適応障害で退職する時の伝え方!言えない時や引き止めの対処法は?

「適応障害で退職する時の伝え方がわからない!引き止められら時はどうすればいいんだろう?」

適応障害の改善には会社から離れてゆっくり休むことが大切です。

しかし、会社への退職の伝え方がわからなかったり、なかなか言いだせず悩んだりする人も少なくありません。

  • 適応障害で退職する際、会社にはどう伝えたらいいのか?
  • 引き止めにあわないためには退職理由を伝えたらいいのか?
  • 適応障害で退職したいけど言えない時はどう対処すべきか?

などについて知り、頭を抱えることなくスムーズに退職したいところ。

というわけで今回の記事は、適応障害で退職する時の伝え方をわかりやすくお話ししていきます。

さらに、退職を言い出せない時や引き止められた際の対処法もご紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてみてください!

この記事のまとめ

・退職を伝える方法は『上司に直接』『電話』『郵送』『退職代行に依頼』から選ぶ。

引き止めが心配な方は、退職理由を『一身上の都合』もしくは『体調不良』にすると良い。

・適応障害は退職をしても支援を受けられるので、何よりも休養を優先すべき。

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適応障害で退職する際の伝え方は?直接伝える以外の方法も紹介!

適応障害で退職する時の伝え方!言えない時や引き止めの対処法は?

結論から言ってしまうと、適応障害で退職する際の伝え方は以下の通りです。

  • 出社して直接上司に退職したい旨を伝える
  • 電話で上司に退職したい旨を伝える
  •  郵送で退職届を会社に送付する
  • 退職代行業者へ依頼する

この中の伝え方であれば、どれを選んでも基本的には問題ありません。

というわけでここでは『適応障害で退職する際の伝え方』について詳しくお話していきます!

出社して直接上司に退職したい旨を伝える

直接上司に辞める意志を伝えるのは、最も一般的な方法です。

この時、上司の多忙な時間帯は避け、可能であれば事前にアポを取っておくと確実に伝えられます。

退職の話は伏せ「お話したいことがあるので、ご都合の良い時にお時間ちょうだいしたいです」などと伝えましょう。

退職の話を切り出す時は、上司と2人きりで話せる社内の静かな場所がおすすめです。

この時、食事やお酒の席で伝えると冷静な話し合いができなくなる可能性があるので、避けた方がいいでしょう!

電話で上司に退職したい旨を伝える

適応障害の症状がつらく、出社困難な場合は電話で退職の意思を伝えても問題ありません。

退職は直接上司に伝えるものとされていますが、これは社会的な常識としてそう考えられているだけだからです。

したがって、電話で上司に退職の意思を伝えるのは法律上まったく問題ないんですね。

とはいえ、上司が快く思わない可能性もあります。

心証を悪くしないために、電話で退職を伝える際は、直接話せないことに対するお詫びをしっかり述べましょう!

退職の伝え方について詳しく知りたい方は「退職の電話が怖い!電話をするときの注意点や電話以外の方法を紹介」を参考にしてください。

郵送で退職届を会社に送付する

適応障害で体調が優れず外出がむずかしい、話すのも困難といった場合、会社に退職届を郵送する方法もあります。

この場合、事前に退職届を郵送する旨を上司に伝えましょう(電話でもメールでも可)。

この時もお詫びの言葉を述べ、会社に出向けない理由も伝えるようにします。

何も伝えず退職届を送るのは、悪い印象を与える可能性が高いので避けた方がいいでしょう。

また、退職届は内容証明で送ると、受け取り拒否される心配がありません!

退職届を郵送する際の手順やポイントについて「退職届は郵送できる!書き方や送付方法の手順を解説」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

退職代行業者へ依頼する

自分で退職の意思を伝えるのがむずかしい場合は、退職代行業者へ依頼する方法もあります。

というのも、退職代行は本人の代わりに会社に退職の意思を伝えてくれるからです。

その後は法律を守りながら退職手続きを進めてくれるので、精神的負担なく退職が完了します。

適応障害で辞めたいけど退職手続きを自分で進められそうにない、負担が大きいといった時に頼れるサービスです。

退職代行業者の詳細については、後ほどしっかりお話していきます!

>>今すぐ退職代行の詳細を知りた人はこちら!

適応障害で退職する時の伝え方!引き止められない退職理由は? 

適応障害で退職する時の伝え方!言えない時や引き止めの対処法は?

適応障害で退職する時、伝え方や引き止められない退職理由を知りたいと思う人も多いのではないでしょうか。

  • 引き止められない退職理由
  • 直接or電話で退職を伝える時の例文
  • 適応障害で退職するときの退職届の書き方

などについて知り、引き止められることなくスムーズに退職したいところ。

というわけでここでは『適応障害で退職する時の伝え方と引き止められない退職理由』についてお話していきます。

合わせて例文もご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

引き止められない退職理由について「引き止められない退職理由を紹介!上司からの引き止め対処法も解説」で詳しく解説しています。気になる方はこの記事と合わせてご覧になってください。

退職理由は「一身上の都合」or「自身の体調不良」でOK

適応障害で退職する時の退職理由は『一身上の都合』で十分です。

一身上の都合は、自己都合退職の際によく用いられる理由であるとともに、くわしい理由を述べたくない時も重宝します。

ですが、引き止められたくない場合は『自身の体調不良』とした方がスムーズに辞められる可能性が高いです。

この場合は、上司が納得しやすい以下のような理由も添えるとより効果的でしょう。

  • 仕事中も倦怠感が強く業務に支障が出る
  • 職場での緊張感が強く、今までにないミスをする可能性が高い
  • 感情のコントロールが困難
  • 睡眠・食欲不振が続いている

このような状態が伝われば、上司の理解が得られ引き止めにあうことなく辞められるはずです。

もし、病名を伏せたい場合は無理に言う必要はありません!

直接or電話で退職を伝える時の例文

直接、または電話で退職を伝える際の例文をご紹介します。

◆例文➀

お忙しいところ恐縮ですが、この度お伝えしたいことがありお呼び立て(お電話)させていただきました。

一身上の都合で退職したいと考えております。

急なご連絡となり申し訳ございません。

◆例文②

お忙しいところ恐縮ですが、今後の勤務について相談したくお呼び立て(お電話)させていただきました。

体調不良が続いており病院で検査した結果、長期的な治療が必要との診断を受けたため、退職したいと考えております。

急なご連絡となり申し訳ございません。

退職理由を『一身上の都合』とするか、『体調不良』にするかで使い分けてみてください。

また、電話で伝える場合は最後に以下の言葉を添えましょう。

本来であれば直接お話しすべきことですが、出社するのが困難なためお電話という形になり大変申し訳なく思っております。

このように、出向けないことに対するお詫びの気持ちを伝えることも大切です!

適応障害で退職するときの退職届の書き方

適応障害で退職する時の退職届の書き方を例文を交えてご紹介します。

◆例文

退職届

このたび、一身上の都合により、令和〇年〇月〇日をもって退職いたします。

令和〇年〇月〇日

△△△事業部△△△課

氏名

会社名

代表取締役◇◇◇様

退職届は基本的に縦書きで、手書きでもパソコンでも構いません。

また、退職届に詳細な理由を書く必要はないため、体調不良と書くだけで十分です。

会社によっては独自のフォーマットが用意されている場合があるため、上司に退職の意思を伝える際に確認しておきましょう!

適応障害で退職するのが不安な方に知ってほしいこと

適応障害で退職する時の伝え方!言えない時や引き止めの対処法は?

適応障害で仕事を続けるのが困難なのに、退職するのが不安な人は以下について知っておくと勇気が出るかもしれません。

  • 適応障害には何よりも休養が必要
  • 適応障害で退職しても公的な支援制度がある
  • 退職が不安な場合は「休職」も使える

ここでは『適応障害で退職するのが不安な方に知ってほしいこと』についてそれぞれお話していきます。

さっそく見ていきましょう!

適応障害には何よりも休養が必要

適応障害は自然と治る病気ではないため、ストレスから離れて休養が必要です。

もし、ストレスの原因が仕事にあるとすれば、なおさら離れた方がいいでしょう。

実際に適応障害で退職し「回復した」「よかった」と言っている人もたくさんいます。

退職してからだいぶ精神回復したんだけど
わい適応障害になって学んだのは

・限界になる手前で休め

・周りに何言われようが休め

・外に出る元気あるなら心療内科に「緊急です」と伝えて当日予約していけ

・夜は悩んでもツボにハマるだけ。アロマとか落ち着くことして無理に寝ようとしない

— ぽんかれー。 (@PonPon__K) September 7, 2021

逃げてよかった。新卒入社した会社の退職理由は「適応障害」でした。憧れだった大好きな仕事なのに吐き気や目眩、重い不安感。休日も頭にかかったモヤが取れない。ボロボロになりながらも責任感から退職に踏み出せなかった私に向けた母からの言葉。「社員の代役はおるけど、あんたの代役はおらんよ」

— 大谷﹏ESES営業 (@otani_eses) April 18, 2022

このように、適応障害はストレスの原因をなくすことで回復していくんですね。

無理をして働き続けていると、症状が悪化していくことも十分考えられます。

そうすると、働きたくても働けなくなり、もっと早く辞めれば良かったと後悔するかもしれません。

まずは自分の健康を最優先に考え、ゆっくり休養することが大切です!

適応障害で退職しても公的な支援制度がある

辞めたあとの金銭的な不安から退職に踏み切れない人もいるでしょう。

適応障害と診断され退職する場合、傷病手当を申請できます。

傷病手当は、健康保険の被保険者が病気などで働けなくなった場合に給付金が支給される制度です。

支給条件を満たせば最大1年6ヵ月給付が受けられるので、働けなくてもお金の心配をせずに治療に専念できます。

傷病手当は自動的に給付されるものではないため、傷病手当金支給申請書を会社から受け取るようにしましょう!

退職が不安な場合は「休職」も使える

どうしても退職が不安な場合は休職という選択もあります。

休職なら職を失うことがないため、回復したら仕事に復帰できるのがメリットです。

休職期間中は無給の会社が多いですが、前述した傷病手当の申請が可能なのでゆっくり治療に専念できるでしょう。

ただし、適応障害の原因が仕事の場合は、回復しても職場に復帰したことで再発するかもしれません。

そのため、退職に踏み切れない場合は、休職中に今後も続けるのか辞めるのかを考える必要があります。

ちなみに、休職中にそのまま退職することも可能です。

休職からスムーズに退職する方法については「休職からの退職方法は?スムーズに退職する方法をご紹介!」で解説しています。

こういったことを考えると、結論を急がずいったん休職してベストな答えを探るのも良い方法と言えるでしょう

会社にどう伝えればいいのか分からない場合は「仕事でしばらく休みたいときの連絡方法をご紹介」で詳しく解説しています。気になる方はこの記事と合わせてご覧になってください。

適応障害で退職したいけど言えない!そんな方は退職代行業者に依頼を

適応障害で退職する時の伝え方!言えない時や引き止めの対処法は?

退職したいけど言えない場合は、退職代行に依頼することで解決します。

なぜなら、退職代行は依頼人に代わって退職の意思を会社に伝えてくれるからです。

そのため「上司が怖い」「引き止められるかもしれない」といった場合に利用すれば、どんな会社でもスムーズに退職できます。

退職の意思を伝えた後は、依頼人の代わりに面倒な退職手続きも全て請け負ってくれるので、物理的な手間もかかりません。

適応障害の症状で何もしたくない、考えたくないといった負担も軽減してくれます。

だいたい3〜5万円で依頼できるので、この金額で悩みが解決できると考えれば利用価値はあるでしょう。

適応障害でただでさえつらいのに、ひとりで悩む必要はありません!

おすすめの退職代行を詳細に知りたい方は「退職代行おすすめランキング20選!サービス内容や評判を徹底比較!」で紹介しているので、この記事と合わせてご覧になってください。

まとめ

適応障害で退職する時の伝え方!言えない時や引き止めの対処法は?

今回は『適応障害で退職する時の伝え方』についてお話ししました。

会社に退職の意思を伝えるのは、以下の手段のうちどれを選んでも問題ありません。

  • 出社して直接上司に退職したい旨を伝える
  • 電話で上司に退職したい旨を伝える
  •  郵送で退職届を会社に送付する
  • 退職代行業者へ依頼する

適応障害で退職する際は、必ずしも直接伝える必要はないんです。

もし、引き止めが心配な場合は退職理由を『一身上の都合』もしくは『自分の体調不良』としましょう。

体調不良とする場合は、仕事を続けられる状態にないことを伝えると、それ以上追求しにくく、引き止めの可能性を下げられます。

適応障害で退職したいと書く必要もないため、後ろめたさも感じなくて大丈夫です。

また、適応障害で退職するのが不安な時は以下について知っておくと良いでしょう。

  • 適応障害には何よりも休養が必要
  • 適応障害で退職しても公的な支援制度がある
  • 退職が不安な場合は「休職」も使える

退職をしても支援を受けられ、休職という手段もあるため、適応障害の時はまずは休養を優先すべきです。

早い段階で休養すれば、早期の回復も見込めます。

もし、退職を言いにくい場合は、退職代行業者に依頼をするのがおすすめです。

退職代行業者は本人の代わりに会社に退職の意思を伝えるだけでなく、退職手続きも代行してくれます。

適応障害で苦しい中、無理にひとりでなんとかしようとしなくてもいいのです。

退職代行業者は合法的に辞められるサービスなので、確実に退職に導いてくれるでしょう!

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編集者1

杉田 陸 - キャリアクラス編集部

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新卒で福岡県のメーカー企業に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。一般社団法人プロティアン・キャリア協会が行う『プロティアン・キャリア検定資格』に合格(合格証明)。
※プロティアンキャリア検定は、自身・他者のキャリア開発に活かせる、変化する新時代のための認定資格

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編集者2
千田 究太郎 - キャリアクラス編集部

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新卒でマーケティング支援会社に入社。その後、Web広告を扱う企業を中心に二度転職を経験したのち、ウェブココル株式会社に入社。自身の転職成功経験を踏まえて、主に第二新卒〜若手の転職情報に精通。最新の転職情報をお届けします。

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大島 大地 - ウェブココル株式会社取締役

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新卒で東証プライム上場メーカーへ入社。その後上場企業傘下のWebメディア企業へ転職し、ウェブココル株式会社の取締役へ就任。採用の全責任者として、年間100名近くの採用選考を実施し、社員0名→25名へグロース。自社において幅広いなリクルーティングサービスを利用し、多くのサービスに精通。採用側の視点でサービスのファクトチェックや記事内容を精査しています。

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執筆者情報

キャリアクラス編集部のメンバーは全員転職経験者で構成されています。また、転職サービスを複数利用して転職活動を成功させたメンバーです。キャリアに悩んだ経験のある我々だからこそ発信できるキャリアの情報をお届けします。

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