新卒で入社できなかった企業を目指したり、働いているうちに目指したい企業が固まったり、第二新卒で大手企業への応募を検討する方は一定数いることでしょう。
そこでこの記事では第二新卒から大手企業を目指せるのか、また転職を成功させるポイントなどを詳しく解説します。
この記事を読めば、第二新卒の転職活動の心構えができるので、ぜひ参考にしていって下さい。
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第二新卒で大手企業へ入社するのは現実的に無理?
そもそも大手企業の採用担当者は、第二新卒の応募者を積極的に採用したがっています。
転職エージェントLHHのアンケートによると、従業員数1,000人以上の企業で「第二新卒を採用したことがある」確率が48.7%、「採用を検討中である」確率が17.8%となっています。
つまり大手企業の66.5%が第二新卒の採用について積極的だということが分かります。
第二新卒を積極採用するのは、企業が新卒だけでは採用人数を賄えない、また退職・内定辞退する人が多いことが理由だと言われています。
それだけでなく人員不足の昨今、第二新卒の中からも優秀な人材を確保したいと思うのは自然でしょう。
第二新卒で大手企業への転職を「無理」「やめとけ」といわれる4つの理由
第二新卒から大手企業への転職が可能である一方、中には「無理」「やめとけ」という声もあります。
そこでここでは、第二新卒で大手企業への転職をやめとけと言われる理由を次の4つから紹介します。
1つずつ確認していきましょう!
①大手企業は競争率が高い
大手企業は競争率が高く、第二新卒から入社するのは簡単ではありません。
大手企業が人気の理由は企業の安定感や福利厚生の高さ、研修制度の充実、転職時に有利になることなど多数。
好条件での就業が実現するため、新卒者にも人気があり競争率が高くなります。
②新卒よりも求人が少ない
第二新卒は、新卒よりも応募可能な求人が少なくなっています。
本記事でも紹介したように、60%以上の企業が積極採用している第二新卒ですが、逆に言えば40%程度は積極採用していないということになります。
ポテンシャル採用し1から育てる意思のある新卒よりも、少し求人が減ってしまうのは事実です。
③中途採用よりも経験が少ない
第二新卒とは社会人3年以内で就職活動を再開する人を指していて、一方で中途採用とは既に就業経験のある人を指しています。
中途採用よりも経験が少ない第二新卒は、即戦力として積極採用していない企業がある可能性があります。
④早期退職すると思われる
第二新卒は新卒から3年以内で退職した人を指すため、自社に入社してもすぐに辞めてしまうのではと思われる可能性があります。
退職理由を明確・ポジティブに伝え、納得してもらう必要があります。
もし社会人2年目で「仕事ができない」「ポンコツだ」と悩む方は、上記の記事を読んでみて下さい。
現状を変えるきっかけになるかもしれません。
第二新卒の転職を成功させるポイント
第二新卒の大手企業への転職が簡単ではないと分かった所で、ここからは第二新卒で転職を成功させるポイントを次の4つから解説します。
ポイントを押さえ、少しでも転職成功に近付きましょう!
①退職理由を明確に伝える
第二新卒の転職では、退職理由を明確に伝えましょう。
採用担当者は「自社でもすぐに退職してしまうのではないか」と不安に感じてしまうので、はっきりと伝えると安心してもらえます。
例えば家庭の都合やワークライフバランス、キャリアプランの相違などを嘘なく上手く伝える必要があります。
②社会人経験をアピールする
第二新卒での就活は、社会人経験をアピールすると有利に働くでしょう。
勤労年数は短いとはいえ、上司への振る舞いや名刺交換、電話応対など基本的なマナーが身に付いていて、これは新卒にはない強みです。
自社でも活躍してくれる、1から指導する必要がないことは採用するメリットとなります。
③そもそも同業種・同職種への転職は有利
新卒にも人気の大手企業は、同業種・同職種なら転職活動を有利に進められます。
同業種・同職種なら1から指導する手間が省けるため、即戦力と判断してもらえます。
面接でしっかりとアピールすれば、強みの1つになるでしょう。
④資格を取得して学ぶ姿勢をアピール
資格を取得して学ぶ姿勢やスキルをアピールするのも1つの手です。
特に未経験の業界や職種に挑戦する場合、基本的な業界知識を身に付けられたり、やる気のアピールができたりします。
転職活動を本格的に始める前から、コツコツと学習を進めておきましょう。
大手企業への転職に失敗する第二新卒の特徴
第二新卒の転職を成功させるポイントを確認してきましたが、あわせて失敗する人の特徴も把握しておきたいもの。
そこでここでは大手企業への転職に失敗する第二新卒の特徴として、次の3つを紹介します。
面接で失敗しないためにぜひ押さえておきましょう!
①転職理由が曖昧
転職理由が曖昧だと、企業に信用されず不採用になる可能性があります。
第二新卒や中途採用の面接では、前職を辞める理由を聞かれることが多くなります。
筋の通らない、やる気のないなどの理由なら「自社でもすぐに辞めてしまうのではないか」とネガティブにとられてしまうのです。
②キャリアプランが不明確
キャリアプランが不明確だと、大手企業への転職に失敗する可能性があります。
やりたいことや将来への展望の軸が通っていないと、発言が支離滅裂になり面接の質が下がってしまいます。
新卒からも人気の大手企業なので、面接の質を落とさず明確なキャリアプランを持って選考に挑みましょう。
③社会経験が感じられない
第二新卒から社会経験が感じられないと、マイナス評価につながる可能性があります。
第二新卒は、若さと社会経験を持ち合わせるいい所取りのポジションともいえるかもしれません。
しかし若さしか持っていないと、新卒を採用して当然でしょう。
若さだけではない、基本的なビジネスマナーをアピールし新卒応募者と差を付けていきましょう。
第二新卒におすすめの転職エージェント・就活サイト3選
最後に第二新卒におすすめの転職エージェントや就活サイトを紹介します。
3社の違いを確認していきましょう!
①doda
dodaは業界大手の転職エージェントで、求人数や取り扱い業種・職種が充実しています。
dodaの特徴は、転職エージェント以外にも、スカウトサービスや求人サイト、自己分析などを同時に進められることです。
複合的に転職活動を進めたい方におすすめです。
転職エージェント名 | doda |
公開求人数 | 203,828件 |
非公開求人数 | 37,925件 |
dodaを利用するメリットや強み | スカウトサービスや求人サイトとの併用が可能 公式サイトで自己分析や情報収集ができる |
②リクルートエージェント
リクルートエージェントは業界最大手の転職エージェントで、全国各地で圧倒的な求人数を誇ります。
好条件といわれる非公開求人数は約32万件にも及び、他にはない多種類の求人が期待できます。
転職エージェント名 | リクルートエージェント |
公開求人数 | 429,678件 |
非公開求人数 | 319,851件 |
dodaを利用するメリットや強み | 業界最大手の圧倒的な求人数 非公開求人数が桁違い |
③マイナビエージェント
マイナビエージェントは、2023年オリコン顧客満足度調査1位を獲得した転職エージェントです。
「じっくり聴く転職エージェント」と謳っているため、丁寧なヒアリングやサポートが期待できます。
マイナビエージェントは特に20代に人気の転職エージェントで、第二新卒の求職者が利用するのにピッタリです。
転職エージェント名 | マイナビエージェント |
公開求人数 | 64,896件 |
非公開求人数 | 18,252件 |
dodaを利用するメリットや強み | 特に20代からの人気が高い |
もし次を決めずに辞めてよいのか悩んでいる方がいれば、以下の記事を参考にしてみて下さい。
悩み解決のヒントになるかもしれません。
まとめ:第二新卒で大手企業への転職は強みを活かそう!
第二新卒を積極採用している大手企業は多く、戦略的に就職活動を進めれば内定獲得は十分に可能です。
ただ新卒にも人気の大手企業への入社は簡単とは言えないため、第二新卒のメリットデメリットを押さえて面接に臨みましょう。
まずは今回紹介した転職エージェントに登録してみて、求人情報の収集から始めてみてはいかがでしょうか。