「仕事でキャパオーバーになってしまうのは自分が無能だからなんだろうか?」
働いていると仕事に追われキャパオーバーになってしまうことがあります。
そんな時、自分が無能だからではないかと悩んだり、涙が出るほど辛くなったりすることもあるはず。
- 仕事がキャパオーバーになる原因は何か?
- 仕事がキャパオーバーになった時の対処法はどんなものがあるか?
- 仕事がキャパオーバーで辞めたい時の解決策はなにか?
などについて知ることで、仕事でキャパオーバーになった時にどうすべきかのヒントがほしいところ。
というわけで今回の記事は、仕事でキャパオーバーになるのは無能な証拠なのか?という疑問に回答していきます。
さらに、仕事がキャパオーバーで泣くほど辛い時の対処法もご紹介していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
・仕事がキャパオーバーになる原因は、無能だからではない。
・むしろ『上司の力不足』、『人手不足』、『自身の完璧主義』が起因している可能性が高い。
・キャパオーバーで辞めたいなら転職活動がおすすめだが、泣くほど辛いなら自分優先で退職した方が良い
無能が理由ではない!仕事がキャパオーバーになる原因は人手不足?
仕事がキャパオーバーになるのは無能だからではなく、以下のような原因があるからでしょう。
- 上司がうまく部下に仕事を割り振れていない
- 人手不足で一人あたりの仕事量が増えている
- 仕事への責任感が強く頼まれると断れない
- 仕事のやり方の効率が悪い・完璧を求めすぎている可能性がある
このように、必ず何かしらの原因があるので自分を責める必要はありません。
というわけでここでは『仕事がキャパオーバーになる原因』について、それぞれ詳しくお話していきます!
上司がうまく部下に仕事を割り振れていない
上司がうまく部下に仕事を割り振れていないとキャパオーバーになることがあります。
例えば、以下のようなケースは上司がうまく仕事を割り切れていない可能性が高いです。
- 部下の得意・不得意がわかっていない
- 言うことがコロコロ変わる
- リーダーシップを発揮できていない
- 部下が意見や希望を言いにくい雰囲気を作っている
こういったタイプの上司は適材適所で仕事が振れなかったり、行き当たりばったりで仕事を回してきたりします。
また、意見や希望が言いにくい雰囲気だと、キャパオーバーになりそうでも頼まれた仕事を断れないこともあるでしょう。
こんな環境では、仕事がキャパオーバーになっても無理はありません!
人手不足で一人あたりの仕事量が増えている
仕事がキャパオーバーになる原因として人手不足も考えられます。
人手不足でも職場の仕事量が多ければ、ひとりひとりにかかる負担が大きくなるのでキャパオーバーになってもおかしくありません。
人手不足は社員にはどうすることもできないので、会社の責任と言えるでしょう。
そのため、人手不足によってキャパオーバーになるのは本人が無能だからではありません!
仕事への責任感が強く頼まれると断れない
仕事への責任感が強く断れないタイプだと、キャパオーバーになる可能性があります。
例えば、すでにたくさん仕事を抱えているのに、断れずに引き受けたことでキャパを超えてしまうこともあるでしょう。
また、責任感の強さから「与えられた仕事は最後まで自分でやるべき」と考えてしまうかもしれません。
そうすると、周囲に助けを求められないこともあるはず。
その結果、無理が重なってキャパオーバーになってしまうのです!
仕事のやり方や効率が悪い・完璧を求めすぎかも
仕事のやり方や効率が悪かったり、完璧を求め過ぎたりするとキャパオーバーになりがちです。
以下のような仕事の進め方は、やり方や効率の悪さを疑った方がいいでしょう。
- わからないことを聞かない
- 仕事の全体像が見えていない
- 優先順位を決めない
- 人に相談せず頼ろうとしない
このような仕事の進め方は、ひとりで抱えがちになるため効率も悪くなってしまいます。
また、完璧を求めすぎると、他人に仕事を任せられなかったり、ひとつの作業に時間をかけ過ぎてしまったりするんですね。
そうすると、仕事を処理するスピードよりも新たに入って来る量が上回り、キャパオーバーになってしまうのです!
涙が出るほど辛くなる前に…仕事がキャパオーバーになった時の対処法
仕事がキャパオーバーになった時は、泣くほど辛くなる前に以下の対処法を試してみましょう。
- やるべきことの優先順位をつけて整理する
- 上司や先輩に相談する・仕事を他の人に振ってもらう
- 泣くほど辛い時はいったん休む
このように、辛い時は無理をせず、周りに頼ることも大切なんです。
ここでは『仕事がキャパオーバーになった時の対処法』についてそれぞれご紹介していきます!
やるべきことの優先順位をつけて整理する
仕事がキャパオーバーになった時は、やるべきことの優先順位をつけて整理することをおすすめします。
整理することで「何からやればいいのか」「いつまでに終わらせればいいのか」が明確になり、頭と気持ちも落ち着くはずです。
また、自分がやらなくてもいい仕事が見えてくるので、他の人にお願いできるようにもなるでしょう。
キャパオーバーになっている時は、優先順位をつけて、仕事も頭の中も整理することが大切です!
上司や先輩に相談する・仕事をほかの人に振ってもらう
上司や先輩に相談する、仕事をほかの人に振ってもらうこともキャパオーバーになった時の対処法です。
上司や先輩に相談することで、仕事の割り振りを見直したり、人員を割いてもらえたりするかもしれません。
また、他の人に振ってもらうようお願いするのもいいでしょう。
その場合、前述した仕事の優先順位をつけたうえで説明すると、状況が伝わりやすく的確な指示がもらえるはずです!
精神的に泣くほど辛いなら一旦休もう
仕事がキャパオーバーで精神的に限界をむかえ、泣くほど辛いときは無理をせず一旦休みましょう。
泣くほど辛い時は、心身ともにかなり疲れているはず。
そういった状態だと、本来の能力を発揮できなかったり、ミスが多くなったりしがちです。
また、無理をすることで心身のバランスを崩し、うつ病などの精神疾患を発症することも。
実際に、仕事のキャパオーバーが原因で『適応障害』や『うつ病』になってしまった人もいます。
仕事内容がどんどん増えすぎて
キャパオーバーになり
仕事中に動けなくなり
そこから体調不良が続き
適応障害と軽度のうつ病と診断された毎日自分の体調をコントロール
出来ないのが辛すぎる— のんこ☔︎ (@n5r1k6) July 19, 2022
このように、辛いときは病気になる前に無理をせず休むべきです。
しっかり休んで体力と気力が回復すれば、本来の能力も発揮できるようになるでしょう!
会社にどう伝えればいいのか分からない人は「仕事でしばらく休みたいときの連絡方法をご紹介」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
無能や甘えじゃない!仕事がキャパオーバーで辞めたい時の解決策
繰り返しますが、仕事がキャパオーバーで辞めたくなるのは無能でも甘えでもありません。
それでも仕事のキャパが限界を超え、辞めたくなってしまうこともあるはず。
そんな時は以下が解決策になるでしょう。
- 退職願を出す
- 上司が怖くて退職を言いだせない時は退職代行を使う
- 転職エージェントで働きやすい環境の職場を探す
辞めたいほど辛いときは、心身の健康を損ねる前に退職や転職をするのも悪い選択ではないんですね。
ここでは『仕事がキャパオーバーで辞めたい時の解決策』についてそれぞれお話していきます!
辛いならきっぱり辞めてもいい!退職願を出す
仕事がキャパオーバーで辞めたいと思ったら、きっぱり退職するのも悪くない選択です。
特に「上司が無茶な仕事量を振ってくる」「同僚が助けてくれない」といった状況の場合は、退職したほうがいいでしょう。
なぜなら、このような職場環境はブラック企業の可能性が高く、今後改善も見込めないからです。
ブラック企業に長く勤めていると、心身の健康も損ないかねないので、退職願を出すことをおすすめします!
上司が怖くて言い出せないなら退職代行を使う
仕事がキャパオーバーで辞めたいものの、上司が怖くて言いだせない場合は退職代行を使うのがおすすめです。
なぜなら、退職代行は本人の代わりに退職の意向を伝えてくれるから。
さらに、退職に必要な手続きも代わりに行ってくれるので、上司とコンタクトを取らずに辞められます。
上司が怖くて退職を切り出せない時は、退職代行の利用を検討してみてください!
退職代行を利用すると、会社への訪問や上司との面会をする必要がなく、辞められます。
おすすめの退職代行を詳細に知りたい方は「退職代行おすすめランキング20選!サービス内容や評判を徹底比較!」で紹介しています。この記事と合わせてご覧になってください。
働きやすい環境の職場を転職エージェントで探す
辞めたくなるほど仕事がキャパオーバーになっているのは、向いていない仕事の可能性もあります。
そのため、転職が解決策になることもあるんです。
その場合は、転職エージェントを活用して転職活動すると自分にマッチした職場が見つかるでしょう。
なぜなら、転職エージェントを利用すると、希望や条件に合った仕事に絞って紹介してくれるからです。
また、面接サポートや履歴書添削といったサービスもあるので、転職成功率もアップします。
転職して働きやすい環境の職場が見つかれば、仕事がキャパオーバーで悩むこともなくなるはずです!
転職活動をする際は企業の内情をよく知っている転職エージェントの利用をおすすめします。あなたの適性や性格とマッチした会社を紹介してくれので、ミスマッチを防ぐことができます。
おすすめの転職エージェントについては「転職エージェントおすすめ32選|人気の理由や独自調査した口コミなどをもとに徹底比較!」で紹介しているので、この記事と合わせてご覧になってください。
まとめ
今回は『仕事がキャパオーバーで泣くほど辛い時の対処法』についてお話ししました。
仕事がキャパオーバーになる原因は、無能だからではなく以下のような原因があるからです。
- 上司がうまく部下に仕事を割り振れていない
- 人手不足で一人あたりの仕事量が増えている
- 仕事への責任感が強く頼まれると断れない
- 仕事のやり方の効率が悪い・完璧を求めすぎている可能性がある
このようにキャパオーバーになってしまう原因が必ずあるので、自分を「無能だ」と責めなくても大丈夫です。
仕事がキャパオーバーになった時は、すべてを完璧にこなそうとせず、辛い時は周りに頼ったり休んだりすることが大切です。
また、仕事がキャパオーバーで辞めたい時は以下が解決策になるので参考にしてみてください。
- 退職願を出す
- 上司が怖くて退職を言いだせない時は退職代行を使う
- 転職エージェントで働きやすい環境の職場を探す
泣くほど辛く、辞めたいと思うほど追い詰められている時はガマンして今の仕事を続ける必要はありません。
心身の健康を損なう前に、退職か転職も視野に入れることをおすすめいたします!