ITエンジニアに向いてない人の特徴は?自分は向いてないと判断したときの対処法・おすすめの転職先を解説

ITエンジニアをしながら「自分は向いてないかも」と感じたことはありませんか。エンジニアは高度な専門知識が必要な職種のため、モチベーションが低いまま続けていても活躍が見込めません。

毎日我慢して働くぐらいなら、転職を考えてみてはいかがでしょうか。

本記事では、ITエンジニアに向いていない人の特徴やおすすめの転職先について解説します。よくある質問にもお答えしていますので、ぜひ参考にしてください。

本記事でわかること
  • ITエンジニアに向いていない人の特徴
  • 向いていないと言われた・感じたときの対処法
  • おすすめの転職先
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ITエンジニアに向いてない人の特徴6選【適性診断】

ITエンジニアに向いてない人の特徴6選【適性診断】

ITエンジニアに向いていない人の特徴として、次のような点が挙げられます。

プログラミング関連の情報・技術に対する興味が薄い

プログラミング関連の情報や技術にあまり興味がない人は、エンジニアに向いていません。エンジニアの仕事に、プログラミングは欠かせないからです。

はじめのうちは知識が少ないのも仕方がありませんが、そもそも興味がない場合は、今後のスキルアップも難しくなります。

また、IT業界は日々めざましい進歩を遂げています。新しいことに興味を持って、積極的に情報を取りに行かないと、現場でついて行けなってしまいます。

地道なタスク処理・リサーチなどの作業が苦手

地道な作業が苦手な人は、ITエンジニアに向きません。ITエンジニアは、最新技術を使う華やかな職業だと思われがちですが、実際は地道な作業も多いです。

例えば、バグが発生したときにコードを1行ずつ追って原因を探したり、セキュリティ対策で1件ずつアクセス権限を設定したりという作業があります。

同じような作業をコツコツ続ける忍耐力が無い人には向いていません。

業務を自発的に取り組めず指示待ちの姿勢をとっている

指示待ちタイプの人も、ITエンジニアで活躍するのは難しいと言えます。ITエンジニアの仕事に完璧なマニュアルは無いため、一から十まで教えてもらうことはできません。

また、現場によっては近くに頼れる上司や先輩がいない場合もあります。そのため、自分でやるべきことを考えて、とりあえず手を動かして試してみる姿勢が大切です。

「教えてもらえない」「指示が無いから分からない」という受け身の人には向いていません。

日々の業務に対して疑問・課題感を抱けない

日々の業務に疑問や課題を見いだせない人は、ITエンジニアに向いていません。ITエンジニアの仕事は、顧客のニーズに基づいて開発を行うことです。

しかしほとんどの場合、依頼する側は開発に関する知識を持っていません。

そのため、ITエンジニアがプロの視点で「この機能の目的は何なのか」「もっと良い方法は無いのか」などを考えて、提案していくことも必要になります。

日々の自己研鑽に大きな負担を感じる

日々の自己研鑽が面倒だと感じる人も、ITエンジニアには向いていません。ITエンジニアとして活躍するためには、生涯を通して勉強を続ける覚悟が必要です。

実際にITエンジニアの多くが、休日も自費でセミナーに参加したり、本を買って勉強したりしています。

ITエンジニアは実力主義の世界です。自己研鑽をしないと、いつまでたっても雑用のような作業をすることになります。

過度に几帳面な性格である

ITエンジニアに適度な几帳面さは必要ですが、行き過ぎると仕事に支障をきたします。例えばトラブルシューティングでは、全体像を把握して素早く解決することが大切です。

しかし、几帳面過ぎると本質に関係のない細部にこだわって、時間がかかってしまうことがあります。

また、ITエンジニアには臨機応変に対応する柔軟性も必要です。几帳面過ぎて融通が利かないと、チームの和を乱すかもしれません。

ITエンジニアに向いてる人の特徴は?

ITエンジニアに向いてる人の特徴は?

次のような特徴がある人は、ITエンジニアに向いています。

ITエンジニアに向いてる人の特徴
  • 物事を論理的に考えるのが得意な人
  • 知的好奇心が旺盛で、リサーチが好きな人
  • 効率を重視する人
  • コミュニケーション能力が高い人

ITエンジニアには、専門知識と同じぐらいコミュニケーション能力も大切です。仕事は基本的にチームで行いますし、顧客対応をすることもあります。

そのため社内外を問わず、相手の理解度に合わせたコミュニケーションが求められます。

ITエンジニアに向いてないと言われた・感じたときの対処法

ITエンジニアに向いてないと言われた・感じたときの対処法

ITエンジニアに向いていないと言われたり、感じたりしたときの対処法を紹介します。

向いていないと感じる理由を整理する

向いていないと感じる理由を具体的に洗い出して整理しましょう。もしかしたら、ITエンジニアという職種に向いていないのではなく、今の会社が合わないだけかもしれません。

会社が合わないのであれば、他社のITエンジニアに転職することで解決できる可能性があります。エンジニアという仕事が合わない場合は、思い切って他の職種も検討しましょう。

上司や同僚に相談してみる

自分がITエンジニアに向いていないと感じたら、上司や同僚に相談してみるのも1つの手です。

あなたに問題があるのではなく、単純に業務量が多すぎる、クライアントに癖がある、などの可能性も考えられます。

「ITエンジニアが向いていない」と決めてしまう前に、客観的な意見を聞くことも大切です。また、正直に相談することで、仕事の割り振りや配属先を変えてもらえることもあります。

実力不足であればスキルアップを図る

現時点では実力不足でも、学ぶ意欲があるのならすぐに行動に移すべきです。自分の業務に関係があるセミナーや勉強会に参加したり、書籍を購入したりして、勉強を始めましょう。

高額なスクールに通わなくても、無料でかなり専門的な情報が得られる動画やサイトもたくさんあります。

通勤中のようなスキマ時間もうまく活用しながら、コツコツ続けることが大切です。

自分に合った仕事に転職する

向いていない理由を整理したり、人に相談したりしても解決できない場合は、自分に合った仕事に転職することをおすすめします。

向いていないと思いながらITエンジニアを続けても、キャリアアップは見込めません。

また、自分に向いていない仕事を長く続けることは、大きなストレスにもなります。異業種に転職するなら早い方が有利なので、前向きに検討しましょう。

ただし、エンジニアを辞めるのはもったいないと言われるのも事実です。詳しくは「エンジニアを辞めるのはもったいない!その理由と辞めたいときの対処法を徹底解説」で解説しているので合わせてご覧になってください。

ITエンジニアに向いてない人におすすめの転職先

ITエンジニアに向いてない人におすすめの転職先

ITエンジニアからの転職におすすめの職種・業界を紹介します。

ITエンジニアに向いてない人におすすめの転職先

IT企業の営業職

IT企業の営業職は、顧客に製品やサービスを提案し、契約をとることが主な仕事です。

ITエンジニアの経験があれば、技術的な質問にもすぐに答えられるため、顧客からの信頼感がアップします。

商談やサポートなどで外出することが多いため、長時間のデスクワークが苦手な人にもぴったりです。

ただし、営業職は売上や契約件数のノルマを課せられることが多いという点には、注意が必要です。

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Webマーケティング企業

Webマーケティング企業は、オンライン上で集客や販売の支援をするのが主な仕事です。

具体的には、WebサイトのSEO(検索エンジン最適化)や広告戦略の立案・実践などをして、より商品が売れる仕組みを作っていきます。

Webマーケターには、マーケティングの知識が必要です。常に勉強を続けなければならないことやコツコツ地道な作業が必要な点は、ITエンジニアと共通しています。

IT系コンサルティングファーム

コンサルティングファームの主な仕事は、ITの専門的な知識や技術で、クライアントの課題を解決することです。

エンジニアはシステムを開発するのが仕事ですが、コンサルタントは課題の原因特定から解決まで全工程をサポートするのが特徴です。

そのため、与えられた仕事をこなすだけでなく、自分で新しいアイデアを出したり、改革したりしながら進める面白さがあります。

ITエンジニアに向いてないのに我慢し続けるリスク

ITエンジニアに向いてないのに我慢し続けるリスク

ITエンジニアに向いていないのに我慢して続けると、次のようなリスクがあります。

ITエンジニアに向いてないのに我慢し続けるリスク
  • ストレスによりうつ病や適応障害などを発症してしまう
  • モチベーションが低いため、スキルや年収がアップしにくい
  • 適職と出会えないまま年齢を重ねて転職が不利になる

世の中にラクな仕事はありません。しかし、同じ苦労をするのでも、好きな仕事を頑張るのと嫌いなことを我慢するのとでは気持ちが全く違います。

ITエンジニアに向いていないと結論を出したのなら、早めに転職しましょう。

ITエンジニアを辞めるか迷っている人におすすめの転職エージェント

ITエンジニアを辞めるかどうか迷っている人におすすめの転職エージェントを紹介します。

おすすめの転職エージェント

ワークポート

【公式】 https://www.workport.co.jp/
名前ワークポート
料金無料
求人数公開求人:108816件
非公開求人:非公開
(2024年11月14日現在)
今の求人数:公式HP参照
対象年代20代〜30代
対応エリア全国
オンライン面談
得意分野・業界未経験職
(特にIT・WEB・ゲーム業界)
公式HPhttps://www.workport.co.jp/
詳細を見る
運営会社名株式会社ワークポート
拠点東京都品川区大崎1-2-2
アートヴィレッジ大崎セントラルタワー9F・6F
書類添削の有無あり
面接対策の有無あり
スカウト機能の有無あり
連絡手段メール、電話
オプション【オ・面・年】
  • 求人数の多さ
    5
  • 取り扱い
    業種数
    5
  • 5
    利用者満足度
  • 4
    サポート
    対応
  • 利用実績
    5
ワークポートの特徴
  • IT・Web業界の転職支援に強い
  • 転職コンシェルジュが「おもてなし」の精神でサポート
  • 元エンジニアやIT業界出身者がアドバイス

ワークポートは、IT・Web業界の求人を多数扱っています。そのため、ITエンジニアの経験を活かして、同じ業界での転職を目指す人におすすめです。

また、ワークポートではキャリアコンサルタントのことを「転職コンシェルジュ」と呼びます。単なるコンサルタントではなく、「おもてなし」の精神でサービスを提供するためだそうです。

実際に利用した人からは「他社に比べてエージェントの質が高かった」「対応が丁寧でレスが早かった」といった声が寄せられています。

また、転職コンシェルジュには元エンジニアや大手IT企業の出身者が多いので、業界を熟知した人に相談できるのもメリットです。

\IT・Web業界の転職なら/

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Geekly

名前Geekly
料金無料
求人数30,000件以上
※2024年11月時点、非公開求人を含む
対象年代全年代
対応エリア首都圏中心
オンライン面談
得意分野・業界IT/Web/
ゲーム業界
公式HPhttps://www.geekly.co.jp/
詳細を見る
運営会社名株式会社Geekly(ギークリー)
拠点東京都渋谷区渋谷1丁目11−8 4F
書類添削の有無あり
面接対策の有無あり
スカウト機能の有無あり
連絡手段メール、電話
オプション【ス・オ・面・年】
  • 求人数の多さ
    4
  • 取り扱い
    業種数
    4
  • 5
    利用者満足度
  • 4
    サポート
    対応
  • 利用実績
    4
Geeklyの特徴
  • IT・Web・ゲーム業界に特化
  • 専門チームが職務経歴書の作成を代行
  • 81%の人が年収アップ

Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。エンジニア以外にもマーケターやクリエイターなど、さまざまな職種を熟知したアドバイザーが在籍しています。

また、Geeklyなら面倒な職務経歴書の作成も代行してくれます。実は、ITエンジニアは職務経歴書を作るのが最も難しい職種の1つです。

今までに携わったプロジェクトやツール、担当業務などを細かく記載しなければならないためです。

Geeklyなら専門チームが経歴を分かりやすく整理して、あなたの強みがしっかり伝わる書類を作成してくれるので、選考通過率もアップします。

\職務経歴書もおまかせ!/

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ITエンジニアに向いてないと感じる人からよくある質問

ITエンジニアに向いてないと感じる人からよくある質問

ITエンジニアに向いていないと感じる人からよくある質問にお答えします。

ITエンジニア3年〜5年目で向いてないと感じたら適性なし?

5年以内で適性が無いと判断するのは、まだ早いと言えます。ITエンジニアの中には、10年ぐらい経って、自分の裁量を持てるようになってから楽しさが分かったという人もいます。

苦痛を感じているのであれば無理をする必要はありませんが、続けることで見えてくることもあります。

ITエンジニアが今の企業を辞めたいと感じる要因は?

ITエンジニアが今の企業を辞めたいと感じる要因には、次のようなものがあります。

ITエンジニアが今の企業を辞めたいと感じる要因
  • 給料が上がらない
  • 技術やスキルを伸ばせない
  • 理不尽な目にあった
  • 残業や休日出勤が多すぎる
  • 職場の人間関係が悪い

安易に転職すると、次の職場でもまた同じ問題に直面する可能性があります。原因を分析して、冷静に対処することが大切です。

なぜ女性はITエンジニアに向いてないと言われている?

ひと昔前は、ITエンジニアと言えば男性ばかりでしたが、最近は女性もかなり増えています。

手に職がつき、在宅ワークも可能という点では、結婚・育児と仕事の両立を希望する女性にもぴったりです。

長時間労働になりやすいことや一部インフラ系の職種では重い機材の運搬が必要なことが、「女性に向かない」と言われる原因と考えられます。

新卒だけどITエンジニアに向いてないと感じたら辞めてもいい?

向いていないと判断したのであれば、新卒でも辞めてしまって問題ありません。ただし、次の転職を考えると、ある程度スキルや経験を積んでから辞めた方が有利になります。

無理をして続ける必要はありませんが、余裕があるのなら1つでも「これだけは習得した」と言えるものを作ってから転職するのがおすすめです。

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ITエンジニアに向いてないと判断したら自分の適職に転職しよう!

エンジニアとして活躍するためには、IT技術に興味関心やコツコツ勉強を続ける姿勢が必要です。

自分がITエンジニアに向いていないと感じる人は、理由をしっかり分析してから転職を検討しましょう。

違う職種や業界に移る場合は、転職エージェントの力を借りるのがおすすめです。あなたの強みを分析して、マッチする企業を紹介してもらえます。

ワークポートなら、初めての転職でも親身にサポートしてもらえるので、ぜひ相談してみましょう。

\非公開求人が豊富!/

編集者1

杉田 陸 - キャリアクラス編集部

プロフィールを見る

新卒で福岡県のメーカー企業に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。一般社団法人プロティアン・キャリア協会が行う『プロティアン・キャリア検定資格』に合格(合格証明)。
※プロティアンキャリア検定は、自身・他者のキャリア開発に活かせる、変化する新時代のための認定資格

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編集者2
千田 究太郎 - キャリアクラス編集部

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新卒でマーケティング支援会社に入社。その後、Web広告を扱う企業を中心に二度転職を経験したのち、ウェブココル株式会社に入社。自身の転職成功経験を踏まえて、主に第二新卒〜若手の転職情報に精通。最新の転職情報をお届けします。

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ファクトチェック
大島 大地 - ウェブココル株式会社取締役

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新卒で東証プライム上場メーカーへ入社。その後上場企業傘下のWebメディア企業へ転職し、ウェブココル株式会社の取締役へ就任。採用の全責任者として、年間100名近くの採用選考を実施し、社員0名→25名へグロース。自社において幅広いなリクルーティングサービスを利用し、多くのサービスに精通。採用側の視点でサービスのファクトチェックや記事内容を精査しています。

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執筆者情報

杉田陸のアバター 杉田陸 キャリアクラス編集者

宮崎県宮崎市生まれ。福岡大学経済学部を卒業。新卒でVC工業株式会社に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。現在はキャリアクラスのディレクターとして、キャリアに関するニュースでの情報収集や転職成功者へのインタビューを行い、キャリアや転職への知見を増やしている。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。プロティアン・キャリア協会が行うプロティアン検定資格を取得
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