IT未経験でIT業界に転職しようとしている私。未経験の転職では志望動機が特に大事だと聞いてるけど、面接官に響く書き方がわからない。誰か私に志望動機の書き方を解説してほしい!
こんなお悩みを解決します。
結論から言うと、「業界に対する志望動機」「会社に対する志望動機」「IT以外の部分でアピールを絡めて説明」の3つがポイントです。
それは「転職では本来経験やスキルを評価するが、未経験ではその評価ができないため、志望動機によって本気度や覚悟を徹底的に確認するため」となります。
それでは、このようなポイントとその理由含めて、職種別の例文も合わせてしっかり解説していきたいと思います。
志望動機や面接対策を本気でしたいなら、転職エージェントに相談しましょう。
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IT未経験の女性がIT業界に転職する方法を「IT未経験の転職で女性がエンジニアになるべき4つの理由を徹底解説」で紹介しているので参考にしてみてください。
- 未経験でIT業界に転職を考えている
- 未経験でIT業界に転職する際の志望動機の書き方に悩んでいる
- 職種別や会社別の例文を知っておきたい
- 実際に企業側で面接している人か解説を聞きたい
IT未経験でIT業界への転職を考えると、「志望動機の書き方がわからない」と悩むを持つと思います。
私も未経験でIT業界をめざしていたので、志望動機をどう伝えれば理解してもらえるのか不安だったので、その気持ちよくわかります。
本記事を読み込んでいただき、きちんと対策すれば選考を乗り越えられます。
未経験で採用する際はスキル評価ができないため、志望動機・熱意が判断の大半を占めるからです。
志望動機で不採用にならないように、しっかり準備しましょう。
【合わせて読みたい】IT業界未経験の転職で失敗しない方法を確認する >>
- IT業界未経験向けIT業界の職種
- IT業界に向いている人
- 志望動機のポイント
- 志望動機例文
【例文あり】IT未経験で転職する際の志望動機の書き方を徹底解説!
志望動機を書くにあたって、最後は職種別の例文を用意していますので、まずは職種について理解しましょう。
【合わせて読みたい】20代IT未経験でIT業界に転職する方法を確認する >>
IT業界の職種
職種の概要は以下の通り
項目 | 概要 |
---|---|
システムエンジニア(SE) | クライアントの要件を聞き出し、システム要件に落とし込んで、設計書を作成 |
プログラマ | 要件定義書や設計書をもとに、実際に動くシステムをコードを書く |
インフラエンジニア | 製品の設定や物理的な配線を行ったり、普段私たちが見えない世界のシステムの仕事 |
webデザイナー | デザイン系のツールを作って、ユーザにとって分かりやすく使いやすいデザインを実現 |
システムエンジニア
システムエンジニアは、クライアントの要件を聞き出し、システム要件に落とし込んで、設計書を作成します
例えば、「旅行申し込みシステムを作りたい」という要求があった時に、画面の見え方や予約の取り方・利用者請求方法などを聞き出し、それをどうやったらシステムで実現できるのかの絵を描いていきます。
その絵のことを、要件定義書だったり設計書という呼び方をします。
作成した設計書をもとに、プログラマにシステムの作成指示を行います。
プログラマ
プログラマは、要件定義書や設計書をもとに、実際に動くシステムをコードを書いて作っていきます。
コードを書くことを「コーディング」と呼びます。
画面を見ながら、よくわからない英語や記号・数字が並んだ画面をたまにテレビで見ることがあると思うのですが、まさにそのイメージです。
職人肌の仕事で、扱えるプログラミング言語の数や実装できる機能の幅・コーディングスピードで評価が変わってきます。
サイトの処理速度だったりバグの数というような品質面も、プログラマの腕にかかっています。
インフラエンジニア
サーバーエンジニア、ネットワークエンジニア、データベースエンジニア(基盤)と呼ばれる人の総称になります。
プログラムを書いて動かすというよりかは、製品の設定や物理的な配線を行ったり、普段私たちが見えない世界のシステムの仕事になります。
求められる要素技術に大きな変化がないため、一度身につけると長い間そのスキルで食べていけたり、どんどん深めて年収UPを実現できます。
webデザイナー
その名の通り、おしゃれなサイトを作る技術を持つ人の総称です。
PhotoshopやIllsutratorのようなデザイン系のツールを作って、ユーザにとって分かりやすく使いやすいデザインを実現していきます。
人間工学的な部分を意識しながら、どうやったら購買に繋がるのか視点でデザインを実現していきます。
自分で作ったものが世の中に見える形で表現できるためやりがいに繋がりやすく、人気の職種です。
IT業界に向いている人
①自己研鑽ができる
IT業界の進歩はとても激しいです。
毎日のように新しい言葉が出てきます。
それを理解して覚悟した人のみが、IT業界への転職を考えるべきです。
- プログラミング言語はドンドン新しいものが出てくる。
- IoT/5G/SD-WANなどの新しい技術やアーキテクチャのトレンドの理解
- インフラエンジニアにしても扱っている製品のバージョンが変わると、今までの知識が使えなくなる
こういったトレンドや技術を「自分でアンテナを張ってキャッチ」「学んでスキルにする」「仕事に活かす」というプロセスを延々と回し続けなければなりません。
これについていけないと転職しても幸せなキャリアは描けないと思います。逆に自己研鑽が得意な人には最高の業種だと思っています。
②色んな人と協働して仕事ができる
1人で黙々と仕事をしているイメージがありますが、実は周りと協働して仕事を進めることが非常に多いIT業界。
クライアントや事業部門との要件の調整、開発も自分の担当以外の機能と調整して作業を進めることが多いです。
そんな時に、色んな人と協働・コミュニケーションを取りながら、要件オーナーが求めるものを開発できるかどうかが非常に重要になってきます。
職人肌の人もいますが、ポイントを詰めてOUTPUTし作り上げていく力は大事です。
③論理的思考能力・ゼロベース思考
システム開発やプログラミングは、全てロジックにより組み上げられています。
Aが動けばBも動き、Aじゃない場合はCを動かす。
要件からロジックを導き出し、設計から開発・テストまで一貫したシステム開発の工程に落とし込んでいく必要があります。
また、システム開発では新規制が高く前例踏襲が利かないパターンもあり、ゼロベース思考で本当に必要なもの・正しいことは何なのかを日々考えて行動する必要があります。
要件から仕様を導き出せるようになるには、論理的思考能力だけではなくITスキルも当然必要になってきますが、転職時にスキルアップしていけば良いかと思います。
志望動機のポイント
①なぜIT業界に入りたいのか、入った後に将来どうなりたいのかを徹底的に自問自答して整理しておく
なぜIT業界に入りたいのかを徹底的に深堀して準備しておく必要があります。
ITスキルを身につけたい
(Q)なぜITスキルを身につけたいのか
(A)高い給料で働きたいから
(Q)高い給料で働くのに、なぜIT業界が適切だと思ったのか?
(A)物作りが好きだし、昔からITに興味があった。好きなものなら続けられるし頑張れると思ったから。
最低限面接では、2〜3回くらい深堀をされると思って準備をお願いします。
採用する側からするととても大事な質問ポイントです。
②なぜその企業を志望したのかを、IT業界に入りたい理由とセットで準備する
志望動機はIT業界だけではなく、応募した企業に対しての志望動機も当然問われます。
仮に実態が転職エージェントから相談されただけだったとしても、徹底的に企業研究を重ね、入りたい理由を熱意を持って伝えるようにしましょう。
注意ポイント
・業界志望と企業志望理由はセットで準備しましょう。
・業界志望理由が「プログラミングしたい」なのに、応募した企業が取り扱っている事業が「ネットワーク」だと「何しにきたの?」と思われてしまいます。
・プログラミングならWEB開発、ネットワークがやりたいならネットワーク事業を選択するようにしましょう。
IT未経験だと、応募企業の事業が分からなかったり、職種イメージもピンとこないと思うので、転職エージェントに相談しながら確認するようにしましょう。
③アピールポイントを志望動機に絡ませる
志望する職種がWEB開発だったら自分でプログラミングをしているとか、資格取得の勉強をしている等を絡ませてアピールすることも重要です。
プログラミングだったら実際に作ったものを見せるとか、資格だったら取得していることを目に見える形で面接官に説明することが大事です。
また、IT未経験でも、マネジメントスキルやコミュニケーションスキル、論理的思考能力等の仕事で必要なスキルがアピールできるエピソードを準備し、面接官にアピールすることも必須です。
応募者の方の志望理由や熱意を裏付ける要素として、面接官に目に見える形のものを提示しないと、未経験採用の壁を突破することは難しいです。
【志望動機例文】職種別
システムエンジニア
私生活で○○というWEBサービスを使う機会があり、その使いやすさや機能に感動しました。
私がこのサービスを使うことによって、今まで悩んでいた△△という事象が解消されたので、こういった人の悩みを解決するようなWEBサービスの開発に携わりたいと考え志望させていただきました。
昔からコミュニケーションには自信があり、ビジネス的な側面とシステムをつなぐ仕事は私に向いていると考えています。
御社のシステム開発のビジネスに貢献できると考え志望いたしました。
プログラマー
○○というアプリーションを使う機会があり、とても便利で使いやすく、自らこのようなアプリを作りたいと思うようになりました。
元々自ら手を動かしてモノを作るのが好きな性格であるため、プログラマーという仕事は私に合っていると考えております。
試しにいくつか簡単ではありますが動くアプリを作っておりますが、とても楽しくやりがいを感じました。
御社のアプリケーション開発ビジネスに貢献できると考え、志望致しました。
WEBデザイナー
○○というサービスのサイトデザインがとても魅力的で、私もこんなサイトデザインに携わって、見ている人をワクワクさせたいと考えました。
元々デザイン関係の仕事をやっており、カラーコーディネーターの資格も持っているため、デザインにも活かせると考えています。
御社のWEBデザインのビジネスに貢献できると考え、志望致しました。
インフラエンジニア
ITの土台になるような、ネットワークやサーバのエンジニアにとても興味があります。
あまり目立つ職種ではないと思うのですが、ITはインフラがないと成り立たない非常に重要な機能ですし、そういった縁の下の力持ち的な役割は、私の性格にも合っていると考えています。
CCNAやLPIC等の資格の勉強も始めましたが、とても面白く感じています。
ITインフラサービスを総合的に提供している御社に貢献できると考え、志望させていただきました。
IT未経験の転職には、転職エージェントの他にもプログラミングスクールがある
IT未経験の転職では、転職エージェントの利用や資格取得をしてある程度実力を付けてから転職活動する方法もあります。
後、他のおすすめとしてはプログラミング研修やIT研修付きの転職支援会社のサービスを利用する方法です。
プログラミングスクール&転職支援会社一体サービスでスキルアップと転職を同時実現!
このサービスは、自らのスキルアップを研修や講習という形でサポートしてくれて、その後にセットで転職エージェントの役割を担ってくれます。
この手のサービスでは、大きく「無料」「有料」の2つに分かれています。
詳しく知りたい方は、【現役採用担当が解説】プログラミング&ITスクール有料無料の違いとは?を、ご覧ください。
触りだけお伝えすると、それぞれ入るには条件や特徴があって、例えば無料ITスクールだとほぼ20代限定のサービスになっています。
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【まとめ】IT未経験の転職では志望動機がとても重要!しっかり準備して転職活動に臨もう!
今はIT未経験の求人がとても増えてきています。
ただし、IT業界はその給与水準の高さやリモートワークによる働き方の柔軟性などで、大変人気の状況です。
IT業界は人材不足も合って、未経験者の受け入れにも寛容になっているのですが、人気の求人は本当にすぐに埋まってしまいます。
せっかく憧れの企業に入れるかも知れないチャンスを逃してしまうのは本当に持ったいないです。
ライバルに先を越される前に、しっかりと準備して転職活動に臨みましょう。
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