「なんだか職場の上司が冷たいし、嫌われる気がする。上司が嫌いな部下にとる態度ってどんな態度なんだろう。」
社会人の多くの時間は仕事であり、職場の上司に嫌われると、仕事もかなりやりづらくなりますよね。
肩身が狭い思いをしますし、会社に行くのも憂鬱になってしまいます。
大前提として、上司が部下を公平に扱わないことが問題なのですが、世の中には好き嫌いの激しい上司もたくさんいるものです。
それに、上司を自分で選ぶこともできないのも辛いところですよね。
その一方で、上司に嫌われる部下にもまったく原因がないとは言い切れません。
もしかすると、何か上司の機嫌を損ねるような言動を無意識にしている可能性もあるんです。
そこで今回は、上司が嫌いな部下にとる態度や上司に嫌われやすい理由を詳しくご紹介していきます。
さらに、上司に嫌われた時のベストな対処法も取り上げているので、ぜひチェックしてみてください!
・『会話をしてくれない』、『目を合わせない』、『自分が近くにいると笑顔が消える』などは、上司が嫌いな部下に取る態度。
・上司に嫌われた場合は『理由を考えてみる』、『割り切って気にしない』方向で対処すべし。
・どうしても対処できないようなら、関係の改善は諦めて転職や退職した方が良い。
上司が嫌いな部下にとる態度は?いつも不機嫌で当たりが厳しいと注意!
他の人とは仲良くしてるのに、自分にだけ当たりが厳しかったり、いつも不機嫌な態度を取られてしまう。
このように、露骨に態度に出されると、自分は嫌われてるんじゃないかと思ってしまいますよね。
では、具体的に上司が嫌いな人に取る態度とはどのような態度なのでしょうか?
1つずつ詳しくご紹介していきます!
また、上司は自分で選ぶことができないため、露骨に冷たくされる場合、自分のためにも転職や退職を視野に入れてみてください!
上司が嫌いな部下にとる態度①:会話をしてくれない、無視される
上司が嫌いな部下にとる態度として、まず挙げられるのは『会話をしてくれなかったり、無視される』というもの。
他の部下とは明らかに態度に差があり、話しかけても素っ気ない返事しかしてくれない。
中には挨拶すら聞こえていないフリをして無視をする上司もいるでしょう。
また、仕事の話や相談をしようにも、いつも不機嫌そうで話しかけづらいオーラを出している。
こういった態度を取られる場合、上司に嫌われている可能性が高いでしょう。
上司なのであれば、たとえ嫌いな部下でも仕事として支障がないように接するのが普通です。
それなのに、露骨に不機嫌な態度を取られたり、そっけない返事しかしないのは上司として失格ですよね。
上司が嫌いな部下にとる態度②:目を合わせてくれない
上司が嫌いな部下にとる態度、2つ目は『目を合わせてくれない』です。
というのも、特定の部下だけを嫌うような上司は、基本的に陰湿な性格をしています。
そのため、業務上など一応会話はするものの、決して目を合わせようとしないことも少なくありません。
部下が目の前で話しているのに、書類やPCからまったく顔を上げずに適当な返事をするだけ。
しかも、嫌いな部下が話しかけてきた時は、返事も興味のなさそうな覇気のない上の空の返事になります。
今の時代、パワハラはだいぶ減ってきたものの、このように陰湿な形で不快な感情を出す上司に少なくありません。
上司に嫌われても全く気にならないのであればいいですが、もし精神的にしんどいなら逃げ出す選択肢も用意しておいてください。
幸いなことに、今は転職するのが当たり前の時代。
本当に我慢できなくなったら転職すればいいし、退職代行ですぐに辞めることもできるので、自分を追い込みすぎないようにしましょう!
上司が嫌いな部下にとる態度③:自分が近くにいると笑顔が消える
上司が嫌いな部下にとる態度、3つ目は『自分が近くにいると笑顔が消える』です。
自分の感情を我慢できない残念な上司は、嫌いな部下が近くにいると笑顔が消えて真顔になることが少なくありません。
たとえば、自分がいない時は他の同僚と笑顔で話していたのに、自分が輪に入ろうとした瞬間に笑顔がなくなります。
さらに、上司の口数も少なくなり、今まで饒舌に話していたのとは雰囲気まで変わって冷えた空気が流れ始めることも。
もっとひどい時は、自分が同じフロアに入っただけでも同じことが起こるようになることもあるでしょう。
このように露骨な態度を示された場合、上司に嫌われている可能性が高いと言えます。
一度や二度ならまだしも、毎回続くと仕事もやりづらく、ストレスが溜まったり、精神的にもしんどくなるでしょう。
そのため、もし上司の態度がエスカレートして本当に苦しい時は、思い切って逃げることも考えておいてください。
あなたの人生で一番大切なのは、紛れもなくあなた自身ですよ。
上司に嫌われた時の対処法!どうすれば解決できる?
『職場の上司に嫌われていてしんどい。仕事もやりづらいし、どうすればいいかわからない。』
上司が自分にだけ不機嫌だったり、冷たい態度を取ってくると、どうしていいか分からなくなりますよね。
いっそ転職や退職しようかと考えるけど、逃げるみたいで気が進まない気持ちも分かります。
中には、転職したばかりだったり、入社したばかりで辞めるに辞めれないという方もいるでしょう。
当然ながら、上司に嫌われて冷たくされた状況では、ストレスも溜まり、精神的にもいいわけがありません。
そこで、ここからは上司に嫌われた時の対処法を3つご紹介していくので、ぜひチェックしてみてください!
対処法1:上司に嫌われた理由を考えてみる
上司に嫌われていると感じた時、まず嫌われた理由を考えてみることが大切になります。
というのも、嫌われている理由が分からないと、改善のしようがないからです。
上司の態度がある日を境に急に変わったのか、それとも徐々に反応が変わっていったのか、思い返してみてください。
無意識に言い訳ばかりしていた、報告・相談・連絡を怠っていた、やる気なさそうに働いていた、など自分に原因があるかもしれません。
そして、心当たりがある場合は、自分で対処できるのか考えてみましょう。
ただ、どう考えても原因が分からず、上司の理不尽で嫌われているような場合もありますよね。
この場合、自分だけではどうしようもありません。
なので、さらに上の役職の上司に相談したり、開き直って転職活動を始めてしまうのもOKです。
自分に原因があるわけではなく、上司に問題がある場合は、いっそ退職して離れるのも全然アリですよ!
対処法2:仕事だから仕方ないと割り切って気にしない
上司に嫌われた時の対処法として、いっそのこと「仕事だから仕方ないと割り切る」のも1つの方法です。
一生懸命働いたり、『報告・連絡・相談』など自分にできることは全て行った。
それでも上司の態度が変わらない場合、もう仕事と割り切って気にせずやり過ごす方がいいかもしれません。
挨拶や会話ができなくても、他の同僚を介して仕事ができるなら上司は相手にしなくても問題はないでしょう。
接点が多い上司の場合、いつものことだと割り切って感情を無にしてやり過ごすでもOKです。
ただ、割り切るとは言っても、やはりストレスは溜まるもの。
会社は他にもたくさんあるので、頑張っても気持ちの整理ができない時は、職場を退職する方がいいでしょう。
対処法3:どうしてもしんどい場合は転職や退職する
上司に嫌われた時の対処法として、どうしてもしんどい場合は『転職』や『退職』してしまいましょう。
というのも、転職や退職さえしてしまえば、上司の顔を見ることもなくなり、ガラッと環境を変えられるからです。
転職して別の会社に行くと、本当にいい上司に巡り合えるかもしれません。
精神的に疲れたなら、退職して少し休んでもいいでしょう。
そう、上司に嫌われて辛いなら、逃げたっていいんです。
上司に嫌われ、精神をすり減らしながら仕事をする必要なんてありません。
そんなことより、あなた自身の方がはるかに大切です。
もしまだ気力があるなら、働きながら転職活動をして理想の職場を見つけるといいでしょう。
一方で、会社にも行けないほどしんどい方は退職代行サービスを使ってすぐに辞めてしまうことをオススメします。
普通、退職を切り出してもすぐには辞められないため、辞めるまでの期間が気まずくて仕方がありません。
であれば、いっそ会社に行かず、即日で辞められる退職代行を使う方が精神的にもかなり楽ですよ。
このように、上司に嫌われてどうしてもしんどい場合、転職や退職でガラッと環境を変えてみてください!
転職活動をする際は企業の内情をよく知っている転職エージェントの利用をおすすめします。あなたの適性や性格とマッチした会社を紹介してくれので、ミスマッチを防ぐことができます。
おすすめの転職エージェントについては「転職エージェントおすすめ32選|人気の理由や独自調査した口コミなどをもとに徹底比較!」で紹介しているので、この記事と合わせてご覧になってください。
上司に嫌われてしまうのはなぜ?もし心当たりがあれば自分も変わろう!
嫌いな部下に対して、露骨に冷たい態度を取ったり、嫌がらせのような態度をとる上司は言うまでもなく残念な上司です。
とても人の上に立つべき器の持ち主ではありません。
ですが、何もない部下をそこまで毛嫌いする上司はそうはいないはずです。
そのため、自分自身の言動や振る舞いを振り返り、上司に嫌われるようなことをしなかったか考えることが大切です。
ここからは上司に嫌われてしまう代表的な理由をご紹介していくので、心当たりはないかチェックしてみてください!
上司に嫌われてしまう理由①:過ちを認めず言い訳ばかりしている
上司に嫌われてしまう原因として第一に挙げられるのは、『自分の過ちを認めずに言い訳ばかりすること』。
たとえば、仕事中に部下のミスを指摘した際、素直に過ちを認める部下なら指導のやりがいもあります。
ですが、言い訳ばかりでまったく非を認めない部下の場合、上司も話をするだけムダだと感じてしまうでしょう。
それに、言い訳ばかりする部下は、態度が不遜に大きく見えて可愛げがありません。
このように、ミスを認めずに言い訳ばかりが続くと、上司の気分も悪くなり、冷たい態度に変わってしまいます。
そのため、もし自分がミスを認めなかったり、言い訳ばかりしている場合、嫌われる原因はそこにあるかもしれません。
心当たりがある方は、ミスをしても言い訳をせず、素直に謝って上司の話に耳を傾けるようにしてみてください。
人間、誰だって失敗をするものです。
だからこそ大事なのは、『失敗した後にどうするか』ですよ。
上司に嫌われてしまう理由②:効率良く仕事をこなすことができないから
上司に嫌われてしまう原因として、『効率良く仕事をこなすことができない』ということも挙げられます。
特に、バリバリ仕事ができる、やり手の上司にありがちなパターンです。
自分が何でも要領よく仕事ができるため、1つの仕事に時間がかかっている部下のことを理解できないのが大きな原因でしょう。
また、上司によってはそんな部下を「怠け者」「やる気がない」「向上心がない」と判断してしまうこともあります。
一度上司にこのようなネガティブな判断をされてしまうと、上司の当たりもキツくなることが少なくありません。
ただ、この上司の場合、仕事ができるようになってくると、見る目が変わり、ちゃんと評価してくれるのも大きな特徴です。
そのため、上司をギャフンと言わせるべく、1日でも早く仕事に慣れたり、効率良く仕事できるように工夫するといいでしょう。
丁寧に仕事をこなす、言われたことは100%やり切る、上司に認められるよう少しでも食らいつく。
このように、まず自分から行動で示していくことができれば、このタイプの上司はしっかり評価してくれるはずですよ!
上司に嫌われてしまう理由③:報告・連絡・相談を怠っている
上司に嫌われてしまう原因として、『報告、連絡、相談を怠っている』のも大きな理由の1つです。
そもそも上司は、部下がミスしないように仕事内容や行動をしっかり把握しておく必要があります。
にもかかわらず、『報告・連絡・相談』をまったくしない部下は、自分の指示に従っているのか、今何をしているのかも分かりません。
それに『報告・連絡・相談』が少ないと、後になってミスが発覚したり、仕事が全然進んでいないこともよくある話です。
自分の仕事もある上司からすれば、 手取り足取り、0から100まで教えれる余裕なんてありません。
そのため、『報告・連絡・相談』ができない部下に対して、めんどくさいという感情が芽生えて、冷たくなってしまうのです。
もちろん、上司に時間をとってもらうのが申し訳ない気持ちも分かります。
ですが、後になって嫌われてしまうより、積極的に『報告・連絡・相談』する方が上司からしても嬉しくて楽なものです。
社会人として当たり前の『報告・連絡・相談』は、上司へのアピールにもなるので、積極的に行うといいでしょう。
怠っていた自覚がある方は、意識を変えて自分から動き出してみてください。
まとめ
今回は上司が嫌いな部下にとる態度、また上司に嫌われる部下の特徴についてご紹介しました。
合わない上司がいる職場は、とにかくストレスがたまります。
上司の不機嫌そうな顔を見るために毎日出社するのは苦痛ですよね。
ご紹介したように、上司が部下を嫌うのはさまざまな原因があります。
その原因が対処できないものなら、関係の改善は諦めて転職してしまうのも1つの方法です。
もし転職すら言い出せない状況になっている場合は、今注目されている退職代行サービスなどを利用して辞めるのもおすすめですよ。
たとえ話がこじれていても100%退職を保証している会社なら安心してすべての手続きを任せることができます。
仕事ができる素晴らしい上司の下で働きたい方は、ぜひ転職なども検討しながら自分自身がラクになれる対策を第一に考えてみてくださいね!