無職になって、初めてわかることも多いですよね。仕事をしていれば意識しないことでも、無職になったとたん見えてくることもあります。
私の場合は、毎日仕事に行きたくないと思っていたため、「退職する理由ができてラッキー」と思っていた位です。
退職してから自分が好きな時間に起きて、気のすむまでYouTubeを見たりしていました。しかし、楽しかったのは3日目まででした。
劣等感や自己嫌悪が渦巻き、無職の何もしていない時間を持て余しました。
このように、無職になって初めてわかることがあるのです。そこで今回は、無職になって「わかったこと」を紹介していきます。
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ただ、無職期間が長くなるとその生活もつまらなくなります。そのときに備えてゆっくりのペースでもよいので転職活動を進めましょう。
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無職になってわかったこと8つ
無職になって「わかったこと」は何でしょうか?無職になって、何に理解・気づき・発見したのかを紹介していきます。
無職になってわかったこと1.社会の中に入らなければ生きてはいけない
無職になり、両親や学校へ対しての罪悪感、友達に対しての劣等感が凄まじかったです。自分が無価値な人間に思えて、気を紛らわすためにギャンブルに依存した時もありました。また一日の時間の流れがおかしい感じるようにも…。
昼間は早く、夜は長い。長い人生の寄り道だの休憩だのという人もいるかもしれません。しかし、何も無い、なにもしないというのは、ただただ自分が苦しいだけでした。やはり人は、社会の中に入らなければ生きてはいけないな、と心から思います。
無職になってわかったこと2.無職になると暇になる
無職になると暇になる、という事が分かりました。そして、時間軸がズレて不規則になり、暇を楽しめず、持て余してしまう自分がいるという事に気付きました。無職の人が案外、周りにいないという事も実感しましたね。
私が働いている時に無職の知り合いはいても、自分が無職の時に知り合いに無職はいませんでした。もっと明るく無職を楽しめても良かったのではないか、と今では思います。でも、身近な人には無職の状態を心配され、自分も余裕がなかったので、楽しむ事は難しいのかもしれません。
無職になってわかったこと3.無職生活の無意味さ
無職になり、毎日やることがないのに気持ちだけ焦って、休みの日という心も体もゆっくりできる日がなくなってしまいました。寝る前に明日は何をしようと考えることもなく、寝る意味もわからなくなりました。
働いているときは、すぐ終わってしまう休みの日に、もし仕事がなければ、時間が全部自由に使えたら、と思っていましたが、それは自分が働いている実感があるから沸いてくるものでした。
無職だと家でだらだらと好きなことをしているイメージがありますが、精神的には毎日働いているときのほうが安定していたと思います。
働いていても無職でも時間の流れるスピードは同じで、同じ時間に働いている人のことを思うと自分の生活の無意味さを感じました。
無職になってわかったこと4.働けるだけでありがたいこと
無職になって、まず分かったこと、気づいたことは「働けるだけでありがたいこと」ということです。働いている時には色んな不満が出て来て、働くのが嫌になることも多くありました。しかし、無職になると、「働いてお金をもらうことは大変なことなんだ」と言う気持ちになります。
そして「嫌なことがあったとしても、お金をもらうのだから、それだけの仕事をするべきだ」ということにも気づきました。私は会社員の時に、グラフィックデザインの仕事をしていました。その時は、毎日長時間作業をするのは、とても大変だと思っていました。
しかし無職になってから、好きなことをしてお金をもらっていたというのは、とても貴重でありがたいことなのだと気がつきました。その結果、だんだん「働きたい」と言う気持ちが強くなっていきました。
無職になってわかったこと5.税金について
無職になってわかったのは、税金についてです。仕事を辞めてから、健康保険や年金、住民税の手続きをして、始めて保険や税金の仕組みを知りました。会社員の時は給料から引かれていたので、その内容をきちんと確認していませんでした。
保険や税金などのお金の計算は、無職にとって大切なことです。確定申告が必要な場合もあるので、自分の加入している保険や、支払っている税金の金額をきちんと把握しておかなくてはいけません。
無職になってわかったこと6.心が荒んでいくこと
無職になって一番にわかったことは、心が荒んでいくことです。あれが欲しい、あれが食べたい、あそこに行きたいというあらゆる欲が制限されてしまいます。友人からの食事の誘いすら行きにくくなってしまいます。やがて、どうして仕事を辞めてしまったのかと自分に苛立ちます。
無くなっていく貯金に焦りはじめます。仕事があるというはいうこと安定した収入があるということです。これはとても幸せなことです。
人間も動物も働かざるもの食うべからずです。仕事があるときはもっと休みたいなどと思うものですが、やはり仕事があってのこその休暇ですね。人は安心がないとダメになっていくことが分かりました。
無職になってわかったこと7.莫大な余暇ができたこと
仕事を失った途端に、莫大な余暇ができたように感じました。少なくとも日本社会においては、仕事は日常生活の大半を占めているのだということを失職によって実感しました。私は月の残業時間が60時間以上の企業で働いていました。
働いているときは日々の生活に忙殺されていて、仕事以外の時間をどう充実させるべきか、深く考えていなかったように思います。
私は仕事にストイックになりすぎるあまり、自己投資、資産形成、読書や旅行など自分自身を充実させることに興味を失っていたのだと気づきました。
また、これだけ情報化が進んでいても、やはり人間同士のコミュニティから断絶されてしまうと、現代社会の流れから取り残されてしまうと思います。
一分一秒ごとに変容する現代社会の中に生きるなら、自分一人で様々な情報を追うよりも、他人から教えてもらう情報に頼りつつ生きる方が楽です。人間同士のコミュニティに属していれば、社会の情報の流れから取り残されるリスクを避けることができます。
無職になってわかったこと8.生きることすべてにお金がかかる
私は社会人3年目で、2回の転職を経験しています。どちらも自己都合退職、次の職が決まっていない状態で無職、という状況でした。2回目の時は一人暮らしをしている身で、無職になってまず痛感したことは「生活、生きることには全てお金がかかる」ということです。
実家で養ってもらいながら転職活動をするべきだったと後悔しました。月々の家賃、税金、食費、交通費、お金を稼いでいなくても、日々様々なことにお金が飛んで行ってしまうことが1番の衝撃でしたね。
無職がおこなうべき6つの行動とは?
「無職」になってわかったことを踏まえて、無職はどのような行動を取るべきでなのでしょうか?ここでは、無職がおこなうべき行動をみていきましょう。
無職がおこなうべき行動1.やりたいことではなく、続けられそうな仕事を探す
「やりたいこと=仕事」は理想的ではありますが、難しいことが多いと思います。まずは給与も安く楽でもいいので、3年以上続けられる仕事を選ぶと働くという行為に慣れましょう。社会人としての素養が身につきます。
最初はアルバイトからでも良いと思います。何がしたいか自分を見つめ直す時間が必要だと思います。そして今までの経歴、資格、自分にあっていることなどを考え、再スタートに向ける準備期間に入るべきです。
前の職場で学んだことを活かすことも考えてみてください。無職になると、仕事でやっていたことから完全に離れてしまうこともあるかと思います。
しかし、それはとてももったいないことです。私は仕事をしていない間も、自分の名刺を制作したり、家族や友人への誕生日カードを作ったりして、デザインすることを続けました。
それが、次の仕事に繋がったのだと思います。インターネットを駆使して、たくさんの求人を収集しましょう。
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無職がおこなうべき行動2.生活リズムを崩さない
無職になって時間が自由に使えるようになると昼夜逆転してしまう可能性が高いので、用事がなくても毎日外には出たり、生活リズムを崩さないようにしたほうがいいでしょう。
生活リズムが崩れてしまうと、だんだん精神のバランスも崩れていってしまい、悪循環に陥ってしまうのでそこだけは気をつけるべきだと思います。毎日朝決まった時間に起きて日の光を浴びる(出来れば散歩をして体を動かす)ようにしてください。
だらだらと寝ているとそれだけで体は不調になりますし、何のやる気も起きなくなります。予定がなくても、規則正しい時間に起きる習慣はあった方が絶対によいです。いずれ働く時も、朝しっかり起きれれば体の辛さは半減するはずですから。
無職がおこなうべき行動3.就職活動の幅を広げる
無職になって分かった「働けるだけでありがたいこと」という気持ちを踏まえて、職探しをする際に贅沢は言わずに自分が出来る仕事を探すことが大切だと思います。
どんな仕事だとしても、それなりに経験を積むことが出来ます。自分が望んでいる仕事では無かったとしても、その仕事から学ぶことは何かしらあるでしょう。
そしてその経験から次の仕事へのステップアップになることもあります。ですから仕事探しをする際に、幅を広げてさまざまな職業を考えてみてください。
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無職がおこなうべき行動4.時間の浪費を避けること
膨大な時間を、無為に過ごすのは時間の浪費です。まずアルバイトなど、1つでも良いので他人と関わる場を持ちましょう。他者と関わることで社会から断絶されずにいられるほか、孤独感を感じにくくなります。
また収入源を失うと病気や災害など有事の時に困ります。無職になるとどんどんお金が減っていくので、収入源は確保しておきましょう。空いた時間を使って自己投資を行うことも大切です。
読書や新たな言語学習などは誰でもチャレンジしやすい自己投資になりますのでおすすめです。働いているときには向き合えなかった自分自身の姿を知ることにも繋がります。
無職がおこなうべき行動5.無計画に生活を進めないこと
実家に住んでいる方も一人暮らしの方も、お金のやりくりをして、無計画に生活を進めないことです。社会人になった以上、自立することは大切だと思います。
いつまで続くかわからない不安な就職活動ですから、日々の細かい支出にも無頓着にならず、細かい節約をすることがあとあとになって大切になって来ます。
交通費は先に定期を購入し、外出することが億劫にならないように先に投資をしたり、娯楽にお金を使いすぎないように意識していました。
実家に戻れるなら、実家に戻ったほうが経済的には安心できます。ただしその場合、親からのプレッシャーには我慢しなければいけません。
無職がおこなうべき行動6.息抜きをしよう
面接でうまくいかないことが続くと、学生時代の就職活動とは違った辛さが襲って来ます。収入源がないと心を病みそうになりますが、私は周りの支えに適度に甘えることとたまに息抜きをすることで乗り越えることができました。
自分より年上の人に話を聞いてもらったり、気軽なアルバイトをしたり、たまには普通に友人と遊んだりすることで、就職活動から離れて、リフレッシュすることができました。
辞めたい、という気持ちを大事に、行動に移せる人は、私はとても行動力のある人だと思います。そのエネルギーがあれば、次の良い職場に出会うことができると信じて、ポジティブに考えたことが良い結果につながりました。
転職活動では70点を目指そう
今の時代、働く場所はいくらでもあります。要は自分の理想をどれくらい妥協できるかだと思います。これは自分一人では難しいので、友達や家族に相談しづらいときは、転職エージェントに相談することをおすすめします。
向こうはプロです。同じような境遇の方々に何百人、何千人と対応しているのできっと納得できる話が出来るでしょう。前職で合わなかったのは、人間関係なのか、仕事内容か、給与なのか、明確にしましょう。
すべてが100点の職場を探すのはとても困難です。一度目の転職活動では70点を目指しましょう。視野を広げて契約社員や派遣社員など、正社員以外の雇用形態からスタートしても良いと思います。
働いてみて、自分にとって妥協できる点と譲れない点がどこにあるのか…。(給与が多少低くても我慢できるけど、人間関係は譲れない、等)
これをまず明確にしてから、落ち着いて再度就職活動をしてもいいと思います。また、就職活動においては選ぶ側の立場の方が基本的には高いです。
採用する側のニーズに合った自己アピールをできているか、社会で通用するスキルをどれだけもっているか、と言う点がとても重要になります。無職期間中に、時間を無駄遣いせず、自分に投資してあげましょう。
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