「仕事のミスで大損害を出してしまった。取り返しのつかないミスをした時はどうしたらいいんだろう?」
仕事で取り返しのつかないミスをすると、誰でもうろたえてしまうものです。
大損害が出るような大きなミスをしたら、辞めさられるのか、この先どうしたらいいのか悩むこともあるでしょう。
- 仕事でミスをして大損害が出た時にまずやるべきことは何か?
- 取り返しのつかないミスをして落ち込んだ時はどう気持ちを切り替えたらいい?
- 仕事で取り返しのミスを繰り返さないために、どんな対策ができるか?
など、取り返しのつかないミスに適切に対処し、再発防止に努めたいところ。
そこで今回は、仕事で取り返しのつかないミスをした時にすべきことをお話していきます。
さらに、再発防止に努めるためにできる対策法もご紹介していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
・仕事で大きなミスをしたら、まずは上司に包み隠さず報告し、ミスした相手に謝罪しよう。
・報告と謝罪が済んだらフォローすべきことを考え、損害が広がらないよう努めること。
・また、『職場が合わない』ことが仕事のミスに繋がるなら、環境を変えることも視野に入れる。
・まずは転職活動がおすすめだが、本当に辛いなら自分優先で退職した方が良い
仕事でミスをして大損害が出た時にまずやるべきこととは?
では、仕事でミスをして大損害が出た時にまずやるべきことをご紹介していきます。
結論から言うと、仕事でミスしたら以下を意識してください。
- すぐに上司に包み隠さず報告する
- ミスした相手に直接謝罪する
- 対処法・フォローすべきことを考える
大損害を出すほど大きなミスをすると、頭の中が真っ白になり何からするべきかわからなくなることもあるでしょう。
そんな時こそ落ち着いて取るべき行動を取りたいもの。
というわけで、それぞれ詳しくみていきましょう!
すぐに上司に包み隠さず報告
仕事で大きなミスをしたら、まずはすぐに上司に包み隠さず報告し指示を仰ぎましょう。
なぜなら、ミスそのものよりも事後処理が重要だからです。
ミスを取り返そうと自己判断で動いたり、隠したりするのは事態がより悪化を招くのでNG。
上司に報告する時は、ミスをした事実を述べ、簡潔に失敗した流れと状況を伝えるようにしましょう。
迅速に報告することで必要な指示がもらえるので、まずは何より上司に包み隠さず伝えることが大切です!
ミスした相手に直接謝罪をする
ミスした相手に直接謝罪することも、まずやるべきことのひとつです。
ここでミスに対する言い訳をしたり、開き直ったりすると印象が悪くなるので、素直に直接謝罪しましょう。
ミスした背景にどんな理由があったとしても、まずは謝罪の気持ちを伝えることが大切です。
そうすることで、ミスをしたとしても誠意は伝わるはず。
仕事で大きなミスをしたら言い訳などはせず、ただ素直に直接謝罪の気持ちを伝えるようにしましょう!
対処法・フォローすべきことを考える
仕事のミスに対して報告と謝罪をしたら、失敗に対してフォローすべきことがないか考えてみると良いでしょう。
例えば、状況に応じた解決策を提示したり、行動したりすると自体が早く収まるかもしれません。
ただし、上司から指示があればそれに従うのがベストです。
失敗を自分の責任と受け止め何かできることはないか考えることも、仕事でミスをした時にやるべきことと言えるでしょう!
仕事の大きなミスで生きた心地がしない!落ち込む時の切り替え方は?
仕事で大損害が出るような大きなミスをすると生きた心地がしないものです。
それでもなんとか落ち込んだ気持ちを切り替えたいところ。
なのでここからは、仕事でミスをして落ち込んだ時の切り替え方をご紹介していきます。
自分を責めすぎず客観的にミスした原因を考える
仕事のミスで落ち込んだ時の切り替え方の1つめは『自分を責めすぎず客観的にミスした原因を考える』です。
なぜなら、ミスを引きずっていると落ち込みがひどくなり、仕事に悪影響が出るから。
例えば、別の仕事が手につかなくなったり、新たなミスを起こしたりするかもしれません。
そうならないように、自分を責めず「なぜミスをしたのか?」を客観的に考えたほうが失敗を次に生かせるようになるでしょう。
すると、次にやるべきことが見えてきて次第に気持ちも切り変わっていくはず。
ミスした時こそ自分を責めるのではなく、再発防止のためにも失敗の原因を考えてみると良いでしょう!
頼れる人に相談して吐き出す
『頼れる人に相談して吐き出す』ことも仕事のミスで落ち込んだ時の切り替え方です。
生きた心地がしないほどつらい時は、人に話すことで自分の置かれている状況や頭の中が整理されていきます。
もしかしたら、相談した相手も同じような経験をしていてアドバイスをもらえることもあるでしょう。
そうしていくうちに、次第に落ち込んだ気持ちも切り替わっていくはず。
つらい時はひとりで苦しい気持ちを抱えず、頼れる人に相談して吐き出してみましょう!
プライベートな時間にはミスを忘れてリフレッシュ
仕事のミスで落ち込んだ時の切り替え方の3つめは『プライベートな時間はミスを忘れてリフレッシュする』です。
退社後もミスについて考えてしまうといつまでも引きずってしまい、ストレスがたまってしまうこともあります。
そうならないように、プライベートは意識してミスを忘れることも大切です。
好きなことをしてリフレッシュすれば、次第に気持ちも切り替わっていくでしょう。
どんなに落ち込んでもミスした事実は変えられないので、いかに早く気持ちを切り替えられるかも大切です!
休日ですら仕事の不安が消えない方は「休日も仕事の不安が消えない人の対処法5選|NG行動や筆者の体験談を紹介」を参考にしてみてください。
眠れないなら医師への相談も視野に入れて
上記の方法を試しても落ち込んだ気持ちが回復しなかったり、眠れなかったりする時は医師へ相談することも考えましょう。
なぜなら、そのまま放っておくとうつ病になってしまう可能性もあるからです。
うつ病になってしまうと回復に時間がかかり、働きたくても働けない状態になってしまうこともあります。
そうならないように、うつ状態になる前に医師へ相談することが大切なんですね。
落ち込んだ気持ちがどうしても切り替えられない時は、ガマンせず医師に相談することも考えてみましょう!
仕事でやってはいけないミスをしないために!再発防止対策は?
仕事でやってはいけないミスをした時、大切なのは同じ失敗を繰り返さないようにすることです。
ミスをしても次へ生かすことが重要なんですね。
というわけでここからは、ミスの再発防止対策をご紹介していきます。
分析したミスの原因を元に業務や体制を修正する
ミスの再発防止対策の1つめは『分析したミスの原因を元に業務や体制を修正する』です。
ミスを分析した結果、業務そのものや体制自体に失敗を誘発する原因があると気がつくこともあるでしょう。
例えば、業務が複雑化しすぎていたり、確認工程が足りていなかったりするかもしれません。
その場合は、業務や体制の問題点を修正することで同じミスが起こりにくくなるはず。
失敗の原因を分析し業務や体制に反映させることは、ミスの再発防止に非常に有効と言えます!
タスクごとに優先順位・重要事項を書き出す
『タスクごとに優先順位・重要事項を書き出す』こともミスの再発防止対策です。
なぜなら、優先順位や重要事項をきちんと把握していないと集中しにくく、作業効率が落ちるから。
その結果、集中力が削がれ焦りの気持ちからミスが起こりやすくなるんですね。
「今何をすべきか・何が重要か」が把握できていれば、ポイントを抑えつつ集中して業務に取り組めるはず。
書き出しておけば忘れたとしてもすぐに見返せます。
タスク整理をするとムダなく集中して業務に取り組めるようになるので、ミスの再発防止策になるでしょう!
社内での情報共有や二重チェックを徹底する
ミスの再発防止対策の3つめは『社内での情報共有や二重チェックを徹底する』です。
情報共有不足や確認不足によってミスが起こるケースは少なくありません。
こまめに情報共有することで勘違いを防げたり、二重チェックによって大きなミスになる前に気づけたりするでしょう。
情報共有は進捗状況の把握にもなるので、円滑な業務遂行にも役立ちます。
より情報共有や二重チェックを密にすることで、ミスの再発防止になるだけでなく仕事のクオリティアップにも役立つでしょう!
まとめ
今回は『仕事で取り返しのつかないミスをした時はどうすればいいか?』についてお話ししました。
仕事で大きなミスをしたらまずは何より上司に包み隠さず報告し、ミスした相手に直接謝罪をしましょう。
上司から何か指示があればそれに従うようにします。
報告と謝罪が済んだらフォローすべきことを考え、損害が広がらないよう努めるのが対処法です。
仕事で大きなミスをして気持ちが落ち込んだ時は、切り替えるために以下の方法を試してみると良いでしょう。
- 自分を責めすぎず客観的にミスした原因を考える
- 頼れる人に相談する
- プライベートな時間はミスを忘れてリフレッシュする
これらを試しても眠れないほど落ち込みがひどい時は、無理をせず医師への相談も視野に入れてみてください。
眠れないほどつらい時の対処法など「仕事で大失敗して立ち直れない!眠れない、辞めたい時の対処法は?」を詳しく解説しています。気になる方はこの記事と合わせてご覧になってください。
ミスは誰にでもあるので、起こしてしまったミスを悔やむより次へ生かすことが大切なんですね。
大きなミスをしたとしても、失敗を糧によりよい仕事ができるようになることもあります。
ミスは誰にでもあるので上司に正直に報告したら、自分を責めず次のアクションを考えるようにすると良いでしょう!