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転職フェアは意味ない?参加するメリットやデメリットについて徹底解説

転職活動をしている方の中には、転職フェアに参加すべきかどうか迷っている方もいるのではないでしょうか。

転職フェアに行ったことが無い人からは「本当に自分に合う企業に出会えるのか」「行って何をすれば良いのか分からない」という声も聞かれます。

本記事では、転職フェアの概要や参加するメリット・デメリットについて解説します。まだ転職活動の方向性が定まっていないという方も、ぜひ参考にしてください。

転職フェアに参加する前に、今すぐ行動に移したいという人には、転職サービスのdodaがおすすめです。転職サイト・エージェント・スカウトサービスと3つの機能が備わっているので、状況に応じて効率よく転職活動を進められます。

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そもそも転職フェアとはどんなイベント?

転職フェアとは、人材を募集している企業と、転職希望者が1つの会場に集まる、合同企業説明会のことです。

企業の経営者や採用担当者がブースを出展し、自社のパンフレットを配布したり、事業や募集職種について説明したりします。

以下で、代表的な転職フェアのタイプについて見てみましょう。

幅広い業界・職種の求人を見たい人におすすめな「総合型転職フェア」

総合型転職フェアは、幅広い業界・職種の求人を取り扱うのが特徴のイベントです。

例えば、金融もあれば、IT、小売、介護福祉もある、といった具合です。

「個別の企業に応募するほどの志望度は無いけれど、どんな仕事なのか興味がある」という人も、ブースに立ち寄って気軽に話を聞けます。

もちろん、説明を聞くだけで、選考に進まなくても大丈夫です。

キャリアチェンジを検討している人にとっては、いろいろな業界を広く浅くリサーチするのにも役立ちます。

専門職や特定業界で転職したい人におすすめな「特化型転職フェア」

特化型転職フェアは、業界や職種を限定して開催されるイベントです。

具体的な例で言うと、「エンジニア転職」や「保育士転職」などのイベントがよく開催されています。

また、地元企業だけを集めた地域密着型の転職フェアもあります。

自分が転職したい業界や職種、地域などが決まっている人は、特化型転職フェアに参加するのがおすすめです。

希望するジャンルの求人に効率よく出会えるほか、その業界に詳しい人にキャリアを相談したり、最新の業界動向を把握したりすることもできます。

インターネットライブ配信を行う「オンライン型フェア」

上記に加えて、近年増えているのがオンライン型の転職フェアです。

移動の時間や費用をかけて会場に行かなくても、インターネット環境があればどこからでも参加できます。

多くの場合、フェアは複数日程で開催されるため、都合に合わせて参加しやすいこともメリットです。

また、オンライン型転職フェアでは、基本的に専用のテレビ会議ツールを使って、個別面談という形で実施されます。

そのため、在職中の人も、イベントで知り合いに会って転職活動がバレるリスクが回避できます。

転職フェアが意味ないと言われる理由とは?

転職フェアが意味ないと言われるのには、次のような理由があります。

以下で詳しく解説します。

何となく参加しても成果が得られにくい

転職フェアが意味ないと言われる理由の1つは、何となく参加しても成果が得られにくいためです。

下調べをせず、目的もはっきりしないまま参加すると、広い会場をただウロウロするだけで時間が過ぎてしまいます。

見た目や雰囲気で企業ブースに立ち寄ってみても、そもそも知りたいことが無い状態で説明を聞くのでは、あまり身になりません。

多くの転職フェアでは、事前に出展企業が公表されていますので、「ここの話は聞いてみたい」という企業をいくつかピックアップして、ホームページを見ておくのがおすすめです。

合同説明会は人が多すぎて話を聞きにくい

合同説明会は、人が多すぎて話を聞きにくいこともあります。

転職フェアの出展企業数は、小規模なもので10社前後、ドームや大型展示場で開催される大規模なものになると100社以上です。

多くの企業が出展すると、どうしても企業によって人気の差が生まれてしまいます。

知名度の低い企業のブースは閑散としているのに対し、人気企業の説明会は整理券が配布されたり、立ち見になってしまったりすることもあります。

人気企業の場合は個別の質問や相談をする時間も限られるため、一方的に説明を聞くだけで終わってしまうかもしれません。

希望にマッチする企業が少ない

「希望にマッチする企業が少なかった」という実体験に基づいて、転職フェアは意味ないと言う人もいます。

そもそも、転職フェアの出展には数十万円単位の費用が必要になるため、採用にそれだけのお金をかけられる企業は限られます。

そのうえ、イベントごとに出展できる企業数にも限りがあるため、その中から理想通りの完璧な企業を見つけようと思ったら、難しいかもしれません。

ただ、幅広くいろいろな企業の話を聞くことで、新たな発見ができたり、選択肢を広げたりできるのが転職フェアの魅力です。

どの転職フェアでも事前に出展企業が公表されているので、ある程度は調べたうえで参加を検討しましょう。

企業の良い部分しか見せない

転職フェアは、企業の良い部分しか見せないから参加しても意味がない、という意見もあります。

言いたいことは分かりますが、企業の採用活動のほとんどは良い部分を見せるためのものです。

まずは自社の魅力を伝え、働きたいと思ってもらわなければ人材を確保できないため、仕方がありません。

求職者としてネガティブな情報を把握しておきたい場合は、自分で口コミサイトを調べたり、転職エージェントに聞いたりして情報収集するのがおすすめです。

転職フェアは「企業の良い部分を知る場である」と割り切って参加しましょう。

オンラインでの情報収集が充実している

オンラインの方が情報収集しやすいので、転職フェアは意味がないと言うもいます。

確かに、オンラインなら無限に情報が出てきますし、希望条件に合わせて簡単に絞り込みもできます。

転職活動の効率を追求したいのであれば、オンラインの方が良いのは確かです。

ただ、転職フェアには実際に自分の目で見るからこそ得られる情報もたくさんあります。

会場を一周するだけでも、笑顔で一生懸命に呼び込みする企業、椅子でふんぞり返って私語をする企業など、働く人の質が透けて見えます。

こうした企業ごとの空気感は、オンラインだけでは得られない情報です。

こんな人は転職フェアに向いていない

以下の項目に当てはまる人は、転職フェアに向いていないかもしれません。

転職フェアに向いていない人の特徴
  • 大人数が集まる場所が苦手な人
  • 出展企業に興味がない人
  • 対面のコミュニケーションが極端に苦手な人

転職フェアは人が多く、混雑しています。その中で、自分のお目当ての企業を探して、どんどん話を聞いて回らなければなりません。

そのため、人込みが苦手な人や、知らない人と話すのが極端に苦手な人は、雰囲気に圧倒されて疲れてしまうことが予想されます。

あらかじめ、自分に合う企業を絞り込んで紹介してほしいと思う人は、転職フェアよりも転職エージェントを利用するのがおすすめです。

転職フェアへの参加が向いている人

次の項目に当てはまる人は、転職フェアへの参加が向いていると言えます。

それぞれ詳しく見てみましょう。

興味のある企業が出展しているのを見つけた人

興味のある企業が出展しているのを見つけたのであれば、ぜひその転職フェアに参加すべきです。

なぜなら、転職フェアは企業の経営者や人事から、直接話を聞ける絶好のチャンスだからです。

具体的には、企業の最新情報や、会社の雰囲気など、ネットには載っていない情報が得られます。

場合によっては、自分のスキルや経験がどのように活かせるかを相談できるかもしれません。

また、転職フェアでブースを訪れたことは、後で選考を受ける際にも強力なアピールにもなります。

仕事内容が想像できず具体的に話を聞きたい人

仕事内容が想像できず、具体的に話を聞きたい人も、転職フェアへの参加が向いています。

例えば小売業やサービス業などは、私たちが日常生活で目にすることの多い職種なので、仕事内容もある程度想像がつきます。

一方、エンジニアやコンサルタントのような、一般消費者が接する機会が少ない職種の場合、ネットで調べただけではなかなか仕事内容をイメージできません。

詳しい仕事内容や、実際に働く人の雰囲気を知りたい人は、興味のある業界の特化型フェアに参加してみましょう。

一度に数多くの企業の話を聞きたい人

転職フェアは、一度に数多くの企業の話を聞きたい人にも向いています。

通常、個別の企業説明会に参加しようと思ったら、移動も含めて半日はかかります。うまくスケジュールを組めたとしても、1日に2~3社が限界でしょう。

一方で、転職フェアは計画的に回れば1日に5社以上の話を聞くことも可能です。

仮に、希望しない企業からしつこく勧誘されたとしても「他にも見たい企業があるので」と気軽に断ることもできます。

多くの企業の話を聞くことで、転職活動の幅を広げる良い機会になります。

転職活動へのモチベーションを上げたい人

転職活動のモチベーションを上げたい人も、転職フェアへの参加がおすすめです。

転職活動をしていると、自分だけが取り残されている気分になったり、自分がダメな人間のように思えてきたりすることがあります。

また、ネットの求人情報をずっと見ていると、どれも同じに見えてくる…ということも起きがちです。

転職フェアに参加すると、自分と同じように転職活動を頑張っている人や、自分を必要としてくれる企業の存在をリアルに感じられるので、モチベーションが上がります。

転職フェアへ参加する魅力

転職フェアの魅力として、次のようなものがあります。

これらの魅力を意識して参加すると、転職フェアのメリットを最大化できます。

応募前にしっかり話して企業のことを知れる

転職フェアに参加すると、応募前にしっかり企業のことを知れるのがメリットです。

新卒の就活では、基本的に会社説明会を経て本選考に移るため、事業内容や募集職種について詳しく話を聞く機会があります。

一方、中途の転職活動の場合、求人を見ていきなり選考というケースがほとんどです。

気になることは面接で確認することになりますが、選考の場では聞きづらいこともあります。

その点、転職フェアなら企業のことをしっかり理解したうえで、選考に進むかどうかを決められます。

選考に進みたい企業があれば絶好のアピールになる

選考に進みたい企業がある場合、転職フェアでブースを訪問することは、絶好のアピールになります。

なぜなら、多くの企業担当者は、転職フェアで出会った求職者のことを覚えているからです。

仮に覚えていなくても「転職フェアで話を聞いて応募を決意した」と伝えれば、志望動機の説得力が増します。

また、転職フェアで深掘りして聞いた話をもとに選考対策をすれば、ライバルとも差をつけられます。

受けたい企業がある人は、ぜひブースを訪れて自分をアピールしておきましょう。

特化型フェアであれば業界の全体像や具体的な業務内容がわかる

特化型フェアなら、業界の全体像や具体的な業務内容が分かることも、転職フェアの魅力です。

多くの特化型フェアでは、企業ブースの出展だけでなく、その業界で注目されているテーマに関する講演やセミナーも開催されます。

例えば、エンジニア向け転職フェアであれば、「AI活用」や「セキュリティ対策」のような講演です。

この他、業界を熟知したアドバイザーに、無料でキャリア相談ができる場合もあります。

志望業界が定まっている人にとっては、業界理解を深める貴重な機会になります。

おすすめの転職フェア4選

ここからは、おすすめの転職フェアを4つ紹介します。

それぞれの概要や特徴について見てみましょう。

20代で転職したい人におすすめな「マイナビ転職フェア」

引用:マイナビ転職フェア
イベント名マイナビ転職フェア
開催地全国24ヶ所
内容企業ブース、転職に関する各種講演、キャリア相談コーナー、履歴書写真撮影コーナー
出展企業大手・優良企業が多数
参加費無料
公式サイトhttps://tenshoku.mynavi.jp/event/

マイナビ転職フェアは、日本最大級の転職フェアです。

参加費は無料で、入退場も自由にできるため、忙しい人も気軽に参加できます。

転職サービス大手のマイナビが主催とあって、上場企業や優良企業の出展が多いのが特徴です。

過去のアンケートでは、来場者の約7割が35歳までだったというデータもあり、比較的若い人におすすめのイベントです。

会場には、企業ブース以外にも転職に関する講演やキャリア相談コーナー、履歴書写真撮影コーナーなども設けられているため、転職活動に役立つ情報がたくさん得られます。

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27歳 営業関連職
いろいろな企業の方の話を直接聞けたのが良かった。これまで転職先に考えていなかった業界にも興味を持つことができるなど、新しい発見ができました。

引用:転職フェア・イベントならマイナビ転職

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28歳 事務・企画・経営関連職
「企業の採用担当者が、どういうところを見ているか」がわかる講演の内容が参考になりました。

引用:転職フェア・イベントならマイナビ転職

多くの若手中堅層が集まる「doda転職フェア」

引用:doda転職フェア
イベント名doda転職フェアオンライン/dodaカジュアルトーク
開催地オンライン
内容応募前に企業担当者と話せる
出展企業大手・優良企業が多数
参加費無料
公式サイトhttps://doda.jp/event/fair/

doda転職フェアは、2024年7月25日現在、オンライン開催のみとなっています。

パソコンを持っていない人は、スマホやタブレットからの参加も可能です。

dodaの転職フェアには、大きく分けると「doda転職フェアオンライン」と「dodaカジュアルトーク」の2種類があります。

いずれも「面接」ではなく「面談」として企業担当者と話をできるイベントです。

選考は行われないので、志望動機を用意する必要もなく、「興味がある」程度で参加できます。

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参加者
面談をした3社とも知らない企業でしたが、そのうち2社は選考に進みました。 キャリアの悩みに対してアドバイスもいただきました!

引用:doda転職フェア

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参加者
面談をしてみて思っていた以上に自身のスキルの需要があることが認識できすごくよかったです! 選択肢の幅を広げてもいいなと感じました。

引用:doda転職フェア

ITエンジニアのキャリアアップにおすすめ「typeエンジニア転職フェア」

引用:typeエンジニア転職フェア
イベント名typeエンジニア転職フェア
開催地東京(東京ドームシティ プリズムホール)
内容企業ブース、座談会、特別講演、転職ノウハウセミナー、転職相談コーナー
出展企業大手・優良企業が多数
参加費無料
公式サイトhttps://type.jp/s/fair/e/

typeエンジニア転職フェアは、エンジニア転職に特化したイベントです。

経験者はもちろんのこと、未経験でこれからエンジニアを志望する人も参加できます。

特化型フェアだけあって、過去にはNTTデータや日立製作所、DeNAなど、業界大手の企業が参加していました。

また、講演やセミナーもエンジニアに向けた内容になっており、無料で貴重な話を聞けるチャンスがあります。

typeエンジニア転職フェアは、若手から管理職経験者まで、幅広い求人に対応したイベントとなっています。

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参加者
会社の雰囲気を重視しているため、実際の社員の方と話して空気を直に感じることが出来るので有難いです。面接にこぎつけることもできるため、メールや書類の回数も少なくなり、在職中でも転活しやすく助かります。

引用:type エンジニア転職フェア

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参加者
その場で「是非来て」といって下さる企業様に出会うことができました。「第2新卒は参加しづらいかも」とはじめは思っていましたが、歓迎してくださる企業が多かったです。第2新卒ももっと参加すれば良いと思います。

引用:type エンジニア転職フェア

転職ノウハウや求人の選び方を知りたい人は「リクルートエージェント転職セミナー」

引用:リクナビエージェント転職セミナー
イベント名リクルートエージェント転職セミナー・転職イベント
開催地オンライン
内容転職のコツ・ノウハウを学べるセミナー
出展企業なし
参加費無料
公式サイトhttps://www.r-agent.com/event/

リクルートエージェントエージェント転職セミナーは、オンラインで参加できるイベントです。

個別の企業は出展していませんが、転職のフェーズに応じたノウハウを教えてもらえます。

具体的なテーマとしては、「適職診断」「自己PR・志望動機の作成方法」「面接対策」などがあります。

セミナーの中には、第二新卒やエンジニアなど、対象者を絞り込んだセミナーもあるため、より実用的な情報を得られるのがメリットです。

まずは転職活動の戦略を練りたいという人も、ぜひチェックしてみてください。

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20代 初めての転職 転職活動キックオフLIVE参加者
初めての転職活動で、不安がありましたが、不安を抱えているのは、1人ではないんだと改めて感じ、背中を押された気がします。

引用:リクルートエージェント転職セミナー

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30代 キャリアデザインセミナー参加者
転職したいと前のめりになりすぎて視野が狭まり、長期的キャリアの視点を失っていたことに気づけました。

引用:リクルートエージェント転職セミナー

転職フェアをうまく活用するためのポイント

ここからは、転職フェアをうまく活用するためのポイントについて解説します。

参加する前に、ポイントを頭に入れておきましょう。

その場で面接が始まる可能性もあると考えて行動する

転職フェアに参加する際は、その場で面接が始まる可能性も考えておきましょう。

基本的に、転職フェアで行われるのは「面談」であり、その場で選考して合否が出るようなことはほとんどありません。

ただ、まれに企業側と求職者が意気投合して、そのまま一次面接のような流れになることもあります。

志望動機まで完璧に用意する必要はありませんが、せめて自分の希望条件や、強み・弱みくらいは説明できるようにしておくと安心です。

企業の方々に求める人物像についてヒアリングする

転職フェアの場では、企業担当者に求める人物像をヒアリングしておくと、大きく2つのメリットがあります。

1つは、求める人物像に自分が当てはまるかどうかを判断でき、ミスマッチを防げることです。

もう1つは、選考に進んだときに、効果的なアピールができることです。

例えば「何事にも積極的に挑戦できる人材を求めている」と言われたら、面接の日までに、自分が過去に挑戦したエピソードや、そこで学んだことを用意できます。

希望の業界や職種の会社のブースを出来るだけたくさん回る

希望する業界や職種のブースは、出来るだけたくさん回るようにしましょう。

転職フェアは会場が広かったり、初対面の人と話をしたりして疲れるので、「早めに帰ろうかな」という気持ちになりやすいものです。

ただ、少しでも気になる企業が残っているのなら、なるべく回っておくことをおすすめします。

終わってから「やっぱり気になる」と思っても、次のチャンスが無いかもしれません。

転職はタイミングも大切なので、後悔しないようにたくさんの企業を回っておきましょう。

複数の同業他社を回って比較検討する

転職フェアは、同じ業界の企業を比較する絶好のチャンスです。

特に、自分が詳しくない業界の場合、1社の話を聞いただけでは全体の相場が分かりません。

複数の企業で話を聞くことにより、業界内のポジションや給与水準、社風なども掴みやすくなります。

また、選考に進む場合にも「なぜ他社ではなく当社を志望したのですか?」と聞かれたときに、自信を持って答えられるようになります。

転職フェアに参加したら、記憶が鮮明なうちにノートに書き出すなどして、比較検討してみましょう。

Webサイトやパンフレットでは判断できない情報を聞き出す

転職フェアに行ったら、なるべくWebサイトやパンフレットには載っていない情報を聞き出すようにしましょう。

せっかく企業担当者と直接話ができるのに、就業時間や社員数など表面的な質問をするのはもったいないことです。

例えば、具体的な業務内容や職場の雰囲気など、そこで働く人にしか分からないことがあるはずです。

質問することが思いつかなければ、自分のキャリアや希望条件を話して、フィードバックをもらうという方法もあります。

転職フェアに参加する前にするべきこと

転職フェアに参加する際は、事前に次のことをやっておきましょう。

それぞれ詳しく解説します。

明確な目的を持って参加する

転職フェアに参加する際は、目的を明確にしておきましょう。

例えば「〇〇業界が未経験でも挑戦できるか見極める」「自分の市場価値を確認する」などです。

目的がはっきりしないまま参加すると、次にどこを回れば良いのか分からず、ただウロウロしているうちに時間を浪費してしまいます。

企業ブースだけでなく、会場で行われる講演やキャリア相談カウンターなども含めて、目的を考えておきましょう。

出展している企業をチェックする

転職フェアに参加するときは、事前に出展企業をチェックしておきましょう。

具体的には、まず転職フェアの公式ページで出展企業の一覧を見て、気になる企業をピックアップします。

このとき、大手の知っている企業だけでなく、業種や職種を見て知らない企業も候補に入れるのがポイントです。

次に、ピックアップした企業のホームページや採用ページを見て、魅力や懸念点、確認したいことなどをメモしておきます。

ここまで予習して参加すれば、転職フェアをフル活用できるはずです。

どの年齢や職種に特化した転職フェアか確認しておく

転職フェアに参加する際は、どの年齢や職種に特化したイベントかを確認しておくことも大切です。

多くの場合、イベント名を見れば「エンジニア」や「第二新卒」など、対象者が明記されています。

また、定期的に開催されている転職フェアであれば、過去の開催レポートや口コミ情報を見れば、どんな人が参加していたのかも分かります。

自分に合わない特化型フェアに参加すると、時間のムダになってしまう可能性が高いので、よく調べておきましょう。

転職フェア以外にも転職エージェントを活用しよう!

転職活動を効率よく進めたい人には、転職フェアへの参加に加えて、転職エージェントを活用するのもおすすめです。

転職エージェントには次のような魅力があります。

転職エージェントの魅力
  • アドバイザーが、適性や希望条件を客観的に判断してくれる
  • ネットには無い企業情報を教えてくれる
  • 企業との日程調整や条件交渉を代行してくれる

ここでは、当サイトおすすめの転職エージェントを2つ紹介します。

それぞれの特徴を解説します。

丁寧で質の高いサポートを受けたい人は『doda』

【公式】https://doda.jp/
名前doda
料金無料
求人数公開求人:228,221件
非公開求人:-
(2023年12月14日現在)
今の求人数:公式HP参照
対象年代20代~60代
対応エリア全国
オンライン面談
得意分野・業界全業界、全職種
公式HPhttps://doda.jp/
企業情報を見る
運営会社名パーソルキャリア株式会社
拠点東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F
書類添削の有無あり
面接対策の有無あり
スカウト機能の有無あり
連絡手段メール、電話
オプション【ス・オ・面・年】
dodaの特徴
  • 転職サイト、エージェント、スカウトサービスの3つの機能が使える
  • 求人数は業界トップクラス
  • キャリアアドバイザーが転職をトータルサポート

dodaは、転職サイトとエージェント、スカウトサービスの3つの機能が使える転職サービスです。

エージェントのキャリアカウンセリングを受けることで、あなたの適性やスキルを客観的に診断し、ぴったりの企業を紹介してもらえます。

応募する企業が決まったら、履歴書・職務経歴書の添削や、面接対策もしてもらえるので、内定がぐっと近づきます。

さらに効率よく転職活動を進めたい場合は、スカウトサービスも利用しておくと、あなたに興味を持った企業からスカウトが届くかもしれません。

dodaは、最短距離で転職を成功させたい人におすすめのエージェントです。

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未経験転職を叶えたい20代は『マイナビエージェント』

マイナビのプロモーションを含みます

マイナビエージェント
【公式】https://mynavi-agent.jp/
名前マイナビエージェント
料金無料
求人数公開求人:-
非公開求人:-
(2023年12月14日現在)
今の求人数:公式HP参照
対象年代20代~30代の若手向け求人が多い
※年齢制限なし
対応エリア全国
オンライン面談
得意分野・業界全業界、全職種
公式HPhttps://mynavi-agent.jp/
企業情報を見る
運営会社名株式会社マイナビ
拠点東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 パレスサイドビル
書類添削の有無あり
面接対策の有無あり
スカウト機能の有無あり
連絡手段メール、電話
オプション【ス・オ・面・年】
マイナビエージェントの特徴
  • はじめての転職活動でも安心のサポート
  • 各業界に精通した専任アドバイザー
  • 職場の人間関係や雰囲気などの情報を得られる

マイナビエージェントは、未経験で転職を目指す20代におすすめのエージェントです。

各業界の転職市場に精通した専任のキャリアアドバイザーが、企業選びから選考対策、条件交渉まで、トータルでサポートしてくれます。

マイナビエージェントには「リクルーティングアドバイザー」という職種があり、実際に企業に足を運んで、働く人の雰囲気や求める人材の情報を収集しているのが特徴です。

これにより、リアルな企業情報が得られ、他社にはないマッチング力が発揮されています。

求職者目線の徹底したサポートが好評なので、初めて転職する20代の人も安心して頼れるエージェントです。

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転職フェアに関してよくある質問

ここからは、転職フェアに関してよくある質問にお答えします。

転職フェアにはどんな格好で参加するべき?

転職フェアに参加する際の服装は自由ですが、スーツで行くのがベストです。

転職フェアは面接ではありませんが、あまりラフな格好や個性的なファッションでいくと、第一印象が悪くなってしまう可能性があります。

企業担当者から見たときに、「一緒に仕事をする相手としてふさわしい」と思われることが大切です。

転職フェアには何を持っていけば良い?

転職フェアの持ち物として、まず必要なのが予約票と筆記用具、メモ帳です。

予約票は、転職フェアのサイトから事前登録することで入手できます。アプリの画面を提示する場合や、紙で印刷して持って行く場合があるので、確認しておきましょう。

履歴書・職務経歴書は必須ではありませんが、念のため複数セット用意しておくと安心です。

この他、自分の名刺や、もらったパンフレットを入れるためのサブバッグもあると便利です。

転職フェアには予約なしでも参加できる?

転職フェアはイベントによって、予約がいる場合といらない場合があります。

予約が必要なイベントでも、ほとんどの場合、入り口で手続きをすれば入場できます。

ただ、入り口での手続きは端末の台数が限られていたり、アプリの取得に時間がかかったりすることもあるので、予約してから行くのがおすすめです。

転職フェアには途中参加できる?

転職フェアは、開催時間中であれば入退場は自由です。

ただし、終了時間ギリギリでは入場できない場合もあるので、受付終了時刻を確認しておきましょう。

転職フェアを上手く活用するには事前準備と情報収集が大切!

転職フェアは、1日で多くの企業と出会える魅力的なイベントです。

転職フェアによって、「総合型」や「業界・職種特化型」などさまざまな特色があるので、自分に合ったイベントを選ぶことが大切です。

実際に企業担当者から話を聞くことで、ネットの求人票だけでは分からない、業界のトレンドや企業の社風がつかめます。

転職フェアを最大限に活用したい人は、参加目的を明確にして、出展企業について予習するなど、しっかり準備をしてから臨むことが大切です。

面接のように身構える必要はないので、気軽に多くの企業を回って、転職の選択肢を広げましょう。

編集者1

杉田 陸 - キャリアクラス編集部

プロフィールを見る

新卒で福岡県のメーカー企業に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。一般社団法人プロティアン・キャリア協会が行う『プロティアン・キャリア検定資格』に合格(合格証明)。
※プロティアンキャリア検定は、自身・他者のキャリア開発に活かせる、変化する新時代のための認定資格

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編集者2
千田 究太郎 - キャリアクラス編集部

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新卒でマーケティング支援会社に入社。その後、Web広告を扱う企業を中心に二度転職を経験したのち、ウェブココル株式会社に入社。自身の転職成功経験を踏まえて、主に第二新卒〜若手の転職情報に精通。最新の転職情報をお届けします。

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ファクトチェック
大島 大地 - ウェブココル株式会社取締役

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新卒で東証プライム上場メーカーへ入社。その後上場企業傘下のWebメディア企業へ転職し、ウェブココル株式会社の取締役へ就任。採用の全責任者として、年間100名近くの採用選考を実施し、社員0名→25名へグロース。自社において幅広いなリクルーティングサービスを利用し、多くのサービスに精通。採用側の視点でサービスのファクトチェックや記事内容を精査しています。

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キャリアクラスが信頼できる理由

キャリアクラス転職では、編集ポリシーに則って、厳正な管理のもとコンテンツを作成しております。この投稿には、広告パートナーの製品への参照が含まれている場合があります。詳細は、キャリアクラス転職が独自に定める広告掲載ポリシーをご覧ください。

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執筆者情報

大学卒業後は会社員として14年ほど人事の仕事をしてきました。現在はフリーのwebライターとして活動しており、プライベートでは一児の母です。ベンチャー企業から上場企業まで、いろいろな会社で採用や人事評価に携わってきたので、現場のリアルな情報を発信していきたいと思います。

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