「今の仕事を辞めるべきかチェックしたい!退職するか迷った時はどうしたらいい?」
仕事が辛くて辞めたいけれど、本当に退職していいのか足踏みしてしまう人は多いです。
今の仕事を辞めるべきかどうか判断する基準がわからず、困っている人は多いのではないでしょうか。
- 今は辛くても辛抱して仕事を続けるべきなのか?
- 仕事が辛いのは辞めるべきサインなのか?
- 仕事が合わないのは辞めるべき理由になるのか?
など、仕事を辞めるべきかどうかの判断材料を求めている人は多いはず。
そういうわけでここからは、○×で答えられる『仕事を辞めるべきかどうかのチェックリスト』をご紹介していきます。
さらに「仕事を辞めるべき」という診断結果が出た場合の対処法もお話しするので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
・診断結果で『○が3つ以上』の方は、辞めるべき条件を満たしている。
・診断結果を受けても迷いがある方は、『転職活動』や『労基署・弁護士に相談』などから始めるといい。
仕事を辞めるべきかチェック!仕事辞めたい人のストレスを診断!
仕事を辞めるかどうかの判断は、人生においてとても大きな決断です。
なかなか自分では退職の意思を決めきれず、足踏みしている人も多いのではないでしょうか?
ここからは、以下の10個のポイントに注目して仕事を辞めるべきかどうかを診断していきます。
- 社内の環境に問題はないか
- 給与は上がっているか
- 仕事にやりがいが感じられるか
- 体調に異変が出ていないか
- 成長できる環境か
- 働きに見合った報酬があるか
- 過剰労働になっていないか
- 人間関係のトラブルはないか
- 正当に評価されているか
- 会社のやり方に納得できるか
それぞれ○か×の2択で答えてみてください!
社内でいじめやハラスメントが頻発している
まず確認したいのが、社内のいじめやハラスメントの有無です。
いじめやハラスメントが横行し、黙認されていることは十分な退職理由となります。
自分がいじめやハラスメントのターゲットとされている場合はなおさらです。
無理に働き続けると心身への影響が心配されるため、できるだけ早く転職することをおすすめいたします。
何年働いても給与が上がらない
何年働いても給与がアップせず、悩んでいる人もいるでしょう。
自分の働きが正当に給与へ反映されていないと感じる場合は、転職して新しいスタートをきると改善される可能性があります。
また、給与が上がらない原因は会社の経営状態にあることも。
- 近年ボーナスが減った
- ほかの人も給与アップしていない
このような場合は、会社の経営危機である可能性が高くなります。
給与が上がらないことは、仕事を辞める妥当な理由となり得るのです。
仕事にやりがいを感じない・意欲がない
仕事へのやりがいも、辞めるべきか検討する上で重要な判断ポイントになります。
というのも、やりがいや意欲を感じられない仕事内容では成果を出すのが難しいからです。
成果を出せない仕事を続けても、時間を浪費するだけでメリットは得られません。
それどころか、周りから評価されないがゆえに自己肯定感が下がることも考えられるでしょう。
自分に合った仕事を探して意欲的に仕事をした方が、人生の輝きが増すはずです。
仕事が辛くて心身の調子が崩れている・眠れない
仕事が辛くて心身の調子が悪いのも、会社を辞めるべきサインのひとつ。
自分では「大丈夫」「もっと頑張れる」と思っていても、体が悲鳴をあげているのです。
「明日も仕事だ」と思うと漠然と不安になって眠れなかったり、涙が勝手に出たりする場合は要注意となります。
うつ病などの深刻な病気を発症する前に、ストレス源である仕事から離れることが大切です。
この会社にいてもキャリアアップや成長できる未来が見えない
退職するかどうか迷ったら、今の会社で働いている未来の自分を思い描いてみてください。
今より成長し活き活きとした自分を想像できるなら、仕事を続けるべきだと判断できます。
反対に、未来の自分に成長が望めず無気力に働いている姿しか想像できない場合は、辞めるべきタイミングと言えます。
自分に合った仕事を探して転職活動を始めるのがおすすめです。
仕事内容や大変さと給与が見合っていないと感じる
仕事の大変さと給与が見合っていないと感じる場合も、会社を辞めるべきタイミングです。
通常であれば、仕事の量や責任の重さに応じて給与はアップしていきます。
つまり、低い給与で高いレベルの仕事を要求する会社は、待遇が悪いと言えるのです。
このような会社は従業員のことを大切にしないことが多いため、思い切って転職することをおすすめします。
残業や休日出勤をすることが美徳とされている
残業や休日出勤をして当たり前だという雰囲気がある職場も、辞めるべきだと言えます。
というのも、その会社で働き続けるとプライベートな時間を奪われ人生の楽しみが減ってしまうからです。
さらに、過剰な残業や休日出勤によって過労となり、体調に影響が出ることも考えられます。
「仕事をするために生きているようだ」と感じるくらいに忙しいなら、転職を検討するいいタイミングです。
職場の人間関係が辛く仕事に悪影響を及ぼしている
職場の人間関係に問題がありやりづらさを感じる場合も、仕事を辞めるべきだと言えます。
なぜなら、そのような状況では自分の能力を上手く発揮できず、仕事の生産性が落ちてしまうからです。
足を引っ張る人のせいで自分のポテンシャルが発揮できないのは、とてももったいないこと。
人間関係について上司や人事に相談しても改善されない場合は、転職することをおすすめいたします。
職場で公平な評価をされず苦しんでいる
職場で公平な評価をされずに苦しんでいる場合にも、仕事を辞めることをおすすめします。
今の職場の上司や評価制度が問題で正当な評価を受けられていないなら、転職することで状況を改善できる可能性が高いからです。
いい働きをしても正当な評価をされない会社にい続けると、徐々に「自分は本当に無能なのでは」と感じるようになります。
自信を失う前に、自分の能力を求める会社へ転職するのがおすすめです。
会社の風土や方針が合わない
会社の風土や方針が合わずに悩んでいる人も、辞めるべきだと言えます。
というのも、会社の風土や方針は一社員が簡単に変えられるものではないからです。
つまり、これから先ずっと合わない会社で我慢して働き続けることになります。
このような未来を考えると、なるべく早く転職して合う会社に腰を据える方が合理的ですよね。
このような理由から、会社の体制自体が合わない場合にも転職をおすすめします。
さて、ここまで10項目に分けて、仕事を辞めるべきかどうかのチェックリストを紹介しました。
何項目で○がついたでしょうか?
診断の結果は以下の通りです。
- ○が2つ以下…今のところ大丈夫!仕事を続けるのがおすすめ
- ○が3つ以上…注意!辞めるべき条件は十分に満たしています
- ○が5つ以上…要注意!早めに転職へ向けて動き出して
- ○が8つ以上…警報レベル!今すぐ辞めることをおすすめします
辞めるべきかどうか迷っている人は、ぜひこのチェックリストの結果を参考にしてみてください!
仕事を辞めるべきと思ったら?退職を迷うときに自分でできる対処法
チェックリストに多く当てはまる項目があったものの、本当に仕事を辞めるべきか迷う場合もあるでしょう。
そんなときには、まず自分のできることから始めてみてください。
ここからは、退職を迷ったときにやってほしい以下の対処法についてお話ししていきます。
- 転職先を探してみる
- 信頼できる人に悩みを打ち明ける
- 労基署や弁護士に相談する
本当に辞めていいのか自信が持てない人は参考にしてみてください!
転職エージェントに登録して転職活動をはじめる
退職するかどうか迷ったらとりあえずやってみてほしいのが、転職エージェントへの登録です。
辞めたいと本気で思ったときにすぐ退職できるよう、転職活動を始めてみましょう。
転職活動を始めると、ほかの会社での待遇や仕事内容を大まかに知る機会が得られます。
今の会社と比較して、転職すべきかどうかを再考するいいきっかけになるはずです。
また、転職エージェントを利用すれば専属のキャリアアドバイザーからのサポートを受けられます。
今の会社での不満などをヒアリングした上で企業を紹介してもらえるので、自分に合った転職先が見つかりやすいでしょう。
辞めた後のことが不安で退職を迷っているなら、転職エージェントへの登録から始めることをおすすめいたします。
あなたの適性や性格とマッチした会社を紹介してくれので、ミスマッチを防ぐことができます。
おすすめの転職エージェントを詳細に知りたい方は「転職エージェントおすすめ32選|人気の理由や独自調査した口コミなどをもとに徹底比較!」をぜひ参考にしてみてください。
信頼できる人や友人に悩みを相談する
今退職していいのか自分では決めきれない場合、信頼できる人に相談するのもおすすめです。
仕事を辞めたい理由やなぜ退職を迷っているのかを伝え、客観的な意見をもらうとよいでしょう。
このとき、相談相手にはあなたの立場になって考えてくれる人を選ぶのがポイントとなります。
というのも、正論や根性論などを語る人に相談しても、持論を展開されるだけだからです。
相談相手は同僚や上司でも構いませんが、社内の人に相談する場合は口の軽い人を避けるようにしましょう。
パワハラや過剰残業などの問題は労基署や弁護士に相談する
パワハラや過剰残業など会社自体に問題があって辞めたい場合は、労働基準監督署や弁護士へ相談することをおすすめします。
相談内容によって適切な相談先が異なるため注意しましょう。
まず、パワハラやセクハラなどのハラスメントの相談先に適しているのは弁護士です。
ハラスメント問題は労働基準法違反にならないので、労基署に相談しても解決しない可能性が高くなります。
一方、過剰残業については労基署へ相談するとよいでしょう。
残業時間については労働基準法に定められているので、それに違反する状況なら行政指導をしてもらえます。
もちろん弁護士に過剰残業の相談をすることも可能ですが、費用面を考慮するとまずは労基署へ行くのがおすすめです。
まとめ
今回は、仕事を辞めるべきかどうかのチェックリストをご紹介しました。
診断の結果は、今後の行動を決める参考にしてみてください。
診断で「辞めるべき」という結果が出ても退職に迷いがある場合は、とにかく自分にできることをやってみるのがおすすめです。
とりあえず転職活動を初めてみたり、各所へ相談したりしてみるとよいでしょう。
仕事を辞めるかどうかは、今後の人生を左右する大きな決断です。
よりよい未来を手にしたい人や今の会社から抜け出したい人は、思い切って新たな一歩を踏み出してみてください!