内定辞退した会社にやっぱり行きたいんですけど、無理でしょうか…。
かなり厳しいけど、どうしても諦められないなら相談する価値はあるよ。
内定辞退は、就活生にとって大きな決断の1つです。
労働条件や将来のキャリアなど、さまざまなことを考慮して決めたはずですが、後になって「やっぱり行きたい」と思ってしまうこともあります。
しかし、内定辞退をした時点で企業側には「第一志望ではなかった」ということが伝わってしまうため、一度撤回した内定を取り消すのは難しいと言われます。
内定を取り消すのが難しいと言われる理由は、次の通りです。
- 内定辞退の撤回は公平性を欠く
- 企業の活動では一貫性が求められる
- 内定辞退を撤回する理由が特にない など
そのため、内定撤回の正しい対応策について知っておくだけでなく、撤回できなかった場合の行動もとっておくことが重要です。
どうしても諦めきれないなら、就活エージェントに登録して似たような企業を紹介してもらいましょう。就活エージェントでは丁寧なヒアリングのもと、あなたに適性のある似た業界の企業が見つかります。
本記事では、内定辞退の撤回が難しいと言われる理由や、撤回したい場合の対応策について解説します。
- 内定を辞退して後悔する人は意外と多い
- 内定辞退を撤回することはかなり難しいものの、成功する可能性はある
- 内定辞退の撤回を成功には「早く」「誠実に」「誠意を持って」「納得できる説明」が重要
- 内定辞退を伝える際は必ず謝罪し、理由を正直に話し、他責にしないことが大切
- とは言っても内定辞退の撤回はほぼ無理と考え別の会社を探した方が良い
- 別の似ている会社を探すのにおすすめの就活エージェント
内定辞退したが「やっぱり行きたい」と後悔する人は意外と多い
実は、内定辞退したのに「やっぱり行きたい」と後悔した経験を持つ人はたくさんいます。ここでは、就活経験者の声を紹介します。
断った後で気付くこともあるから、難しいよね。
内定辞退して後悔したことがある人はなんと2割超!
就活サービス大手のマイナビが、大学生約400人を対象に調査したところ、「内定辞退をして後悔したことがある」と答えた人は24.2%に上りました。
後悔した理由は、「断った企業の方が、待遇が良かったから」や「実際に入った企業は残業が多かったから」「人の感じが良かったから」などです。
全体的に、他の企業で働いてみた結果「思ったのと違った」と感じて、内定辞退を後悔することが多いようです。
参考:就活で内定辞退して後悔したことがある人は約2割!| フレッシャーズ マイナビ 学生の窓口
およそ4人1人が、内定辞退を後悔したことがあるんですね。
内定辞退したが「やっぱり行きたい」と後悔する先輩の声を紹介
SNSには、内定辞退を後悔する先輩から、次のような投稿が寄せられていました。
タイムマシンあるなら内定辞退取り消したいくらい
引用:X
今週だけで3社落ちてすでに内定辞退を後悔してる
引用:X
昔内定辞退して後悔している会社があるんだけど、その会社が最近よくメディアに出てて、記事を見るたびにツラい。
引用:X
内定辞退をする人は、自分なりによく考えて、そのときのベストな選択をしているはずです。
しかし、実際に選んだ方の道でうまくいかないことがあると、「あのとき辞退しなければ良かった」と後悔しまうことがあるようです。
特に、複数の企業で並行して選考を受けている場合は、本命の結果が分かる前に、他社の内定に返事をしなければならないこともあります。
本命に望みをかけて他社の内定を辞退したのに、本命が不採用になってしまうのは非常に辛い状況です。
先のことが分からないからこそ、内定辞退は難しい問題だと言えます。
内定辞退の後悔を何年も引きずってしまう人もいるんだね。
内定辞退したがやっぱり行きたい場合、撤回することは可能なのか?
結論から言うと、内定辞退を撤回することはかなり難しいものの、成功する可能性はあります。
そもそも内定をもらったときに辞退することは、正当な権利ではありますが、失礼な行為です。
内定辞退を撤回するとなると、さらに失礼な行為を重ねることになるため、非常識だと思われて失敗する可能性は高くなります。
また、企業側はあなたの内定辞退を受けて、採用人数を確保するために次の採用活動を進めているはずなので、時間が経てば経つほど、難易度は上がります。
企業を振り回すことになってしまうんですね…。
内定辞退の撤回が無理だと言われる理由
内定辞退の撤回が無理だと言われる理由には、次のようなものがあります。
自分が採用担当者だったら、印象は悪いよね。
内定辞退を撤回した事実が外部に漏れると他の候補者への印象が悪くなるから
内定辞退の撤回が難しい理由の1つは、その事実が外部に漏れると、他の候補者への印象が悪くなってしまうからです。
何かの拍子に「この企業は内定辞退した人でも入社させてくれる」といった情報が流れてしまうと、同じような事例が続いて、採用活動に支障をきたす可能性があります。
また、役員や人事以外に「あの人は内定辞退したけど戻ってきた」ということが伝わってしまうと、組織内で本人の立場が危うくなるかもしれません。
確かに、口コミサイトとかに書かれたら印象が悪いですよね。
内定辞退の撤回は公平性を欠く行為と思われるから
選考の公平性を欠いてしまうことも、内定辞退の撤回が難しい理由です。
企業は1人の候補者に内定を出すために、多くの学生を不採用にしています。
貴重な採用枠を割り当てたにもかかわらず、入社意思を二転三転させるのであれば、もっと自社に対して熱意を持ってくれる学生を入れたい、と思うのが企業側の心情です。
他の内定者も、多かれ少なかれ迷いながら内定を承諾したことを考えると、簡単には撤回を認められないものだよ。
企業の活動では一貫性が求められるから
企業活動においては、社内・社外ともに言動の一貫性が求められます。
公平性の話とも似ていますが、仮に誰か1人の撤回を認めるのであれば、他の人が撤回したいと申し出た場合は、全員認めなければなりません。
また、入社後にも異動や昇格・降格など、何かあるごとに「引き受ける」「やっぱり引き受けない」などと、意見をコロコロ変えることが当たり前になると、組織の統制がとれなくなってしまいます。
一貫性を保つために、厳しく線引きされているんですね。
内定辞退を撤回する理由が特にないから
厳しいことを言うようですが、企業側にとって、内定辞退の撤回を認めるメリットはほとんどありません。
内定を出した時点で、ぜひとも欲しい人材だったことは確かですが、一度は断られてしまった相手です。
内定辞退の撤回に特別な事情がある場合は別として、上記の「公平性」や「一貫性」を損なうリスクを負ってまで入社を認める理由がない、というのが実情です。
一度は辞退した人が、入社後にモチベーション高く働いてくれるかは、心配になるよね。
どうしても諦められない人へ!内定辞退撤回の成功のためにすべきこと
内定辞退撤回を成功させるためにやるべきことは、以下の通りです。
それぞれ以下で詳しく解説します。
きちんと状況を整理してから行動に移そう!
1日でも早く内定辞退取り消しの連絡を行う
内定辞退を撤回すると決めたら、1日も早く連絡しなければなりません。
理由は、内定辞退が分かった段階で、企業は欠員の補充に向けて動き出してしまう可能性が高いからです。
新卒の獲得競争は激しいため、早ければその日のうちに、他の候補者に内定通知を出すこともあります。
採用枠が埋まってしまうと、どうあがいても入社は叶わなくなってしまうため、すぐに連絡することが大切です。
気まずいけど、本気で入社したいなら連絡をためらっている暇は無いですね。
メールと電話両方で連絡する
内定辞退を取り消す連絡は、メールと電話の両方で入れましょう。
採用担当者は常に多くの人とやりとりを続けているため、まずはメールで一報を入れておくのがおすすめです。
メールで内定辞退の撤回をしたい旨とその理由、後で電話することを伝えおくと、担当者も心づもりができます。
そのうえで、電話では内定を辞退したことに対するお詫びと、改めて入社を希望する気持ちを、誠意を持って伝えましょう。
メールや電話の例文は、このあと詳しく紹介するね。
誠意を持って謝罪する
内定辞退の撤回を申し出ることについて、誠意を持って謝罪することが重要です。
前提として、内定者から辞退されてしまった時点で、採用担当者はかなりがっかりしています。
あなたの辞退を残念に思いながらも、気持ちを切り替えて、本来は必要なかった追加の採用活動に取り組んでいるところかもしれません。
内定辞退の撤回は、さらに状況をかき乱してしまう行為であることを認識して、お詫びの気持ちを持って行いましょう。
できれば、採用担当者に直接会って伝えるのがベストです。
撤回理由を企業側が納得できるように説明する
撤回を受け入れてもらうためには、納得できる理由が必要です。
災害や家庭の事情など、やむを得ない場合は比較的説明しやすいでしょう。
一方で、自分の心変わりや他社の選考で落ちてしまったなどが理由の場合は、説明が難しくなります。
なぜ気持ちが変わったのか、本当はどうすべきだったのかなど、相手が納得できるように説明しましょう。
「どうしても入社したい!」と主張するだけでは、子どもが駄々をこねているのと同じになってしまうから注意しよう。
内定辞退を取り消したい旨を伝える際のポイント
内定辞退を取り消したい旨を伝える際は、マナーを守って誠意のある伝え方をするのが必須です。そのうえで以下の行動を取りましょう。
それぞれどう伝えるべきか以下で解説するので、連絡する前に必ずチェックしておいてください。
謝罪をする
まずはもらった内定を辞退したこと、採用担当者も忙しい中で連絡していることに対して謝罪を述べましょう。
そもそも一度辞退した内定にも関わらず、取り消して欲しいと頼むのは客観的に見て「図々しい」と捉えられてもおかしくありません。
お願いする立場なのですから、へりくだるのは当然のことと言えます。
十分な謝罪を述べたうえで「勝手であることはわかっているがどうしても諦められなかった」「伝えないと一生後悔すると思い、申し出た」と諦めきれない熱意があることを伝えれば、採用担当者も内容を検討してくれるかもしれません。
必ず全て正直に伝える
謝罪と挨拶を伝えたら、続いて内定辞退を取り消したい事情について必ずすべてを正直に伝えましょう。つい「大変な事情があった」「どうしようもなかった」と言いたくなるかもしれませんが、嘘をついてはいけません。
人事担当者はいろんな就活生を見てきており、嘘だというのは簡単に見破られます。嘘だと見破られると、内定辞退の撤回を承諾してくれることは間違いなく不可能です。
嘘をつくような人とは一緒に働きたいと思わないのは、どの企業でも当然のことです。
なぜ内定辞退を撤回したいのか、事情といまの気持ちを誠意を持って正直に伝えるのが一人間としての礼儀でもあります。
他責にしない
内定辞退を撤回したい事情は正直に伝えるべきですが、その際に他責にしないよう注意しましょう。
たとえば、ある企業で内定をもらっていたとして、内定先の都合で内定が取り消しになった場合でも、その企業を選んで内定受諾した自分が悪いといった言い方にしましょう。
簡単に他責にする人は、入社して仕事でミスがあったとしても他責にしてしまうので、なかなか成長しません。
企業としては、他責にして成長しない人材よりも自分の行動を省みて次につなげられる人材が欲しいはずです。
事実を述べているだけでもつい他責のような内容になってしまうこともあるので、事前に客観的に見直して誤った表現になっていないか確認しましょう。
内定辞退したが「やっぱり行きたい」と会社に伝える際の例文
ここでは、内定辞退の撤回を伝える際の例文を紹介します。
参考にしてくださいね。
内定辞退の撤回を申し出るメール例文
内定辞退の撤回を申し出るメールを作る際のポイントは、以下の3点です。
- 内定辞退したことへの謝罪を入れる
- 内定辞退を取り消したい理由を伝える
- 改めて電話する旨を添える
以下は、文書の一例です。
株式会社○○
人事部 ○○様
お忙しいところ、突然のご連絡失礼いたします。
先日貴社の選考を受けさせていただきました、○○○○(自分の名前)と申します。
この度は、貴社の内定を辞退してしまい、申し訳ございませんでした。
非常に申し上げにくいのですが、内定辞退の取り消しをお願いしたく、ご連絡いたしました。
実は、県外への就職を予定していたのですが、祖母が体調を崩して要介護状態になってしまったため、両親と交代で祖母の介護をすべく、地元に残ることを決めました。
そこで勝手なお願いであることは重々承知しているのですが、改めて貴社で働くチャンスを頂けないかと思い、ご連絡した次第です。
本来であれば直接お伺いしてご相談すべきところ、メールでのご連絡となってしまい申し訳ございません。
後ほど、改めてお電話させていただきますので、よろしくお願いいたします。
内定辞退の撤回を申し出る電話例文
内定辞退の撤回を申し出る電話をする際のポイントは、以下の3点です。
- 誠意を持った態度で臨む
- 丁寧な言葉づかいをする
- メールを送ったことを伝える
以下は、文章の一例です。
<電話の例文>
(※採用担当者に取り次いでもらう)
御社の選考を受けさせていただきました、○○○○(自分の名前)と申します。
先日は内定を辞退してしまい、大変申し訳ございませんでした。
誠に勝手な申し出になってしまうのですが、内定辞退を撤回させていただきたくご連絡いたしました。
いま少しお時間をいただいてもよろしいでしょうか。
(※時間をもらえたら)
実は、メールでもお送りしたのですが、祖母の介護をするため県外への就職を取りやめて、地元に残ることになりました。
そこで地元での就職を考えたときに、どうしても御社で働きたいという気持ちが諦めきれず、失礼は承知のうえでご連絡いたしました。
可能であれば、一度そちらにお伺いしてお話しする機会をいただけないでしょうか。
とは言っても無理と思った方が良い!別の似ている会社を探すほうがいい
内定辞退の撤回連絡をするのは構いませんが、辞退した時点で志望度が低いのは企業に伝わってしまっているので、再度内定がもらえる可能性は低いと考えておきましょう。
諦めたくないのは理解できますが、確率が低いことに固執するよりも内定辞退した会社のことは諦めて、他に似た条件の会社を探すという可能性が高いことに注力した方が良い選択であると言えます。
内定辞退の連絡をするにしても、返答を待つ間なにもしないのではなく、リスクヘッジのために他の企業を探すべきです。
時期的にも自分で探すのは非効率のため就活エージェントでプロに相談して、企業探しを手伝ってもらうべきです。
次章では、内定辞退した会社に似た求人を紹介してくれる就活エージェントを紹介するので、併せてご覧ください。
内定辞退した会社に似た求人を紹介して欲しい人におすすめの『就活エージェント』
内定辞退した会社に似た求人を探す人におすすめの就活エージェントを3つ紹介します。
それぞれの特徴や得意分野を見てみよう。
厳選した優良企業紹介してくれる『キャリアパーク』
名称 | キャリアパーク就職エージェント |
運営企業 | ポート株式会社 |
対象学年 | 25卒・26卒 |
強み | 最短1週間で優良企業へスピード内定ゲット |
利用しやすさ | 全国対応でエリアも広く、丁寧なヒアリングが好評 |
求人 | 厳選された全国各地の優良企業300社から求人を紹介 |
紹介実績 | 年間1,000人以上の就活生がスピード内定獲得 |
サポート | 選考対策やセミナーなどで選考通過率が大幅アップ |
総合得点 | 18.5/20.0点 |
公式HP | https://careerpark-agent.jp/ |
- 最短1週間のスピード内定
- 独自の基準でブラック企業を徹底排除
- 専任のアドバイザーからの丁寧なサポートが魅力
キャリアパーク就職エージェントの強みは、最短1週間以内のスピード内定獲得を目指せることです。
登録すると専任のアドバイザーがついて、平均5回以上の面談で自己分析や業界研究、選考対策まで徹底的にサポートしてくれます。
内定辞退によって持ち駒がなくなってしまった人も、最短距離で効率よく就活を立て直せます。
また、運営元のポート株式会社は、東証グロース市場に上場しており、社会的な信用があることもポイントです。
企業選びにおいても、全国417万社から厳選した優良企業だけを紹介してくれるので、ブラック企業を回避しやすくなります。
経験やスキルによっては、書類選考や一次面接が免除される特別選考ルートが用意されることもあるので、ぜひチェックしてください。
理系企業やIT企業に強いエージェントだよ。
- 最短1週間以内のスピード内定
- 選考が免除される特別選考ルートがある
- キャリアアドバイザーから親身なサポートが受けられる
- 地域によっては求人数が少ない
- 電話が頻繁にかかってくる
▼キャリアパーク就職エージェントの口コミ
引用:Google
引用:Google
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AIを駆使したマッチングが魅力の『ジョブスプリング』
名称 | JobSpring(ジョブスプリング) |
運営企業 | HRクラウド株式会社 |
対象学年 | 25卒・26卒 |
強み | AI×プロのエージェントによる高精度なマッチング |
利用しやすさ | 対面面談が東京のみ(オンライン対応) |
求人 | 内定まで最短2週間の求人を紹介 |
紹介実績 | 1000社から厳選された3~4社を紹介 |
サポート | 早期離職率0.1%を誇る手厚いサポート |
総合得点 | 18.5/20.0点 |
公式HP | https://jobspring.jp/ |
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JobSpring(ジョブスプリング)は、徹底したカウンセリングとAIを駆使したマッチングが強みのエージェントです。
親身なカウンセリングに定評があるので、内定辞退を後悔していることを正直に話して、似たような企業を探してもらってはいかがでしょうか。
企業選びにおいては、AIを駆使したマッチングを行うのがJobSpringの特徴です。
32個の質問からなる適性検査を実施し、各業界で活躍する人材の特性を分析・数値化したものと比較することで、あなたにぴったりの仕事を導き出します。
実際にJobSpringを利用した人からは「自分の大事にする価値観をベースに企業を選んでもらえた」「自分が持っていた不安や希望に、しっかり向き合ってくれた」という声も寄せられています。
辞退した企業よりもっといい企業に出会えるかもしれませんね!
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- 早期離職率が0.1%と非常に低い
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企業が内定辞退を受け入れるのはどんな場合?
以下の項目に当てはまる場合は、内定辞退の撤回ができる可能性があります。
当てはまるものはあるかな?
採用枠がまだ埋まっていない
企業が予定していた採用枠がまだ埋まっていない場合、内定辞退を撤回できる可能性が少し高まります。
近年は少子化で売り手市場が続いているため、どの企業も必死で新卒採用に取り組んでいるのが特徴です。
そのため、内定承諾の数が当初の計画数に達していなければ、内定辞退の撤回を受け入れてもらえるかもしれません。
実際は「また一から新しい候補者を探す方が良い」「足りないままで良い」と考える企業も多いようです。
企業側の自分に対する評価が非常に高かった
企業側のあなたに対する評価が非常に高かった場合も、内定辞退を撤回できることがあります。
ポイントは、あなたが単に選考の合格ラインを超えていたというだけでなく、「非常に」高い評価を得ていて、何としても欲しい人材だったかどうか、という点です。
内定辞退の撤回を認めるということは、ある意味で企業側のブランドやプライドが傷つくことにもなり得ますが、それでも欲しい人材だと評価されれば、入社が認められるでしょう。
ここまで高い評価を得るには、相当なスキルや経験が必要だと思うよ。
内定辞退の際の対応が非常に丁寧で良い印象を残せていた
内定辞退の際の印象も、撤回できるかどうかを左右します。
例えば辞退の際、「もうこの企業と関わることは無いからどうでも良い」「自分には違う進路があり、そちらのことしか考えていない」といった態度をとっていると、悪い印象が残ります。
反対に、最後まで礼儀正しく対応し、「辞退されるのは残念だけど、この人の活躍を心から応援したい」と思われるような終わり方をしている場合は、内定辞退の撤回を聞き入れてもらえるかもしれません。
採用担当者も人間なので、感情に左右される部分もありますよね…。
内定辞退の撤回の申し出に誠意を感じられる
誠意をもって内定辞退の撤回を申し出た場合も、認められる可能性があります。
まずは、自分が撤回を申し出ることにより、関係者にどのような影響が出るのかを理解してきちんと謝罪することが大切です。
そのうえで、撤回したい理由を丁寧に説明し、どうしても入社したいという熱意を伝えると、受け入れてもらえる確率は高まります。
軽い気持ちで申し出ているのではなく、覚悟をもって臨んでいることを態度で示そう。
内定辞退の理由がやむを得ない理由だった
内定辞退の理由がやむを得ない理由だった場合は、企業側も撤回を受け入れやすくなります。
やむを得ない理由とは具体的に、災害や家庭の事情、会社都合による内定取り消しなどです。
直近では、コロナ禍の影響で第一志望の企業から内定取り消しを受けてしまい、他社の内定辞退を撤回する、という事例もありました。
明らかに本人のせいではないのに、状況が変わってしまった場合には、撤回が認められる可能性が高まりそうですね。
内定辞退を後悔する人からよくある質問
内定辞退を後悔する人からよくある質問にお答えします。
チェックしておこう!
内定辞退の撤回は非常識?
内定辞退の撤回は、非常識だと思われる可能性が高いです。
なぜなら、あなたが内定辞退をしたことによって、採用担当者や他の候補者にさまざまな影響が出ているにもかかわらず、その決定をさらに覆す行為にあたるからです。
ただし、撤回の理由や、企業側の状況によっては認められる場合もあります。
どうしても諦めきれないのであれば、申し出てみるべきです。
迷惑をかけるということを認識したうえで、謙虚な態度で臨むことが大切ですね。
内定辞退した数年後に再応募することはあり?
内定辞退した企業に数年後に再応募して採用される可能性はあります。
ただし、企業によっては「応募できるのは1人1回限り」や「直近2年以内に応募された方はお控えください」などのルールが決められていることもあるので、注意が必要です。
また、仮に再応募できる場合でも、過去に内定辞退をした事実は、自分から正直に伝えておいた方が賢明です。
最近は応募履歴がデータで残っていることも多いから、内定辞退を隠しているとかえって印象が悪くなるよ。
内定辞退の後悔からの立ち直り方は?
内定辞退の後悔から立ち直るためには、なるべくその会社のことを考えるのをやめて、未来のことに集中するしかありません。
現時点では、その会社の良かった面ばかり考えてしまうかもしれませんが、実際に働いたら嫌なことの1つや2つはあるはずです。
どの会社も、入社してみなければ分からないことはあるので、美化しすぎるのは禁物です。
断った会社にこだわるよりも、自分が選択した道でどう活躍するかを考えるようにしましょう。
後悔しない選択を!ただ、内定辞退の撤回は難しいため他の会社も探そう
内定辞退の撤回は認められにくいことですが、どうしても諦めきれないのなら申し出てみる価値はあります。
たとえ受け入れられなくても、やるだけのことをやってダメなら、納得して次に進みやすくなります。
ただし、基本的に内定辞退の撤回は難しいため、他の会社を探すことも必要です。
似たような企業や、さらに魅力的な企業を自分で見つける自信が無い人は、キャリアパーク就活エージェントに相談しましょう。
書類選考や面接が免除される特別選考ルートが用意されているので、最短1週間でスピード内定が目指せます!
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