インターンって内定に関係あるんですか?
企業にもよるけど、参加した方が有利だというデータが出ているよ
インターンへの参加が、選考にどれぐらい影響するのか気になる人も多いのではないでしょうか。
ある調査では、インターン実施企業の約3割が「選考に直結する」と回答しており、近年は内定者に占めるインターン経験者の割合も増加していることが分かりました。
インターンにはぜひ参加しておきたいところですが、全く参加できない人は出遅れないために、就活エージェントも利用しましょう!
インターンとは?
インターンとは、職業体験をするために企業や組織で一定の期間労働をすることです。
企業によってさまざまなプログラムがあり、期間も1日~数日程度の短期インターンや、数か月かけて実施する長期インターンなどがあります。
収入を得ることが目的ではなく、仕事への理解を深めることを目的にしているという点が、アルバイトとは異なる点です。
学生バイトでは募集されないような職種も、インターンなら体験できることがあるよ
インターンの参加率は年々増加している
インターンに参加する学生は、年々増加しています。
マイナビの調査によると、24卒の学生約1,881名のうち、23年10月の時点でインターンに応募したことがある人は87.6%という結果になりました。
この年はコロナ禍が始まり社会的な混乱も大きかった年ですが、それでも約8割の学生がインターンを経験したようです。
また、平均参加社数の推移をみると、17卒では1.9社だったのが24卒では5.7社と3倍に増えていることも分かります。
みんな1社だけじゃなくて、何社か参加しているんですね
インターンは内定と関係ない?25卒は参加した方が良い理由
ほとんどのインターンは選考に関係があるので、積極的に参加しましょう。
インターンに参加すると、次のようなメリットがあります。
企業が「選考に関係ない」と明言していない限り、影響すると思っておこう
業界研究・企業研究ができる
インターンに参加すると、業界研究や企業研究が深められます。
志望業界が決まっている場合は、その業界で何社かのインターンに参加してみることもおすすめです。
業界は同じでも、企業の規模や方針によって働き方は全く違うので、自分がどのように働きたいのかを見極めるヒントになります。
面接で志望動機などを答える際にも、自分の目で見たことをもとにアピールできると、説得力がグッと増します。
働く人たちの空気感は、現場じゃないと分からないですね
実際に働いて適性を見極められる
興味のある仕事が本当に自分に合っているかどうかは、実際にやってみなければ分かりません。
ネットやOB訪問でも情報はたくさん得られますが、それらはあくまで他人を通した情報です。
あなたがその人たちと同じように感じるとは限りませんので、良い面だけでなく悪い面も含めて自分の目で確認するようにしましょう。
僕はインターンで営業同行をしたんだ。営業って華やかな仕事だと思ってたけど、意外と地道な作業もやっていることが分かったよ。
早期選考に進めるチャンスがある
企業によっては、インターンに参加した学生のうち、評価が高い学生だけに早期選考を案内するところもあります。
一般の選考が始まる前に内定を出すことで、優秀な人材を確保することが狙いです。
早期選考の案内がもらえると、内定の可能性はかなり高まります。
逆に言うと、早期選考に漏れた場合は、他の学生に内定が出て募集枠が埋まってしまう可能性もあると言うことです。
早期選考なら、書類選考や一次面接が免除されるところが多いみたいです
インターン参加者は内定を獲得しやすい
出典:就職白書2023
インターンに参加すると内定が獲得しやすくなることは、さまざまな調査で明らかになっています。
例えば上記は、リクルートキャリアが21卒の採用活動について調査した結果です。
企業にインターンを実施する目的をたずねたところ、「採用に直結したものとして実施」と答えた企業は29.6%もありました。
また、同調査で採用数に対するインターン参加者の割合も聞いたところ、平均して27.0%という結果が出ています。
これらのデータを見ても、インターンに参加することが内定への近道だと言えそうです。
一般の選考枠で頑張るより、インターンの枠で頑張った方が近道になりそうですね
インターンからの内定率は25%前後
出典:就職白書2021
上記の調査では、インターンに参加した学生で就職先が確定している人のうち「インターン参加企業に入社する予定」の人は39.5%でした。
インターンに参加したら必ず内定がもらえるわけではありませんが、参加と内定獲得は大きく関係していると言えます。
これらの調査結果を踏まえると、インターンからの内定率は20%台になると予想されます。
インターン企業に就職する人と、同業種(他社)に就職する人を合わせると、64.8%という結果も出ていました
インターン経由で内定を獲得するためのポイント
インターンが内定獲得の近道であることは分かりましたが、ただ参加すれば良いわけではありません。
ここからは、インターンで高評価を得るためのポイントをご紹介します。
インターンは選考も兼ねていると思って臨もう
参加中のマナーに気をつける
リクナビが企業の人事担当者に行ったアンケートでは、約7割の担当者が「学生のマナーが気になる」と答えています。
具体的な内訳として「言葉遣い」や「あいさつ」、「時間を守る」などが挙げられていますが、どれも意識するだけで改善できる基本的なことです。
ビジネスシーンでのふるまいを実践練習できる貴重な場ですから、あいさつ1つでも意識するようにしましょう。
出典:リクナビ就活準備ガイド
企業の人は、通常の業務で忙しい中で教えてくれるので、感謝の気持ちも忘れずに
必要な持ち物を把握しておく
インターンの際は、必要な持ち物を把握しておく必要があります。
企業から指示された持ち物を忘れるのは論外ですが、ボールペンや、ノート、メモ帳、腕時計などは言われなくても持参しましょう。
日常生活ではスマホでメモや時計の機能を使う人も多いと思いますが、就活やインターンの場面では評価が分かれるところです。
情報漏洩を防ぐため、私用スマホを持ち込めないオフィスもありますので、ペンとメモ帳を使う方が無難だと言えます。
腕時計を持っていない人は、これを機に1つ用意しましょう
積極的に質問する
インターンは仕事のやりがいや会社の雰囲気など、生の声を聞けるチャンスです。
事前に企業の情報を調べて、聞きたいことを準備しておきましょう。
相手が「イエス・ノー」で答えられる質問よりも、「1日のスケジュール」や「仕事で大変なことは何か」など、自由に話してもらう質問の方が、多くの情報を得られるのでおすすめです。
説明会の質問タイムや、担当者の手が空いているときなど、タイミングを見て質問しよう
インターンへの参加が内定に直結しやすい業界
インターンが選考にどれぐらい影響するかは企業によって違いますが、以下の業界ではインターンを重視する傾向があります。
業界ごとの特徴を解説するよ
総合商社
総合商社はスケールの大きな仕事に挑戦でき、給与水準も高いため、就活生に人気の業界です。
インターンを希望する学生も多く、参加するための選考が行われることもあります。
もちろん本選考も高い倍率となるため、インターンに参加したかどうかで志望度を判断する企業もあるようです。
インターンの倍率も高いことが多いよ
外資系
外資系企業のインターンは、他の業界に比べて選考への影響が大きく、ここで成果をあげることが内定に直結する場合もあります。
日本企業のインターンでは、数日間で座学やグループワークをすることが多いのに対し、外資系企業では1ヶ月程度にわたり実際にオフィスで実務を体験することが多いのも特徴です。
外資系のコンサルティングや銀行といった企業の中には、インターンに参加しないと選考を受けられないところもあり、開催時期も早いため、逐一チェックしておきましょう。
>>新卒でコンサルはやめとけ!?難しいと言われる理由と受かるための対策も紹介
>>VC(ベンチャーキャピタル)に新卒入社するには?企業や必須スキルを解説
金融系
金融系企業のインターンは、自社に興味を持ってもらうために実施することが多いです。
学生からみると事業内容がイメージしづらいため、まずは説明会や座学で業界のことを知ってもらうようなプログラムを行います。
優秀な学生にはリクルーターをつけるなどして、自社の選考に誘導するという取り組みがあるのも特徴です。
仕事内容の説明や模擬体験をするところが多いよ
>>地銀の面接はコレで決まり!地方銀行の面接で聞かれる頻出質問や回答例を紹介
ベンチャー企業
ベンチャー企業のインターンは、短期と長期、両方の場合があります。
ベンチャーは成果主義の企業が多い業界ですから、インターンも選考の一環と考える傾向が強いです。
長期インターンでは、学生の思考力や行動力、成長性などをじっくり見極める「試用期間」のような位置づけをしている企業もあります。
長期インターンでは、仕事の成果を求めるところも多いよ
>>新卒でベンチャー企業に就職するメリット・デメリットを解説
>>キャリアクラス新卒就活おすすめのベンチャー企業に強い就活サイト
広告代理店
広告代理店も、クリエイティブで華やかなイメージがあり就活生に人気の業界です。
大手代理店では短期間のものも実施されていますが人気が高く、インターンのための選考も高い倍率になっています。
広告業界の特性上、グループワークを通して学生の協調性や独創性を見ていることが多いです。
広告業界も、選考でインターン参加が重視される傾向があるよ
>>GD(グループディスカッション)の練習方法おすすめ7選!
インターンに参加できない学生におすすめの就活法
部活や実習などの都合で、どうしてもインターンに参加できない人もいるのではないでしょうか。
その場合は次のような方法で対策をしましょう。
- 就活エージェントを利用する
- 逆求人サイトを使ってスカウトをもらう
- 適性診断を受けて自己分析を進める
- 合同説明会や就活セミナーに参加する
今できることからやっておこう
就活エージェントを利用する
就活エージェントは、就活のプロが自己分析から企業の紹介、選考対策までフォローしてくれるサービスです。
企業への応募や面接調整もエージェントが間に入ってくれるので、個人で応募するよりも選考が有利に進みます。
エージェントによって違った強みがあるので、自分に合ったサービスに登録しましょう。
おすすめエージェントを紹介するよ
JobSpring(ジョブスプリング)
名称 | JobSpring(ジョブスプリング) |
運営企業 | HRクラウド株式会社 |
対象学年 | 25卒・26卒 |
強み | AI×プロのエージェントによる高精度なマッチング |
利用しやすさ | 対面面談が東京のみ(オンライン対応) |
求人 | 内定まで最短2週間の求人を紹介 |
紹介実績 | 1000社から厳選された3~4社を紹介 |
サポート | 早期離職率0.1%を誇る手厚いサポート |
総合得点 | 18.5/20.0点 |
公式HP | https://jobspring.jp/ |
JobSpring(ジョブスプリング)はエージェントサービスを軸として、就活セミナーや企業イベントの情報なども提供してくれるのが特徴です。
キャリアアドバイザーによるカウンセリングは、ヒアリングに加えCUBIC適性検査も活用するなど、自己分析にも力を入れています。
客観的な自己分析をもとに自分に合った企業を紹介してもらえるので、インターンに参加できない人にもおすすめです。
内定まで伴走してくれるのは心強いです!
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レバテックルーキー
名称 | レバテックルーキー |
運営企業 | レバテック株式会社 |
対象学年 | 25卒・26卒・27卒 |
強み | ITエンジニア専門の就活エージェント |
利用しやすさ | Webから簡単登録、オンラインカウンセリング対応 |
求人 | 非公開求人や重要ポジションなど厳選された求人 |
紹介実績 | IT系の大手企業、有名ベンチャー、スタートアップまで豊富 |
サポート | エンジニア特化の対策からポートフォリオ作成までサポート |
総合得点 | 18.0/20.0点 |
公式HP | https://rookie.levtech.jp/ |
レバテックルーキーはITエンジニア専門の就活エージェントです。
紹介先は人気のITベンチャーから大手まで5,000社以上あり、求人が豊富にあります。
ネット上では分からない企業のカルチャーや現場の雰囲気も、エージェントが把握して教えてくれるため、インターンに参加できなくてもミスマッチを防げます。
また、ES(エントリーシート)対策や面接練習、ITエンジニア特有のポートフォリオ作成まで、志望企業に合わせて徹底的にサポートしてくれるのも特徴です。
IT業界の就活で迷ったら、まずレバテックルーキーに相談してみてください。
IT業界は職種も細分化されるから、プロに相談すれば安心ですね
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キャリアチケット
名称 | キャリアチケット |
運営企業 | レバレジーズ株式会社 |
対象学年 | 25卒 |
強み | 内定率は業界トップレベル、スピード内定も多数 |
利用しやすさ | LINEを使って手軽に連絡、丁寧なサポートも |
求人 | 実際に企業に足を運んでホワイト企業を厳選 |
紹介実績 | 学生の特徴に合わせて活躍できそうな企業だけを厳選紹介 |
サポート | 「量より質」のサポートで大手からベンチャーまで幅広くカバー |
総合得点 | 17.0/20.0点 |
公式HP | https://careerticket.jp/ |
キャリアチケットは、就活初心者でもスピード内定が狙える就活エージェントです。
利用者の内定率は80.4%と高く、最短で1週間以内の内定獲得も目指せます。
紹介先は福利厚生が充実した企業などで厳選されており、ブラック企業は排除することを明言しているので安心です。
求人の紹介から面接対策まで、就活のプロがしっかりサポートしてくれるので、就活の方法に悩んでいる人は、ぜひキャリアチケットを利用してみましょう!
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逆求人サイトを使ってスカウトをもらう
名称 | キミスカ |
運営会社 | 株式会社グローアップ |
対象学年 | 25卒 |
強み | 3種類のスカウトがプロフィール登録だけで多数もらえる |
独自性 | 独自の適性検査ツールで自己分析がより効率的に |
求人 | 大手企業から中小ベンチャーまで約1,400社が導入 |
実績 | 22年・23年新卒の約15万人以上が登録 |
使いやすさ | プロフィール登録して待つだけ。企業からスカウトが多数もらえる |
総合得点 | 17.5/20.0点 |
公式HP | https://kimisuka.com/ |
逆求人サイトとは、学生が登録したプロフィールをもとに企業からスカウトが届くサービスのことです。
どのサイトを使うか迷ったら、キミスカでプロフィールを登録しながら適性診断で自己分析をしてみましょう。
キミスカ適性診断では、性格や思考力の傾向、ストレス耐性、ビジネス上の戦闘力など、あらゆる側面からあなたの特徴を分析してくれ、総合的な結果をふまえた長文のコメントも受け取れます。
あなたのプロフィールに興味を持った企業がオファーをくれるので、自分に合った企業が見つかる可能性が高いです。
「ビジネス上の戦闘力」気になりますね!
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適性診断を受けて自己分析を進める
名称 | Future Finder(フューチャーファインダー) |
運営会社 | 株式会社ジェイック |
対象学年 | 25卒 |
強み | 就活生の特性をもとに企業と最適なマッチング |
独自性 | 心理統計学に基づいた特性分析をもとに選考までたどり着く |
求人 | 企業数自体は500社と少なめだが、大手も導入 |
実績 | 性格特性をもとに社風がマッチした企業からスカウト |
使いやすさ | 簡単なプロフィール情報を入力してすぐに使用可能 |
公式HP | https://futurefinder.net/ |
Future Finder(フューチャーファインダー)は、就活生の特性と企業の社風を軸にしたマッチングが特徴の就活サイトです。
特性分析では仕事や考え方に対する簡単な質問、約150問に回答します。
所要時間は25分ほどかかりますが、その分心理統計学にもとづいた本格的な分析ができるのが魅力です。
インターンで実際の職場を見るのが難しい人は、このようなデータを活用することで就活のミスマッチを防ぎましょう。
自分の性格にあった企業を検索できたり、直接スカウトを受けたりできるのは良いですね。
\ 知らなかった自分に出会える /
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合同説明会や就活セミナーに参加する
名称 | CLUTCH(旧digmee) |
運営企業 | 株式会社アスナロ |
対象学年 | 25卒・26卒・27卒 |
強み | IT系・ベンチャー企業に特化、LINEで相談可能 |
利用しやすさ | LINEでキャリアアドバイザーや人事と手軽に連絡ができる |
求人 | IT系大手から急成長中の有望ベンチャーまでカバー |
紹介実績 | 人気企業の早期選考や選考スキップも紹介実績が多い |
サポート | LINEで迅速にサポート、IT系で勝つGD対策や模擬面接を実施 |
総合得点 | 17.0/20.0点 |
公式HP | https://digmee.me/seminar/ |
CLUTCH(旧digmee)は株式会社アスナロが運営する就活サイトで、LINEを利用して気軽に就活支援を受けられるのが特徴です。
独自の就活イベントやセミナーが人気で、「大企業」や「ベンチャー」、「IT」などさまざまなジャンルで開催しています。
合同説明会や就活セミナーなら一度に多くの企業と出会えるので、忙しい就活生も効率的に活動できるのが魅力です。
もちろんキャリアアドバイザーのサポートも受けられますので、ぜひ登録しておきましょう!
\ LINEで気軽に就活! /
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まとめ:インターンに参加できなくてもエージェントを使って内定を獲得できる!
インターンに参加すると、仕事への理解が深まり、選考でも有利になることが期待できます。
しかし参加できないからと言って、内定が獲得できないわけではありません。
インターンへの参加が難しい人も、きちんと他の方法で対策すれば内定は獲得できます。
何から手をつけたら良いか分からない人は、まずは就活エージェントJobSpring(ジョブスプリング)に登録してみてはいかがでしょうか。
就活のプロの力を借りて、効率的な就活をスタートさせましょう!
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