外資系企業へ転職に憧れている方や外資系転職を目指す人は数多くいます。しかし、実際に外資系企業がどのような働き方でどのようにすれば転職できればよいか分からない方も多いはずです。
本記事では外資系転職に成功した方へインタビューを行い、外資系転職について根掘り葉掘り質問しているのでぜひ参考にしてください。
外資系企業3社経験の田中さんへのインタビュー
今回は外資系企業を3社を経験してきた田中さんにインタビューさせていただきました。外資系企業に実際に勤めている方の生の声はなかなか聞けないので、外資系企業への転職目指している方はぜひ参考にしてみてください。
▼田中さんのプロフィール
名前 | 田中さん |
年代 | 50代 |
今までのキャリア | 出版社 ↓ アドビ システムズ株式会社(現 アドビ株式会社) ↓ アップルコンピュータージャパン株式会社(現 Apple Japan合同会社) ↓ スリーエム ジャパン株式会社(2011年より現職) |
- 外資系企業への転職理由
- 外資系企業3社に共通する社風・福利厚生について
- 外資系企業の方々のキャリアについて
- 外資系企業の働き方について
- 外資系企業に入社するために必要なスキル
- 外資系企業の魅力・給料について
- 転職エージェントの利用について
- 外資系企業を目指す人へ
前職からの転職理由について
杉田:田中さん、はじめまして。本日はよろしくお願いします!
杉田:では、早速質問をさせていただきます。田中さんが日系企業から外資系企業に転職した理由はなんですか?
新しいもの好きというのもあり、学生時代はアップルの販売店でアルバイトをしたり、新卒ではアップルの専門誌を担当させてもらったりしていました。
杉田:では、外資系企業をみていたというわけではないのですね?
外資系会社3社に共通する社風・福利厚生について
杉田:続いて、社風について質問させていただきます。外資系企業3社を経て感じた共通する社風はありますか?
まず1つ目は、社員のモチベーションを高め、ベストを引き出すための工夫や仕掛けがあり、それがカルチャーに昇華されていることですね。褒章制度、福利厚生、給与などのことです。
2つ目は、自分から動く社員が面白い仕事をゲットでき、待ちの姿勢の人はそれが難しい環境であること。
そして3つ目は、会社全体で大きな変化(組織・制度など)が発生し、それに対応できる柔軟性が強く求められることです。
杉田:1つ目の社員のモチベーションを上げる取り組みとはどのようなことですか?
本社に行けなくても、「全世界の社員が1つの目標とミッションに向かって仕事をしている」ということを意識させるような仕掛けというものがあります。
杉田:具体的にどんな取り組みがありましたか?
杉田:それは、モチベーションが維持できそうな仕掛けですね!では、外資系企業ならではの福利厚生があれば教えて頂きたいです。
あとは、チームのメンバーやチームの上長からギフトが届いたりとかもありますね。
外資系企業の方々のキャリアについて
杉田:そのような環境であれば、なかなか辞める人は少なそうですが、外資系企業の方々はどのようなキャリアを目指す人が多いですか?
杉田:独立する方は外資系のどこに魅力を感じて入社するのでしょうか?
杉田:やはり日本企業よりも外資系企業の方が、能力があれば活躍できるチャンスが多いのでしょうか?
杉田:どんな方が活躍やれていますか?
外資系企業の働き方について
杉田:やる気のある方にとっては非常に良い環境ですね。
私は外資系企業は定時以降は仕事をやらないイメージを持っているのですが、実際どうなんですか?
杉田:そうなんですね!イメージと違っていました。家での仕事は残業代は出るんですか?
いわゆるオーバータイムワークみたいなものは、年俸契約の場合は残業代は関係ないわけです。
杉田:では、なぜ家に帰って仕事をする人が多いんですか?
そのため、すごくハードワークだという認識があります。
杉田:今、田中さんはどういった働き方になっているんですか?
想定されている就業時間が終わっても、もうちょっと仕事したりとかはしてます。
杉田:一番最初の出版社と外資系に転職されたときは働き方にギャップはありましたか?
杉田:出版社でもハードワークだったんですか?
杉田:今も昔もハードワークを乗り越えていて凄いですね。
杉田:素晴らしい考え方ですね!
外資系企業に入社するために必要なスキルについて
杉田:外資系企業に入るためには英語レベルはどのくらい必要ですか?
杉田:ペラペラでなくても大丈夫なのですね。
また、職位が上がって、マネジメントとかになってきて海外の方がが部下になったとかまで考えると、英語力が必要になってくるのは自明の理です。
杉田:英語力に自信がない方は外資系でやっていけるのでしょうか?
そこ頑張って通っちゃえば、入社してどのぐらい使うかは仕事にもよります。ガンガン使わなくちゃいけなくなった時でも、本当に気合入れて頑張ればなんとかなると思うんですよね。
杉田:英語力チェック以外に試験はありますか?
外資系企業の魅力・給料について
杉田:外資系の魅力について教えてください。
日々の仕事の中で、キャリアアップに結びつく仕事の仕方、人間関係、プロジェクトの進め方を習得できます。
あとはやはり会社によりますが給与はやはり魅力だと思います。
杉田:やはり給料は実際に魅力的なんですね!給料に関してはどのような形で決定するのですか?
杉田:そうなんですね。田中さんも転職で給料は変わりましたか?
転職エージェントの利用について
杉田:田中さんが転職した時はエージェントを利用していましたか?
杉田:1社目と2社目の転職はどうしていたのですか?
2社目もエージェントを使わずに転職しました。
杉田:転職エージェントを利用しなくも大手企業へ転職ができるんですか!?
企業さんでも色々と直接採用の窓口を持っていますので。
しかし、ポジションなどが決まっていなければ転職エージェントを利用した方が良いと思います。
実際に一番直近の転職では、IT系とかの転職で来てたんで、大きくBtoBに切り替えた時に企業の内情も分からないし、そういった求人とかそういったコネもなかったので、転職エージェントに頼りました。
杉田:では、人脈があったり、ポジションが明確であったりすれば、直接応募でも良いが、そうでなければ転職エージェントがおすすめということですね!
実際に転職エージェントを使ってみて良かったことはありますか?
また、それを踏まえてレジュメの見直しなどしてくれるのも魅力の一つだなと思います!
杉田:ありがとうございます。では、どんな方が転職エージェントを使う価値がありますか?
業界業種を全部ずらしちゃったら、やっぱりそこはプロのお手伝いがあった方が良いような気がします。
杉田:逆に繋がりや業界知識がある方はどうですか?
外資系企業を目指す人へ
杉田:外資系を目指す人たちが今からできることは何ですか?
自分の強みを発揮できなくても、必ず小自分の強みとか得意分野みたいなものがあります。
他の人から「こういう仕事やればいいじゃん」とか「こういうのやらせると上手いよね」みたいなことを言われたらかき集めてください。
杉田:強みは仕事に繋がるのでしょうか?
そのため、まずはスペシャリスト目指すのがおすすめです。そうすることで求めている企業は増えていき、そこでさらにスキルを磨いていって、何とか結果を出せるように頑張るのが良いんじゃないでしょうか。
杉田:全ての企業が一斉に同じニーズの人材を求めるのでしょうか?
投資して体力があるような会社がそういうトレンドのスキルに強い人材を雇って、時間が経つにつれて当たり前になっていくみたいな感じだと思います。
とにかく今は自分の強みを見つけて伸ばすことです。
杉田:わかりました!では、今回のインタビューは以上になります。田中さん本日はお忙しい中ありがとうございました!
今回インタビューに答えてくれた田中さんは、ガジェットブログ『デイブ』を運営しています!日用品やガジェット、家電など幅広く紹介しているのでぜひ気になる方は見てみてください!
『外資転職ドットコム』というサイトの「【外資系IT企業の年収】職種別の年収と大手外資ITの年収ランキングを紹介ー転職で年収1000万円に求められるスキル・経験は?」も外資系転職の参考になります。
外資系IT企業の年収や求められるスキル・経験を知りたい方は、必読です!