企業とカジュアルに面談をして、マッチングをする転職サイトがWantedlyです。
「話を聞きに行く」とエントリーして、企業かの返信を待つスタイルの転職サイトですが、プロフィールをいかに魅力的に書くかが返信率アップの鍵です。
そこで今回は、返信率を最大まで高める魅力的なプロフィールの書き方をご紹介します。コピペOKなので、ぜひ参考にしてみてください。
- 【例文】Wantedlyのプロフィールの書き方
- 「やったことを投稿」の機能紹介
- 返信率を上げるプロフィール作成のポイント
【例文】Wantedlyのプロフィールの書き方
Wantedlyのプロフィールの書き方について、各項目ごとに例文付きで解説します。
座右の銘
- 七転八起
何度くじけても、諦めずに起き上がること - 臥薪嘗胆
目的達成のために耐え忍ぶこと - Think Different
人と違うことを考えろ
座右の銘についてはキャッチーであれば、何でも良いでしょう。
しかし、プロフィール画面でも目立つ位置にあるため、長すぎず、簡潔なモノを選ぶことが好ましいです。
「どうしてこの座右の銘を選んだの?」と聞かれて、話せるエピソードやきっかけは必ず作っておきましょう。
長すぎず簡潔に。理由は話せるようにしておく。
自己紹介
自己紹介の項目は、担当者の人が読みやすいように、以下のような形で区切ると良いでしょう。
◯◯の理由で、(現職)に就職をしました。
普段は◯◯をして過ごすことが好きです。
持ち前の◯◯と◯◯を活かして、さまざまなことにチャレンジしていきたいです。
「自己紹介」は、仕事の話を交えながらも、親しみを込めたプライベートのことも混ぜましょう。そして、強みの部分を簡潔にアピールするのがポイントです。
- 営業で培ったコミュニケーション力:1ヶ月に50人と会いました。
- チャレンジ精神:1年に1個以上新しいことを始めます。
- 没頭力:はまったことはいつまでもやり続けます。
「強み」は、簡潔に一言で表したあと、説明文をつけるのが望ましいです。具体的になると長くなるので、概要をなぞるだけで問題ありません。
- 映画鑑賞
好きすぎて、週に3本は見ます。 - 銭湯巡り
サウナーなので、水風呂が大好きです。 - カメラ
Instagramで写真を公開しています。
「趣味」の欄は、趣味だけでなく、一文を添えるだけでグッと魅力的な文章になります。
何でもよいので、一文付け足してみましょう。
この先やってみたいこと
- Webマーケティングの仕事
- 現職では◯◯を経験し、◯◯力を身につけました。
◯◯を通して、よりマーケティングに興味が湧いたので志望しています。 - 現職で培った◯◯という経験を活かして、◯◯なマーケターを目指したいです。
「この先やってみたいこと」は、必ず応募職種を書きましょう。
職種への志望動機欄と同じなので「なぜ職種を志望するか」「活かせるスキルは何か」を明確にして、魅力ある文章に仕上げましょう。
魅力的な志望動機を作成したい方は、こちらをご覧ください。
学歴
- ◯◯大学 ◯◯学部 ◯◯学科を卒業。
- 大学では「◯◯」について学びました。
- 課外活動では「◯◯」に従事し、◯◯について活動しました。また、アルバイトでは◯◯を経験しました。
- その後、◯◯を理由に、◯◯を仕事にしたいと考えて、就職活動を行いました。
「学歴」の欄に、ただの学部・学科情報を書くのはもったいないです。
学生時代に取り組んだこと、身につけたこと、スキルなどについて記載をしましょう。
職歴
「職歴」については、転職活動で使用する職務経歴書の強みを流用しましょう。
- ◯◯会社に新卒で入社。
- 法人営業に2年間従事。
- 「◯◯」を目標に営業活動を実施。 ◯◯などの工夫をしました。
- 「◯◯」として評価をもらい、他社のシェアをじわじわと奪いました。2年連続売上前年比15%アップに成功しました。
転職活動では、職務経歴書が必要なシーンが多いため、必ず作成しましょう。
魅力的な職務経歴書の書き方については、こちらで解説しています。
スキルと特徴
スキルになるモノは、経験が少ししかなくとも記入するようにしましょう。
▼例
Wantedlyのスキル欄は自己申告制なので、何を書いても問題ありません。
ちょっとしたことが、採用担当者との会話のきっかけになるかもしれないので、書いておくことをおすすめします。
実績
「実績」の部分は、「学歴」「職歴」で書いた文章が、そのまま反映されるため記載する必要はありません。
受賞と資格
もし現在持っている資格や、過去に何かしら表彰された経験がある場合は、こちらに記入しましょう。
しかし、Wantedlyではほかの転職サイトでの応募に比べて、資格欄は重要視されていない印象を受けました。
新形式で追加された「やったことを投稿」
Wantedlyは、プロフィールの形式が新しくなりました。
よりポートフォリオが重視されるような画面となり、それぞれの分野で転職を成功させたい方は充実させることが不可欠です。
それぞれ詳しく解説していきます。
画像・動画|ものを作った、イベント実施など
- 画像・動画などの制作物
- アップロードされているサイトURL
- 制作の経緯や工夫点など
- 制作期間
写真(画像)や動画編集などの職種に応募する際は、プロアマ問わず必須の事項といえます。
写真や動画を載せるだけでなく「工夫点」「クライアントの反応」「ネットの反応」などを、必ず記載しておきましょう。
数値|数値指標を達成、改善したなど
- 数値・売上など定量的な実績
- URL(あれば)
- 活動期間
「数値」の部分については、どのような職種を経験していたとしても、必ず入力しておきたい部分です。
営業職であれば売上、マーケティング職ならKPIの数値など、数字で表せる部分は必ずアピールしましょう。
出版・執筆|記事を書いた、その掲載内容など
- ブログ・記事などのポートフォリオ
- 記事をつくるうえでの工夫点など
- 制作日
ライター業などを目指している場合は、どんな形であれ必須事項です。
個人ブログ、もしくは企業への投稿実績、電子書籍の出版経歴など、「もの書き」に関わる部分はなんでもアピールしましょう。
その他プロジェクトや活動|テキストで記入する
「数値」の部分以外に、多くの職種の方が書いておきたい事項です。
転職活動においてアピールしたいエピソードは2、3つほどつくっておくのが望ましいです。なぜなら、面接官に「他になにかある?」と聞かれる可能性が高いためです。
2、3つ用意しているエピソードの内、1つを記載しましょう。
返信率を上げるプロフィール作成のポイント
Wantedlyのプロフィールを作成する上で、意識して盛り込みたいポイントは4つあります。
- 結論ファーストを心がける
- キャッチーなエピソード要素を入れる
- 自分を表現したプロフィール画像を用意する
- 背景画像にも力を入れる
それぞれ詳しく解説していきます。
結論ファーストを心がける
Wantedlyに限りませんが、職務経歴書・履歴書は「結論ファースト」が基本です。
「起→承→転→結」ではなく、「結→起→承→転→結」を心がけます。
基本的な事項ですが、企業からの返信率やスカウト率を高めるために必須なので、必ず意識しましょう。
- 私は、最前線の顧客の近くで市場分析をしたいため営業を志望します。なぜなら〜〜。
- 私は学生時代にバスケットボールをしていました。そのときに〜〜。そのため、営業職を志望します。
キャッチーなエピソード要素を入れる
Wantedlyは、ほかの転職サイトと異なりカジュアルな要素が強いため、キャッチーなエピソードがあれば目に留まりやすくなります。
企業が「話を聞いてみたい」と思った人材に、企業からの返信がきます。
「話を聞いてみたい人」はどんな人でしょうか?面白い・興味深いエピソードを持っている人ではないでしょうか?
そのため、プロフィールに少しでもキャッチーなエピソードを入れることが重要になります。
「盛りの技術」を利用して、大したことない話をキャッチーに仕立てあげましょう。
- 前職の新入社員研修で頑張りすぎて5歳老けたと先輩に言われました。
- 休日は朝起きてから寝るまで、ずっと趣味に没頭しています。
自分を表現したプロフィール画像を用意する
Wantedlyのプロフィール画像に「真面目な証明写真」は使わない方がいいでしょう。
絶対NGではないですが、笑顔の写真や旅行の写真、集合写真の切り抜きなどのほうが返信率が上がります。
企業が見たいのは真面目な顔ではなく、自分自身を表現できている写真です。
背景画像にも力を入れる
WantedlyではLINEなどと同じように背景画像を設定できます。
ここが空白ではもったいないです。
以下の画像がおすすめです。
- 自分が写っている集合写真
- 自分の趣味に関する写真
- 旅行先の写真
写真から話題が発展しそうなモノが望ましいでしょう。
Wantedlyのプロフィールの書き方まとめ
Wantedlyで返信率があがるプロフィール文の書き方を紹介しました。
無料でカジュアルにに利用できるWantedlyですが、「話を聞きたい」と押しても無視されるのは日常茶飯事です。
担当者の目に留まるプロフィールづくりは転職活動の近道です。ぜひ魅力的なプロフィールを作成して、転職活動を成功させましょう。
職務経歴書・履歴書作成のサポートや、内定まで有利なルートで転職したい方は転職エージェントとの併用がおすすめです。
Wantedlyには載っていない求人や、企業とのパイプを生かした選考ルートは必見です。