本当に今の内定先に行っていいのか不安になってきました…
いわゆる「内定ブルー」になる人は多いよ。解消方法を紹介するよ!
志望度が高かった企業から内定をもらっても、いざ入社後のことを具体的に考えると、不安になったり、後ろ向きになったりする人は一定数います。
もしかしたら、それは「内定ブルー」と呼ばれるものかもしれません。
本記事では「内定ブルー」になってしまった人に向けて、その原因や解消方法を解説していきます。
内定先に不安を感じるなら、まずは就活のプロに相談してみるのがおすすめです。
キャリアパーク就職エージェントなら、もし今の内定を辞退して就活を再開しても、すぐに内定獲得が狙えます。
内定先が不安になる原因
内定先が不安になってしまう主な原因をみていきましょう。
本当に就職先選びを間違えたのか、もう一度就活をし直すべきなのか、判断がついていない人は、以下を参考にしてみてください。
内定先で活躍できるか不安である
学生時代に経験してきたアルバイトなどと違い、正社員として仕事に就くと裁量や責任が桁違いに大きくなります。
そのような環境の違いから、自分はその会社で本当にやっていけるのかや、これまでにないプライドの傷つき方をしてしまわないのかといった不安に駆られてしまうのです。
これは、どんな企業を選択しようが入社が近く控えているからこそ感じる問題でしょう。
自分が活躍できるか不安なため「理想の自分になれないかもしれない…」と思うのであれば、内定ブルーかもしれません。
しかし、自分の力では変えるのが難しい、この会社では理想の自分になれないと思ったら、内定先とのミスマッチが起こっている可能性もあります。
「内定先では理想の自分になれないかもしれない」という自身の認識に誤りがないか、人事やOBなど、選考に関わってくれた人に相談してみた方が良いかもしれません。
内定先での活躍を想像できますか?
第一志望の内定ではなく不満である
第一志望の内定ではなく不満が残っていると、就職する前から仕事へのモチベーションが上がりません。
本当は働きたくないのに内定を受けている場合は、内定ブルーに陥りやすいと言えます。
どうしても第一志望に行きたいなら就職浪人をするか、キャリアアップの行き先として考えるのがよいでしょう。
ただし、就職浪人をしたとしても第一志望に翌年入れる保証はありません。
また、いざ働き出して見ると思いのほか仕事が自分にマッチして、その会社に居続ける可能性もあります。
本当に合っているかは、実際に働かないとわからないよ
同期や社員のイメージにギャップがあった
同期や社員のイメージにギャップを感じたことも原因として挙げられます。
選考中は、面接担当者や人事の社員としか顔を合わせる機会がない企業がほとんどです。
他の社員や同期と内定式で初めて会って、そこでもともとのイメージにギャップを感じると内定ブルーになってしまうかもしれません。
しかし、いまあなたが感じている不安は、選考時に見えていなかった会社の雰囲気を知り、社会人になるという事実をより実感したからではありませんか?
また、内定先で感じた会社の雰囲気も、所詮は会社の一部の雰囲気である可能性もあります。
人間関係についてはこれから業務を通して作られていくものですし、研修を終えたら苦手に感じた同期とバラバラに配属される可能性も高いです。
内定式に感じたギャップが、どれだけ自分の生活に差し障るのかを冷静に判断しましょう。
その雰囲気が自分に支障があるかどうか判断しましょう!
生活環境の変化に対応する自信がない
上京する人、東京・大阪の大学から地元以外の地方に赴任する人など、大きく生活環境が変わる人は不安な気持ちが募りやすい状態です。
仕事で忙しくなる中でプライベートにも適応しなければなりませんし、プライベートを一緒に過ごしてくれる友達や相談できる家族もいません。
内定承諾前にもよく考えなければならない問題ですが、入社が近づいてくるとどうしても不安になりますよね。
しかし、頼れる友達や上司ができる、意外と住んでみたら快適で充実したという場合もあるので、まずは飛び込む覚悟を持ちましょう。
メンタルが休まるか心配だよね
友人の内定先と比べてしまう
内定先を比較したときに、どうしても他人の方がよく見えるものです。
「友達と比べて中小企業だから…」と内定先のスペックなどを比べて恥ずかしいと感じてしまう可能性もあります。
どうしても隣の芝生は青く見えるものですよね
内定先の企業や商品の評判が悪い
今の時代、インターネットで検索すると会社の評判がたくさん出てきます。
その中には悪い評判もあり、見ているうちに不安になってしまうかもしれません。
悪い評判の例には以下のようなものがあります。
- 口コミサイト
- ブラック
- 不祥事
- パワハラ
- 経営不振
「これだけ問題があるのに自分はこの会社で大丈夫かな?」と思うでしょう。
しかし、インターネットの口コミは悪い評判の方が目立ってしまいがちです。
情報も大事ですが、最終的に決断するのは自分なので、自分の目で見て判断する必要があります。
悪い評判の方が書かれやすいよ
捨てた他の選択肢が気になる
内定辞退の経験がある人にのみ当てはまるものですが、捨てた他の選択肢が気になってしまうことも原因となります。
内定を獲得するまで選考を受けていたということは、それだけ惹かれる部分があったはずです。
内定先は最終的に1つに絞る必要があるので、色々悩みながらもいくつかの企業を内定辞退しなければいけません。
しかし辞退した後も何かしらの理由で未練が残っていると、後からでも気になってしまうものです。
内定承諾してから、入社まで数ヶ月の期間がある人がほとんどなので、「内定先よりも辞退した会社の方がやっぱりよかったのかな」と考えているうちに、最終的には内定ブルーにまで至ってしまうケースがあります。
悩んだだけ気になりますよね
内定先に不安になったら「内定ブルー」かも
内定先に不安を感じたり、他の選択肢の方がよかったのではないかと思ったりしたら、もしかしたら「内定ブルー」かもしれません。
内定ブルーとは、内定が決まったものの働くことや職場環境などさまざまな理由で不安を感じ、気持ちが沈んでしまう症状を指します。
このような状態になってしまうと、自分の将来が不安で苦しくなったり、何に対してもやる気が起きなくなったりします。
就職先を決めるのは、学生時代に経験したようなバイト選びやサークル選びとは異なり、その後の人生を大きく左右する決断です。
そのため、就職先の決定は精神的な負担が大きく、内定ブルーという言葉ができるほど多くの人が苦しんでしまうのです。
就活生の約50%が内定ブルーに陥る
内定先に不安を感じている人の中には、「自分の決定が間違いだったのではないか」と悶々としている人も多いのではないでしょうか。
しかし、内定ブルーは就活生の半数以上が陥るものです。
マイナビの調査によると、24卒の半数である51.0%が「本当にこの会社でいいのか」と不安になっていることがわかりました。
就職先の決定は人生でも大きな決断なので、データの通り誰しも入社が近くなると不安を感じやすくなります。
しかし、それで就活をやり直したり、自分の選択を悔いたりするのは早計かもしれません。
大切なのは、自分の状態が内定ブルーなのか、それとも本当に就職先の選択ミスによるものなのか、見極めることです。
不安なのは自分だけじゃないからまず落ち着こう
内々定者の81.5%が内定先からのフォロー希望
内定から就職まではかなり時間が空くので、内々定者の81.5%が内定先からのフォローを希望しています。
実際に内々定者が希望するフォローと実施されたフォローは上記のグラフです。
また、主なフォローには以下のようなものが実施されることが多いようです。
- 人事担当者からのメールや電話連絡
- 内定者懇親会(WEB)
- 内定者懇親会(対面)
近年はコロナの影響もあり、内定後の会社からの接触も対面を避けるなど消極的な傾向になっているのは否めません。
実施されている接触も対面は回復傾向にありますが、まだまだオンラインでの実施が多いようです。
しかし、実際には多くの就活生が対面での懇親会を希望しており、会社や同期の雰囲気を知りたがっていることがわかります。
解決するのは難しい問題ですが、対面を避けているために「会社の雰囲気がわからなくて不安」といった原因で内定ブルーになることもあるでしょう。
対面じゃないとわからないこともありますよね…
実際に内定もらったけど不安な就活生は多い
内定をもらっても不安を拭い切れない就活生の口コミをご紹介します。
暇つぶしに内定先同期の名簿見てるけど名だたる大学の院卒ばっかりで「IQが20違うと会話が成立しない」というフレーズが脳裏をチラつく。不安だ
引用:Twitter
一緒に働き始めてしまえば学歴は関係ありませんが、入社前はどうしても「上手くやっていけるのだろうか…」と不安に感じてしまいますよね。
しかし、不安に感じているのは向こうも同じです。
明日内定先の病院の人事部の方と面談…。
引用:Twitter
来年から働くんだなー、、。働くななんだか怖いし不安、、。
会社自体や同期への漠然とした不安も見られました。
この時期は学生生活が終わりに近づき、将来を考える時間も多くなります。
未知の世界に足を踏み出すのですから、「働くのが怖い」と感じてしまうのも無理はありません。
内定先が不安な人にまず確かめてほしいこと
この時期に内定先に対して不安を抱くのはよくあることですが、それが自分に合っていないからなのか内定ブルーなのかは冷静に判断する必要があります。
ここからは、内定先が不安な人にまず確かめてほしいことについて解説します。
就活の軸や志望動機と合致しているか?
まずは、自己分析の結果をもう一度振り返ってみましょう。
内定ブルーは、内定承諾から入社まで期間があくために、必要以上に入社後のことを考えてしまい、ネガティブな要素が次から次へと気になってくるために起こります。
いろいろと不安はあると思いますが、何もかも満点で悩み1つない、という職場や仕事はありません。
振り返ってみることで、働く上で自分が大切にしたいことの優先順位を思い返せるはずです。
今自分が不安に感じていることが、優先順位の高いものなのか、それとも目を瞑れるものなのか、冷静に考えてみることが不安の解消につながります。
まずは自己分析してみましょう
内定先に対する不安のタネは何か?
内定先のどんなところが不安なのかを洗い出してみましょう。
まだ見たこと、経験したことのない事象に対して不安を感じるなら、それは内定ブルーの可能性が高いです。
具体的には「職場の人や同期の人とうまくやっていけるか」「仕事はできるか」といったものが当てはまります。
逆に、会社の不正やパワハラ、仕事が自分に合っていないと感じるなら、それは後々深刻な問題になるかもしれません。
まずは会社の人事や信頼できる周りの人に相談してみましょう。
自力で何とかなりそうか、そうではないかというのも大事だよ
今の不安が一過性の感情ではないか?
今の不安は一過性の感情でしょうか。
就活前の一過性の感情なら、「まずは入社して仕事をやってみる」しか解決方法はありません。
また、一過性の感情なら、他のことに熱中すれば一時的に忘れることもできます。
大学生活最後を旅行やバイトをして過ごすもよし、学業や卒論に力を入れるもよしです。
また、愚痴や不安を吐き出せる家族や友人に相談してみるのも有効な手段でしょう。
耐えられそうなら、耐える方法を考えてみましょう!
就活をやり直す覚悟があるか?
就活をやり直す覚悟があるか、突き詰めて考えてみる方法も有効です。
内定先に対して感じている不安は、もう一度就活をしてまで解消したい不安でしょうか?
就活し直したからといって、志望企業に確実に受かるかどうかはわかりません。
しかも、再就活する決断をするタイミングによっては、就職留年の必要もあります。
社会人1社目の企業となると、本当にここで良いのかと悩むのも致し方ありません。
しかし、いずれにせよどこかに就職しなくてはいけないのであれば、最後は決めの問題であることを念頭においておきましょう。
就活をやり直すリスクも考えよう
内定先を辞退して本当に後悔しないか?
内定を辞退するなら就活をやり直さなければならないこと、後戻りはできないというデメリットがつきまとうことは留意しておきましょう。
内定先に辞退の連絡をするのも億劫ですし、その内定先は「妥協して仕方なく」というレベルの会社なのでしょうか。
よく考えれば自分に合っていていい点もあるのに、悪い点ばかりが見えてはいませんか?
そして、内定辞退をするならすぐに動き出すか、就職留年をする必要があります。
そこまでのリスクを取るべきなのか、決断を急がねばなりません。
内定辞退はリスクが大きいのでよく考えましょう
内定先への不安(内定ブルー)の解消方法
ここまでは内定ブルーになってしまう理由について解説してきました。
これらを把握し、内定ブルーにならないようにするのも大事ですが、就活生の半数以上が経験したというデータからも分かるように、避けるのは難しいものです。
そこでここからは、内定ブルーによる内定先への不安の解消方法について解説していきます。
内定者アルバイトをしてみる
内定者アルバイトをしてみる方法も有効です。
内定者アルバイトを受け入れていない企業もあるので、この対処法をとれる人は限られるかもしれませんが、可能であればやってみることをおすすめします。
ネガティブな想像だけが先行し、具体的に何に課題を感じているのかが不明確なときや、考える時間がありすぎるときは、とても不安になりやすいです。
むやみに不安になってしまう時、その不安は行動が解決します。
また、内定先にどうしても納得できない不満な点があったとしても、いずれは向き合わなくてはいけなかったはずです。
正式に入社となる前に気づくことができるので、とにもかくにも働いてみましょう。
また、実際にオフィスで働いてみる経験を事前にしておくと、職場の雰囲気を肌で感じたり先輩社員と入社前から仲良くなったりできるので、社会人として同期よりも先にスタートダッシュを切れるのもメリットです。
いち早く社会人体験ができますよ
同期や先輩社員・人事と話してみる
同期や先輩社員人事と話してみるのもいいでしょう。
繰り返しになりますが、内定者の半数以上は内定ブルーを経験しています。
ということは、同期や先輩社員の中にも内定先への不安を抱えていた人がいるはずです。
悩みを打ち明けてみることで気持ちがスッキリしたりするだけでなく、似たような思いや経験を聞くのは参考になります。
まだ社会人としての経験がない状態で感じている不安は、取り越し苦労である可能性があります。
自分の感じている不安が、健全な不安なのか、取り越し苦労なのか、実際に働いている先輩社員に相談してみると、説得力があり、不安が解消される回答がもらえるでしょう。
また同期に相談することで、それが仲良くなるきっかけにもなります。
漠然とした不安を抱えていた人は、不安を吐露すること自体が内定ブルーを解消してくれるかもしれません。
同僚だから、似たような内定ブルーを抱えているかもしれないね
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他の企業の方がよかったかも、という気持ちがあるのであれば、実際に他の企業の人事と話してみると良いでしょう。
人に話してみると、不安の原因がより明確になることもありますし、他企業をみることで、内定先の良さに気づくかもしれません。
おそらく内定ブルーに陥っている人の多くは、再度就活したり、別の企業にエントリーしたりするほどの熱量はないが、なんか内定先に不安がある、という状態でしょう。
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自分の選択を信じて残りの学生生活を楽しむ
一時的な内定ブルーだと思ったら、最後は自分の洗濯を信じて残りの学生生活を謳歌しましょう。
大学生のうちにやれることは限られていて、社会人になってからではなかなか時間が取れずにやれなくなることも多いです。
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残された時間を有効活用しましょう!
どうしても内定先が不安なら就活再開するのもあり
自己分析や内定先の情報の洗い出しをして、どうしても一過性の内定ブルーでないなら、就活再開して他の企業も見るのは選択肢としてありです。
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まとめ:内定先への不安は自分でアクションを起こして解決!
「内定ブルー」は内定先に不安を抱くあまり憂鬱な気持ちになってしまうものです。
社会で働いた経験のない学生が将来について不安になるのは当然のことなので、本記事で解説したような方法で乗り切りましょう。
できることはすべて行って、社会人になるまでの時間で準備をするのが大切です。
誰かに話を聞いてもらって不安をできるだけ早く解決したいなら、キャリアパーク就職エージェントに登録して就活のプロに相談するのがおすすめです!
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