無職になったら、とても落ち込んでしまうかもしれません。
- これからどうなるのだろう…
- 周りにどう思われるかな…
- また働けるだろうか…
こんな不安が襲ってくるでしょう。夜もなかなか眠れなくなってしまうかもしれませんね。たしかに、無職になれば悩みは多くなります。
でも、その代わり「たくさんの時間がある」という大きなメリットを忘れないでください。そこで今回は、無職のうちにできることを紹介します。失業中に「これだけはやっとけ」ってことを紹介していきますよ!
【大前提】次が決まっていない状態では無職を楽しめない
無職の方には自由に過ごせる時間がありますが、次の仕事を何も決めていない状態であれば、常に不安を抱えてしまい無職を楽しめないかもしれません。
例えば、次の仕事を決めずに無職が長引けば、貯金が底を尽きる可能性があります。せっかく自由になる時間があっても、焦りが生じるでしょう。
無職を楽しむには次の仕事が決まっている、または転職活動を進めている状態が大前提です。もしまだ何も行動していないなら、転職活動を進めるのが良いでしょう。
20代の方は、第二新卒として転職成功が目指せるキャリアスタートに相談してみてください。一方、30代以上の方は幅広い年代向けの豊富な求人を扱うdodaに登録するのがおすすめです。
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【体験談】失業中・無職のうちにできる10のこととは?
それではさっそく、無職のうちにできることを紹介していきます。
失業保険の手続きを忘れない
まずは現実的なことになりますが、失業保険は、絶対に手続きを済ましておきましょう。無職になって、会社から「離職票」が届いたらすぐにハローワークへGO!失業保険が、まずは無職の生命線です。
無職になると、すべてのことが面倒くさくなってしまうものですよね。私も、ハローワークに手続きに行くのがめんどくさくて、1ヶ月くらい手続きにいきませんでした。
その結果、お金に困ることになりましたね。自己都合で退職した場合、失業保険には3ヶ月間の待機期間があります。その後に失業保険が適用されるため、実際に支払われるのは約4ヵ月後になってしまうのです。
海外旅行をする
無職になったら、思い切って海外旅行をすることをおすすめします。仕事を再び始めると、なかなか長期でお休みすることができません。無職は休みに限りがないので、帰省を気にすることなく旅行が楽しめます。おすすめは一人旅です。
普段出会うことのない人、食べ物、景色は普段の生活を忘れさせてくれる時間です。
私は退職後すぐ海外旅行へ行きました。場所はオーストラリアと台湾です。オーストラリアは7日間観光で、台湾は10日大学時代の友人に会うのが目的です。
働いていると、まとまった休みはなかなか取れません。もうこんな機会はないかもと言う思いがありすぐに実行に移しました。豪旅行は主要観光地を沢山回り、名物料理を堪能しました。数年経った今でもいい思い出となっています。
台湾では懐かしい友人に温かく迎えられ、近況報告などができました。友人が仕事に行っている時は1人で買物へ出かけカタコトで現地の方とコミュニケーションを取りました。ドキドキでしたが、新たな出会いもあり素晴らしい体験となりましたね。
日本にいる時とは全く違うリズムで、現地の人達と触れ合いながら生活したことは、とてもいい経験になりましたね。仕事ばかりしていると狭い世界に閉じこもりがちです。
思い切りグダグタする
とりあえず、期間を決めて思い切りグダグタしてみるのは非常にいいことだと思います。決めた期間なら、マイナスな気持ちも最小限で済むはずです。旅をしている人が、「自分探し」などというと、せせら笑われる事があります。
しかし、本人が本気で向き合うなら、とても有意義で素敵な事でしょう。もし、職に就かなければ、自分の願っている生活ができないのであれば、いずれは働く事になります。
筋トレをしよう
身体が資本となるので、運動不足にならないようウォーキングや筋トレなど、体を動かすと良いでしょう。おすすめは、「筋トレ」です。
無職は、どうしてもネガティブな考えになってしまうもの。そこを筋トレのパワーで乗り切ろうということです。本格的に筋トレをし始めると、とても前向きな気持ちになります。
前向きな気持ちになれば、無職の憂鬱に負けません。筋トレしてだんだん力強くなっていく自分を感じると、自信が沸いてきます。
就職活動にも良い結果が生まれ、好循環になりますよ。私は社会人時代は通勤・社内の移動等で少なからず運動していましたが、無職になるとそれらが無くなりました。
時間はありますので、スポーツジムの平日昼間のみ利用できる安いコースに申し込み、ほぼ毎日プールに通いました。社会復帰した際に体力が落ちていては辛いので、定期的な運動で基礎体力をつけておくことをおすすめします。
情報収集しよう
やりたいことに向けての情報収集を行いましょう。もしそのやりたいことに資格が必要であれば、スクールや学校を探します。金銭問題が無職にとっては深刻でしょう。スクールや学校に行くとなると、大きなお金が必要となります。
「職業訓練」に通えば、失業保険を受給しながらスキルを身に付けることができます。無職のための学校ですから、職業訓練も検討してみてください。できるだけ出費はない方がいいと思うのは、無職だけに関わらずほとんどの方が思うことだと思います。
より高度な技術を身に付けたいなら、「専門実践教育訓練」も調べてみてください。要件を満たせば、費用の70%が戻ってくる制度です。
また、無職の有意義な過ごし方は、ずばり「図書館」です。無料で本が読める、勉強できる、無職にとってはすばらしい環境でしょう。特に夏場なんですが、クーラーも効いており涼しいです。
今まで読書をあまりしてこなかった人は、これを機に読書をするといいと思います。無料で本が借りられますし、図書館はネット回線も最近ではつながっていますから。
新しい資格を勉強出来る時間があるため、図書館で新しい資格に挑戦するのもありです。
スキルを身に付けよう
無職の期間中に、何かのスキルを身に付けましょう。過去の職務経験では得られなかったスキルは身につけた方が良いですね。
具体的には、語学習得、PCスキル、運転免許、資格の取得、経営や金融の知識、デザインや音楽のセンスを伸ばすなどが良いと思います。
IT系の資格や、簿記などの資格も企業から重宝されるはずです。金銭的に余裕があるのであれば、資格取得を目指しましょう。
無職は、勤めている時よりも時間的には余裕があると思います。少しでも興味がある事や必要とされるであろう業種をリサーチしましょう。
今後の就活に少しでも有利になるように、また自分の自信にも繋がると思います。
平日を楽しもう
無職になれば、平日を楽しみましょう。無職でうれしいのは、普段混んでいる場所も平日の空いている時間に利用できることです。休日は人ごみで疲れる場所も、ガラガラで快適ですよ。
面接の合間に息抜きとして展覧会や美術館、イオンモールへ出かけていました。仕事をしている間は体験できない、ゆったりとした時間を過ごすことができましたね。
あとは、興味のある分野の勉強や本を読んで見たりすることもよい刺激になります。暇な期間も、自分を高めるための行動を続けていることがモチベーションにもなるでしょう。
不調を治療する
気になる病気があったら、無職の間に完治させましょう。仕事に入るとなかなか人には言えないような病気を持っている事もあります。こうした事で集中して治療を行うというのもいいと思います。なかなか治せなかった不調の治療をしましょう。
親知らずの抜歯や虫歯の治療、肌荒れ、結膜炎の治療等、後回しにしがちな体の不調を整えておくチャンスです。
社会人時代に治せなかった体のメンテナンスに力を入れました。無職の間に親知らずの抜歯、結膜炎の治療を済ませました。
ボランティアに行く
また、無職期間中に被災地ボランティアヘ出かけました。最初は、学生の時に少しだけ行っていたことの延長で、知り合いに誘われて行きました。1度訪れると、今社会から必要とされなくなった自分をこんなにも必要としてくれる…といったことが単純に嬉しかったです。
自分にできることを最大限にやってみたいという思いで、参加するようになりました。また、人と人とのふれあいからその必要性の大切さを学ぶことができましたね。それが自分にとってどれほど重要か気付かされました。
職業訓練に通う
ハローワークに行くと案内がありますが、“職業訓練”に行くのも良い方法です。失業保険を受け取りながら、技術が身に付きます。ただ、職業訓練で時間を稼ぐと考えるのなら、ちゃんと入学時期を計算する必要がありますね。
ずれたりすると希望する学校は通えないし、一回通うと6年間お金がもらえません。ここは慎重に情報収集する必要があると思いますね。
それと職業訓練学校の紹介状を作ってくれるので、就職に有利です。私の場合WEBの学校に行きましたが、学校に求人を直接求めてくる会社がありました。
横のつながりがあるような学校においては、学校の対面的な部分があるようで断りづらいようです。運がよければ就職出来ると思います。
ただし、お金目当てで職業訓練に行くのはおすすめしません。詳しくは「職業訓練は行かない方が良い?やめとけと言われる8つの理由と行くべき人・行かないほうが良い人の特徴を徹底解説」で紹介しています。
無職のストレスを飛ばすにはスーパー銭湯がおすすめ
無職にも気晴らしが必要です。考えすぎるとストレスが溜まってしまいますから。無職の気晴らしは、日帰り温泉(スーパー銭湯)がおすすめです。
特に日中は人が少なく、広いお風呂は開放的です。下着とタオルだけであとはゆっくりできます。食事もそこでとってもいいですし、何より疲労が結構無職でもあるんですよ。女性なら岩盤浴もおすすめです。
すぐ仕事ができるように、疲労を残さないように日帰り温泉は素晴らしい方法だと思います。
また、好きなことに没頭するのも良いですね。これまで忙しくて出来なかったこと、または昔好きだったけれど、途中でやめてしまったことはありませんか?
時間のある今だからこそ、ぜひそういったことをもう一度やってみましょう。肩の力を抜いて、リラックスしながらできる、長時間取り組んでも苦にならないなにかがきっとあなたにあるはずです。
それは1つではないことでしょう。好きなことは多ければ多いほど楽しいはずです。まずは、何か一つでも好きなことを見つけてそれに没頭してください。
無職から抜け出したいのであればまずは生活リズムを整えよう
無職から抜け出したいのであれば、まずは生活リズムを整えることが大切です。
無職期間が長くなると、昼夜逆転し生活リズムが狂う方は多いでしょう。しかし、不規則な生活を続けていると、復職する際の負担になります。
まずは早起きを心がけて、日光を浴びるようにしてください。日光を浴びるとセロトニンが分泌され、精神を安定させる効果が期待できます。決まった時間に起きる習慣をつけてから、仕事探しを開始しましょう。
また、無職期間はメリハリのない生活を送りがちです。そのため、復職した際に体がリズムに慣れない可能性があります。無職期間であっても、1日のスケジュールを立ててメリハリのある生活を送りましょう。
無職は長引きすぎると転職に影響する!早めの転職活動を!
無職が長引きすぎると転職に影響する場合があるので、早めに転職活動を始めましょう。
失業中の過ごし方にもよりますが、半年以上続いていると転職で不利になる可能性があります。長すぎる無職期間は、就業意識が低いと捉えられやすいからです。
また、採用担当者は失業中の過ごし方を気にするため、面接で質問される場合があります。ダラダラしすぎずメリハリを持って過ごし、スキルアップや転職活動に勤しむのが良いでしょう。
おすすめの過ごし方は、転職エージェントに登録して求人を紹介してもらうことです。転職エージェントは完全無料で利用でき、メリハリを持って過ごしながら次の職場も決められます。
転職で不利な状況にならないために、早いうちから転職エージェントを利用しましょう。
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