「ITベンチャーに興味はあるけど、未経験で転職は厳しいだろうな……。」
このような悩みを持っていないでしょうか。IT業界は急速に成長を続けており、異業種から転職を考えている人は多いはずです。
しかし「やめとけ」「きつい」などの声もあり、なかなか行動に移せない人もいるでしょう。
そこで本記事では、未経験でもITベンチャー企業に転職できるのか徹底解説します。IT業界に興味のある人は、ぜひ参考にしてください。
- 未経験でITベンチャー企業へ転職するメリット
- 未経験からのITベンチャー企業への転職が「やめとけ」「きつい」と言われる理由
- 未経験からITベンチャー企業へ転職する方法
未経験でもITベンチャーに転職できる?
「経験がなければITベンチャーへの転職は難しい」と考える人は多い傾向にあります。しかし、未経験でもITベンチャーへの転職は可能です。
IT業界は、IT需要の増加による人材不足により、未経験者の採用が盛んに行われています。そのため、未経験歓迎の求人が豊富です。
また、チャレンジ精神が旺盛な人、仕事に対する意欲が高い人を積極的に採用するため、20代ならポテンシャル採用が十分見込めます。
IT業界は未経験者歓迎の求人が豊富です。ITベンチャー企業に興味のある人は、未経験でも恐れずに挑戦しましょう。
【メリット】未経験でITベンチャーへ転職するのがおすすめの理由
未経験者でもITベンチャーに転職するのがおすすめの理由は次の3つです。
ITベンチャーへの転職には、さまざまなメリットがあります。詳しく紹介するため、IT業界への転職を考えている人は必見です。
成長業界に身を置ける
IT業界は、近年もっとも成長し続けている業界です。伸びしろが期待できる業界で働くことで豊富な経験を積み、自身を成長させられます。
成長業界に身を置いているビジネスパーソンは上昇意識が強く、熱量の高い環境で仕事が可能です。社員も前向きな人が多く、一人ひとりが企業を良くしていこうと考えているため、自身の成長に役立つ良い影響を受けられます。
働き方も最新のメソッドや技術を用いた革新的なものが取り入れられており、新しいものに関心のある人にピッタリです。成長業界に身を置いて自身を成長させたい人は、ITベンチャー企業への転職を検討しましょう。
さまざまなチャンスがあり経験が積める
ITベンチャー企業では、さまざまな経験が積めます。未経験でも仕事を任せてもらえて、成長のチャンスが多いためです。
歴史の古い企業であれば、なかなか新しい仕事に挑戦できませんが、ITベンチャー企業で意欲を見せれば、頻繁に新しい仕事に挑戦できます。風通しが良く、いい提案だと認められれば、採用されることが多い点も魅力です。
ITベンチャー企業は、年功主義よりも実力主義の傾向にあります。挑戦自体も、裁量権を持って取り組むことが可能です。20代でも実力を示せば、重要なポジションを狙えるでしょう。
「若いうちに経験を積みたい」「今からでもキャリアアップを目指したい」人に、ITベンチャー企業はおすすめです。
専門的なスキルが身につく
ITベンチャー企業では、専門的なスキルが身につきます。最新技術の導入・革新的なアイデアの採用などを行うため、自然と希少性の高いスキル・経験が手に入るためです。
また、ITベンチャー企業ではさまざまなことにチャレンジできます。自身から行動して仕事に取り組むと、仕事をこなす上でのスキルの取得モチベーションも向上するでしょう。
ITベンチャー企業に入れば、他では得られない経験を積めます。仕事を通して専門的なスキルを身につけたい人にはピッタリの環境です。
【デメリット】未経験からITベンチャーはやめとけ・きついと言われる理由
未経験からITベンチャーに転職する際のデメリットは次の3つです。
「未経験でITベンチャーに転職できるのか」と検索すると「やめとけ」「きつい」などのネガティブな意見が多く出てきます。その理由について見ていきましょう。
ハードワークの企業が多い
ITベンチャー企業は成長業界のため、仕事が忙しく「きつい」環境になる傾向にあります。一人ひとりの社員に割り当てられる負担が大きく、新入社員の教育などにあてる余裕が、場合によってはないかもしれません。
忙しさに加えて、労働時間が長い可能性もあります。残業や休日出勤など、いわゆる「ブラック企業」に当てはまる企業もあるでしょう。
慣れない仕事をいきなり任せられることもあるため、仕事へのモチベーションが高い人でないとついていけない可能性があります。
福利厚生や制度が整っていない
メガベンチャーであれば整っている場合も多いですが、新しい企業の場合は福利厚生・制度などがあまり整っていません。
福利厚生が乏しいと「プライベートが充実しない」「将来に不安」などのデメリットがあります。
制度については、マニュアルやシフト・社内のツールなどが整っていないと、仕事の時間を割いて自分たちで決めていく必要があるかもしれません。
充実した福利厚生や制度を企業に期待する人は、よく考えてからITベンチャー企業への転職を決めましょう。
教育体制が不十分な会社もある
福利厚生や制度の他に、教育体制があまり整っていない点も注意すべきです。ITベンチャー企業では、実務を通して仕事を覚えていく「OJT」のスタイルを採用する企業が多数存在します。
未経験者だからといってなんでも一から教えてくれるわけではありません。わからないことは自身で調べる「自走力」が必要です。
一方、いきなり実務から入るスタイルは「スキルを早く高めたい」「習うより慣れろの方が向いている」人にはメリットになります。
自身から進んで仕事を覚えていく意欲の高い人なら問題ありませんが、まずは先輩から丁寧に仕事を教えてほしい人には、ITベンチャー企業はあまり向いていません。
未経験からITベンチャーへ転職して活躍する人の特徴
未経験からITベンチャーへ転職して、活躍できる人の特徴は次のとおりです。
「自分はITベンチャー企業に向いているかな?」と疑問に思っている人は、参考にしてください。
ミスを恐れずに挑戦できる人
ミスすることを恐れずに、チャレンジし続けられる人は、ITベンチャー企業で活躍できる人材です。ITベンチャー企業では、さまざまな新しいことに挑戦でき、成長が期待できます。
逆にミスを恐れていては、重要な仕事が割り振られず、チャンスが回ってきません。ITベンチャー企業は、ミスを恐れず行動できる、チャレンジ精神に溢れた人が活躍できます。
自分で考えて行動できる人
ITベンチャー企業で活躍できるのは「自分で考えて行動できる人」です。主体性を持って仕事に取り組める人は、経験を積んで成長できます。
ITベンチャー企業で成長するには、自身で考えて行動する「自走力」が必要です。他人をまずアテにする人や、自身で目標を設定できない人には向いていません。ITベンチャー企業では、自身で業務や役割などを決定する必要があるためです。
また、突発的なトラブルにも対応できる「対応力」も求められます。自分で考えて行動するタイプの人は、ITベンチャー企業への転職を検討しましょう。
自分ごととして仕事をできる人
仕事を「他人ごと」として捉えずに「自分ごと」として取り組める人は、ITベンチャー企業で活躍できます。
ITベンチャー企業では、仕事において当事者意識を持っておくことが大切です。ITベンチャー企業は挑戦の機会が多い代わりに、責任が大きい傾向にあります。
仕事を「自分ごと」として捉える人であれば、責任感を持って行動するため、良い結果が得やすいでしょう。仕事を任せてもらえるケースも増えます。
仕事を他人に言われたからやっている「他人ごと」で捉える人は信頼されず、重要な仕事をもらえません。
当事者意識を持って仕事に取り組める人は、挑戦の機会を多く得られます。「挑戦をしたい」「向いている企業へ転職したい」人は、ITベンチャー企業への転職も視野に入れましょう。
未経験でITベンチャーに転職する方法
未経験でITベンチャーに転職する方法は次のとおりです。
「未経験でITベンチャーに転職したいけど、どうしたらいいかわからない……。」と悩んでいる人は、これから紹介する方法を試してください。
転職エージェントに相談する
希望に合うITベンチャーを探したい人は、転職エージェントに相談しましょう。ITベンチャー企業は数多くありますが、自身に合った優良企業を見つけるのは、1人では難しいです。
転職エージェントを利用すれば「未経験者歓迎」の求人や「優良求人」を見つけやすくなります。悩みの相談だけでもOKのため、積極的に活用しましょう。
転職エージェントは、基本的に無料で利用できます。ITベンチャー企業へ転職したいけれど、何から取り組むべきかわからない人は、転職エージェントへの相談がおすすめです。
できるだけ若いうちに転職する
ITベンチャー企業に転職を考えている人は、できるだけ若いうちに行動しましょう。年齢が若い方が、転職活動を有利に進められます。
転職活動が有利になる理由は、ポテンシャル採用が見込めるためです。20代であれば、今後の伸びしろを期待して、採用される確率が上がります。
また、IT企業でキャリアアップを目指すのであれば、早いうちに行動した方がよいでしょう。
若いうちに転職した方が、転職に有利に働き、スキルも早く身につきます。
今までの経験やスキルを企業に合わせてアピールする
未経験でもITベンチャー企業への転職は十分可能です。ただし、前職での経験や実績はしっかりとアピールしましょう。選考を受ける企業を事前に研究しておくと効果的です。
前職で経験したことやスキル・実績はポテンシャルの判断基準になります。アピールポイントを企業に合わせて効果的に行えば、採用されやすくなるでしょう。
業界や職種が未経験でも、活かせるポイントはあります。書類選考や面接の前に自身の棚卸をして、本番ではアピールポイントを企業に合わせる工夫をしましょう。
入社への熱意を伝える
未経験でITベンチャー企業への転職を目指す場合は、意欲の高さをアピールしましょう。興味を持ってもらえて、選考通過率が上がります。
とくにベンチャー企業は熱意を持って仕事に取り組んでいる人が多い環境です。熱意をうまく伝えられれば、共感してもらえて印象も残りやすくなります。
「なぜ入社したいのか」「将来的にどうなりたいのか」を深く掘り下げ、アピールに組み込みましょう。
未経験でITベンチャーに転職したい人におすすめの転職エージェント
未経験でITベンチャーに転職したい人は、次の転職エージェントの利用がおすすめです。
- ワークポート:未経験IT転職の実績が豊富(>>詳細記事はこちら)
- doda:IT求人数が豊富な総合型エージェント(>>詳細記事はこちら)
IT未経験者におすすめの転職サービスについては「IT未経験のエンジニア転職エージェントおすすめランキング13選」で詳しく解説しています!
未経験者を採用しているITベンチャー企業の例
未経験者を採用している有名なITベンチャーには、次のような企業が挙げられます。
- DeNA
- サイバーエージェント
- メルカリ
- グリー(GREE)
- ビズリーチ
ITベンチャー企業といっても、ECサイト・アプリ・ゲーム開発・人材サービスなど、種類は多岐にわたります。
一度は聞いたことのある有名な企業が、ITベンチャー企業であることは珍しくありません。メガベンチャーでも未経験者採用は行っているため、ITベンチャー企業に興味のある人は恐れずにチャレンジしましょう。
ITベンチャーに未経験で転職したらどのくらいの年収?
未経験がITベンチャーに転職した際の年収は、第二新卒枠だと300〜400万円程度です。新卒の年収と、それほど差はありません。
もちろん年収については、会社や年齢によって変わります。ただし、基本的には他業界と比較してもそこまで変わらない、平均的な水準であると覚えておきましょう。
年収が上がってくるかは、自身のスキルアップと、企業の成長によります。ITベンチャー企業に転職したら、自身から率先して行動して年収アップを狙いましょう。
未経験でもITベンチャーに転職できる!
未経験でもITベンチャーに転職できるのか解説しました。未経験からのITベンチャー企業への転職は、十分可能です。
未経験からITベンチャーに転職すると「成長業界で仕事できる」「経験が積める・スキルが身につく」などのメリットがあります。
ただし「やめとけ」「きつい」と言われているように、デメリットもある点は注意しましょう。きつい仕事が多く、福利厚生や教育体制が整っていない企業が多数存在します。
デメリットをしっかりと理解した後でも「ITベンチャー企業で挑戦したい」「成長業界へ転職したい」と考える人には、識学転職の利用がおすすめです。
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