「退職理由は嘘でもいいの?引き止められない退職理由や嘘をつくときの注意点が知りたい!」
仕事を辞める際は退職理由を会社に伝えるのが一般的です。
ですが退職理由がマイナスな場合、本当のことを言いづらいと感じる人が多いのではないでしょうか?
そういうわけで今回の記事では、おすすめの嘘の退職理由をご紹介していきます。
さらに、スムーズに退職するために気をつけたいことにも触れていくので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
・法的に退職理由を言わなければならない旨は定められていないため、嘘を伝えても問題ない。
・むしろマイナスの理由を正直に伝えるよりも、嘘をついたほうがいいケースもある。
・退職理由としておすすめなのは、『体調不良』、『家庭・実家の事情』などを伝えるといい。
・どうしても退職を切り出しづらい方は、まずは退職代行の『無料相談』で色々聞いてみるのがおすすめ
退職理由は嘘でも良い?仕事を辞める理由で嘘をつくメリットとは?
結論から言うと退職理由を伝える際、嘘をついても問題ありません。
労働基準法や民法でも、「退職理由を伝えなくてはならない」という決まりはないため、会社側に理由を説明する義務はないんです。
ただ、何も言わずに辞めるというのは現実的にむずかしいはず。
会社を辞める理由がマイナスだとしても、できるだけ円満退社するために嘘の理由を伝えても大丈夫です。
そこでここからは、『嘘の退職理由でも問題ない理由』についてお話していきます。
退職理由で嘘をつくことのメリット・デメリットや、退職代行についても触れていくので、さっそく見ていきましょう!
嘘の退職理由でも問題がない理由とは?
職場に不満があって辞める場合、マイナスな内容をそのまま会社に伝えると角が立ち、上司と気まずい関係になる可能性があります。
したがって、本来の理由ではない内容で退職を告げても問題ありません。
法的にも、「嘘の退職理由を言ってはいけない」などの決まりはないため、事実と異なることを言っても大丈夫です。
ちなみに民法では、退職したい旨を2週間前までに申し出る必要はありますが、理由についての明記はありません。
なので「一身上の都合」などの漠然とした理由でも退職できるんです。
仕事を辞める理由で嘘をつくメリット・デメリットとは?
嘘の退職理由でも問題なく辞められることが分かったとはいえ、トラブルが起きないか不安になる人もいるでしょう。
そこでここでは、退職理由で嘘をつくことのメリットとデメリットについてお話していきます。
退職理由で嘘をつくメリット
スムーズに辞められる点が、退職理由で嘘をつくメリットだと言えるでしょう。
会社が納得しやすい理由を伝えたり、前向きな内容を伝えたりすることで、職場の雰囲気が悪くならずに済みます。
気まずい関係にならないため、退職後の手続きもスムーズにおこなえるはずです。
退職理由で嘘をつくデメリット
ついた嘘を退職日までつき通さなければならない点が、退職理由で嘘をつくデメリットだと言えるでしょう。
会社に退職の意思を伝えて辞めるまで、最低2週間あります。
その間、話のつじつまを合わせる必要があるため、うっかり本当の理由を話さないように気をつけなければなりません。
嘘をつく自信がなければ退職代行を使ってもOK!
退職理由で嘘をつく自信がない人は、退職代行を使うのも1つのアイデアです。
退職代行業者に依頼すれば、代わりに会社への退職の意思も伝えてくれるので、自分で言う必要はありません。
会社に辞める意思を伝えた翌日から、有給休暇を取ることも業者に伝えておきましょう。
その後は退職に関する一連のやり取りを退職代行業者がおこなってくれるため、会社と一切連絡を取らずに済みます。
なので、退職代行業者に依頼した日から最終日まで、出社せずに辞められるんです。
退職理由を伝えると会社とトラブルになりそうな人で、嘘の理由を言えない人は退職代行を使ってみることをおすすめします。
嘘をついた方がいい退職理由とは?引き留められる可能性が高い!
マイナスな退職理由を正直に伝えると、退職までの間に職場に居づらくなったり、上司からの嫌がらせを受けたりすることも。
余計なトラブルを避けるために、嘘をついたほうがいい場合があります。
たとえば以下のような理由で辞めようと考えている人は、会社に嘘をつくことを検討してみてください。
- 業務内容に不満がある
- 上司が合わない、嫌い
- 職場の人間関係が悪い
- 給料が安すぎる
- 残業が多い
- 会社に将来性を感じられない
- この職場では自分が成長できない
総じて会社に不満があって辞めたいなら、嘘をついたほうがいいでしょう。
会社への不満を伝えることで、上司とトラブルになる可能性が高くなるからです。
なお「部署を異動してみてはどうか」や「給料を上げるから」など、改善策を出されて引き止められることがあります。
退職の意思は変わらないのに引き止められても困りますよね。
会社とのトラブルを避け、一刻も早く退職を受理してもらうためにはマイナスな退職理由は言わないようにしましょう。
引き止められない退職理由は?嘘だけど最強の仕事を辞める理由おすすめ5選
会社から引き止められずに辞めるには、どのような理由を言ったらいいのでしょうか。
ここでは、『引き止められない退職理由5選』について取り上げていくので、さっそく見ていきましょう!
- 結婚による寿退社
- 自身の体調不良
- 家庭・実家の事情
- 資格取得のための勉強
- やりたい仕事への転職
理由①:結婚による寿退社
結婚による寿退社は実際に退職理由として使われることが多く、引き止められにくいです。
寿退社に加えて「結婚を機に退職しなければならない理由」を補足すると、さらに説得力が増すでしょう。
たとえば「結婚と同時に引っ越しをする」や「パートに切り替える」などです。
「このまま働き続けるのがむずかしい」ということが伝わるような理由を付け加えてみてください。
理由②:自身の体調不良
自身の体調不良が理由で辞める場合、引き止められない可能性が高いのでおすすめです。
体調不良の社員を無理に働かせるわけにいかないため、すんなり受け入れてくれるケースが多いでしょう。
ただし「辞めずに休職してはどうか」などの代替案を出される可能性があります。
その場合、「会社に迷惑をかけたくないので休職せずに辞めたい」とはっきり伝えてください。
必ず「会社を辞めないと自分の体調は戻らない」という内容を伝えましょう。
理由③:家庭・実家の事情
家庭や実家の事情とはたとえば、「親の介護や看病」などです。
親の介護や看病を退職理由として伝え、これまで通り働けないことを強調しましょう。
ただ、会社によっては福利厚生の中に「介護休暇」があるため、取得を勧められる可能性があります。
「介護がいつまで続くかわからないので退職したい」など、介護休暇を取得せずに辞める意思を伝えてください。
ちなみに親の介護や看病で辞めたあとは、嘘がばれないようにしましょう。
新しい会社に出勤している姿を、前の職場の人に見られることがあるため、退職後の行動には十分気をつけてください。
理由④:資格取得のための勉強
退職理由で「資格取得のための勉強をする」と伝えるのもおすすめです。
「目指している資格の難易度が高く、仕事と勉強を両立できない」という内容を伝えましょう。
勉強に集中したい旨を言えば、引き止められることはないはずです。
周囲の疑いを少しでも晴らすために、普段から資格取得に興味があることを話しておくと、退職理由の信ぴょう性が増すでしょう。
理由⑤:やりたい仕事への転職
やりたい仕事へ転職することも、引き止められない退職理由の1つです。
会社はやりたいことがある人を引き止める権利がないため、退職を受理せざるを得ないでしょう。
その際、今とは全然違う職種への転職を希望していることを伝えてください。
たとえば現在の職種は事務だけど、やりたい仕事はトリマーなど。
仮に転職するのに資格取得が必要な場合でも、「これから専門学校に通って本格的に勉強する」などと言えます。
そうすることで会社は、退職を阻止できなくなるでしょう。
スムーズに退職するための注意点とは?
会社に退職する意思を伝えたら、会社を辞める日まで平穏に過ごしたいものです。
そこでここからは、『スムーズに退職するために気をつけたいこと』を取り上げていくので、ぜひ参考にしてください!
- 1~2か月前に直属の上司に伝える
- 嘘の退職理由は最後まで貫く
- 繁忙期や退職希望者が多い時期を避ける
1~2か月前に直属の上司に伝える
退職の意思は、1~2か月前に直属の上司に直接伝えましょう。
なお退職の申し出は直属の上司に伝えるのがマナーなので、先に他の社員に伝えないよう注意してください。
上司に退職を申し出る際は、必ずアポを取ってきちんと時間を取ってもらいましょう。
なぜ退職の1〜2か月前に伝えたほうがいいかと言うと、後任者を探したり引継ぎの期間が必要だったりするからです。
そうすることでスムーズに退職しやすくなります。
嘘の退職理由は最後まで貫く
嘘の退職理由を伝えた場合、必ず最後まで貫き通してください。
途中で話のつじつまが合わなくなって嘘とばれたら、スムーズな退職は望めなくなるでしょう。
最後まで一貫して嘘をつき続けるためには、分かりやすく覚えやすい内容にすることです。
複雑な理由を並べると、何を言ったか覚えられずボロが出てしまう可能性があるので、気をつけましょう。
繁忙期や退職希望者が多い時期を避ける
退職希望者が出ると、会社は人員補充の計画を立てなければなりません。
スムーズに退職するためには、会社に余裕を持って次の準備をしてもらう必要があるでしょう。
なので、月末月初や決算月などの繁忙期に退職を伝えるのはできるだけ避けてください。
「繁忙期が終わるまで待ってほしい」、「後任者を見つけるまでいてほしい」などと言われないための予防策です。
また、ほかの社員が多く辞めている時期も避けましょう。
「同時に何人も辞められると困る」などと言われ、自分の退職が後回しにされる可能性があるからです。
会社に退職の意思を伝えるのは、タイミングが重要だと言えます。
まとめ
今回は、『退職理由は嘘でもいい?』という疑問について回答していきました。
法的に退職理由を言わなければならない旨は定められていないため、嘘を伝えても問題ありません。
むしろマイナスの理由を正直に伝えるよりも、嘘をついたほうがいい場合があるんです。
なお、以下におすすめの退職理由をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 結婚による寿退社
- 自身の体調不良
- 家庭・実家の事情
- 資格取得のための勉強
- やりたい仕事への転職
もし自分で嘘の退職理由を言えない場合は、退職代行サービスを利用して辞めることをおすすめします!