集団面接で落ちるのがつらいです…。
事前準備を整えて、集団面接を乗り切ろう。
集団面接で、自分の志望理由や経験を他の志望者に聞かれてしまうのは照れるところもありますよね。このような理由で集団面接を好まない学生も多くいます。
今回は、集団面接は選考段階でどのような意味をもつのか、そして、集団面接で落選してしまう学生の共通点を述べていきます。
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集団面接は「スクリーニング」
集団面接(またはグループ面接)では、同じ企業を志望する学生何人かと一緒に面接を受けます。
集団面接は選考の初期段階で実施されることが基本です。なぜなら、たくさんの応募者と効率よく面接でき、その後の個人面接にどの学生を選ぶかを決定することができるからです。そのため、一人一人に与えられた時間が短く、その限られた時間で合否の判断がされてしまう集団面接は、「スクリーニング」が行われているといえます。
スクリーニングで、「非常識な人がいないか」、「きちんと準備をしてきているか」など次の選考に進む学生を満遍なく見るのです。つまり、合格のために注目を集めることよりも、悪い部分を見つけられないことが大切です。
集団面接で落とされる学生の5つの共通点
悪いところを見つけるための集団面接で落とされてしまう学生には5つの共通点があります。
話がまとまってない
上でも述べた通り、集団面接は効率的に合否を判断することを目的としています。そのため、それぞれの学生に与えられた時間は短いです。そこでまとまりのない長い話をだらだらとすることは、他の学生に迷惑がかかる上に、面接官のスケジュールを押してしまい、空気が読めない印象を与えます。
話を短く簡潔に伝えるために、以下のことに気をつけることが大切です。
- 伝えたいことをまとめる準備すること
- 話が長ければ熱意が伝わる訳ではないということ
突然聞かれた質問に簡潔に答えることは難しいので、準備が必要です。予想される質問とその回答をまとめ、練習をしましょう。
そして、長い話は上手く伝わることと関係しません。むしろ、自分の評価を下げる可能性があります。
返答の仕方は、ESの内容と矛盾がないこと、そしてSTAR法とPREP法を使うと良いでしょう。
- Situation…どんな状況に自分が置かれていたのか
- Target…どんな目標を掲げたのか
- Action…その目標に向かうためにどんな行動をしたのか
- Result…どんな結果を得たのか
- Point(要点)…自分はどんな人なのか
- Reason (理由)…なぜそう思うのか
- Example(実例)…実際の状況でどんな行動をとったのか
- Point(要点)…自分はどんな人なのか、最初に言ったことを繰り返して強調する
どちらも話をわかりやすく効率的に伝えるためのやり方だよ。
他の学生の話を聞かない
集団面接において、自分が評価されている瞬間は、自分が話している時だけではありません。むしろ、入室から退室までが評価対象です。特に、他の学生の回答を聞かない学生は、協調性がない、人のことが考えられないというレッテルを張られてしまいます。
他の学生の話しを聞くためには、きちんと自分の返答を準備してくることが大切です。それによって、自分の順番が来るまでどう返答しようかと考えを巡らすことがなく、他の学生の話を聞く余裕が生まれます。また、相手に耳を傾ける姿勢を持つことで、相手が自分に耳を傾ける姿勢を持ってくれることが期待できます。
実際に、面接官が他の学生の話した内容をまとめるように学生に求めた例もあるそうです。
姿勢・身だしなみが悪い
また、姿勢の悪さや身だしなみにも気を配りましょう。「メラビアンの法則」では、視覚的情報は印象決定の80%を占めると言われています。話の内容以外にも、外見的な情報からも面接官に悪い印象を与える可能性が多くあります。乱れた身だしなみはやる気がないようにも見えます。
姿勢に関しては、背筋を伸ばして手は膝の上でキープしましょう。
身だしなみとして、髪の毛はきちんとセットされているか、シャツはアイロンがかかっているか、汚れがないかなど基本的なことを気をつけましょう。これは、集団面接以外でも、企業の方と接する機会全てにおいて気をつけたいポイントです。
出かける前に他の人にチェックしてもらうのがいいですね。
印象の悪い癖
とても小さなことと思われがちですが、印象の悪い癖を持っている人は気をつけましょう。例えば、ペン回しなどの手グセ、髪の毛を触る癖、爪を噛むなどです。また、話す前に「えっと〜」や「あ」と言ってしまう口癖もあります。このような癖は、上で述べた身だしなみと違い、本番だけ意識できることではありません。むしろ緊張や追い込まれている時に現れてしまう癖もあります。
友達や家族など自分をよく知る人に教えてもらい、普段から意識して過ごすようにしよう。
他の学生と自己PRがかぶる
集団面接で他の学生と返答がかぶることはしばしばあります。似ている内容で返答をすることは、必ずしも悪い印象を与える訳ではありませんが、自分の印象はかすんでしまいます。例えば、集団面接で2人も3人もサークル長として頑張った話をすれば、お互いの印象を薄れさせてしまいます。特に自己PRやガクチカなど事前にがっちり準備してあるものが被ると、シフトチェンジが難しいです。
自分より後の学生が似ている話を始めることは防ぎようがありません。しかし、できるだけ他の学生と同じことを話すことは避けたいです。
対策としては次の二つがあげられます。
- ユニークな返答を用意する
- 2つ以上の返答を用意する
普遍的なことしか成し遂げていなくても、そこに自分なりの視点や気づきを組み込むことで、ユニークな自己PRになります。
2種類準備しておけば、万が一被った場合にも備えられるよ。
集団面接を乗り切って個人面接へ繋げよう
集団面接では、自分の良さをアピールするよりも悪いところを見つけられないことの方が重要になります。
集団面接で落とされる学生には5つの共通点があることがわかりましたが、いずれも事前の準備次第で賄えるものです。
個人面接でいいところをたくさんアピールするためにも、集団面接を乗り切りましょう!