近年、IT化が進んだことでSaaS業界は急成長しています。高年収・好待遇で魅力的な求人も多く、求職者からの人気が高いです。
しかし、SaaS企業は人気があるため、優秀な人材も集まりやすいです。未経験から内定を得るためには、入念な準備や対策が求められます。
未経験でSaaS企業への転職を成功させたいなら、求職者をサポートしてくれる転職エージェントを活用しましょう。
当記事では、未経験からSaaS企業へ転職するためのコツやおすすめのエージェントについて紹介します。
- 未経験からSaaS企業への転職を成功させる方法
- 未経験からSaaS企業に転職したい人におすすめのエージェント・求人サイト
- 未経験からSaaS企業への転職に求められる条件
未経験でSaaS企業を目指すなら、マイナビエージェントがおすすめです。SaaS業界に精通したキャリアアドバイザーから厳選求人を紹介してもらえるだけでなく、徹底した選考対策も受けられます。
\自分の適職に出会える/
未経験からSaaS企業への転職は可能?中途採用の動向を解説
国内のSaaS市場は2021年から2022年の1年間だけでも、前年度比117.5%と急拡大しています。
しかし市場の広がりの勢い以上にSaaS人材の価値が急上昇しており、転職倍率も高まっています。したがって、転職難易度は決して簡単ではありません。
参考:『ソフトウェアビジネス新市場 2022年版』まとまる(2022/8/16発表 第22087号)
未経験からSaaS企業への転職を成功させる方法
未経験からSaaS企業へ転職させる方法は以下の通りです。
未経験でもしっかりと対策することで、SaaS企業から内定を得られます。ライバルに負けないためにも、しっかりと成功方法を押さえておきましょう。
企業理念・ビジョンへの共感を強調する
国内SaaSはスタートアップ企業が非常に多いです。スキルや経験だけでなく、ビジョン・情熱に共感して入社を希望する人を欲しがる傾向にあります。
過去の体験を踏まえて、企業理念・ビジョンへの共感をアピールしましょう。
例えば「顧客志向であることに共感した」「挑戦できる風土で実績を出したい」など具体的であるほど伝わりやすくなります。
経験・スキルを整理し転職先で貢献できることをアピールする
SaaS市場は伸長中で、将来性の高い人材を求めています。現時点でSaaS業界の経験や知識がなくても、ポテンシャル次第では内定をもらえます。
今までの経験やスキルを整理し、入社後どのように貢献できるかを具体的にアピールしましょう。
例えばSaaSと関係ない業界でも、アピールできるポイントはあります。「課題の解決に向け、工夫して成果を出した経験」「提案によって業務改善できた経験」など、積極的に伝えましょう。
SaaS企業の転職に強い転職エージェントを活用する
正直に述べると、SaaS企業への転職難易度は高いです。特に未経験の場合、対策なしではまず内定を得られません。
SaaS業界に特化した転職エージェントに登録し、ノウハウを活用しましょう。
エージェントでは転職に関する相談ができたり、非公開求人を紹介してもらえたりします。履歴書の添削や面接対策を無料で受けられるメリットもあります。
未経験からSaaS企業に転職したい人におすすめの転職エージェント・求人サイト
未経験からSaaS企業に転職したい人におすすめの転職エージェントや求人サイトを紹介します。
いずれも登録は無料です。少しでも内定率を上げるために、複数登録しておきましょう。
マイナビエージェント
マイナビのプロモーションを含みます
名前 | マイナビエージェント |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:- 非公開求人:- (2024年10月23日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20代~30代の若手向け求人が多い ※年齢制限なし |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | 可 |
得意分野・業界 | 全業界、全職種 |
公式HP | https://mynavi-agent.jp/ |
企業情報を見る
運営会社名 | 株式会社マイナビ |
拠点 | 東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 パレスサイドビル |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | あり |
連絡手段 | メール、電話 |
-
- 求人数の多さ
- 4
-
- 取り扱い
業種数 - 4
- 取り扱い
-
- 5
- 利用者満足度
-
- 4
- サポート
対応
-
- 利用実績
- 5
- 20代・30代の未経験転職支援に強い
- 業界大手でSaaS案件も豊富
- 転職回数・年齢に応じたカウンセリングを提供
マイナビエージェントは20代・30代の転職に強い転職エージェントです。2020年から2021年にかけて、20代の転職エージェント満足度No.1を獲得しています。
SaaS業界の転職に精通したキャリアアドバイザーが在籍しており、履歴書や面接対策などの手厚いフォローを受けられます。
人材業界大手で求人数も豊富、かつ未経験OKの企業とも多数取引しています。自分に合った求人を見つけたいなら登録しておきましょう。
\丁寧なサポートが強み/
マーキャリNEXT CAREER
名前 | マーキャリNEXT CAREER |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:- 非公開求人数:- (2023年12月14日現在) ※今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20〜30代 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | あり |
得意分野・業界 | IT業界・SaaS業界 |
公式HP | https://next.mar-cari.jp/ |
詳細を見る
運営会社名 | 株式会社エムエム総研 |
拠点 | 東京都新宿区新宿6-27-56新宿スクエア5F |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | なし |
連絡手段 | メール、電話 |
-
- 求人数の多さ
- 5
-
- 取り扱い
業種数 - 5
- 取り扱い
-
- 5
- 利用者満足度
-
- 4
- サポート
対応
-
- 利用実績
- 5
- デジタルセールスの転職に強い
- キャリア・スキルの棚卸しをはじめとしたヒアリングによるサポートあり
- ベンチャー・スタートアップ企業の求人が豊富
マーキャリNEXT CAREERはSaaSやITに特化した転職エージェントです。ベンチャー・スタートアップ企業の転職に強いという特徴があります。
業種未経験者のサポートにも力をいれており、2017年には未経験者をSaaS業界のプロへと育成するサービスを開始しました。
未経験でもスキルを身につけて、ベンチャー・スタートアップのSaaS企業にチャレンジしたい方におすすめです。
\SaaS・ITベンチャーに強い/
未経験からSaaS企業への転職に求められる条件
未経験からSaaS企業へ転職する場合に求められる条件は以下の3つです。
SaaS企業への転職成功率を上げるためにも、3つの能力を伸ばしていきましょう。
顧客のニーズを汲み取るためのヒアリング力
SaaS営業の場合、顧客の要望を汲み取ることが重要です。顧客のニーズが分からなければ、商品やサービスは売れません。
そのため、顧客の悩みや課題がどこにあるのかを丁寧にヒアリングし、ニーズを引き出す力が求められます。
ニーズを把握できれば、適切な商品やサービスを提案でき、売上の増加につながります。
ロジカルシンキング
SaaS業界では、ロジカルシンキング(論理的思考)も求められます。
ロジカルシンキングは「顧客からヒアリングした情報をもとに解決すべき課題を設定」したり、「課題解決に向けた計画を構築」したりする場面で必要です。
ITやSaaS・顧客の業界に関する深い知識
前提としてSaaS業界では、ITに関する知識が求められます。また、クライアントの業界に関連する知識も必要です。
知識がなければ話についていけず、ニーズの深堀や最適なサービスの提案ができないため仕事につながりません。
不足する知識を積極的に吸収する意欲が大切です。
SaaS業界の知識を養うのであれば、toB向けSaaS・ITサービスを紹介している下記サイトが参考になります。
SaaS未経験者が転職で後悔しないためには
SaaS未経験者のなかには、業界をよく知らず転職して後悔する人が多数存在します。転職後に後悔しないためにも、以下のポイントは押さえておきましょう。
- 給与・福利厚生の内容を入念に確認する
- 退職率が高い・平均勤続年数の少ない求人は避ける
- 実際に会社を訪問して、社風を確認する
SaaS企業はスタートアップが多いです。昔ながらの企業とは社風やルールが全く異なるケースもあります。
何も調べずに入社してしまうと、ミスマッチから後悔する可能性が高いです。事前に会社の雰囲気や労働条件を確認しておくことで、ミスマッチを避けられます。
SaaS企業とは
SaaS企業の概要についてお伝えします。
SaaS企業を知らずに転職すると後悔する可能性が高いです。入社後のミスマッチを防いだり、転職活動での迷走を避けるためにも、SaaS企業について確認しておきましょう。
職種と仕事内容
SaaS企業のなかでも、いくつかの職種に分かれます。SaaSの職種と業務内容を表にまとめました。
インサイドセールス | 見込み顧客の中から成約の可能性を見極め、すぐに受注に繋がりそうな顧客をフィールドセールスに渡します。 |
フィールドセールス | インサイドセールスから渡された顧客に対し、営業訪問・商品やサービスの提案・クロージング活動を行います。 |
カスタマーサクセス | 能動的に顧客に働きかけ、寄り添い、伴走しながら成功体験へとつなげていきます。 |
マーケティング | ターゲットや成功指標を決め、手法を選択し、その費用対効果や仮説があっているかどうか検証します。 |
開発 | SaaSで利用されるソフトウェアを開発します。また、ネットワーク・セキュリティなどのインフラを構築する場合もあります。 |
SaaS企業のなかでも職種ごとに業務内容が大きく異なります。
当然求められるスキルも違うので、どの職種に就きたいかを事前に考えたうえで求められるスキルを身に着けましょう。
中途採用フロー
SaaS企業への中途採用フローは以下の通りです。
▼SaaSの中途採用フロー
気になる企業に応募後、書類選考が始まります。経歴・スキル・資格などを確認し、企業に必要な人材と認められれば適正検査に進みます。
適性検査は、ほとんどのケースでSPIです。言語能力や計算処理に問題がないか判断されます。問われる内容は中学生レベルの国語・数学が一般的です。
面接では志望動機や経歴だけでなく人となりも問われます。人格やコミュニケーション能力に問題があると採用されません。事前に転職エージェントで練習しておくと良いです。
書類選考・適性検査・面接をクリアすれば無事に内定獲得です。転職エージェントや企業の指示に従って入社手続きを進めましょう。
SaaS企業への転職希望者からよくある質問
SaaS企業への転職希望者からよくある質問をまとめました。
SaaSへの転職活動で自信をもって進めるためにも、それぞれの質問と答えは押さえておきましょう。
SaaS営業への転職はきつい、やめとけと言われる理由は?
SaaS営業への転職がきつい、やめとけと言われる理由は以下の通りです。
- 労働時間が長くなりがち
- ノルマ・求められる成果のレベルが高い傾向がある
SaaS企業はスタートアップ・ベンチャー企業が多く、実力主義の傾向が強いです。結果を残すために労働時間が長くなったり、高いスキルを求められたりする可能性があります。
SaaS営業に転職した後のキャリアパスは?
SaaS営業に転職した後は、以下のようなキャリアパスが考えられます。
- マネージャーに昇進する
- 他部門への転身する
- 独立する
SaaS企業でマネージャーに昇進できれば、年収1,000万円以上の高給取りも目指せます。また、SaaS企業で得たノウハウや顧客をもとに独立も可能です。
外資系SaaS企業への転職を狙う場合におすすめの会社は?
外資系SaaS企業としておすすめは以下の通りです。
- Salesforce
- Oracle
- Adobe
- Zoom
- Dropbox
いずれも世界的に有名な外資系SaaS企業です。すでにサービスを利用した経験がある方も多いでしょう。
事業を拡大しており、中途採用に積極的な企業も多いのでチャンスです。気になる企業があれば応募してみてください。
未経験からSaaS企業に転職したいなら転職エージェントは必須
未経験でSaaS企業に転職したいなら、転職エージェントの利用が必須です。多くの求人と出会えるだけでなく、未経験から転職成功を目指せるサポートを受けられます。
特にSaaS企業は伸びている分、好待遇な求人が多いです。ライバルに負けないためにも、積極的に情報収集を行いましょう。
マイナビエージェントは、未経験転職の支援実績が豊富です。丁寧なサポートを受けられるため、SaaS業界への転職に不安を抱く方でも安心して利用できます。
\SaaS未経験転職に強い/