20代が次を決めずに退職してもなんとかなる?その理由やリスクを徹底分析

後輩ちゃん

次の転職先を決めずに今すぐに退職したい。リスクが高すぎるかな。

このように悩む方がいるのではないでしょうか。

次を決めずに退職するなら事前にリスクを把握し、やるべきことを実行する必要があります

この記事では次を決めずに退職する20代に向けて、リスクや効率的にキャリアを築く方法を解説します

本記事を読み、退職後に後悔しないように具体的に行動に移しましょう。

辛い現状を変えるきっかけになる記事なので、今仕事に悩んでいる方はぜひご一読ください。

キャリアクラスが信頼できる理由

キャリアクラス転職では、編集ポリシーに則って、厳正な管理のもとコンテンツを作成しております。この投稿には、広告パートナーの製品への参照が含まれている場合があります。詳細は、キャリアクラス転職が独自に定める広告掲載ポリシーをご覧ください

気になる見出しをタップ

次を決めずに20代・新卒が退職してもなんとかなる理由

次を決めずに20代・新卒が退職してもなんとかなる理由

まずは次を決めずに20代・新卒が退職してもなんとかなる理由を、次の4点から解説します。

キャリア先輩

理由を把握して、これからの行動に活かしていきましょう。

①第二新卒採用が充実

第二新卒の採用は充実しているので、求人・企業選びに困る事がありません。

企業は新卒だけでなく、第二新卒からも優秀な若者を確保したいと思っているからです。

そもそも第二新卒とは、新卒で就職してから3年以内に転職活動をする若者を指しています。

第二新卒は、社会人経験がありビジネスマナーが身に付いていることで、新卒よりも強みがある部分もあります。

②転職が当たり前の時代

今は転職が当たり前の時代で、辞める事自体に罪悪感を覚える必要はありません。

リクナビネクストの調査によると、転職に対してポジティブなイメージを持つ人は53.1%と、半数以上の人が転職に対して良いイメージを持っています。

(参考:リクナビNEXT|転職は当たり前の時代に?転職に対するイメージと本音をアンケート

生真面目な方は退職自体に後ろめたさを感じるかもしれませんが、新しいキャリアの構築はあなたのスキルアップになる可能性が高いでしょう。

③今は売り手市場

厚生労働省による、過去4年間の職業安定所(ハローワーク)の有効求人倍率は以下の通りです。

データ年月有効求人倍率
2020年4月1.32倍
2021年4月1.09倍
2022年4月1.23倍
2023年4月1.32倍
有効求人倍率(2020年~2023年)

データを確認すると、近年は求職者数よりも求人数の方が多くなっていることが分かります。

職種やポジションにもよりますが、求人自体は多いのでよほど仕事を選ばなければ、仕事に困ることはありません。

(参考:厚生労働省|一般職業紹介状況

④精神的に苦しくなる前に退職するのが健全

そもそも退職したい程に精神がすり減っているなら、手遅れになる前に退職を考えましょう

あまりに精神にダメージを追ってしまうと、復活するまで時間がかかってしまう可能性があります。

退職を決断するのは難しいかもしれませんが、自分の心と向き合い決めましょう。

次の転職先を決めずに退職するリスクとは

次の転職先を決めずに退職するリスクとは

闇雲に退職を決めるよりも、まずはリスクを把握するとその後の対処方法も考えられます。

ここでは次の転職先を決めずに退職するリスクを、以下の3点から解説します。

リスクを把握した上で退職を決めても遅くはないので、ぜひご一読ください。

①生活が苦しくなる

次の転職先を決めずに退職すると、今まで通りの生活が送れず苦しくなるでしょう。

毎月入金されていた給料が、なくなってしまうからです。

「しばらく生活できる貯金額が確保できているのか」「実家に帰れる環境なのか」など、今後生活が送っていけるのか見極める必要があります

②焦って就職先を決めてしまう

次を決めずに先に退職すると、焦って就職先を決めてしまう可能性が高まります。

生活費確保のために焦って就職先を決め、条件が悪い企業に入社してしまうかもしれません

冷静な判断をして好条件の企業へ転職できるように、すぐに退職する場合は貯蓄しておくことが重要です。

③無職の期間ができてしまう

次の転職先を決めずに退職すると、無職の期間ができてしまいます。

無職の期間は履歴書に残り、就職活動で不利に働く可能性があります。

もし企業面接で無職期間について質問された場合、納得のいく説明ができるように準備しておきましょう

次を決めずに辞めた人の体験談

次を決めずに辞めた人の体験談

ここからは次を決めずに辞めた人の体験談を、次の3つ紹介します。

キャリア先輩

1つずつ確認していきましょう!

①転職エージェントに退職理由を聞かれた

次を決めずに退職した時、転職エージェントに理由を聞かれた経験を語られています。

「次決めないと退職してはいけない理由がない」と答えられる程、堂々とした振る舞いをされていて気持ちが良いです。

②2年間転職先を決めずに過ごした

2年間転職せずに過ごした方の口コミです。

空白の履歴書を恐れる方が多いかもしれませんが、先に響くのかどうかは自分次第な気がします。

https://twitter.com/__macoril__/status/1496529779113304072?ref_src=twsrc%5Etfw

③心が折れる前に退職すべき

過酷な労働環境により、うつ病を発症した方の口コミです。

自分の心よりも大切なものはないので、危険だと思ったら退職や休職を検討しましょう。

次を決めずに退職する前にやるべきこと

次を決めずに退職する前にやるべきこと

ここからは次を決めずに退職する前にやるべきことを、次の5点から解説します。

退職以外の選択肢がないのか、リスクを軽減できるのかを確認していきましょう。

①信頼する上司や先輩に相談する

もし今の仕事環境に悩みがある場合、信頼する上司や先輩に相談してみてはいかがでしょうか。

人に話すことで新しい糸口が見つかり、悩み解決につながる可能性があります

もし同じ部署内の人間関係に悩んでいるなら、人事部や他部署の先輩へ相談してみましょう。

②部署異動の希望を出す

「在籍している部署が合わない」「直属の上司がストレスの原因になっている」といった場合、部署異動を申し出るのもひとつの手です。

いきなり退職に振り切らずに、ストレスなく働ける環境に変えられる可能性があります

退職したくなっている原因を追究し、最小限のリスクで行動するのがおすすめです。

③休職の申請をする

自分の精神状態に不安を感じ始めたら、休職の申請をするのもひとつの手です。

休職の場合、復職が前提のため安心して休むことができるでしょう

もしケガや病気が理由なら、申請すれば手当を受け取ることもできます。

今の職場や業務内容が嫌ではない場合、退職するともったいないといえるでしょう。

④副業することを検討する

「年収を上げたい」「業務がマンネリ化している」といった場合、今の仕事を続けながら副業を始めるのも良いでしょう。

副業なら収入を確保しながら、別の仕事を経験することができます

もし副業の仕事が軌道に乗ったら、本業にしてしまうのも選択肢のひとつです。

リスクを最小限に新しい分野へ転職できる方法です。

⑤お金の心配・計画をする

次を決めずに退職したい方は、事前にお金を貯めておけばしばらくは不自由せずに済みます。

精神的疲労などが退職理由でない場合、しばらく仕事を続けながら貯蓄して生活を安定させましょう

退職後の収入源がなく、貯蓄もないと生活が厳しくなります。

⑥在職中に転職エージェントに相談する

退職を考えたら、在職中に転職エージェントに相談しましょう。

転職エージェントに相談すれば、忙しい仕事と並行して転職活動を効率良く進められて安心です。

キャリアアドバイザーが丁寧にサポートしてくれるため、最短2週間・1か月で転職先を決める方がたくさんいます。

20代におすすめの転職エージェントについては「20代におすすめの転職エージェント・サイト24選」で解説しているのでこの記事と合わせて読んでみてください。

退職した20代が効率的に次のキャリアを築く方法

退職した20代が効率的に次のキャリアを築く方法

最後に退職した20代が効率的に次のキャリアを築く方法を、次の4点から紹介します。

キャリア先輩

事前に退職後のイメージを明確にしていきましょう!

①職業訓練でお金を受け取りながらスキルを磨く

ハローワークが提供する職業訓練でスキルを磨けば、新しい職種を目指すこともできます。

職業訓練校は、お金を受け取りながらスキル習得の学校に通える制度です

職業訓練校では、例えば医療事務やプログラミング、CAD、溶接、電気設備など幅広いスキル習得を目指せます。

定員があるため、早めにお近くのハローワークへ問い合わせてみてください。

②教育訓練給付金制度を活用してスキルを磨く

幅広いスキルの中から習得を目指したい方は、教育訓練給付金制度の利用を検討してみてください。

教育訓練給付金制度とは、スキル習得スクールを受講する際に国が最大70%の資金を補助してくれる制度です。

対象講座の内容はプログラミングや士業系、外国語系、運転免許などが一例です。

以下のリンクで対象スクールを検索できるので、興味のある分野が学べるスクールがあるのか確認してみてください。

厚生労働省|教育訓練給付制度 検索システム

③失業保険を受け取るのもアリ

「転職先がなかなか決まらない」「しばらくゆっくりしたい」という場合は失業保険を受け取るのもアリでしょう。

ただし失業保険を受け取るには、以下のように条件があります。

失業保険を受け取るのもアリ
  • 離職前2年間に被保険者期間が12ヶ月以上ある
  • 積極的に転職先を探している
  • ハローワークで手続きが必要

また退職理由によっては、資金を受け取るまで数ヵ月の待機期間が必要となるので、事前に把握しておきましょう。

まとめ:20代で次を決めずに退職しても何とかなる

20代で次の転職先を決めずに退職しても何とかなります。

ただし退職を決める前に一歩動いておけば、解決することがあったり退職後の負担が減ったりします

今回紹介した記事を参考にして、よりよいキャリアを選択していきましょう。

編集者1

杉田 陸 - キャリアクラス編集部

プロフィールを見る

新卒で福岡県のメーカー企業に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。一般社団法人プロティアン・キャリア協会が行う『プロティアン・キャリア検定資格』に合格(合格証明)。
※プロティアンキャリア検定は、自身・他者のキャリア開発に活かせる、変化する新時代のための認定資格

MailHPX(Twitter)FacebookLinkedIn

編集者2
千田 究太郎 - キャリアクラス編集部

プロフィールを見る

新卒でマーケティング支援会社に入社。その後、Web広告を扱う企業を中心に二度転職を経験したのち、ウェブココル株式会社に入社。自身の転職成功経験を踏まえて、主に第二新卒〜若手の転職情報に精通。最新の転職情報をお届けします。

MailFacebook

ファクトチェック
大島 大地 - ウェブココル株式会社取締役

プロフィールを見る

新卒で東証プライム上場メーカーへ入社。その後上場企業傘下のWebメディア企業へ転職し、ウェブココル株式会社の取締役へ就任。採用の全責任者として、年間100名近くの採用選考を実施し、社員0名→25名へグロース。自社において幅広いなリクルーティングサービスを利用し、多くのサービスに精通。採用側の視点でサービスのファクトチェックや記事内容を精査しています。

MailHPFacebookX(Twitter)LinkedIn

  • 転職エージェント・サイトの登録はご自身で公式ホームページを確認し、ご判断いただけますようにお願いいたします。
  • 本記事はキャリアクラス転職と提携する企業のPR情報が含まれます。
  • キャリアクラス転職を運営しているウェブココル株式会社についての詳細は運営者情報プライバシーポリシーをご覧ください。
  • 当サイトに関するお問い合わせ:お問い合わせフォーム、当記事に関するお問い合わせ:info@cocol.co.jp、運営会社に関するお問い合わせ:https://cocol.co.jp/contact/
  • URLをコピーしました!

執筆者情報

キャリアクラス編集部のメンバーは全員転職経験者で構成されています。また、転職サービスを複数利用して転職活動を成功させたメンバーです。キャリアに悩んだ経験のある我々だからこそ発信できるキャリアの情報をお届けします。

気になる見出しをタップ