「仕事は好きだけど上司が嫌い!こんな時は仕事をやめるべきだろうか?」
いくら好きな仕事でも、上司が嫌いだと働きづらく居心地悪く感じるものです。
退職が頭をよぎるものの、好きな仕事を上司が嫌いという理由で辞めていいのか悩むこともあるでしょう。
- 仕事は好きだけど上司が嫌いという理由で退職してもいいのか?
- 上司が嫌いなまま働き続けるとうつになるのか?
- 仕事を辞める前に自分でできることはないのか?
などについて知り、仕事を辞めるべきかどうかの判断材料がほしいところ。
そこで今回は、仕事は好きだけど上司が嫌いという理由で退職してもいいのか?という疑問について回答していきます。
さらに、仕事を辞める前にできることもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!
・仕事は好きだけど上司が嫌いなら、退職はしてしまった方がいいと言える。
・職場の働きやすさ=仕事の成果に直結し、ガマンを続けると最悪『うつ病になる』危険もある。
・限界に達する前に転職活動がおすすめだが、本当に辛いなら自分優先で退職した方が良い。
結論!「仕事は好きだけど上司が嫌い!」で退職してもいい
仕事は好きだけど上司が嫌いだから退職していいの?と悩む人は意外と多いです。
結論から言うと、上司が嫌いで仕事を辞めるのは間違ったことではなく、退職理由として妥当なんです。
という事で、「上司が嫌いなら退職してもいい理由」を詳しくみていきましょう!
理由①:退職理由の多くは「人間関係」
上司が嫌いで退職してもいい理由の1つめは『退職理由の多くは人間関係』です。
実際に、多くの人が人間関係を理由に退職していることは以下のツイートからも事実であるとわかります。
ほとんどの人がやってないですが、一緒に働く人の雰囲気の確認は超大事。面接官の雰囲気だけで判断は危険すぎる。だから内定をもらったら『配属先のメンバーとの交流』を依頼しよう。欲しい人材の頼みは断れないはずだし、断られるなら辞退もアリ。世の中で一番多い退職理由は人間関係だと忘れないで。
— くく丸|人事のヒミツ基地 (@jinji_990) October 15, 2021
コロナで休んでる間に
2人も退職してたどちらもいままでも
退職理由は人間関係どんなにゆってもわかって貰えず
いいひとばっかりやめていく復帰後がおそろしい•••
— xxUme-Naoxx (@KagarixxN) July 28, 2022
どの業界でも多い退職理由が人間関係。全員に好かれる必要もないし、全員を好きになる必要もない。人間関係なんて上手くいく方が珍しい。人間関係に疲れて傷つくくらいなら、少しばかり自己中になってもいいと思う。他人と上手く付き合うより、自分と上手く付き合う方が大切です。
— 藤原大樹@黒服な応援団長 (@HirokiFujiwara_) September 16, 2021
このように、多くの人が人間関係に問題があると退職に至っています。
なぜなら、自分の行動や考えは変えられても、他人を変えることはできないからです。
そのため、人間関係の悩みは解決しづらく、時間がたつほど深刻になりがちなんですね。
その結果、人間関係の悪さに耐えられなくなったり、見切りをつけたりして退職を選ぶのは当然とも言えます!
理由②:職場環境を作るのは上司だから
『職場環境を作るのは上司だから』も上司が嫌いで退職してもいい理由と言えるでしょう。
なぜなら、職場の環境がよくなるのも悪くなるのも上司次第だからです。
上司が嫌いだと『居るだけで気が重い』『素直に指示を聞き入れられない』など働きやすい環境とは言えないでしょう。
一方、尊敬できる上司だと一緒に働くことに喜びを感じたり、指摘を受けても素直に聞き入れられたりするはず。
上司に対する感情が違うだけで、仕事に対する姿勢も変わってきます。
このように、上司の存在は職場環境だけでなく、部下の気持ちに与える影響も大きいんです。
そのため、嫌いな上司のもとで働き続けるのはむずかしく、退職したいと思うのも当然でしょう!
理由③:他の会社でも好きな仕事ができるところはある
上司が嫌いで退職してもいい理由の3つめは『他の会社でも好きな仕事ができるところはある』です。
仕事が好きだとガマンして続けがちですが、そんな時こそ「他の会社でも好きな仕事はできる」と考えてみましょう。
実際に世の中にはたくさんの企業があるので、好きな仕事ができるのは今の会社だけではありません。
上司との関係に悩んでいたら、好きな仕事にも100%専念できないはず。
そのため、上司の悩みで集中力を削がれるよりも、好きな仕事ができる他の会社に移ったほうが建設的です。
上司が嫌いで退職するのは、好きな仕事により専念するための前向きな決断とも言えるでしょう!
嫌いが態度に出てしまう…は限界間近!うつになる前に対策を
もし、上司が嫌いなことが態度に出てしまう場合は限界間近なので要注意です。
これ以上ガマンを続けると、うつ病にもなりかねません。
というわけでここでは、『うつになる前の対策』をご紹介していきます!
有休を使って職場から距離を置いてみて
うつになる前の対策1つめは『有休を使って職場から距離を置いてみる』です。
なぜなら、職場から距離を置くことでストレスが減り、現状について冷静に考えられるようになるから。
嫌いが態度に出るほど限界にきている時は、冷静な判断がむずかしく過度なストレスからうつになってもおかしくありません。
ゆっくり休んで冷静になってからの方が、将来について正しい判断ができるでしょう。
もしかしたら、上司の良い面にも目を向けられるようになるかもしれません。
このように、ストレスの原因から一度離れると冷静になれ、新たな視点が生まれることもあるんですね。
そのため、限界間近のときは有休を使って職場から距離をおくことをおすすめいたします!
ストレスが溜まりすぎたら誰かに相談を
『ストレスが溜まりすぎたら誰かに相談する』こともうつになる前にできる対策です。
誰かに話すことで限界にきていた気持ちも和らぎ、自分の置かれている状況や頭の中も整理できるでしょう。
また、相手からのアドバイスで自分では気がつかない考えに気がつくこともあります。
ひとりでストレスを抱え込まず、うつになる前に誰かに相談することが大切ですよ!
抑うつ気分が続くなら心療内科を受診しよう
うつになる前の対策として、抑うつ気分が続くなら心療内科を受診しましょう。
上司へ嫌いな態度が出てしまう、抑うつ気分が続くといった症状は精神が限界を迎えつつある証拠です。
そのまま放っておいたり、ガマンを続けたりするとうつになってもおかしくありません。
早めに心療内科を受診することで、うつ病になる前に対策が取れます。
うつになると完治はむずかしいと言われているので、抑うつ気分が続いたら一刻も早く心療内科を受診しましょう!
限界が来る前に無理せず退職や転職をした方がいい
限界が来る前に無理せず退職や転職することもうつになる前にできる対策です。
なぜなら、上司が嫌いという問題は自分自身の努力では解決しきれない部分が大きいから。
例えば、上司の高圧的な態度が嫌いな場合、本人が変わろうとしなければ根本的な解決は難しいものです。
このように、相手のことは自分の力では変えられない部分が大きいんですね。
そのため、限界が来る前に退職や転職をしたほうが解決が早いことも十分あり得ます。
うつになると退職や転職をする気力が湧いてこないこともあるので、そうなる前に離れることも大切です!
上司が嫌いでも仕事は好きだから…辞める前に自分でできること
上司が嫌いでも仕事が好きだからなんとか辞めずに解決したいと思うこともあるでしょう。
仕事を辞める決断をする前に自分でできることがあれば知っておきたいところ。
というわけでここでは、『辞める前に自分でできること』についてお話していきます!
上司の上司に相談する
辞める前に自分でできることの1つめは『嫌いな上司の上司に相談する』です。
嫌いな上司でも、上司からの指示やアドバイスは無視できないので改善される可能性があります。
また、会社としても退職者は出したくないので前向きに取り組んでもらえるはず。
相談する場合は、感情論ではなく建設的に『何を改善してほしいか』が伝わるように話すと良いでしょう!
別部署への異動希望を出す
『別部署へ異動希望を出す』ことも辞める前に自分でできることです。
別部署への異動希望が通れば、嫌いな上司と顔を合わせる必要がなくなるので根本的な解決になります。
その場合、「〇〇の業務にチャレンジしたい」など前向きに伝えたほうが希望が通る可能性が高いでしょう。
ただし、自己都合による異動は簡単には認められないケースが多いので、時間や労力がかかる点は要注意です!
上司とはビジネス上の最低限の関わりにする
辞める前に自分でできることに『上司とはビジネス上の最低限の関係にする』もあります。
関わるのを最低限にすれば、心に受けるストレスも最小限で済むでしょう。
例えば、連絡事項は極力まとめて伝える、一対一にならないようにする、上司が出席する飲み会には参加しない、などです。
ただし、あいさつをしない、無視をするなどはトラブルに発展する場合があるので注意しましょう!
それでも厳しい場合は見切りをつけることも大切
上記の自分でできることを試してみても厳しい場合は、『見切りをつけることも大切』です。
上司がどうしても嫌いで心身ともに疲れきっていたら、見切りをつけて退職や転職をしたほうが解決が早いこともあります。
好きな仕事ができる会社は世の中に1つだけではありません。
嫌いな上司のことで悩む時間や労力を、新しい会社を探すことに向けた方が気持ちも前向きになるはず。
見切りをつけるのは自分にしかできない立派な決断です!
まとめ
今回は『仕事は好きだけど上司が嫌いという理由で退職してもいいのか?』についてお話しました。
結論から言うと、仕事は好きだけど上司が嫌いという理由で退職はしてもいいと言えます。
なぜなら、退職理由の多くは『人間関係』なので、上司が嫌いで仕事を辞めたいと思うのは当然のことだからです。
また、他の会社でも好きな仕事ができるところはあるので、精神をすり減らしてまで続ける必要もないんですね。
ガマンを続けると、最悪うつになってしまう可能性もあるので、そうなる前に対策を取ることをおすすめします。
有休を使って職場から離れてみたり、誰かに相談したりするのがすぐに取れる対策です。
また、抑うつ状態が続いたらガマンせず心療内科を受診して、限界が来る前に無理せず退職や転職することをおすすめします。
それでも、仕事が好きでどうしても辞めたくない場合は以下の方法を試してみると良いでしょう。
- 嫌いな上司の上司に相談する
- 別部署へ異動希望を出す
- 嫌いな上司とはビジネス上の最低限の関りにする
これらを試しても状況が変わらない場合は、自分の身を守るために見切りをつけて辞める判断も大切です。
ガマンを続けると精神の健康を壊してしまう可能性もあります。
そうなると治療に時間がかかり、働きたくても働けない状態になってしまうかもしれません。
自分の将来のためにベストな判断は何かを考えてみることをおすすめいたします!