専門商社の志望動機の書き方がわかりません…。
例文と評価されるコツについて解説するから、参考にしてみてね!
専門商社は年収が高く安定性があり、新卒の入社希望先として人気です。そのため応募が殺到し、倍率は数十倍にもなる非常に狭き門でもあります。
専門商社の選考に通過するためには入念な志望動機を練る必要がありますが、「受かる志望動機の書き方がわからない」という悩みを抱える就活生も多いです。
そこで本記事では、専門商社の志望動機例文を種類別に解説します。また、事前に準備すべきことや書き方のコツについても解説するので、応募の際の参考にしてみてください。
専門商社の志望動機の書き方がわからないなら、就活エージェントのJobSpring(ジョブスプリング)に相談しましょう。JobSpringの担当アドバイザーが、受かるための丁寧な添削をしてくれるので安心です。
専門商社の志望動機を考える前にしておきたい準備5つ
専門商社の志望動機を書く際は、いきなり書こうとするのではなく、事前に念入りな準備をしましょう。必要な準備は次の5つです。
以下で詳しく解説するので、まずはすべて実行しましょう。
自分の強みや価値観を理解するため自己分析を行う
まずは自分の強みや価値観を理解するため、自己分析をおこないましょう。自己理解を深めることでアピールできるポイントが見つかります。
すでに自己分析をしている人もいるかもしれませんが、自己分析は繰り返すことで自己理解が深まります。
志望動機を考える上で重要なのは、企業が求める人材と自分の強みがマッチしていることです。企業の価値観とマッチすることにより、就活生は入社後も自分の強みを活かして仕事に取り組みやすくなるでしょう。
企業との相性が良いことをアピールしよう。
商社業界を選んだ理由を書き出す
各企業ごとの志望動機の作成をする前に、まずは商社業界を志望する理由を書き出しましょう。面接においてもその企業に対する志望動機を聞かれるのはもちろん、業界自体への志望動機についても聞かれることは多々あります。
業界を志望する理由が浅いと、ほかの業界でも良いのではと採用担当者に思われてしまいます。自己分析と業界研究を深め、「商社業界でなければならない」動機を言語化しましょう。
ありきたりな志望動機しか思いつかないという人は、視点を変えてみるのも有効です。
専門商社でしかできないことを自分の言葉で説明できるようにする
どの志望動機にも言えることではありますが、「その会社でしかできないこと」を自分の言葉で説明するのは重要なポイントです。特に、専門商社で働くということは、特定の分野に特化したスペシャリストになるということです。
専門商社が扱うのは医薬品、金属、食品、エネルギー、機械、化学など多岐にわたり、独自のパイプや顧客との強いコネクションを持っています。
スペシャリストになることが自分にとってどうプラスになるのかを考えてアピールしましょう。
業界・企業研究を深めて専門商社の強みを理解しよう。
なぜ総合商社ではなく専門商社なのか説明できるようにする
商社業界を志望する就活生にとって、専門商社と総合商社との比較は避けては通れません。総合商社は就活生に特に人気であり、専門商社の面接官から「なぜ総合商社ではなく自社なのか」という質問をされる可能性は高いでしょう。
「なぜ専門商社なのか」という質問に対しては、専門商社ならではの強みになぞらえて回答するとスムーズです。
専門商社ならではの強みは、専門分野のスペシャリストになれることや、総合商社では扱えない商品を扱えることなどがあります。
特徴がはっきりしているのでそれほど難しい質問ではないです!
専門商社のなかでも志望企業独自の強みを理解する
商社業界の志望動機や専門商社の志望動機を見つけたら、応募先企業の企業研究を深めて他社にない理由を明確化しましょう。応募先企業の強みと自分の強みがマッチしていることをアピールできれば選考突破が近づきます。
面接で志望動機を聞かれた際に理由を明確化できていないと「それなら他社でも良いのでは?」と思われてしまいます。
他企業と比較しつつ、応募先企業独自の強みを探しましょう。
OB/OG訪問をして、実際に働く人に話を聞くのも有効だよ。
専門商社の志望動機の評価される書き方
専門商社で評価される志望動機は以下のような構成で書きましょう。
- 結論
- 専門商社業界の志望理由
- 専門商社のなかでもその企業を志望する理由
- 入社後のどのように活躍したいか
志望動機だけでなく、面接で話す際は基本的に結論から答えましょう。「私が御社を志望したのは○○だからです。なぜなら~」と続けてください。
結論を述べたら、次に専門商社業界を志望した理由を述べ、続いて専門商社のなかでも応募先企業を志望する理由を回答しましょう。
専門商社業界を志望した理由を話す際は、理由につながるエピソードを話すことで説得力が上がります。
最後に、入社後に自分が活躍するビジョンについて具体的に話すことで、採用後のイメージがしやすくなります。
【種類別】専門商社の志望動機例文
専門商社の志望動機例文を種類別に紹介します。
志望動機が思いつかずに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
例文1:食品系専門商社の志望動機
私が御社を志望する理由は、食品産業の多様性や影響力に惹かれているからです。食べ物は我々が生きる上で必須のものであり、その生産から流通、消費に至るまでのプロセスに携わることで、人々の健康や生活の質を向上させることができます。
また、食品産業は継続的な成長が期待される分野であり、市場の変化に対応し、新たなニーズに応えるためには柔軟性と創造性が求められます。 さらに、食品産業は環境への配慮や社会的責任が求められており、私はこれに貢献したいと考えています。
その中でも御社はフードロスの問題解決に積極的に力を入れており、御社でメーカーや小売店のニーズに沿いながら、より良い食文化の発展につながる提案をしていきたいです。
食品産業について理解していることや、課題解決に向けた意欲をアピールできます。
例文2:化学・医療系専門商社の志望動機
私が御社を志望したのは、積極的に海外展開する姿勢に感銘を受けたからです。そもそも、医療分野は人々の生命と健康に関わるものであり、その使命感に魅了されました。ただ、すべての人に医療が行き渡っていないという現実もあります。
私は発展途上国への留学を経験し、現地の人々が満足に医療を受けられない状態を目の当たりにしました。最先端の医薬品があれば悩まされずに済む病気もあり、救える命をできるだけ増やしたいと考えるようになりました。
医療系専門商社の役割は医薬品を輸出する上で非常に大きいものがあります。特に御社は発展途上国をターゲットにした海外展開をおこなっており、私の成し遂げたいことと合致すると考えます。
御社に入社させていただいた際には、留学で培った国際的な視点やコミュニケーション能力を武器に、医薬品の国際取引に貢献したいと考えています。
自身のエピソードに絡めて志望動機を作ると、説得力が上がるよ。
例文3:機械・電子部品系専門商社の志望動機
私は、御社が進めている発電設備の企画提案業務に携わりたいと考え志望いたしました。発電分野は社会の基盤となる重要な要素で、日々技術の目覚ましい発展やそれに伴った課題が尽きない分野です。
特に我が国のエネルギーは化石燃料による発電が大部分を占めており、環境面の大きな課題を残しています。環境問題を解決するには目下再生可能エネルギーによる発電が注目されており、各メーカーが研究・開発を重ねています。
御社はそれらメーカーの下支えとして、課題解決のために欠かせない重要な役割を担っていると考えます。入社させていただいた際にはこの分野での提案に必要な専門知識を磨き、各企業をつなぐ役割を果たして発電における技術や製品開発に貢献したいです。
業界や技術に焦点を当てて話す際は、メーカーの志望動機にならないように気をつけましょう。
例文4:鉄鋼・金属系専門商社の志望動機
私が御社を志望したのは、日本の多くの産業を支える鉄の生産・供給に携わり、社会的貢献度の高い仕事がしたいと考えたからです。なかでも御社の「個々の持つ個性を活かしながら、一つのチームで事業を展開していく」という姿勢には強く惹かれています。
現在、私はハンドボール部でマネージャーを務めています。中学、高校の部活でもマネージャーを務めており、生粋の「裏方で支えるのが大好き人間」である自負があります。
ハンドボール部でのマネージャー経験から、大きく2つの気づきを得ることができました。
・性格が合わない人でも、同じ目標を持ちコミュニケーションを取ることで信頼が生まれる
・ランニングや筋トレを部員たちに混じっておこなうことで、結束が高まる
御社は独立系商社とのことで、仕入れ先や事業展開の自由度が高いと聞きました。鉄鋼の商材は幅広い知識が必要ですが、私自身も学ぶ姿勢を忘れず、将来的にはチームに何が必要かを熟考し、ビジネスをリードできる存在になりたいと思います。
社会人はチームで活動することも多いから、協調性をアピールするのは有効だよ。
例文5:繊維系専門商社の志望動機
私は、国際社会に大きな影響を与える仕事をしたいと考えています。私は幼少期より英語を学ぶ中で、語学力を活かした仕事に就きたいと考えるようになりました。
その中でも、繊維産業は国際的な取引が盛んな分野であり、それぞれの国の文化を理解することが重要です。現地の文化を理解するためには、現地の取引先との連携を密にする必要があります。
また、 繊維産業はファッション、衣料品、テキスタイルなど、私たちの日常生活に欠かせない一方で、環境に対する影響が大きい分野でもあります。繊維産業の持続可能性を考慮すると、これからは環境に配慮した製品や生産方法を推進することが重要であり、専門商社はその役割を担う重要な業種です。
御社は独自の繊維素材と幅広いネットワークの強みを活かすことで、この社会課題に大いに貢献しています。入社したら、語学力とコミュニケーション能力を活かして、環境に配慮した繊維産業の発展に貢献できるよう努力します。
具体的な商品について触れられると、さらに深みを持たせられます。
例文6:燃料・エネルギー系専門商社の志望動機
私は、御社でエネルギーの安定供給とさらなる課題への解決に取り組むことで、人々の生活の安心を守り続けたいと思います。きっかけは豪雨により被災し、普段当たり前のように使用していた電気やガスなどが利用できない現実に直面し、非常に不安を感じたことです。
エネルギーの供給は経済と社会情勢が関係し、常に課題にさらされている状態です。問題の解決には多くの専門家やステークホルダーが関与し、チームで成功を追求します。御社においても、課題解決に向けて真剣に取り組んでいる姿勢を拝見し、魅力を感じました。
御社に入社後はチームや事業者とのコミュニケーションを大切にし、消費者の生活のインフラを支える使命感を持ちながら、日々邁進してまいります。
時事問題や実体験に絡められると厚みが出るね。
専門商社に受かるための就活のポイント
専門商社に受かるための就活のポイントは次の通りです。
- 専門商社の全体像を把握する
- 取り扱う商材や分野について勉強する
- タフさやポテンシャルをアピールする
- 就活エージェントに相談して優良専門商社の求人を紹介してもらう
まずは専門商社の全体像を把握しましょう。専門商社は大きく分けて総合商社系専門商社、メーカー系専門商社、独立系専門商社の3つのタイプがあります。
3つの中から志望する業界が決まったら、その業界が扱う商材や分野について勉強し、ある程度の知識を身につけましょう。
面接では、タフさやポテンシャルをアピールしましょう。新卒ではスキルや経験値に大きな差がない分、入社後に活躍できるかというポテンシャルを見込んだ採用になりがちです。
優良専門商社の求人を見つけるなら、就活エージェントに相談して紹介してもらいましょう。
専門商社の就職を目指すのにおすすめの就活エージェント
専門商社への就職を目指すなら、就活エージェントに登録して優良求人を紹介してもらいましょう。以下は、おすすめの就活エージェントです。
それぞれの特徴について詳しく解説するので、自分に合ったサービスを利用しましょう。
ジョブスプリング
名称 | JobSpring(ジョブスプリング) |
運営企業 | HRクラウド株式会社 |
対象学年 | 25卒・26卒 |
強み | AI×プロのエージェントによる高精度なマッチング |
利用しやすさ | 対面面談が東京のみ(オンライン対応) |
求人 | 内定まで最短2週間の求人を紹介 |
紹介実績 | 1000社から厳選された3~4社を紹介 |
サポート | 早期離職率0.1%を誇る手厚いサポート |
総合得点 | 18.5/20.0点 |
公式HP | https://jobspring.jp/ |
JobSpring(ジョブスプリング)は、ヒアリングやAIによる診断を通じて、一人ひとりに合う企業を厳選して紹介しているのが特徴です。
特に専任のアドバイザーによる丁寧なサポートが評判で、的確な対策により内定率が90%以上と高い水準を誇ります。
また、特性に分けた就活イベントに参加できるので、自分に合った企業を見つけやすいのも魅力です。
マッチ率が高いから、早期離職率も低いよ。
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キャリアパーク
名称 | キャリアパーク就職エージェント |
運営企業 | ポート株式会社 |
対象学年 | 25卒 |
強み | 最短1週間で優良企業へスピード内定ゲット |
利用しやすさ | 全国対応でエリアも広く、丁寧なヒアリングが好評 |
求人 | 厳選された全国各地の優良企業300社から求人を紹介 |
紹介実績 | 年間1,000人以上の就活生がスピード内定獲得 |
サポート | 選考対策やセミナーなどで選考通過率が大幅アップ |
総合得点 | 18.5/20.0点 |
公式HP | https://careerpark-agent.jp/ |
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よくある質問
ここからは、専門商社への就職に関するよくある質問に回答します。
事前に疑問を解消して納得のいく内定を目指しましょう。
専門商社への就職は難しい?
商社と言えば倍率が非常に高く難しいイメージがありますが、専門商社であれば就活生が思っているほど難しくはありません。
専門商社は総合商社に比べて知名度が低い分、穴場になりやすい傾向にあります。自己分析や業界・企業研究を進めて対策すれば、内定は十分獲得可能です。
専門商社を目指すなら、志望企業の特徴や取り扱う商品について知っておくことも重要です。応募先の企業に合わせた志望動機を考えて、マッチ度が高いことをアピールしましょう。
難しいというイメージで敬遠する必要はないよ。
専門商社のやりがいは?
専門商社のやりがいは、具体的に以下のようなものがあります。
- その分野のスペシャリストになれる
- 取引の額が大きいため、大きな仕事をやっている実感がある
- 専門分野での人脈を築ける
専門商社で勤務すると、大きな仕事をやっていることの実感や、専門分野のスペシャリストになれることで自信が生まれ、モチベーションにつながるという人が多いです。
また、総合商社ほどではないにしろ収入が高いことがやりがいになる人も多くいます。
自分のやりたいことにずっと関われるのは良いですね。
専門商社と総合商社の違いは?
専門商社と総合商社とでは、基本的に扱う商品が違います。総合商社は幅広い業界の製品やサービスを扱っています。インフラや資源など規模の大きな商品を扱うことが多く、さまざまな分野で利益を上げられるのが強みです。
一方、専門商社が扱うのは特定の分野に特化した製品やサービスです。専門商社は独自のノウハウや業界内のパイプを持っており、個々の顧客に近いところからサービスを展開できる強みがあります。
自己分析を深めて、どっちがより向いているのか考えてみよう。
専門商社に評価される志望動機を作るには就活のプロによる添削が必須!
専門商社の入社難易度は総合商社ほど高いわけではありませんが、人気業種であるのは間違いなく、ライバルは強力です。選考を通過して内定を獲得するなら、志望動機に力を入れましょう。
専門商社に評価される志望動機を作るには、就活エージェントに登録して就活のプロに添削してもらうのが確実な方法です。
自分に寄り添ったサポートを受けたいなら、JobSpring(ジョブスプリング)に相談しましょう。JobSpringなら応募企業に合わせて徹底的な対策をするため、内定率は90%以上と高い水準を誇っています。
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