおすすめします。就職活動や転職活動に役立つスキルや資格を勉強する期間に当てることができるので、スキルアップの期間として活用することができます。
TOEICや英検などの英語系のスキルや、パソコンスキルなどユーキャンなどのオンライン講座で資格が取れるものもあるので、始めるハードルは低いはずです。
また、仕事を辞めたのであればリフレッシュの機会にあてることができます。例えば、行きたかった国へ旅行に行ったり、美味しいものを食べることで気分転換をすることができるでしょう。
無職期間を使って世界一周や、直行便がない国などは仕事を始めてしまうとなかなか行けないと思うので、この機会に行ってみてもいいと思います。
時間を決めること
無職を謳歌するための時間を決めることです。就職活動はしていましたが、一日中活動をしているわけではありません。自由に使うことができる時間もあります。その時間を利用して無職期間を謳歌するわけです。
なぜなら、ある程度は楽しみがないとストレスで潰れてしまうから。ストレスで体調を崩してしまっては意味がありませんよね。かといって、時間を決めずに謳歌してしまうと、つい長い時間を費やしてしまい、無職期間が長くなるだけです。
そのため、謳歌するためだけの時間を決めて、思いっきり楽しみましょう。私もこの方法で、無職期間を謳歌していました。
一人旅をする
私が無職になった時は、長期間の一人旅をしました。無職期間は、時間に囚われることがない生活のため、思い切りのびのびと過ごすことができます。
また、行先もざっくりとしか決めず、その日の気分で移動したりしなかったりと気ままに過ごすことができたのも良かったです。
宿も安宿をネットでさらに当日割引きしているようなところを選んで、一人で何も気を遣わずに旅しました。その時に知り合った人が後々も仕事で関わることになり、ご縁を感じる旅になったのでとても印象に残っています。
行けるのならば、一人旅をするのはおすすめです。それも、旅行会社のパックなどではなく、自分で考えて選択しながら旅をするのがベストでしょう。そうすることで、受け身ではなく、自分で決める力が養われるように思います。
職場にもよりますが、組織に入るとマニュアルや規則に則って、多少受動的にならざるを得ないことが多いです。けれども、予定を立てずに行く一人旅なら、その場その場で自分で判断しなければならないため、「自分で動いている」という感覚を呼び起こすことができます。
それに、ただ単純に、自分の好きなように動けるのは、かなり開放的です。誰の目も気にせずに、気持ちの赴くままに一人旅をしましょう。
知識を吸収する
無職の間に知識を吸収するのも良いでしょう。具体的には、たくさんの本を読むことです。知識をたくさん吸収することは将来の自分のためになると考えていました。無職の友、図書館に毎日通って、本を読みふけるのもおすすめです。
また、時間があるので朝から晩まで、テレビ番組を見たりネット記事や雑誌を読みまわしたりして、世の中のことを自分の視点で切ってやるのも面白いですよ。
無職だからこその視点で世の中の本質を見抜くのです。自己満足でもよいでしょう。私の場合、無職期間だからこそできる楽しみの一つになってました。
「今後それが役に立つ場面もある」と考えてやっていましたね。実際に、時事問題に詳しくなったため、面接でも時事問題に絡めて自己PRすることもできました。
時間がなければ出来ないことをする
「まとまった時間がなければ出来ないこと」をすることです。たとえば、資格取得の勉強や、長期間の旅行、開業や副業開始の準備など。できれば、無職期間に完結することがいいと思います。理由は、2つあります。
1つは、やることに集中することで、無職である負い目を忘れることが出来るから。2つめは、再び就業生活が始まったときに、自分のためになっているからです。資格をとってキャリアアップにもつながりますし、副業を開始して、ばりばり稼げるかもしれません。
好きなことをやる
無職を謳歌して楽しむ方法はただ一つしかないと私は思っています。それは自分が今まで生きてきた中で、一番好きな事をやる事ではないでしょうか。よく言いますよね。「人生一度きり、思い切り楽しんだもの勝ち」だと。私もその通りだと思っています。
勿論、何を楽しむかは人それぞれです。経済的な理由で出来ない事も多々あると思うのですが、紙とボールペン位はありますよね。それで自分のやりたい事を、まずは紙に箇条書きで書いてみましょう。
先決で自分が何がしたいのかを明確にする事が大事だと思います。そこから出来る事をやって行くのが、一番の近道になるでしょう。私自信も色々と楽しみましたが、一番効果的なのは、自分の好きな事だけをする事です。
無職期間は収入もほぼ無くなり出来る事が減りますが、それでも楽しむことは出来ます。私は趣味に没頭したり、今まで忙しくて出来なかった自炊に挑戦したり、ペットと遊んだり、資格試験の勉強をしました。
地元の風光明媚な場所に人の少ない平日の昼間に行ってゆっくりしましたよ。金銭的に余裕がないので、図書館で試験勉強をしました。これらの事は、仕事をしていた時には時間が無くて出来なかったので、思う存分できて良かったと思っています。
今までやりたくとも出来なかったことをする
“無職期間=時間が無限にある”とも言えるでしょう。好きなことをやればいいんだと思います。ですが、好きなこと、やりたいことをやってるときはいいけれど、やりすぎると飽きます。なので、月並みですが「今までやりたくても出来なかったこと」をやってみるのがいいでしょう。
毎週街コンに参加し女子と話す、地域のコミュニティに参加してみる、旅行する、等たくさんあると思います。オンラインゲームで寝る時間を気にすることなくチャットし続ける、とか未知の楽しさを味わえるかもしれません。
おすすめは、家にこもってNetflixやHulu、YouTubeなどの動画視聴サービスで様々なドラマや映画を見ることです。特に海外ドラマは一度はまってしまうとなかなかやめられないので、無職期間をあえて楽しむには最適だと思います。
また、その際にポテトチップスやポップコーンなどのお菓子やアイスクリームなどの物を食べながら見ると映画館にいるような感覚にもなれますので、とても楽しいと思います。
また、アクティブな方であれば散歩に行って新しいカフェを見つけたり、古本屋など新しい範囲を散策するのもいいでしょう。
無職の期間は仕事をしていないため、自由に時間を使うことができます。いつ起きても大丈夫ですし、寝るのが遅くなっても問題はありません。仕事をしている人はこのようなことはできませんよね。無職だからこそできるのです。
なので、あえてこれを楽しんでしまうのも効果的でしょう。今後就職活動を始めるためのパワーを蓄えるために必要なことと考えれば、細かいことを気にすることなく楽しむことができますよ。
お金のかからない趣味を持つ
無職期間を楽しむ時は、お金のかからない趣味を再就職活動の合間に楽しむことです。図書館は無料ですし、ゆっくりと読書が出来ます。今まで、忙しくて読む事が出来なかった本も、無職になれば、読み放題です。
図書館にいかなくても、ネットでも無料の小説が公開されています。自転車が家にあるなら、サイクリングも無料です。
ガソリンがかからないですし、運動をすることで、快眠や気分転換に繋がると思いますお金のかからない趣味は、探せば見つけられますし、お金がないなりの楽しみ方があるはずです。
無職の優越感を持つ
朝から通勤電車に揺られ、会社では嫌いな上司に頭を下げ、毎日時間に追われる。そのように働いている人の中には、自分の意に反して会社の意向に沿って仕事をやらされていることに、辟易している方もいるでしょう。
「それが社会だ!」なんて言ってみても、心の中では本当はやりたいことがある。だからと言って、脱サラや辞職するのもなかなか勇気のいることです。無職にはそういうしがらみがありません。
無職には時間があり、自分のやりたいことを始める決心のハードルが低くて済みます。そうやって、ある種の優越感を持ってしまうのもよいのではないでしょうか。意識を自己満足でもポジティブに変えてやることが、無職期間を楽しむための秘訣でしょう。
無職を謳歌した方が良い理由とは?
無職になったら落ち込まず謳歌してしまった方が良いのです。ここでは、「無職」でも無職期間を謳歌した方が良い理由を見ていきましょう。
働くことのありがたみを再確認できるから
無職となり、仕事から離れることによって、逆に働けることのありがたみを感じ、働きたいという気持ちが強くなるからです。長期間働いていると、仕事が嫌になるときがあります。また、なぜ働かないといけないのかや、働かないと生活できないことに疑問を持ったりしてしまいがちです。
仕事から一定期間離れ、疲れた自分を休めてあげて、自分にとって仕事とは何なのか、ということを見つめなおす時間を持つことは、長い就業生活で有用なことだと思います。無職期間が必要か必要でないか…これも人それぞれだと思うのですが、私は必要だと思っています。
長い人生のリフレッシュ期間になるから
「無職」でいる期間は、生活していく上でお金を稼がなければならない現代においては、それほど長くはないと思います。
ですので、職がなくてもやることがない期間がせっかくあるのであれば、自分がやりたいことを精一杯楽しんでリフレッシュした方がその後の就職活動や転職活動にも良い影響が出ると思います。
無職の期間が長くなってしまうのは問題ですが、短い期間であればそれほど気にする必要はありません。長い人生です。少しくらい無職の時期があったとしても、本人の努力次第で何とでもなります。
ですので、無職の期間にあえてやりたいことを存分にやるというのもオススメです。得意なことを伸ばしたり、旅に出たりというのが良いと思います。もしかしたら、謳歌した内容が今後の仕事につながる可能性もあるのです。
後の人生に役立つから
無職だからといって、人生を謳歌しないのは勿体ないことだと思います。いくつまで生きるかにもよりますが、多くの場合、人生の中で無職でいる期間より、働いている時間の方が圧倒的に多いと思います。
無職ということにネガティブなイメージを持ちがちですが、せっかくの空白の時間、謳歌しなければもったいないです。
せっかく時間や規則に縛りのない期間なのだから、働いていたらできないことをやるべきだと思います。それに、そうやって過ごすことは、後々の人生の中で絶対に役に立ちます。
自分の能力を高めることもできるから
何より無職を抜け出すために、無職期間を謳歌して自分の能力を高めてやることが大切だと思うからです。普通に働いていてはなかなか持てない自由な時間を最大限に生かせることをやるべきではないでしょうか。
誰にも干渉されず(上司や同僚との人間関係の煩わしさもありません)自分のやりたいことに時間を割けます。一人になれることで、読書をしたり投資や資格の勉強をしたりして自分を高める時間を多く持てれば、将来の自分の生き方を充実させることに繋がると考えて今を謳歌してやるのです。
無職を楽しめるかはあなた次第
無職期間を楽しめる人は、実際少ないと思います。辞めたくてたまらなかった仕事でも、無職期間が空くとお金の心配も出てきて、辞めた事を後悔したりもするからです。
無職を謳歌出来なくても、人のせいにするのだけは辞めるべきだと思います。あの時、止めてくれなかったや、引き留めて欲しかったなど、今さらどうにもなりません。無職を謳歌出来なくても、卑屈にならず前を向いてほしいと思います。
よく、底辺だとか自身の事を言ったりしますが、無職期間中の過ごし方を見直してみてください。お金はなくても、無限の自由時間だけは働いている人が手に出来ないものなのですから。無職の間は、とにかく卑屈にならず外に出るべきだと思います。
無気力になると、どうしても身の回りの事が面倒になるでしょう。お風呂に入る回数が減ったり、床にゴミが散乱していたり、周りの人はどう声をかけていいのか分からなくなります。
周りの人の都合が見えなくなる程、現在追い詰められていたとしても、そこまで卑屈になるべきではありません。無職でも、謳歌することは可能でしょう。要するに、あなたの気持ち次第なのです。
無職期間はやりたいことをする時間
仕事をしていた時期、「やりたいけど時間がないから」と後回しにしていたことはどんなことでしたか?無職期間は、いままで仕事をがんばってきたあなたへのご褒美です。時間がある今、あなたのやりたいことをやってみてもいいんですよ。
人生はやりたいことをするためにあると思います。もし、「何もしたくない」なら、何もしなくていいんです。あなたの過ごしたいように過ごすことが、あなたを開放してくれて、無職期間を謳歌することにつながりますよ。
誰にでも無職になると不安や恐れはあるでしょう。無職期間を謳歌できない気持ちはよく分かります。私も経験があるからです。落ち込んだり自分を責めたり、また世間体を気にしたり、惨めな気持ちになったりしました。
ですが、落ち込み続けていても状況は変わらないと思います。辛い時期に謳歌するのは難しいことです。その時は、自分が好きだと思う事、心地いいと思う事をひたすらするといいかと思います。そうしているうちに、謳歌できるようになります。
私は、有職中に忙しくて出来なかったことを片っ端からやりました。最初の頃は落ち込みが取れなかったのですが、次第に落ち込むことが減り、趣味を活かした仕事の依頼を受けるようになりました。
無職期間だからこそ、謳歌できることもあります。納期も締切もなく、自由に使える時間が無限にあるではありませんか。なら、社会人第一歩を踏み出したように、コミュニティ活動へ一歩踏み出してみましょう。
無職を謳歌した方が絶対に良い!
理由があって今無職になっているのだから、せっかくのこの期間を謳歌した方が絶対にいいと思います。就職活動に有利になるスキルや資格を取るための準備期間にしてもいいし、美味しいもの食べたり旅行を楽しむのでもいいでしょう。
まずは今ある無職期間を自分の好きなことをして楽しんで、リフレッシュの期間にした方が、今後のためにもいいと思います。そうすれば就職活動とか転職活動もきっとうまくいくはず。無職期間を謳歌しないことが、逆に今後の人生に悪影響を及ぼすということを伝えたいです。
やりたいことを我慢してストレスを溜め込み、体を壊してしまっては就職活動ができなくなってしまいます。こうなると、無職の期間がさらに長くなってしまうでしょう。そうならないためにも、あえて無職期間を謳歌し、この期間しかできないことに打ち込むことが大切なのです。
この時に注意しなければならないのは、謳歌する期間をしっかりと決めるということ。なぜなら、ズルズルと謳歌期間が長くなってしまう危険性が高くなるからです。これに気を付けた上で謳歌すれば、良い結果を生み出しやすくなることでしょう。
無職期間に自分を責めたり、今後のことが不安になったりして謳歌できない気持ちはよく分かります。けれども、こんなにたっぷりと時間があるのに楽しまないのは、絶対にもったいないです。
働いていたらできないことをやるべきだし、それを楽しむべきだと思います。もしもあなたが、無職でいることに後ろめたさを感じているならば、そんな気持ちは吹き飛ばしましょう。あなたが後ろめたく感じるから、後ろめたく感じるのです。
無職であることに引け目を感じずに、どうぞせっかくの無職期間を存分に謳歌してください。まずは開き直ってしまうことです。
無職であることに引け目を感じ、自分を必要以上に制限することはありません。無職には時間があります。まずこれは普通に働いている人にはない、強みだと考えることです。
人生を謳歌すると言っても、何も遊びまわることだけではありません。読書をして自分の視野を広げたり、投資や資格の勉強をするのも良いでしょう。自分磨きは、働いていなくてもできるのです。
そうやって発想を転換させてみると、無職の間こそ視野を広げて自分の知らなかったことを思う存分、吸収できる時間だと気づくはずでしょう。それは無職の特権なのです。
無職期間は将来への準備期間、そう考えて今を謳歌してみるのも悪くないでしょう?自分のやりたいことをできる、人生を主人公として生きるチャンスが無職にはあるのです。それを掴むために、今の無職期間を謳歌してください。