就活がうまくいかず、今後が不安です……。
就活失敗を防ぐ方法を知っておくと、不安が楽になるよ。
就活中の方々の中には、「頑張っているのに就活がうまくいかない」「就活失敗したらどうしよう」と、不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
実際に、就活に失敗しない、とは言い切れませんよね。失敗したら、どうなるのか、どのように動くべきなのかも気になります。
本記事では、就活に失敗したらどうなってしまうのか、失敗しないためにはどうすれば良いのかについて詳しく解説します。
就活における失敗とはどんな状態?
そもそも、就活における失敗とは、どのような状態をさすのでしょうか。
ここでは、就活失敗を「就職したいのに、大学卒業後に納得感を持って働ける進路を選べていない状態」と少し広義に解釈しています。もう少し具体的にみていきましょう。
内定がない
就活失敗といえば、まずは内定がない状態が思い浮かぶよね。
ほとんどの方が、予定通りの年度に卒業するまでに、志望企業から内定をもらい、春には入社することが理想でしょう。その点で、内定ないまま卒業したのであれば、就活失敗といえます。
しかし、どれだけ内定をもらうのが遅くなろうが、就職留年しようが、就職浪人しようが、最終的に自分が楽しく働ける会社と出会い、内定をもらえれば良い話です。
あまり短い時間軸で物事を捉えず、1年延びても自分にとって良い会社を目指すことが重要です。
就職留年や、就活ピーク時を過ぎてからの秋冬採用も、視野に入れつつ動いてみましょう。
内定先に納得していない
入社したら、意外とやりがいがあるかも……?
内定はあるものの、志望していた企業からは内定がもらえず、内定先に納得していない状態も、「就活失敗」かもしれません。
しかし、就業経験がない学生の視点からでは、実は企業のほんの一部しか見えていません。志望企業ではなかったものの、入社してみてそこでやりがいを見出し、いきいきと働いている人もいます。
そのため、必ずしも内定先に納得していないからといって、就活失敗だと思わなくても良いかもしれません。
ただしこちらは、個人の納得度に依存します。入社が憂鬱で仕方がないくらいであれば、潔く「失敗した!」と割り切り、学生生活を1年延ばして就活をやり直したり、今からでもエントリーできる企業を就活エージェントなどで探したりするのも1つの手です。
入社後、早期離職してしまう
早期離職も就活失敗だよね。かなり精神的ダメージは大きくなるよ。
せっかく内定をもらい、就職しても、その企業を早期離職してしまうことも就職失敗といえるでしょう。中には、第一志望の企業から内定をもらって入社したのに、イメージと違い、すぐに辞めてしまった、という方もいます。
働いた経験がない状態でみた企業の姿は一部分であり、自分の価値観やモチベーションも、働いてみなければ分からない部分もどうしてもあります。
1度就職してしまうと、就業期間が1年や2年も経っていない状態では、転職するのに勇気がいるでしょう。そういった意味で、学生にうちに就活をやり直すよりも、難易度の高い挑戦になることもあります。
ただ、違和感がある状態で働き続けても、仕事の成果もでないでしょうし、精神衛生上も良くありません。第二新卒向けの転職サービスを活用することで、早急に次の選択肢を探すことがおすすめです。
就活に失敗したらどうなる?
就活失敗と一口に言っても、人によって定義が変わってきます。
ただ、どんな捉え方であれ、失敗した後どうなるかは、今から解説する4パターンのうちどれかになります。さっそく見ていきましょう。
就職留年をする
就活留年とは、大学を卒業せずに留年もしくは休学し、もう1年間大学生として就活することだよ。
就職留年をすると、新卒生として再度就活にチャレンジできます。新卒は企業や業界の選択肢が広く、またチャンスをモノにしやすいのが最大のメリットです。新卒でなくなると、志望できる企業が限定され、選考を受けられる条件も厳しくなります。職探しを有利に進めるための、貴重なカードなのです。
しかし、当然プラス1年分の学費が発生します。大学によっては取得単位数次第で安くなりますが、それでも30万円ほど必要です。経済的に余裕があるなら何も問題ないと思いますが、誰もが払えるわけではないでしょう。親との相談が必要になると思います。
さらに、本来卒業するはずだった年より1年間遅れた状態で就活するわけですから、面接時には必ずと言っていいほど、留年について質問されます。そのため、1年の間に長期インターンシップや社会人との交流会などへ積極的に参加し、自分のやりたいことについて深堀りしておきましょう。
就活に失敗しても就職留年すれば、多少のハンデを背負った状態で再度新卒就活にチャレンジできます。
既卒として再度就活を行う
中途採用枠になるから、ハードルは高そうですね……。
就活に失敗し、大学卒業を選択した人は、その後も引き続き就職活動をすることになります。この場合、先程あげた就職留年とは異なり学費がかからないため、経済的な負担を大幅に抑えることができます。
ただし、もう学生ではないため、新卒での活動ができません。中途採用と同じ扱いとなります。しかも、一般的な中途採用者とは違い実務経験を持たないので、内定のハードルは非常に高いのが現実です。もちろん大学からのサポートはなく、そもそも選考を受けられる企業も限られます。
就活に失敗したまま大学を卒業した人は、転職サイト等を活用しながら就活をしなければならないのです。
大学院に進学する
リスクは比較的少なめだよ。目的を持ったうえで進学しよう。
大学院と聞くと、理系のイメージが強いかも知れませんが、今では文系の大学院も当たり前になってきています。
就活に失敗しても、大学院へ進んでしまえば経歴上何ら違和感はありません。学費がかかり、学校生活も伸びますが、就活に再チャレンジする際、いらぬ疑いをかけられることはなくなります。
なお厚生労働省の発表によると、大学院卒の初任給は平均で23万円と、新卒に比べて高くなっています。経済的な余裕がある人は、就活に失敗した場合、そのリスクの少なさから大学院へ進学するのも一つの手です。
1度就職し、第二新卒として転職する
内定先に納得がいかない人や、入社してからミスマッチに気づいた人はありかもしれませんね。
よく「1社目には最低でも3年はいたほうがいい」というアドバイスを聞くかもしれません。しかし、中途半端に3年働いて、思うように力を発揮できずに成果や実績を残せないのであれば、自分の力が発揮しやすい会社を見つけた方が良いです。
もちろん、入社してすぐの転職は避けたいですが、それは入社先に納得がいっていた場合の話です。違和感やミスマッチに気づいているのであれば、経験や実績・スキルを求められず、フレッシュさを評価してもらえる第二新卒のうちに転職しましょう。
就活に失敗しないためのコツ
これまで、就活失敗後の末路について紹介してきました。もっとも、できれば就活失敗という結果は避けたいですよね。
上記のような状況にならなくても良いよう、失敗しないためのコツを知っておきましょう。
周りよりも早く就活をはじめる
就活では早め早めの活動が大切だよ。
就活に失敗する人の特徴として、開始時期の遅さが挙げられます。まだ大丈夫、まだ大丈夫という気持ちでいたところ、気付いたときには大半の選考が佳境を迎えていたという状況です。
就職活動では、時間が経てば経つほど、受けられる企業の数=チャンスは減っていきます。だからこそ、早めの行動が大切なのです。対策する時間が増え、他の学生よりも優位に立てるでしょう。
就活のプロに相談する
プロに相談できれば心強いです。
就活エージェントとは、プロのキャリアコンサルタントが専任となって就職活動を支援してくれるサービスのことです。就活全般の相談やESの書き方、面接対策などの幅広い悩みに答えてくれます。さらに、エージェントの抱える非公開求人まで紹介してもらえ、就活の選択肢が一気に広がります。
就活では一人で考え込まず、誰かに相談して知恵を借りることが重要になってきます。自分一人の意見やアイデアでは、失敗を招くリスクが非常に高いからです。
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「滑り止め」を作る
滑り止めを作っておくのも手だよ。
就活における滑り止めとは、本命に落ちた際の保険として、他社の内定をとりあえずキープしておくことです。その候補は、ベンチャーやスタートアップの企業が多くなります。内定が出やすいからですね。
ただし、もし入社することになったとき自分が苦労しないために、全く興味のない企業を選ぶのは避けるべきです。滑り止め企業を選ぶ際も、いろんな状況を考えた上で選択するようにしましょう。
まとめ
就活を行うにあたって、失敗だけは何としても避けたいところです。しかしそうは言っても、就職できればどこでも良いと考える人は少ないでしょう。自分のキャリアが決まるといっても過言ではないため、慎重になるのは当然です。
やりたい仕事へ就くために、周りよりも早く就活を始め、就活エージェントを活用し、就活失敗を防ぎましょう。
就活を成功させるも失敗させるも、全て自分次第です。自分にとっての就活成功を目指し、達成するための行動を取っていきましょう。