仕事を辞めた後に「仕事を辞めて良かった」と思えるかどうかは、とても気になることですよね。
誰だって仕事辞めた後に後悔だけはしたくないものです。仕事辞めるという決断は人生の中で大きな転機となりますから、慎重になっている人もいるでしょう。
「仕事を辞めたい」と考えていても、「でも後悔するかもしれない」と悩んでしまって、決断できない人も多いはずです。どちらが正解かなんて誰にもわかりません。
仕事辞めて良かったと感じる人もいれば、仕事を辞めない方がよかったと感じる人もいるのです。そこで今回は、「仕事を辞めて良かったと思う人」「仕事を辞めない方が良かったと思う人」のそれぞれの理由を見ていくことにしましょう。
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仕事を辞めて良かったと思う人
ここでは、「仕事を辞めて良かったと思う人」の理由を紹介していきます。
パワハラを受けていた
あなたがもしパワハラ受けているなら、今すぐにでも辞めた方が幸せになれるでしょう。実際に私も上司からパワハラ受けていて、毎日が地獄の精神状態でした。
夜眠れず、朝出勤するのも玄関前でうずくまってしまう。このような状態で仕事を続けるのは到底不可能でした。本当に仕事を辞めて正解だったと思います。
パワハラは、心も体も壊してしまう卑劣な行為です。上司から暴言を浴びさせられ、怒鳴られ、なじられ本当に限界でしたね。今思い出すだけでも吐き気がします。パワハラから解放されたので、仕事を辞めて良かったです。
労働環境が最悪だった
長時間労働やサービス残業が当たり前のような職場で働いていると、仕事辞めたくなってしまうのは当然でしょう。働いてる人のことを奴隷のように扱っている会社は、残念ながら存在します。
休みもろくにとることができない、毎日終電で帰る、給料を時給に直すとアルバイトより低い…。このような環境で働くぐらいなら、仕事を辞めて良かったと思えるでしょう。
劣悪な労働環境のせいで、転職活動する暇もないと言う人もいます。プライベートな時間がないので、なかなかブラック企業から抜け出すことができません。
あなたの精神はすり減ってしまい、苦悩の中で過ごすことになります。もしそんな会社を辞められるなら、きっと心が晴れるでしょう。
しかし、「辞めたい」と思っていても、周囲の目が気になって辞められない人もいるでしょう。「3年は頑張りなさい」「みんな苦しい中働いている」「逃げても成長しない」などと言われて、辞めることを許さないのです。
あなたが限界を感じるほど「仕事を辞めたい」と思っているなら、思い切って辞めてしまいましょう。そのような会社で働き続ける理由はないのですから。
ストレスが減った
仕事を辞めることで、仕事のストレスがなくなります。私の場合は、仕事を辞めて体調がとても良くなりましたね。ストレスフルな会社で働いていると、自分の体調が良いか悪いかも分からなくなってきます。
いつも体調が悪いのでそれが普通だと思っていました。でも、仕事を辞めてストレスから解放されると、夜きちんと眠れるようになったし、朝もスッキリと起きられるようになりました。
うつ病になる前に辞めて良かった
仕事でうつ病になる人が増えてきています。あなたの周りにも、1人か2人は「うつ病」が原因で休職したり仕事辞めてしまった人もいるでしょう。
原因は様々なものがあると思いますが、仕事が辛いと感じると、体調不良になってきます。精神状態も悪くなり笑顔もなくなってくるでしょう。
心身ともに病んでしまったら、回復するまでは長い時間がかかります。仕事辞めてすぐに良くなるわけではなく、時間をかけて治していくしかないのです。
仕事のせいで気持ちが沈んだまま人生を送るなんて、辛すぎますよね。健康でないと、楽しいことも楽しいと思えなくなってしまいます。
あなたがうつ病になりそうなほど辛いなら、今の会社は辞めてしまった方が良いでしょう。病んでまで働くのは賢い選択だと言えません。
社会復帰も遅れてしまいますし、転職のチャンスも逃してしまいます。うつ病になって数年間の空白期間があると、転職活動も困難なものになるでしょう。体を壊す前に仕事を辞めましょう。
年収が上がった
仕事辞めて良かったと思う人の中には、年収が上がった人も多いようです。給料が低いと仕事のモチベーションも上がりませんよね。
転職すると「年収が下がる」と言われていますが、実際には年収が上がる人も多いのです。転職エージェントが紹介してくれる「非公開求人」の中には、年収が高く条件も良い会社が存在しています。
また、転職エージェントを使えば、年収アップの交渉も任せられるのでお勧めです。あなたが転職して年収を挙げたいと考えているなら、転職エージェントを活用しましょう。
転職して仕事が楽しく感じる
「仕事を辞めたい」と思っている人の退職理由の1つに、「やりがいが感じられない」というものがあります。やりがいを感じることができないと、やる気も起きませんよね。
転職することで、自分の希望の仕事ができるようになった人は「仕事を辞めて良かった」と感じています。自分に合わない仕事を続けるのは、とても難しいことです。
ですから、あなたが今やりがいを感じられない仕事をしているなら、転職することで新しいチャンスが開けるかもしれません。
気分が明るくなった
嫌な仕事していると、表情は暗くなり気分が滅入ってきます。仕事辞めて良かったと思っている人は、仕事を辞めることで気分が明るくなったと感じています。
今までの辛い仕事から解放されると、当然気分は明るくなりますよね。ブラック企業のように、労働環境が悪い会社で働いていると、常にネガティブな気分に侵されてしまいます。
話す言葉も不満や愚痴、ネガティブな言葉だらけになって、ネガティブムードを周りにばらまいてしまいますよね。心から笑えなくなったり、いつもため息をついていたりと、暗い人間になってしまうでしょう。仕事辞めるとその原因がなくなるので、気分が明るくなるのです。
月曜日が怖くない
休み明けの月曜日に気分が沈む人が多いでしょう。「明日から仕事だ…」と考えるだけで、暗い気持ちになってしまいます。
仕事を辞めると、月曜日が怖くなくなったと感じている人が多いようです。転職に成功して、仕事が楽しくなると、月曜日が怖くなくなるのもうなずける話ですよね。
あなたが休み明けに「明日から会社行きたくない」と悩んでしまうなら、仕事を辞めることで人生のクオリティを上げることができるかもしれません。
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明日から会社に行きたくないと悩んでいる人へ。解決策は、自分の本音と向き合って環境を変えること
家族との時間が取れる
長時間労働で深夜まで働いていたような人は、家族との時間を取ることができません。転職して残業が少なくなると、時間が増えるので家族とゆっくり過ごすことができます。
そのため「仕事を辞めて良かった」と感じている人が多いのです。また、残業の少ない会社に転職することで、プライベートな時間を確保することに成功した人もいます。
「家族のために」と頑張って働いていたのに、実は、家族との時間を犠牲にして働いていたことに気づくのです。
プライベートな時間を確保できるようになった
日付が変わるぐらいまで働いている人は、プライベートな時間を持つことは難しいでしょう。その上、朝早く出勤しなければいけないとなると、自由な時間はほとんどありません。
転職して普通の時間帯に帰れるようになると、自分の趣味に時間を費やすことができるようになります。自分自身に余裕が感じられ、体調を崩すことも少なくなるでしょう。
今の会社が全てではないと知ることができる
仕事辞めることに悩んでいる人は大勢います。「今の会社を辞めてしまうと生活ができないのではないか」と不安になって辞めることができないのです。
しかし、今の会社だけでなく、他にも会社はたくさんあります。今の会社だけが全てではありません。仕事を辞めると、あなたが希望するような会社がいっぱいあることに気づくはずです。
視野が広がり、「今の会社が全てではないんだ」と知ることで、気持ちが楽になるでしょう。
自分の実力を発揮できる会社に転職できた
仕事が自分に合っていないと感じている人は、仕事で辛い毎日を過ごしています。「なぜこんな仕事をやらなければいけないんだろう」「やりがいを感じられない」と思ってしまうと、仕事に対するモチベーションも続かないでしょう。
自分の希望の部署に配属されなかったり、転勤で全く違う場所で仕事をやらなければならないなど、自分の希望を無視して働かなくてはいけないこともあります。
あなたが「自分の実力を発揮できない」と感じているなら、転職することで可能性が広がるでしょう。実力を発揮してやりがいが感じられる仕事に転職することで、「仕事を辞めて良かった」と思えます。
健康的になれた
仕事が忙しくて運動する時間がないいる人もいるでしょう。精神的なストレスで太ってしまう人もいます。そんな人が仕事を辞めると、時間が確保できるので運動する機会も増やすことができます。
ストレスもなくなり、精神的にも肉体的にも健康になったと感じるでしょう。健康的になれたことで、「仕事を辞めて良かった」と感じることができます。
将来性のない会社を辞めることができた
倒産しそうな将来性のない会社で働いていた人が、将来性のある会社に転職できると「仕事辞めて良かった」と感じます。
業界自体が縮小していたり、中小企業で自転車操業しているような会社だと、将来が不安になってしまいますよね。そんな人は、仕事を辞めて転職することで将来に希望を持つことができるはずです。
あなたの会社に将来性がない時は、早く脱出しましょう。10年後に倒産してしまったら、年齢だけ重ねたあなたは路頭に迷ってしまうでしょう。何のスキルも持たずに、年齢だけ高くなって会社が倒産すると、絶望的です。
福利厚生が良くなった
退職金がなかったり、ボーナスが少なかったりすると、働いている意味を見出せないかもしれません。同じ年代の友人が「ボーナスが多かった」などと話しているの聞くと、羨ましくなりますよね。
有給をなかなかとることができない、残業代がつかないなど、待遇が悪い会社も存在します。そのような会社を辞めて、福利厚生の整った会社に転職できると、「仕事を辞めて良かった」と感じるでしょう。
育児休暇やフレックスタイム制度など、充実した制度があると働きやすくなり、仕事のモチベーションも上がりますよね。
嫌いな職場の人間と会わなくてよくなった
どうしても人間関係が辛くて辞めてしまった人は、職場の人間ともう二度と会わなくてよくなり、苦痛から解放されます。仕事に行くと、強制的に嫌な上司や先輩と会わなくてはいけませんよね。
嫌いな人と毎日顔を合わせて仕事するのってかなりのストレスです。転職して人間関係が良くなると、「仕事辞めて良かった」と心から感じるでしょう。
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仕事を辞めないほうが良かったと思う人
もちろん仕事を辞めない方が良かったと思っている人もいます。仕事辞めて後悔している人ですね。後悔しないために、あなたが仕事を辞める場合は、転職先をきちんと見極めなくてはいけません。
それでは、「仕事を辞めない方が良かったと思う人」の理由を見ていきましょう。
さらに労働環境が悪い会社に転職してしまった
労働環境が悪い会社から逃げ出すように仕事を辞めたのに、更に劣悪な環境になってしまったというパターンです。こうなってしまうと、笑うに笑えませんよね。
転職では絶対に妥協をしてはいけません。「今よりも良い会社」が最低条件で、自分の希望を明確にしていきましょう。転職エージェントを使うと、このような劣悪な会社を避けることができるでしょう。
何も考えずに辞めた
何も考えずにノープランで仕事を辞めてしまうと、困ってしまうことがあります。一番は「お金」ですね。辞めたとしても生活費が必要ですから、お金に困ってしまうことになります。
できれば、最低でも3ヶ月分の貯金を確保して仕事を辞めるようにしましょう。そうすれば、失業保険の待機期間3ヶ月の間の生活費を確保することができます。
辞め癖がついてしまった
我慢に我慢を重ねて仕事を辞めたつもりだったけど、次の職場でも不満があってまた辞めたくなってしまう…。このように、仕事を辞めることによって、「辞め癖」がついてしまう人もいます。
一度仕事を辞めると、「嫌なら辞めればいいや」と安易に考えてしまうのです。仕事を辞めるハードルが下がってしまうのです。そして、転職を繰り返し、ついには転職すること自体が難しくなってきます。
転職回数が多い人は、企業から敬遠されるからです。「うちの会社でもすぐに辞めてしまうんじゃないか」と考えて雇ってくれない可能性が高いでしょう。
人間関係が悪い会社に転職ししまった
「やりがい」「年収が高い」という条件だけを見て転職してしまったら、転職先の人間関係が悪かった…。
あるあるな話ですが、総合的に考えて転職をしないと、転職に失敗してしまう可能性があります。社内の雰囲気や、社員の言動などを見て社風が良さそうな会社を選びましょう。
次の仕事が決める前に辞めてしまった
「仕事を辞めてから転職活動を始めよう」と考えて仕事を辞めてしまうと、なかなか転職が決まらず焦ってしまうことになるかもしれません。
貯金もどんどん減っていき、「もうここでいいや」と妥協して転職してしまうと、ブラック企業に転職してしまう可能性があります。
ブラック企業は人で不足でいつでも求人を出していますから、引っかかってしまいやすいのです。または、生活費が足りなくなってしまい、アルバイトや派遣など非正規社員で妥協してしまうことも考えられるでしょう。
仕事を辞めてもなんとかなる
ここまで、「仕事を辞めて良かったと思う人」と「仕事辞めない方が良かったと思う人」を見てきました。いずれにしても、仕事を辞めるか辞めないかは、あなた自身が決めることです。
どちらが正しいかは誰にも分かりません。結果的に「仕事を辞めて良かった」か「仕事を辞めない方が良かった」か、どちらになるかは、あなた次第です。
私の場合は、仕事を辞めて良かったと思います。何故かというと、転職先が良い会社で、今現在満足して働けているからです。あなたも、「仕事を辞めて良かったと思う人」になりたいなら、転職エージェントを活用しましょう。
仕事を辞めてもなんとかなる理由について詳しく知りたい方は「仕事辞めてもなんとかなる理由とは?辞めるメリットや下準備をご紹介!」を参考にしてください。